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第一章・落ちこぼ令嬢、肉壁婚約者になる
4.これが牽制ってやつですか?
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「……あの、不完全燃焼なんですけど」
思わずムスッとしながらそう告げると、シャンパングラスを二つ持った殿下が苦笑する。
「ルチアは一人じゃないんだから、何かあれば僕と一緒に乗り越える方がよくないかな?」
「それはそう、ですが……」
“確かに私一人で前のめりだったかも”
仮初めとは言え表向きは正当な婚約者なのだ。
私の評判が落ちれば、それは殿下の評判にも関わってしまう。
改めてその事実に気付き思わず俯いた私を気遣うように、そっと殿下が私の前にグラスを差し出した。
そして私はそのグラスを二つとも受け取り――
「ちょ、ルチア!?」
「毒味します!」
ごくりと一口飲んで安全を確かめた方を再び殿下へと差し出す。
「舌の痺れなどはありません! 安全です」
「……あのさぁ」
なんだかんだでずっと微笑みを絶やさなかった殿下が思い切り嫌そうな顔をした。
だがそんな表情すらも格好いい。
“レアショットありがとうございます!”
思わず内心お礼を言うが、もちろん口に出す訳にはいかないので黙っていると、大きなため息を吐かれてしまう。
「僕には光の加護がある。光の加護には呪いも毒も効かないんだ、だから毒味は必要ない。むしろルチアの毒味を僕がする」
「いや、殿下が毒味するのは絶対間違ってますけど!? それに」
確かに他の加護とは違い特別な加護のある殿下には毒は効かず、死ぬことはない。
けれど。
「でも、苦しいですよね」
「え?」
「死ななくても、苦しいことには変わりないとそう文献で読みました。だからこれからも私が先に毒味をします、殿下には笑っていて欲しいから」
「ルチアに何かある方が苦しいってわかって……ないんだろうなぁ」
ふっと表情を柔らげた殿下が、再び私からグラスを二つとも受け取り私が毒見していない方のグラスへと口をつける。
一口飲んで安全を確認した後、改めて殿下が口にした方を私へと差し出した。
「ルチアのは僕が毒見をしたよ」
「これでは何もよくありません……」
不満気な表情を頑張って作り彼を見上げるが、それでも彼のそんな言葉にじわりと頬が熱くなるのを止められなかった。
「というか、そもそも僕はこういう物理的な壁を望んでる訳じゃないんだよね」
「えっ、違うんですか!?」
至極当然のように告げられた言葉に愕然とする。
「とりあえずそうだな……、僕といちゃいちゃするところから始めてみない?」
「い、いちゃいちゃ!?」
更に重ねられた言葉に呆然とするが、だが殿下がそう言うのだ。
きっと何か意味があるに違いない。
“仲良しアピールをして本命以外の令嬢を蹴散らすとか、きっとそういうの!”
正直あまり理解はしていないが、確かに誰も割り込めないほど仲睦まじい様子を見せつければ殿下を諦める令嬢も出るだろうと思った。
なるほど、これが精神的肉壁というやつか。
「ルチア、こっち」
殿下に手を引かれ向かったのはテラスに設置されたふかふかのクッションも置かれているベンチだった。
“ここで今からいちゃいちゃするのね!?”
改めてそう思うと大きく心臓が跳ねた。
どういちゃいちゃ感を出すのかはわからないが、まずは寄り添って……なんて考えていた私に、殿下が衝撃的なことを口にする。
「じゃあ僕の膝に乗ってくれる?」
「膝!?」
“な、なんでっ!?”
あまりの提案に愕然とするが、当の殿下はというと至極真面目な顔をしていた。
「見ただけですぐ二人が相思相愛とわかるからね」
「な、なるほど……、い、いやっ、でも流石にそれは……っ」
「もしかしてルチアは、僕が最愛の人を膝に乗せて可愛がることすら出来ない男だと思ってる?」
「えっ、えっ!? い、いえ、そんなことは思っておりませんが……っ」
でも、そういうことは本命にするべきではないのだろうか。
そんな考えが頭を過り、そしてそれが表情にも出ていたのだろう。
「何事も練習というのは大事だよ」
「なる、ほど?」
「まぁ本番の相手もルチアなんだけど……んんッ、とりあえずこれはお互いの練習だと思ってどうだろう?」
「わ、わかりました!」
ごくりと唾を呑み大きく頷く。
そしてベンチに座った殿下から促されるまま彼の膝へと腰を下ろす。
少しごつごつとした彼の太腿は、見た目以上に鍛えているのだと実感させられた。
「抱きしめてもいい?」
「えっ!?」
「婚約者同士ならこれくらいは普通だと思うんだけれど」
“そ、そうかもしれないわね!?”
