14 / 16
14.甘いというのもフィクションよ!
しおりを挟む
「あ、はぁ……っ」
つつ、と私の口の端から一滴の唾液が零れると、すかさずアレス様が舐め取って。
「っ、!!?」
「噂に聞くように体液が甘く感じる訳ではないんだな」
“ど、どこ情報よ!?”
ふむ、と少し考え込んだアレス様がチラリと視線を私の下半身へと移したのを見て次の行動を察する。
「待っ」
しかし私が止めるよりも早く体を起こし私のソコへと顔を近付けたアレスが私のソコへと顔を埋めた。
「あ、あぁんっ」
ちゅぷんと指を抜き、彼の熱い舌が内側を舐める。
ゴツゴツとした指とは違う舌がナカを抉ると、一気に視界が白く染まり瞳の奥がチカチカとした。
「ここも甘くはない、が……悪くない」
「だめ、それ……っ、おかしくなる……っ」
「薬のせいだ、身を任せていろ」
「や、あぁあ!」
舌で刺激し、次は指も一緒に挿入する。舌を抜いたと思ったら指を増やし、ぢゅうっと蜜壺のすぐ上にある愛芽に吸い付いて。
“だめ、これ、もう本当に……!”
呼吸の仕方を忘れそうなほどの快感に思考が支配されて何も考えられず、もう言葉ですらない嬌声を上げるしか出来なくなった時だった。
絶え間なく与えられていた愛撫が全て止まる。
やっと恐ろしいほどの快感から解放され、私はほぅっと息を吐いた。
「終わっ、た?」
「まさか」
ぐち、と熱い何かが私の蜜壺にあてがわれて。
「これからだろ」
「ひんっ」
ぐぷ、と私の愛液を溢れさせながら指とは比べ物にならないほどの質量のモノが私のナカへゆっくり挿入り――
「あ、あ……、んんっ」
「く、っほら、だからちゃんと呼吸もして」
全身を固くしその圧迫感に耐える私の唇をアレス様が唇で挟む。
促されるように必死で呼吸をすると、少し力が抜けたのか一気に奥まで貫かれた。
「――、ぁあ……!?」
薬の影響なのか、はじめてだというのに痛みは全く感じない。
感じるのは圧迫感と異物感、そしてそれ以上の熱だけだ。
「痛く……は、なさそうだな」
私の様子をじっと窺っていたアレス様が、ゆっくりと抽挿を開始する。
膣壁を抉るようにその固く質量のあるモノで擦られると、またすぐに私の口から嬌声が溢れた。
「あっ、あぁっ」
「どこを突かれるのがいい? 浅いところを擦られるのも好きそうだな?」
「や、わかっ、わかんな……っ」
ぢゅぷぢゅぷと愛液が溢れる音が響き、ナカを擦り上げられる度にゾクゾクと快感が背筋を走り腰が甘く震える。
「や、あれ……す、さま……っ、アレスさま……っ」
「可愛い、ビビ、可愛い」
無意識に手を伸ばすと、すぐにその手を取ってくれた彼が私の手のひらに口付けを落とす。
まるで本当に愛おしいと思ってくれているようなその仕草が、私の心を熱くさせた。
“この腕には頼っていいんだ”
やり直す前の私は、ニコラウス殿下の妻になるべく王太子妃として恥ずかしくない振る舞いを、とただただ前を向いていた。
隣に立っているはずの人が、別の女の方を向いているだなんて気付きもせず、真っ直ぐに前だけを見据え歩いてきた。
そしてその結果足元を掬われたのだ。
“やり直してからもそうだった”
自分は何も悪いことなどしていないのだと憤り、そして相手の非を正すためにまた私は前だけを見据えて。
そのお陰で私はあの恐ろしい未来を回避し味方を得ることが出来たけれど。
“その代わり、隣に立つ人を失った”
全て一人で立ち向かわなければならないという状況に気付いてしまえば苦しくて、寂しくて。
「ビビ?」
「……いえ」
私がぼんやりとしたからだろうか、腰の動きを止めたアレス様が私を見つめる。
その赤い瞳が心配そうな色をしているように見えた私は、ゆっくりと顔を左右に振った。
「愛しても、いいんですわよね?」
精一杯の微笑みを向けると、一瞬きょとんとしたアレス様がまるで花が綻ぶように笑い返す。
「俺は一途だぞ」
「ふふ、私もです」
きっとその言葉の比較は、彼が研究に向けるものを対比にしたものなのだろう。
けれどやり直す前に裏切られた私にとってその明確な基準はひどく甘く、そして何よりも嬉しい言葉だった。
「そろそろ、再開していいか?」
まるで子猫のようにあざとく小首を傾げたアレス様は、私の返事を待たず再びぱちゅんと奥まで貫いて。
「あ、あんっ」
肌と肌がぶつかり合う音が耳を刺激し羞恥を煽る。
最奥を突かれるたびに視界が白く散り、目を見開くと情欲を滾らせたアレス様の赤い瞳と視線が絡み合った。
「あ、も……っ、早く……!」
「くっ、出すぞ、ビビ……っ」
「んん――ッ!」
ドチュ、と奥まで貫いたアレス様が、下りてきていた子宮口の入り口へと捩じ込むようにグリッと押し込み、ナカでびゅくりと動くのを感じる。
じわりと下腹部に熱いものが広がり、彼が私のナカへと注いだのだと実感したのだった。
つつ、と私の口の端から一滴の唾液が零れると、すかさずアレス様が舐め取って。
「っ、!!?」
「噂に聞くように体液が甘く感じる訳ではないんだな」
“ど、どこ情報よ!?”
