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第四章・これなら君とお揃いだ
21.揺れて、迷って
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「そんな、なんでララが!」
ジルから告げられたその答えに反射的に反論してしまう。
そんな私を少し困ったように見たジルが、小さく首を横に振った。
「ルチアのその気持ちは僕もわかるよ。あくまでも可能性の話だ」
“可能性”
「ただ、結果的にルチアの信頼を勝ち得たという事実が残っている」
「私のこの気持ちこそ仕組まれたことってことですか?」
「逆に結果としてふたりとも助かったものの、あの状況でルチアだけが襲われていた可能性だってある。ふたりとも被害者ならば、世間は疑わないだろう」
ジルの言いたいことはわかる。
王太子の婚約者誘拐に巻き込まれた公爵令嬢。結果として彼女だけが生き残った場合、亡くなった婚約者の次の婚約者として抜擢される可能性が高い。
ララならば身分も問題がなく、またその直前に私とも仲良く買い物をしお揃いのものまで購入していた。
そんな彼女が誘拐犯に対して共に抗い、そして生き残った彼女が友人の意志を継ぐというのはドラマチックに映るだろうから。
民衆の指示が得られるならば、十分政略的に効果もある。
王族である以上、民衆の支持は優先しなくてはならない意志のひとつだ。
“だからわざわざララがそんなことを仕組んだっていうの?”
「……あり得ません、ララはジルを諦めると言っていました」
「それはあの事件でふたりとも無事だったあと?」
「ッ」
確かにあの事件が無事に解決し、すべて終わったあとだった。
もし彼女があの作戦を仕組んだ張本人ならば、『失敗に終わった』あとのことである。
“失敗したから手法を変えたってこと? 婚約者を消せないなら婚約者に取り入る方が良くて?”
「あの時、僕たちがすぐに動けたのは公爵家の護衛が撒かれたという連絡が入ったからなんだ」
「……え?」
「だからすぐにルチアたちの足取りを追えた」
淡々と話すジルに思わず口ごもる。
あの日私たちの護衛についてくれていたのは公爵家の護衛で、彼らが全員気付けばいないことだって確かに不自然ではあった。
「でもララは拐われた時に震えていて……!」
「……」
何も言ってくれないジルにびくりとする。
彼の言う可能性は十分にあり、そういった可能性は見過ごせない。
対して私の口から出る反論はすべて私がそうであって欲しいというただの願いなのだ。
「それでも、ララは……」
ララは、何なのだろう。
自分で言っていてそれ以上の言葉が出ない。
“親からの圧力という可能性もある……”
乗り換えるはずの馬車が最初から無かったのなら、目的地はあの場所。
そこで私を亡き者にして、一緒に被害者になってもいいし、人目のないあの場所で私を消して「最初から乗っていなかった」と証言してもいいのだ。
コルティ公爵家の馬車からコルティ公爵家の令嬢が出てくるのは当たり前。
そして彼女だけが出てくることも、決しておかしなことではないのだから。
“もし二人きりになったタイミングで私を消すように指示をされていたのなら……”
ララがジルを慕っていたことは有名な話だ。
その想いに付け込む何者かの意志が働いてもおかしくはないだろう。
――それでも。
「私はやっぱりララを信じたいです」
だって彼女は体を張って私を守ろうとしてくれた。
能力の劣る私を真っ直ぐ見てライバルだと認めてくれた。
そんな誰よりも高潔な彼女が、唆されたくらいで行動を起こすはずなんて絶対ないという確信が私の中にある。
“信じたいだけなのかもしれないけれど”
「信じないで離れるより、信じた結果失う方がずっとマシだもの……」
「君のそういうところが僕も凄く好きだよ。でも、犯人たちの尋問が上手くいかず黒幕が誰かわからない以上、ルチアを危険に晒すわけにはいかないんだ」
私を諭すようにジルがそっと私の手に自身の手を重ねる。
思ったよりもずっと彼の手が冷たい。少なからずジル自身もこの現状に納得していないのだろう。
“でも、折角仲良くなれたのに”
本当はわかっている。