膝の上に座っているのだ、今更抱きしめられるくらい……なんて思っていたのだが、実際に腕が回され密着するとドキドキとしてしまう。
触れたところから私の鼓動の音が伝わってしまいそうで恥ずかしい。
“でも、嫌じゃないわ”
緊張もするし落ち着かないのに、安心するという矛盾。
きっとこれは相手が殿下だからだろうとそう思った。
どれくらい時間がたったのか。
会話もなくただ互いの温もりに身を委ねるという幸せに思わずうっとりとしていた私だが、そういえばこれは他の令嬢を牽制するための行為だったと思い出しハッとする。
決して任務を忘れていたわけではないのだと自分に言い訳をしながらそっと視線をテラスの入り口、夜会の会場の方へと向けて愕然とした。
「で、殿下! 誰も見ていません!」
「そりゃ人払い……じゃなくて、うん。僕たちふたりっきりだね」
焦って見上げるとにこにことした殿下と目が合うが、目撃者がいなくてはいちゃいちゃする意味がないのだ。
見せつけることが仕事なのだから。
“こんなのただの役得ってやつじゃない!”
慌てて殿下の膝から降りようとするが、しっかり抱きしめられていてそれも叶わない。
せめてもの抵抗で両腕を突っ張ってみるが、嫌がる猫を無理やり抱っこした時のような恰好になっただけだった。
「離してくださいっ、重いですから!」
「ルチアは羽のように軽いよ」
「鋼で出来た羽根をご存じで!? それに目撃者がいないのにいちゃいちゃするなんて、そんなことっ」
「……目撃者、か」
私の必死の抵抗を軽くいなしていた殿下が、私の言葉に考え込む。
そしてそのままスクッと私ごと立ち上がり、そっと立たせてくれた。
「凄く効率のいいことを思いついたんだ」
にっこりと笑う殿下に何故だか嫌な予感がし、じわりと額に汗が滲む。
だが私は知っていた。この笑顔に勝てないことを。
殿下にエスコートされるがまま会場に戻った私は、そのまま見せつけるように殿下の体に引っ付きつつついていく。
令嬢たちの視線が痛いが、これは正しく見せつけられているということなので極力気にしないようにして歩き続けた。
“どこに向かっているのかしら”
殿下は私の腰に腕を回し、然り気無く進む方向を誘導しながら会場の真ん中を通り、そしてそのまま真っ直ぐ突っ切って廊下へ出たかと思ったら、そのまま奥の部屋へと入る。
そこはいくつか用意してある休憩室の一室で、流石にベッドなどはないものの気分が悪くなった時などに横へとなれるようかなり大きめのソファが用意されていた。
「……あの、私別にコルセットとか苦しくないといいますかっ」
「そう? 気付いてないだけで苦しいかもよ」
「えっ!? そういわれれば……? じ、じゃなくてっ、密室! ここ、密室です!」
牽制のために、とテラスから出たのに結局また二人きりになってしまったことに戸惑っていると、いつになく真剣な表情をした殿下が私の顔をじっと見る。
「ここは所謂休憩室だ」
「は、はい」
「そこにあれだけいちゃいちゃしていた二人が入っていったらどう思う?」
「それは……」
“そういう行為”をしていると思われるかもしれない、と口に出そうとして私は息を呑んだ。
「つまり、それが狙いなんですね!?」
私の言葉に大きく頷いてくれた殿下を見て確信する。
“だからあんなに密着して、わざわざ会場を通り抜けたんだわ!”