ふむ、と少し考え込んだアレス様がチラリと視線を私の下半身へと移したのを見て次の行動を察する。
「待っ」
しかし私が止めるよりも早く体を起こし私のソコへと顔を近付けたアレスが私のソコへと顔を埋めた。
「あ、あぁんっ」
ちゅぷんと指を抜き、彼の熱い舌が内側を舐める。
ゴツゴツとした指とは違う舌がナカを抉ると、一気に視界が白く染まり瞳の奥がチカチカとした。
「ここも甘くはない、が……悪くない」
「だめ、それ……っ、おかしくなる……っ」
「薬のせいだ、身を任せていろ」
「や、あぁあ!」
舌で刺激し、次は指も一緒に挿入する。舌を抜いたと思ったら指を増やし、ぢゅうっと蜜壺のすぐ上にある愛芽に吸い付いて。
“だめ、これ、もう本当に……!”
呼吸の仕方を忘れそうなほどの快感に思考が支配されて何も考えられず、もう言葉ですらない嬌声を上げるしか出来なくなった時だった。
絶え間なく与えられていた愛撫が全て止まる。
やっと恐ろしいほどの快感から解放され、私はほぅっと息を吐いた。
「終わっ、た?」
「まさか」
ぐち、と熱い何かが私の蜜壺にあてがわれて。
「これからだろ」
「ひんっ」
ぐぷ、と私の愛液を溢れさせながら指とは比べ物にならないほどの質量のモノが私のナカへゆっくり挿入り――
「あ、あ……、んんっ」
「く、っほら、だからちゃんと呼吸もして」
全身を固くしその圧迫感に耐える私の唇をアレス様が唇で挟む。
促されるように必死で呼吸をすると、少し力が抜けたのか一気に奥まで貫かれた。
「――、ぁあ……!?」
薬の影響なのか、はじめてだというのに痛みは全く感じない。
感じるのは圧迫感と異物感、そしてそれ以上の熱だけだ。
「痛く……は、なさそうだな」
私の様子をじっと窺っていたアレス様が、ゆっくりと抽挿を開始する。
膣壁を抉るようにその固く質量のあるモノで擦られると、またすぐに私の口から嬌声が溢れた。
「あっ、あぁっ」
「どこを突かれるのがいい? 浅いところを擦られるのも好きそうだな?」
「や、わかっ、わかんな……っ」
ぢゅぷぢゅぷと愛液が溢れる音が響き、ナカを擦り上げられる度にゾクゾクと快感が背筋を走り腰が甘く震える。
「や、あれ……す、さま……っ、アレスさま……っ」
「可愛い、ビビ、可愛い」
無意識に手を伸ばすと、すぐにその手を取ってくれた彼が私の手のひらに口付けを落とす。
まるで本当に愛おしいと思ってくれているようなその仕草が、私の心を熱くさせた。
“この腕には頼っていいんだ”
やり直す前の私は、ニコラウス殿下の妻になるべく王太子妃として恥ずかしくない振る舞いを、とただただ前を向いていた。
隣に立っているはずの人が、別の女の方を向いているだなんて気付きもせず、真っ直ぐに前だけを見据え歩いてきた。
そしてその結果足元を掬われたのだ。
“やり直してからもそうだった”
自分は何も悪いことなどしていないのだと憤り、そして相手の非を正すためにまた私は前だけを見据えて。
そのお陰で私はあの恐ろしい未来を回避し味方を得ることが出来たけれど。
“その代わり、隣に立つ人を失った”
全て一人で立ち向かわなければならないという状況に気付いてしまえば苦しくて、寂しくて。
「ビビ?」
「……いえ」
私がぼんやりとしたからだろうか、腰の動きを止めたアレス様が私を見つめる。
その赤い瞳が心配そうな色をしているように見えた私は、ゆっくりと顔を左右に振った。
「愛しても、いいんですわよね?」
精一杯の微笑みを向けると、一瞬きょとんとしたアレス様がまるで花が綻ぶように笑い返す。
「俺は一途だぞ」
「ふふ、私もです」
きっとその言葉の比較は、彼が研究に向けるものを対比にしたものなのだろう。
けれどやり直す前に裏切られた私にとってその明確な基準はひどく甘く、そして何よりも嬉しい言葉だった。
「そろそろ、再開していいか?」
まるで子猫のようにあざとく小首を傾げたアレス様は、私の返事を待たず再びぱちゅんと奥まで貫いて。
「あ、あんっ」
肌と肌がぶつかり合う音が耳を刺激し羞恥を煽る。
最奥を突かれるたびに視界が白く散り、目を見開くと情欲を滾らせたアレス様の赤い瞳と視線が絡み合った。
「あ、も……っ、早く……!」
