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13.選ぶ、答え
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変わり者で研究ばかりの王子。
誰よりも王位継承順位が高いにも関わらず、露出が少ないせいか本人が拒否しているのか、なかなか立太子されない第一王子。
――でも、まるで少年のように興味があることに真っ直ぐで。
そして実は恥ずかしがりやで可愛い一面もあって。
「こんな冷静な判断が下せないタイミングで決めろと言うのは酷だとは思うが、俺は以前も言ったようにビビを好ましく思っている。最初はその、実体験を聞かせて欲しいとかそういう興味だったが、自分の信念に真っ直ぐでルールを重んじる考えも――いや、それは建前なんだが」
“そして必死になると口数が多くなるのよね”
月光草の説明をした時も、お祖父様のネックレスの話をした時もそうだった。
そして今、私の話をする時も。
「俺の話に耳を傾けててくれる、そんな君が好きなんだ」
じわじわと彼の頬が赤く染まる。
「俺を利用する、くらいの気持ちで構わない。だから俺を選んでくれないか」
その様がやっぱりどうしても可愛く見えて。
「はい」
気付けば端的にそう返事をしていた。
「……体が熱いです。触れられた部分も気持ち悪い。だから“アレス様”の手で、助けてください。利用、していいんですよね?」
そっと両腕を伸ばし彼の首に回すと、そのまま引き寄せるようにしてベッドに倒れ込む。
「ん、んっ」
私の方から唇を重ねると、その口付けに応えるようにアレス様の舌が口内に差し込まれた。
くちゅりと舌が絡められると、ゾクリと快感で体が震えて。
“気持ちいい”
舌を扱くようにくちゅくちゅと音をたてながら何度も角度を変えて口付け交わすと、下腹部に熱が溜まり疼きが強くなる。
「……最初に見るのは、俺が良かった」
「?」
彼の赤い視線の先を辿ると、体に巻いていたシーツが捲られたことで宰相に脱がされ露になった胸があって。
“嫉妬かしら”
煩わしいはずのその感情がくすぐったくて、そしてやっぱり可愛く思える。
“重傷ね”
あんなに恋で盲目になどなりたくなんてなかったのに。
「揉まれもしました」
「なっ!」
「……でも、これはまだ誰にもされてませんよ」
「ッ」
からかうようにそう口にして、そしてそのまま彼の頭を引き寄せ私の胸元へと埋めさせる。
驚いた彼の吐息が胸をくすぐり、薬で感度を上げられているせいか私からも熱い吐息が漏れた。
「どうぞ?」
体の角度を少し変えて先端を彼の唇に触れさせると、ごくりと喉を鳴らしたアレス様がぱくりと食む。
「ひゃ、あぁん!」
右胸を掬うように揉みながら、左の胸をちゅぱちゅぱと吸われるとその快感で脳の奥が痺れるような錯覚を起こした。
「あっ、んん、ぁんっ」
「この反応を見ているのも俺だけか。悪くないな」
少し拗ねた様子だった姿は身を潜め、私の反応に気を良くしたのか胸を揉んでいた指が乳首を擦り、指先で弾く。
それと同時に反対の乳首は舌で弾かれ、カリッと甘噛みをされた。
“だめ、おかしくなりそう……!”
余裕を取り戻した彼とは対照に、薬の影響か乳首を弄ばれると視界がチカチカとする。
そして誘われるがまま、強く強く吸われ私はいとも簡単に背中を仰け反らせて達した。
「やっ、あん、あ……あぁあ――ッ!」
「はは、ぽってりと熟れて俺の瞳と同じ色になったな?」
ビクビクと痙攣するように体を跳ねさせる私の体を、楽しそうなアレス様の手のひらがそっと這う。
そのままするりとお臍を通り太股まで降りると、何度か撫でたあとにそっと蜜壺の表面を彼の指がなぞった。
――ぬちゅ。
触れられたところから音が溢れ、ドキリとする。
“こ、こんな音がするなんて”
わざと音が出るように触れていたアレス様は、瞳を細め口角を上げた。
「薬だけではなく、ちゃんとビビのも溢れているな」
「! そ、それは薬のせいで……っ」
「あぁ、ちゃんとここも触れられていない奥までする」
「ひゃんっ」
そしてそのまま彼の指がぐちゅりとナカへと挿入されて。
「――――ッッ!」
“な、なにこれ、こんな……っ”
宰相に薬を塗られた時とは全然違うその指の感触が私のナカを擦り腰が跳ねる。
ゾクゾクと快感が走り思わず息を詰めると、そんな私の口を割るように彼の指が入ってきた。
「ぁ、んう……っ!?」
「ほら、ちゃんと息をして」
「ん、んんっ」
私の舌を摘まみ、もう一方の手の指はナカを擦る。
くちゅりと響く音が上からも下からもして、たまらなく恥ずかしいのに信じられないくらい気持ちが良かった。
誰よりも王位継承順位が高いにも関わらず、露出が少ないせいか本人が拒否しているのか、なかなか立太子されない第一王子。
――でも、まるで少年のように興味があることに真っ直ぐで。
そして実は恥ずかしがりやで可愛い一面もあって。
「こんな冷静な判断が下せないタイミングで決めろと言うのは酷だとは思うが、俺は以前も言ったようにビビを好ましく思っている。最初はその、実体験を聞かせて欲しいとかそういう興味だったが、自分の信念に真っ直ぐでルールを重んじる考えも――いや、それは建前なんだが」
“そして必死になると口数が多くなるのよね”
月光草の説明をした時も、お祖父様のネックレスの話をした時もそうだった。
そして今、私の話をする時も。
「俺の話に耳を傾けててくれる、そんな君が好きなんだ」
じわじわと彼の頬が赤く染まる。
「俺を利用する、くらいの気持ちで構わない。だから俺を選んでくれないか」
その様がやっぱりどうしても可愛く見えて。
「はい」
気付けば端的にそう返事をしていた。
「……体が熱いです。触れられた部分も気持ち悪い。だから“アレス様”の手で、助けてください。利用、していいんですよね?」
そっと両腕を伸ばし彼の首に回すと、そのまま引き寄せるようにしてベッドに倒れ込む。
「ん、んっ」
私の方から唇を重ねると、その口付けに応えるようにアレス様の舌が口内に差し込まれた。
くちゅりと舌が絡められると、ゾクリと快感で体が震えて。
“気持ちいい”
舌を扱くようにくちゅくちゅと音をたてながら何度も角度を変えて口付け交わすと、下腹部に熱が溜まり疼きが強くなる。
「……最初に見るのは、俺が良かった」
「?」
彼の赤い視線の先を辿ると、体に巻いていたシーツが捲られたことで宰相に脱がされ露になった胸があって。
“嫉妬かしら”
煩わしいはずのその感情がくすぐったくて、そしてやっぱり可愛く思える。
“重傷ね”
あんなに恋で盲目になどなりたくなんてなかったのに。
「揉まれもしました」
「なっ!」
「……でも、これはまだ誰にもされてませんよ」
「ッ」
からかうようにそう口にして、そしてそのまま彼の頭を引き寄せ私の胸元へと埋めさせる。
驚いた彼の吐息が胸をくすぐり、薬で感度を上げられているせいか私からも熱い吐息が漏れた。
「どうぞ?」
体の角度を少し変えて先端を彼の唇に触れさせると、ごくりと喉を鳴らしたアレス様がぱくりと食む。
「ひゃ、あぁん!」
右胸を掬うように揉みながら、左の胸をちゅぱちゅぱと吸われるとその快感で脳の奥が痺れるような錯覚を起こした。
「あっ、んん、ぁんっ」
「この反応を見ているのも俺だけか。悪くないな」
少し拗ねた様子だった姿は身を潜め、私の反応に気を良くしたのか胸を揉んでいた指が乳首を擦り、指先で弾く。
それと同時に反対の乳首は舌で弾かれ、カリッと甘噛みをされた。
“だめ、おかしくなりそう……!”
余裕を取り戻した彼とは対照に、薬の影響か乳首を弄ばれると視界がチカチカとする。
そして誘われるがまま、強く強く吸われ私はいとも簡単に背中を仰け反らせて達した。
「やっ、あん、あ……あぁあ――ッ!」
「はは、ぽってりと熟れて俺の瞳と同じ色になったな?」
ビクビクと痙攣するように体を跳ねさせる私の体を、楽しそうなアレス様の手のひらがそっと這う。
そのままするりとお臍を通り太股まで降りると、何度か撫でたあとにそっと蜜壺の表面を彼の指がなぞった。
――ぬちゅ。
触れられたところから音が溢れ、ドキリとする。
“こ、こんな音がするなんて”
わざと音が出るように触れていたアレス様は、瞳を細め口角を上げた。
「薬だけではなく、ちゃんとビビのも溢れているな」
「! そ、それは薬のせいで……っ」
「あぁ、ちゃんとここも触れられていない奥までする」
「ひゃんっ」
そしてそのまま彼の指がぐちゅりとナカへと挿入されて。
「――――ッッ!」
“な、なにこれ、こんな……っ”
宰相に薬を塗られた時とは全然違うその指の感触が私のナカを擦り腰が跳ねる。
ゾクゾクと快感が走り思わず息を詰めると、そんな私の口を割るように彼の指が入ってきた。
「ぁ、んう……っ!?」
「ほら、ちゃんと息をして」
「ん、んんっ」
私の舌を摘まみ、もう一方の手の指はナカを擦る。
くちゅりと響く音が上からも下からもして、たまらなく恥ずかしいのに信じられないくらい気持ちが良かった。
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