あれだけアピールして練り歩いたのだ。一人くらいは私たちの後をつけていただろう。
そして私たちが、休憩室に籠って出てこなかったら、実際は違ったとしても私たちの情事が確定してしまう。
「って、そこまで印象付けてしまっていいんでしょうか……?」
この婚約は仮初めであり本物ではない。
この国は貞操観念にそこまで煩くはないものの、それは本当の婚約者同士の話であって破棄することが決まっている私たちはそこまで噂を流してしまってもいいのかと不安になった。
“実際は何もしていないのだから、説明すれば何とかわかってもらえたりするのかしら”
だって私と殿下の間には本当に何もないのだから。
そこまで考え、胸の奥がチクリと痛む。
その痛みに気を取られていたからだろう。
「ルチアに口づけてもいいかな?」
殿下から告げられたその言葉に、私は咄嗟に反応できなかった。
思わずムスッとしながらそう告げると、シャンパングラスを二つ持った殿下が苦笑する。
「ルチアは一人じゃないんだから、何かあれば僕と一緒に乗り越える方がよくないかな?」
「それはそう、ですが……」
“確かに私一人で前のめりだったかも”
仮初めとは言え表向きは正当な婚約者なのだ。
私の評判が落ちれば、それは殿下の評判にも関わってしまう。
改めてその事実に気付き思わず俯いた私を気遣うように、そっと殿下が私の前にグラスを差し出した。
そして私はそのグラスを二つとも受け取り――
「ちょ、ルチア!?」
「毒味します!」
ごくりと一口飲んで安全を確かめた方を再び殿下へと差し出す。
「舌の痺れなどはありません! 安全です」
「……あのさぁ」
なんだかんだでずっと微笑みを絶やさなかった殿下が思い切り嫌そうな顔をした。
だがそんな表情すらも格好いい。
“レアショットありがとうございます!”
思わず内心お礼を言うが、もちろん口に出す訳にはいかないので黙っていると、大きなため息を吐かれてしまう。
「僕には光の加護がある。光の加護には呪いも毒も効かないんだ、だから毒味は必要ない。むしろルチアの毒味を僕がする」
「いや、殿下が毒味するのは絶対間違ってますけど!? それに」
確かに他の加護とは違い特別な加護のある殿下には毒は効かず、死ぬことはない。
けれど。
「でも、苦しいですよね」
「え?」
「死ななくても、苦しいことには変わりないとそう文献で読みました。だからこれからも私が先に毒味をします、殿下には笑っていて欲しいから」
「ルチアに何かある方が苦しいってわかって……ないんだろうなぁ」
ふっと表情を柔らげた殿下が、再び私からグラスを二つとも受け取り私が毒見していない方のグラスへと口をつける。
一口飲んで安全を確認した後、改めて殿下が口にした方を私へと差し出した。
「ルチアのは僕が毒見をしたよ」
「これでは何もよくありません……」
不満気な表情を頑張って作り彼を見上げるが、それでも彼のそんな言葉にじわりと頬が熱くなるのを止められなかった。
「というか、そもそも僕はこういう物理的な壁を望んでる訳じゃないんだよね」
「えっ、違うんですか!?」
至極当然のように告げられた言葉に愕然とする。
「とりあえずそうだな……、僕といちゃいちゃするところから始めてみない?」
「い、いちゃいちゃ!?」
更に重ねられた言葉に呆然とするが、だが殿下がそう言うのだ。
きっと何か意味があるに違いない。
“仲良しアピールをして本命以外の令嬢を蹴散らすとか、きっとそういうの!”
正直あまり理解はしていないが、確かに誰も割り込めないほど仲睦まじい様子を見せつければ殿下を諦める令嬢も出るだろうと思った。
なるほど、これが精神的肉壁というやつか。
「ルチア、こっち」
殿下に手を引かれ向かったのはテラスに設置されたふかふかのクッションも置かれているベンチだった。
“ここで今からいちゃいちゃするのね!?”
改めてそう思うと大きく心臓が跳ねた。
どういちゃいちゃ感を出すのかはわからないが、まずは寄り添って……なんて考えていた私に、殿下が衝撃的なことを口にする。
「じゃあ僕の膝に乗ってくれる?」
「膝!?」
“な、なんでっ!?”
あまりの提案に愕然とするが、当の殿下はというと至極真面目な顔をしていた。
「見ただけですぐ二人が相思相愛とわかるからね」
「な、なるほど……、い、いやっ、でも流石にそれは……っ」
「もしかしてルチアは、僕が最愛の人を膝に乗せて可愛がることすら出来ない男だと思ってる?」
「えっ、えっ!? い、いえ、そんなことは思っておりませんが……っ」
でも、そういうことは本命にするべきではないのだろうか。
そんな考えが頭を過り、そしてそれが表情にも出ていたのだろう。
「何事も練習というのは大事だよ」
「なる、ほど?」
「まぁ本番の相手もルチアなんだけど……んんッ、とりあえずこれはお互いの練習だと思ってどうだろう?」
「わ、わかりました!」
ごくりと唾を呑み大きく頷く。
そしてベンチに座った殿下から促されるまま彼の膝へと腰を下ろす。
少しごつごつとした彼の太腿は、見た目以上に鍛えているのだと実感させられた。
「抱きしめてもいい?」
「えっ!?」
「婚約者同士ならこれくらいは普通だと思うんだけれど」
“そ、そうかもしれないわね!?”