「くっ、出すぞ、ビビ……っ」
「んん――ッ!」
ドチュ、と奥まで貫いたアレス様が、下りてきていた子宮口の入り口へと捩じ込むようにグリッと押し込み、ナカでびゅくりと動くのを感じる。
じわりと下腹部に熱いものが広がり、彼が私のナカへと注いだのだと実感したのだった。
15
あなたにおすすめの小説
婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。
黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」
豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。
しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
婚約破棄された人たらし悪役令嬢ですが、 最強で過保護な兄たちと義姉に溺愛されています
由香
ファンタジー
婚約破棄のその日、
悪役令嬢リリアーナは――弁明すら、しなかった。
王太子と“聖女”に断罪され、すべてを失った彼女。
だがその裏で、王国最強と名高い三人の兄と、
冷静沈着な義姉が、静かに動き始めていた。
再検証によって暴かれる“聖女の嘘”。
広場で語られる真実。
そして、無自覚に人を惹きつけてしまう
リリアーナの優しさが、次々と味方を増やしていく――。
これは、
悪役令嬢として断罪された少女が、
「誰かの物語の脇役」ではなく、
自分自身の人生を取り戻す物語。
過保護すぎる兄たちと義姉に溺愛されながら、
彼女は静かに、そして確実に幸せへ向かっていく。
冷酷伯爵ディートリヒは、去った妻を取り戻せない
くろねこ
恋愛
名門伯爵家に政略結婚で嫁いだ、正妻エレノア・リーヴェルト。夫である伯爵ディートリヒ・フォン・アイゼンヴァルトは、
軍務と義務を最優先し、彼女に関心を向けることはなかった。
言葉も、視線も、愛情も与えられない日々。それでも伯爵夫人として尽くし続けたエレノアは、ある一言をきっかけに、静かに伯爵家を去る決意をする。
――そして初めて、夫は気づく。
自分がどれほど多くのものを、彼女から与えられていたのかを。
一方、エレノアは新たな地でその才覚と人柄を評価され、
「必要とされる存在」として歩き始めていた。
去った妻を想い、今さら後悔する冷酷伯爵。前を向いて生きる正妻令嬢。
これは、失ってから愛に気づいた男と、
二度と戻らないかもしれない夫婦の物語。
――今さら、遅いのです。
《完結》金貨5000枚で売られた王太子妃
ぜらちん黒糖
恋愛
「愛している。必ず迎えに行くから待っていてくれ」
甘い言葉を信じて、隣国へ「人質」となった王太子妃イザベラ。
旅立ちの前の晩、二人は愛し合い、イザベラのお腹には新しい命が宿った。すぐに夫に知らせた イザベラだったが、夫から届いた返信は、信じられない内容だった。
「それは本当に私の子供なのか?」
『やりたくないからやらないだけ 〜自分のために働かない選択をした元貴族令嬢の静かな失踪〜』
鷹 綾
恋愛
「やりたくないから、やらないだけですわ」
婚約破棄をきっかけに、
貴族としての役割も、評価も、期待も、すべてが“面倒”になった令嬢ファーファ・ノクティス。
彼女が選んだのは、復讐でも、成り上がりでもなく――
働かないという選択。
爵位と領地、屋敷を手放し、
領民の未来だけは守る形で名領主と契約を結んだのち、
彼女はひっそりと姿を消す。
山の奥で始まるのは、
誰にも評価されず、誰にも感謝せず、
それでも不自由のない、静かな日々。
陰謀も、追手も、劇的な再会もない。
あるのは、契約に基づいて淡々と届く物資と、
「何者にもならなくていい」という確かな安心だけ。
働かない。
争わない。
名を残さない。
それでも――
自分の人生を、自分のために選び切る。
これは、
頑張らないことを肯定する物語。
静かに失踪した元貴族令嬢が、
誰にも縛られず生きるまでを描いた、
“何もしない”ことを貫いた、静かな完結譚。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる