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第二章・強力なライバル、とはなんだ!?
10.もしかして私たち……お友達!?
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「……う、羨ましいわ。オパール……」
「へ?」
ポツリと小さく聞こえたその呟きにポカンとする。
怪訝に思いながら彼女の顔を見ると、彼女の長い睫毛が僅かに震えていることに気付き焦った。
「ひえっ、あ、じゃあ出して貰いましょうか!? オパールのネックレス! ね!?」
「それじゃ何も意味ないわよ」
「え、でも」
フイッと顔を逸らし俯いた彼女は、悲しげな声で「私が自分で買っても仕方ないわ」とそう溢した。
そしてその声色にドキリとする。
“そっか、『好きな人』から貰ったネックレスだから意味があるのね”
私だってそうだ。ジルに貰ったものだから着けたいと思って着けてきたのだから。
“フラージラ様って、本当にジルのことが好きなんだわ……”
その事に気付き、胸の奥がツキリと痛む。
彼女と私は同じなのだ。
何も言葉が出ず、思わず私も俯いてしまう。
そんな私の前に、真っ赤なルビーのピアスが差し出された。
驚いて顔を上げるとにこやかに微笑む店主と目が合う。
「ネックレスがダメなら、こちらでしたらいかがでしょう?」
「えっと……」
「フラージラお嬢様には、こちらのピアスを」
そして同じように彼女の前には私の髪色に似たピンクダイヤのピアスが置かれる。
「アクセサリーはネックレスだけではありませんよ。本日の記念をお求めでしたね、こうやって互いの色を交換すればこれも特別な意味のある一品になるでしょう」
「そうね……、店主の言う通りだわ」
「はい。私もそう思いま――いやいやいや! 私たちが互いの色を贈り合ってどうするんです!?」
一瞬その場のいい雰囲気に流されかけた私だったが、すぐにハッとしてフラージラ様の方を見た。
“ダメ! 完全に雰囲気に流されてるわ!”
彼女が羨ましがっていたのは『ジルからの贈り物』だという部分であって、決して『もうネックレスを持っているから贈れない』ということではない。
だがこれが売り手の策略なのか、すっかり言いくるめられてしまったフラージラ様は少し頬を赤らめながらそのピアスを眺めていた。
「…………。」
“――ちょっと可愛い。じゃなくて、これは戦略よ! 肉壁としての仕事のひとつなんだから!”
内心そんな言い訳をしながら、小さくため息を吐いた私は再び店主へ視線を戻す。
「……そのピンクダイヤのピアス、コンタリーニ侯爵家へ請求してください」
「え?」
「プレゼントします、フラージラ様」
私の言葉を聞いたフラージラ様が一瞬きょとんとし、そしてすぐに眉をひそめて私を睨む。
「わ、私は誰かに買って貰わなきゃピアスひとつ買えないような貧乏人じゃな……!」
「こっちのルビーのピアスはフラージラ様が買ってください。記念、なんですよね?」
「あ……え、えぇ。そうね、これは記念だわ! 店主っ、そのピアスの代金はコルティ公爵家へ請求しなさい!」
照れ隠しなのか、わざとらしいくらい思い切りふんぞり返ってそう告げるフラージラ様に、その場の雰囲気がより一層生暖かくなる。
思わずむず痒くなるが、何故だか悪い気分ではなかった。
「お二人の友情が末永く続きますように」
「「なッ」」
包んで貰ったピアスを渡される時にそう店主が付け加え、私とフラージラ様が思わずギョッとする。
だがさっきのやり取りがあったせいか、私もフラージラ様も否定する言葉が咄嗟に出ず、はくはくと口を動かしただけでその店を後にした。
「……ど、どうしてこうなってしまったの?」
「私だって知りたいですよ」
はぁ、とふたり同時にため息を吐き、そんな瞬間がなんだか可笑しくてまた同時に吹き出した。
「少し小腹がすきましたわね」
「確かにそうですね」
緊張して朝はあまり食べられなかったこともあり、フラージラ様の言う通りお腹がすいたような気がする。
“さっきので一気に緊張が解けたからかもだけど”
なんとなくお互い顔を見合せクスリと笑った私たちは、フラージラ様が教わってきたという侍女お勧めのお店へと向かうことにしたのだった。
フラージラ様のお勧めの店までは少し距離があるらしく、再びコルティ公爵家の馬車へ乗り込む。
“あんなに居心地悪かったのに”
行きはただ苦痛だった内装ギラギラのコルティ公爵家の馬車だが、彼女に親近感が湧いてしまったからだろうか。
ふたりだけのこの空間が、少し楽しく感じるようだった。
「……私、まだ諦めませんわ。ずっとジラルド様のことをお慕いしていたんだもの」
「はい」
肉壁としてはここでジルの望んでいないライバルは弾くべきだろう。
そうわかっているのに、何故か私の口からはそんな言葉しか出ない。
彼女の切実な想いが伝わるからか、胸が締め付けられた私はその痛みを誤魔化すように馬車の外へと目を向けた。
「……ん?」
ふとその景色に違和感を覚える。
“こんなところ行きに通ったかしら”
いや、でも今は帰っているのではなく小腹を満たしに食事が出来るお店へと向かっているのだ。
景色が違うなんてことは当たり前かもしれない。
「そうよね? なんかどんどん王都から離れてる気がするけど」
きっと知る人ぞ知る名店なのだろう。
公爵令嬢のお勧めなのだからそうに違いない。
ちょっと一瞬チラッと王家の影であるお母様に聞いておけば、なんて思ったが今更過ぎた。
「…………?」
ガタゴトとやたらと小刻みに揺れる馬車内。
流石公爵家の馬車ということもあり、設置されているソファとクッションがふかふかでお尻が痛くなったりはしないものの、それでもこんなに揺れるなんて違和感があると思うのは私だけなのだろうか?
何だか段々と嫌な予感が増し、不安になった私は思わずフラージラ様の様子を横目で窺う。
ごくりと唾を呑んだ私が、なるべく冷静に見ていることを悟られないよう気をつけながら見たその先には、何かを決意したかのような深刻そうな顔をしたフラージラ様がいた。
“もしかしてこれ、罠なの?”
わざわざ家まで迎えに来たのも、ここに彼女の侍女がいないことも。
なるべく目撃者を減らし、彼女にとって邪魔である恋敵を消すための策略なのだとしたら――
じわりと額に汗が滲む。
思わず体に力が入り、互いに買って交換したピアスを入れた袋がガサリと音を立てた。
そしてそのガサリという音は私だけではなく、どうやらフラージラ様のところからも聞こえる。
“彼女も緊張しているのね”
荒くなりそうな呼吸を必死で押さえつけ、警戒を悟られないよう、だがいつでも動けるように少しだけ腰を浮かした、その時。
「このピアス、その、着けてみてもいいかしら?」
「…………、はい?」
「べ、別に他にも素敵なピアスは沢山持っておりますがッ、その、折角買ったのに使わないなんてもったいないじゃない!?」
「は、はぁ」
「それからそのっ、貴女のことはこれからルチアと呼ぶわ。だから貴女も、私のことはララと呼んでもよくってよ!」
“なんか、懐かれてない?”
さっきまでの緊張が嘘のように脱力しソファに思い切りもたれる。
そんな行儀悪い私を怒ったように見る彼女の表情は、きっと『お友達』という距離感に攻め込んでいいかの緊張からくるものだろう。
「……いいんですか? 私、邪魔者だと思うんですけど」
肉壁かどうかは置いておいて、現状彼女の想い人の婚約者は私なのでついそんなことを口走ってしまった。
だが彼女はそんな私を、今度は叱るような視線で見る。
「それがどうしましたの。私、諦めないと言いましたわ。でもそれは貴女を落として獲るものではありません、自分を磨いて得るものよ」
「!」
あっさりとそう断言されたその言葉に、唖然とした私はすぐに自分の口角が緩むのを感じた。
“フラージラ様は最初からそうだったわね”
自分の方が優れているから私の方がお似合いだという主張をし、決して相手が落ちこぼれだから相応しくないと蹴落とさない人。
相手をステージから引きずり下ろすのではなく、自らが高みに上ろうとする人。
そんな彼女だから、私は最初から嫌いにはなれず今日ここにも来たのだから。
「私だって負けないわ、“ララ”」
「! 今だけほざいてなさい、“ルチア”」
ぷっとどちらともなく吹き出した私たちは、今だけは自分たちが高位貴族の令嬢だということを忘れて笑い合ったのだった。
「それにしても、公爵家お勧めのお店って遠いのね。秘境にでもあるの?」
「ふふふ、そうね――、えぇ」