膝の上に座っているのだ、今更抱きしめられるくらい……なんて思っていたのだが、実際に腕が回され密着するとドキドキとしてしまう。
触れたところから私の鼓動の音が伝わってしまいそうで恥ずかしい。
“でも、嫌じゃないわ”
緊張もするし落ち着かないのに、安心するという矛盾。
きっとこれは相手が殿下だからだろうとそう思った。
どれくらい時間がたったのか。
会話もなくただ互いの温もりに身を委ねるという幸せに思わずうっとりとしていた私だが、そういえばこれは他の令嬢を牽制するための行為だったと思い出しハッとする。
決して任務を忘れていたわけではないのだと自分に言い訳をしながらそっと視線をテラスの入り口、夜会の会場の方へと向けて愕然とした。
「で、殿下! 誰も見ていません!」
「そりゃ人払い……じゃなくて、うん。僕たちふたりっきりだね」
焦って見上げるとにこにことした殿下と目が合うが、目撃者がいなくてはいちゃいちゃする意味がないのだ。
見せつけることが仕事なのだから。
“こんなのただの役得ってやつじゃない!”
慌てて殿下の膝から降りようとするが、しっかり抱きしめられていてそれも叶わない。
せめてもの抵抗で両腕を突っ張ってみるが、嫌がる猫を無理やり抱っこした時のような恰好になっただけだった。
「離してくださいっ、重いですから!」
「ルチアは羽のように軽いよ」
「鋼で出来た羽根をご存じで!? それに目撃者がいないのにいちゃいちゃするなんて、そんなことっ」
「……目撃者、か」
私の必死の抵抗を軽くいなしていた殿下が、私の言葉に考え込む。
そしてそのままスクッと私ごと立ち上がり、そっと立たせてくれた。
「凄く効率のいいことを思いついたんだ」
にっこりと笑う殿下に何故だか嫌な予感がし、じわりと額に汗が滲む。
だが私は知っていた。この笑顔に勝てないことを。
殿下にエスコートされるがまま会場に戻った私は、そのまま見せつけるように殿下の体に引っ付きつつついていく。
令嬢たちの視線が痛いが、これは正しく見せつけられているということなので極力気にしないようにして歩き続けた。
“どこに向かっているのかしら”
殿下は私の腰に腕を回し、然り気無く進む方向を誘導しながら会場の真ん中を通り、そしてそのまま真っ直ぐ突っ切って廊下へ出たかと思ったら、そのまま奥の部屋へと入る。
そこはいくつか用意してある休憩室の一室で、流石にベッドなどはないものの気分が悪くなった時などに横へとなれるようかなり大きめのソファが用意されていた。
「……あの、私別にコルセットとか苦しくないといいますかっ」
「そう? 気付いてないだけで苦しいかもよ」
「えっ!? そういわれれば……? じ、じゃなくてっ、密室! ここ、密室です!」
牽制のために、とテラスから出たのに結局また二人きりになってしまったことに戸惑っていると、いつになく真剣な表情をした殿下が私の顔をじっと見る。
「ここは所謂休憩室だ」
「は、はい」
「そこにあれだけいちゃいちゃしていた二人が入っていったらどう思う?」
「それは……」
“そういう行為”をしていると思われるかもしれない、と口に出そうとして私は息を呑んだ。
「つまり、それが狙いなんですね!?」
私の言葉に大きく頷いてくれた殿下を見て確信する。
“だからあんなに密着して、わざわざ会場を通り抜けたんだわ!”
あれだけアピールして練り歩いたのだ。一人くらいは私たちの後をつけていただろう。
そして私たちが、休憩室に籠って出てこなかったら、実際は違ったとしても私たちの情事が確定してしまう。
「って、そこまで印象付けてしまっていいんでしょうか……?」
この婚約は仮初めであり本物ではない。
この国は貞操観念にそこまで煩くはないものの、それは本当の婚約者同士の話であって破棄することが決まっている私たちはそこまで噂を流してしまってもいいのかと不安になった。
“実際は何もしていないのだから、説明すれば何とかわかってもらえたりするのかしら”
だって私と殿下の間には本当に何もないのだから。
そこまで考え、胸の奥がチクリと痛む。
その痛みに気を取られていたからだろう。
「ルチアに口づけてもいいかな?」
殿下から告げられたその言葉に、私は咄嗟に反応できなかった。
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