ただの肉壁であっても表向きは王太子の婚約者なのだ。
そして王太子本人までもが襲われたばかり。
その目的も明確にわかっていない以上、可能性のある相手とは距離を置くべきなのだということを。
それでも、はじめて出来た友達だった。
そんな彼女を、ただ疑わしいからと遠ざけるなんてしたくない。
“一度遠ざけてしまったら……、一度彼女を疑ってしまったら。きっと元の関係には戻れないわ”
表面上だけの友人には戻れるかもしれないけれど、買い物に行き、色んな話をしてはしゃぐことはもう出来ないだろう。
「……少し、考えさせてくたさい」
「ルチア」
「ごめんなさい。ジルが言っていることが正しいってわかってはいるの」
いつもなら握り返していただろう手からそっと抜け出すように手を外す。
冷たい手が離れたはずなのに、重ねられていた手も心もさっきよりずっとずっと冷たく感じた。
「今日は、ありがとうございました」
「ルチア!」
話すことに夢中で気付かなかったが、いつの間にか馬車は止まっている。
窓から見える景色はいつも見ている我が家から見える景色と同じで、帰ってきていることを察した私は、そのまま名前を呼ぶジルを振り返ることなく馬車を降り、一度だけ彼の方へと視線を向ける。
“加護が無くても、ジルの瞳は七色なのね”
ルビーのようで、サファイアのよう。
エメラルドのようでアメシストのよう。
色んな色味が混ざるオパールのような彼の瞳が僅かに揺れていることに気付くが、私はまた彼に背中を向け、真っ直ぐ家へと足を進めたのだった。
「出発する時は一緒だったのに」
一人で帰ってきた家がいつもより広く感じて寂しさが沸き上がる。
そんな気持ちを振り切りたくて私室まで行儀悪くも走った私は、その勢いのままソファへと飛び込んだ。
「わかってる、わかってるの」
ジルは正しい。
それに今彼は加護を失い心細いはずなのだ。
ならば肉壁として、こんな時こそ彼の側にいなくてはならないということもわかっている。
それでもジルと同じくらいララのことだって好きになってしまったから。
「本当にララも関係しているの?」
私が殺したいほど邪魔だった?
今まさに揺れてジルを一人にさせてしまっているというこの現状こそが狙いだった?
「違う、そんなはずない……」
ならなんであの時護衛が全員いなくなったの。
どうして誘拐先がないなんてことに成りえるの。
彼女を信じたいという気持ちは嘘ではないが、今は何をどう信じればいいのかわからない。
まるで思考にモヤがかかったように、私はただただソファに置いていたクッションへと顔を埋めていたのだった。
ジルから告げられたその答えに反射的に反論してしまう。
そんな私を少し困ったように見たジルが、小さく首を横に振った。
「ルチアのその気持ちは僕もわかるよ。あくまでも可能性の話だ」
“可能性”
「ただ、結果的にルチアの信頼を勝ち得たという事実が残っている」
「私のこの気持ちこそ仕組まれたことってことですか?」
「逆に結果としてふたりとも助かったものの、あの状況でルチアだけが襲われていた可能性だってある。ふたりとも被害者ならば、世間は疑わないだろう」
ジルの言いたいことはわかる。
王太子の婚約者誘拐に巻き込まれた公爵令嬢。結果として彼女だけが生き残った場合、亡くなった婚約者の次の婚約者として抜擢される可能性が高い。
ララならば身分も問題がなく、またその直前に私とも仲良く買い物をしお揃いのものまで購入していた。
そんな彼女が誘拐犯に対して共に抗い、そして生き残った彼女が友人の意志を継ぐというのはドラマチックに映るだろうから。
民衆の指示が得られるならば、十分政略的に効果もある。
王族である以上、民衆の支持は優先しなくてはならない意志のひとつだ。
“だからわざわざララがそんなことを仕組んだっていうの?”
「……あり得ません、ララはジルを諦めると言っていました」
「それはあの事件でふたりとも無事だったあと?」
「ッ」
確かにあの事件が無事に解決し、すべて終わったあとだった。
もし彼女があの作戦を仕組んだ張本人ならば、『失敗に終わった』あとのことである。
“失敗したから手法を変えたってこと? 婚約者を消せないなら婚約者に取り入る方が良くて?”
「あの時、僕たちがすぐに動けたのは公爵家の護衛が撒かれたという連絡が入ったからなんだ」
「……え?」
「だからすぐにルチアたちの足取りを追えた」
淡々と話すジルに思わず口ごもる。
あの日私たちの護衛についてくれていたのは公爵家の護衛で、彼らが全員気付けばいないことだって確かに不自然ではあった。
「でもララは拐われた時に震えていて……!」
「……」
何も言ってくれないジルにびくりとする。
彼の言う可能性は十分にあり、そういった可能性は見過ごせない。
対して私の口から出る反論はすべて私がそうであって欲しいというただの願いなのだ。
「それでも、ララは……」
ララは、何なのだろう。
自分で言っていてそれ以上の言葉が出ない。
“親からの圧力という可能性もある……”
乗り換えるはずの馬車が最初から無かったのなら、目的地はあの場所。
そこで私を亡き者にして、一緒に被害者になってもいいし、人目のないあの場所で私を消して「最初から乗っていなかった」と証言してもいいのだ。
コルティ公爵家の馬車からコルティ公爵家の令嬢が出てくるのは当たり前。
そして彼女だけが出てくることも、決しておかしなことではないのだから。
“もし二人きりになったタイミングで私を消すように指示をされていたのなら……”
ララがジルを慕っていたことは有名な話だ。
その想いに付け込む何者かの意志が働いてもおかしくはないだろう。
――それでも。
「私はやっぱりララを信じたいです」
だって彼女は体を張って私を守ろうとしてくれた。
能力の劣る私を真っ直ぐ見てライバルだと認めてくれた。
そんな誰よりも高潔な彼女が、唆されたくらいで行動を起こすはずなんて絶対ないという確信が私の中にある。
“信じたいだけなのかもしれないけれど”
「信じないで離れるより、信じた結果失う方がずっとマシだもの……」
「君のそういうところが僕も凄く好きだよ。でも、犯人たちの尋問が上手くいかず黒幕が誰かわからない以上、ルチアを危険に晒すわけにはいかないんだ」
私を諭すようにジルがそっと私の手に自身の手を重ねる。
思ったよりもずっと彼の手が冷たい。少なからずジル自身もこの現状に納得していないのだろう。
“でも、折角仲良くなれたのに”
本当はわかっている。
ただの肉壁であっても表向きは王太子の婚約者なのだ。
そして王太子本人までもが襲われたばかり。
その目的も明確にわかっていない以上、可能性のある相手とは距離を置くべきなのだということを。
それでも、はじめて出来た友達だった。
そんな彼女を、ただ疑わしいからと遠ざけるなんてしたくない。
“一度遠ざけてしまったら……、一度彼女を疑ってしまったら。きっと元の関係には戻れないわ”
表面上だけの友人には戻れるかもしれないけれど、買い物に行き、色んな話をしてはしゃぐことはもう出来ないだろう。
「……少し、考えさせてくたさい」
「ルチア」
「ごめんなさい。ジルが言っていることが正しいってわかってはいるの」
いつもなら握り返していただろう手からそっと抜け出すように手を外す。
冷たい手が離れたはずなのに、重ねられていた手も心もさっきよりずっとずっと冷たく感じた。
「今日は、ありがとうございました」
「ルチア!」
話すことに夢中で気付かなかったが、いつの間にか馬車は止まっている。
窓から見える景色はいつも見ている我が家から見える景色と同じで、帰ってきていることを察した私は、そのまま名前を呼ぶジルを振り返ることなく馬車を降り、一度だけ彼の方へと視線を向ける。
“加護が無くても、ジルの瞳は七色なのね”
ルビーのようで、サファイアのよう。
エメラルドのようでアメシストのよう。
色んな色味が混ざるオパールのような彼の瞳が僅かに揺れていることに気付くが、私はまた彼に背中を向け、真っ直ぐ家へと足を進めたのだった。
「出発する時は一緒だったのに」
一人で帰ってきた家がいつもより広く感じて寂しさが沸き上がる。
そんな気持ちを振り切りたくて私室まで行儀悪くも走った私は、その勢いのままソファへと飛び込んだ。
「わかってる、わかってるの」
ジルは正しい。
それに今彼は加護を失い心細いはずなのだ。
ならば肉壁として、こんな時こそ彼の側にいなくてはならないということもわかっている。
それでもジルと同じくらいララのことだって好きになってしまったから。
「本当にララも関係しているの?」
私が殺したいほど邪魔だった?
今まさに揺れてジルを一人にさせてしまっているというこの現状こそが狙いだった?
「違う、そんなはずない……」
ならなんであの時護衛が全員いなくなったの。
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