再び外へ視線を移した私と一緒にララも馬車の窓から外を眺める。
そして。
「……ここ、どこかしら?」
この場で一番聞きたくない言葉を言い放ったのだった。
「へ?」
ポツリと小さく聞こえたその呟きにポカンとする。
怪訝に思いながら彼女の顔を見ると、彼女の長い睫毛が僅かに震えていることに気付き焦った。
「ひえっ、あ、じゃあ出して貰いましょうか!? オパールのネックレス! ね!?」
「それじゃ何も意味ないわよ」
「え、でも」
フイッと顔を逸らし俯いた彼女は、悲しげな声で「私が自分で買っても仕方ないわ」とそう溢した。
そしてその声色にドキリとする。
“そっか、『好きな人』から貰ったネックレスだから意味があるのね”
私だってそうだ。ジルに貰ったものだから着けたいと思って着けてきたのだから。
“フラージラ様って、本当にジルのことが好きなんだわ……”
その事に気付き、胸の奥がツキリと痛む。
彼女と私は同じなのだ。
何も言葉が出ず、思わず私も俯いてしまう。
そんな私の前に、真っ赤なルビーのピアスが差し出された。
驚いて顔を上げるとにこやかに微笑む店主と目が合う。
「ネックレスがダメなら、こちらでしたらいかがでしょう?」
「えっと……」
「フラージラお嬢様には、こちらのピアスを」
そして同じように彼女の前には私の髪色に似たピンクダイヤのピアスが置かれる。
「アクセサリーはネックレスだけではありませんよ。本日の記念をお求めでしたね、こうやって互いの色を交換すればこれも特別な意味のある一品になるでしょう」
「そうね……、店主の言う通りだわ」
「はい。私もそう思いま――いやいやいや! 私たちが互いの色を贈り合ってどうするんです!?」
一瞬その場のいい雰囲気に流されかけた私だったが、すぐにハッとしてフラージラ様の方を見た。
“ダメ! 完全に雰囲気に流されてるわ!”
彼女が羨ましがっていたのは『ジルからの贈り物』だという部分であって、決して『もうネックレスを持っているから贈れない』ということではない。
だがこれが売り手の策略なのか、すっかり言いくるめられてしまったフラージラ様は少し頬を赤らめながらそのピアスを眺めていた。
「…………。」
“――ちょっと可愛い。じゃなくて、これは戦略よ! 肉壁としての仕事のひとつなんだから!”
内心そんな言い訳をしながら、小さくため息を吐いた私は再び店主へ視線を戻す。
「……そのピンクダイヤのピアス、コンタリーニ侯爵家へ請求してください」
「え?」
「プレゼントします、フラージラ様」
私の言葉を聞いたフラージラ様が一瞬きょとんとし、そしてすぐに眉をひそめて私を睨む。
「わ、私は誰かに買って貰わなきゃピアスひとつ買えないような貧乏人じゃな……!」
「こっちのルビーのピアスはフラージラ様が買ってください。記念、なんですよね?」
「あ……え、えぇ。そうね、これは記念だわ! 店主っ、そのピアスの代金はコルティ公爵家へ請求しなさい!」
照れ隠しなのか、わざとらしいくらい思い切りふんぞり返ってそう告げるフラージラ様に、その場の雰囲気がより一層生暖かくなる。
思わずむず痒くなるが、何故だか悪い気分ではなかった。
「お二人の友情が末永く続きますように」
「「なッ」」
包んで貰ったピアスを渡される時にそう店主が付け加え、私とフラージラ様が思わずギョッとする。
だがさっきのやり取りがあったせいか、私もフラージラ様も否定する言葉が咄嗟に出ず、はくはくと口を動かしただけでその店を後にした。
「……ど、どうしてこうなってしまったの?」
「私だって知りたいですよ」
はぁ、とふたり同時にため息を吐き、そんな瞬間がなんだか可笑しくてまた同時に吹き出した。
「少し小腹がすきましたわね」
「確かにそうですね」
緊張して朝はあまり食べられなかったこともあり、フラージラ様の言う通りお腹がすいたような気がする。
“さっきので一気に緊張が解けたからかもだけど”
なんとなくお互い顔を見合せクスリと笑った私たちは、フラージラ様が教わってきたという侍女お勧めのお店へと向かうことにしたのだった。
フラージラ様のお勧めの店までは少し距離があるらしく、再びコルティ公爵家の馬車へ乗り込む。
“あんなに居心地悪かったのに”
行きはただ苦痛だった内装ギラギラのコルティ公爵家の馬車だが、彼女に親近感が湧いてしまったからだろうか。
ふたりだけのこの空間が、少し楽しく感じるようだった。
「……私、まだ諦めませんわ。ずっとジラルド様のことをお慕いしていたんだもの」
「はい」
肉壁としてはここでジルの望んでいないライバルは弾くべきだろう。
そうわかっているのに、何故か私の口からはそんな言葉しか出ない。
彼女の切実な想いが伝わるからか、胸が締め付けられた私はその痛みを誤魔化すように馬車の外へと目を向けた。
「……ん?」
ふとその景色に違和感を覚える。
“こんなところ行きに通ったかしら”
いや、でも今は帰っているのではなく小腹を満たしに食事が出来るお店へと向かっているのだ。
景色が違うなんてことは当たり前かもしれない。
「そうよね? なんかどんどん王都から離れてる気がするけど」
きっと知る人ぞ知る名店なのだろう。
公爵令嬢のお勧めなのだからそうに違いない。
ちょっと一瞬チラッと王家の影であるお母様に聞いておけば、なんて思ったが今更過ぎた。
「…………?」
ガタゴトとやたらと小刻みに揺れる馬車内。
流石公爵家の馬車ということもあり、設置されているソファとクッションがふかふかでお尻が痛くなったりはしないものの、それでもこんなに揺れるなんて違和感があると思うのは私だけなのだろうか?
何だか段々と嫌な予感が増し、不安になった私は思わずフラージラ様の様子を横目で窺う。
ごくりと唾を呑んだ私が、なるべく冷静に見ていることを悟られないよう気をつけながら見たその先には、何かを決意したかのような深刻そうな顔をしたフラージラ様がいた。
“もしかしてこれ、罠なの?”
わざわざ家まで迎えに来たのも、ここに彼女の侍女がいないことも。
なるべく目撃者を減らし、彼女にとって邪魔である恋敵を消すための策略なのだとしたら――
じわりと額に汗が滲む。
思わず体に力が入り、互いに買って交換したピアスを入れた袋がガサリと音を立てた。
そしてそのガサリという音は私だけではなく、どうやらフラージラ様のところからも聞こえる。
“彼女も緊張しているのね”
荒くなりそうな呼吸を必死で押さえつけ、警戒を悟られないよう、だがいつでも動けるように少しだけ腰を浮かした、その時。
「このピアス、その、着けてみてもいいかしら?」
「…………、はい?」
「べ、別に他にも素敵なピアスは沢山持っておりますがッ、その、折角買ったのに使わないなんてもったいないじゃない!?」
「は、はぁ」
「それからそのっ、貴女のことはこれからルチアと呼ぶわ。だから貴女も、私のことはララと呼んでもよくってよ!」
“なんか、懐かれてない?”
さっきまでの緊張が嘘のように脱力しソファに思い切りもたれる。
そんな行儀悪い私を怒ったように見る彼女の表情は、きっと『お友達』という距離感に攻め込んでいいかの緊張からくるものだろう。
「……いいんですか? 私、邪魔者だと思うんですけど」
肉壁かどうかは置いておいて、現状彼女の想い人の婚約者は私なのでついそんなことを口走ってしまった。
だが彼女はそんな私を、今度は叱るような視線で見る。
「それがどうしましたの。私、諦めないと言いましたわ。でもそれは貴女を落として獲るものではありません、自分を磨いて得るものよ」
「!」
あっさりとそう断言されたその言葉に、唖然とした私はすぐに自分の口角が緩むのを感じた。
“フラージラ様は最初からそうだったわね”
自分の方が優れているから私の方がお似合いだという主張をし、決して相手が落ちこぼれだから相応しくないと蹴落とさない人。
相手をステージから引きずり下ろすのではなく、自らが高みに上ろうとする人。
そんな彼女だから、私は最初から嫌いにはなれず今日ここにも来たのだから。
「私だって負けないわ、“ララ”」
「! 今だけほざいてなさい、“ルチア”」
ぷっとどちらともなく吹き出した私たちは、今だけは自分たちが高位貴族の令嬢だということを忘れて笑い合ったのだった。
「それにしても、公爵家お勧めのお店って遠いのね。秘境にでもあるの?」
「ふふふ、そうね――、えぇ」
再び外へ視線を移した私と一緒にララも馬車の窓から外を眺める。
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