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神の深慮と巫女の浅慮
狂気の巫女と騎士の画策
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未だ薄暗い、陽も上らぬ時刻。ネネやゾンガが仲良く一緒のベッドで、幸せで暖かな夢を見ている頃、夜露のせいか湿気を多く含んだ空気の中、聖都の中央に座する神殿の最奥に位置する巫女の間に明かりが灯っていた。この聖都にて、最高神として崇められているアディール神を象った神像の前に、年の頃は17、8といったところの少女が両の膝を折り祈りを捧げている。
よく手入れをされているのであろうプラチナブロンドの髪は艶やかに灯りに反射し、その華奢な身体を覆っていた。幼さのまだ残る形のよい小さな唇は真摯に祈りの言葉を紡いでゆく。
「巫女様…。」
篝火の届かぬ暗がりの中から男の声だけが小さく響く。巫女と呼ばれた少女は、祈りの体勢のまま微動だにせずに男の声に答えた。そのまま小さく両の腕を神像へと伸ばし、祈りを終えると立ち上がり声の聞こえたのであろう方向へ顔を向けた。
「戻ったのね。早速報告を聞きましょう。」
青く染められた薄い布地を幾重にも重ねた服を身に纏う巫女は、少々不機嫌な表情をしている。何かに苛立っているのか、服の長い裾や髪をやや乱暴に後ろへ振り払い小さなため息を吐いた。
「排斥された使徒は見つかったのですか。知らなかったこととはいえ、ディオーダ神の使徒全てを処刑など…。これがアディール神に知られれば、この聖都は滅ぼされることとなるのですよっ!?」
親指の爪を噛みながら、巫女はその場で歩き回り叫ぶ。その声は石造りの神殿に響くが、夜も明けぬこの時間には、巫女と報告する男以外に人の気配はない。
巫女の祈りを邪魔することは許されぬと、全て神殿から出ているためだ。
「恐れながら、聖都外をくまなく探しましたが…使徒ジルキニスは既に滞在していた村から逃亡、その先の行方も不明となっております。村から北へ進んだところの谷底近くに、村の住人であったという少女の荷馬車が大破しており、恐らくそこから河に流されたかと。」
苛立つ巫女へ、先ほどの男とは違う冷静に報告する男の声だけが響く。巫女が睨みつけている方向に男達がいるのだろうが、暗闇が支配するこの場では男の姿をその目で捉えることは出来なかった。
「……それで、この前排斥された“巫女候補”はどうしたの。」
「……門番の証言によると、ジルキニスと共に行動していたようです。また、彼女もその後見つかっていません。」
「そう…。なら“あれ”も河に流された…と。」
「おそらくは。」
途端に、先ほどまでの苛立ちがまるで嘘であるかのように、機嫌の良い声色で男に囁いた。その巫女の口元に歪んだ笑みが浮かび鈴を転がすような笑い声が神殿に響く。
「なら、いいわ。聖都に仇なす薄汚れた思考をもった一族が、大事な“巫女候補”を傷つけ、無理矢理拉致したあげく聖都を出奔。不幸にも事故で谷底へと落ちた。そういうことよ。」
「良いのですか?そのような事、神々に通用するのでしょうか。」
男達の訝しむような声色に、巫女は薄く微笑んで肯定する。そう、巫女は疑うことをしなかった。なぜなら…。
「ええ、問題はないわ。最高神であるアディール神は“美しさ”を尊ぶ。片足のない使徒や傷物になった巫女よりも、美しい私の言葉を信じて下さるわ。だからこそ、傷物になった姉上ではなく私が“巫女”に選ばれたのですから。」
かつて最も美しいとされた今代の巫女の姉であるテティアリスは、ある男の欲望に晒され半身に火傷を負った。“美しさ”こそが、巫女たる資格であると、代々の口伝で伝えられているのだから、当然姉巫女は排斥され、神殿の側にある石牢に幽閉されていた。その後継として巫女を名乗ったのが、妹であるフレオノーラ。
その男が元々妹の婚約者であったことも、すでに男は処刑されたことも、全ては彼女の思惑によるもの。それすら神に許されたのか聖都の最高権力になった彼女に、恐れるものはなかった。
神殿から少し離れた小部屋、神殿を守る騎士達の寝泊りする宿舎であった。そこに二人の男がテーブルを挟んで向かい合い座っていた。その部屋に殆ど荷物はなく、あるのはテーブルや椅子、ベッドのみで閑散としたものだった。
「やはり、か。」
「ああ、今代の巫女が色々やらかしてくれたようだ。どうする?」
この二人は、ジイジ達がまだ村にいた時分に、逃げろと知らせにきた騎士達だった。
金髪の男の名はアルディーヒト、村人達にばれない様にするため声を掛けることすらしなかったがネネの実兄であった。神殿に勤める事を強要してきた巫女に抗うため、家名を捨て貴族の籍を抜いた男である。
もう一人の男の名はオズバーン=デア=リリダム。オズバーンは代々医療に携わっており、ジイジの足の処置を施したのは彼の父親だった。とはいえ、ウィガス人を治療したとして元巫女であるテティアリスと共に石牢に捕らえられているのだが。
巫女への報告と称して偽りの情報を持って行ったのだが、思わぬ収穫があった。
今代の巫女の犯した罪の数々。
二人はこのままでは聖都が滅びるとはっきりとそう確信してしまった。それからの二人の行動は早かった。
割り当てられた部屋の荷物を纏め、手分けして食料を手に入れる。そんな二人の行動を疑うものなどいるはずもない。聖都を守るためと称し聖都の外へ出かけ、気晴らしにウィガス人を率いて遠征に出かけることは日常茶飯事なのだから。
「いくか。バーン」
立ち上がったアルディーヒトがオズバーンに声をかける。
「ああ。アルト。最後の大仕事を片付けようじゃないか。」
夜明けに紛れ二人がお互いの拳をぶつけ合わせてから、互いが違う方向へと走っていった。
「ネネ、今行くからな。」
アルディーヒトは妹が使徒ジルキニスやあの女性と共に、逃げ延びたと信じて疑わなかった。確証はないがなぜか死んだとは思えず、あの洞窟の奥、月隠れの大森林へ逃げ延びたと思えるからだ。
(神のいない土地で、狂気に走る巫女の側にいるよりも、命の危険はあろうが妹の側に行きたい。)
そうオズバーンへ告げた時、彼はこれ以上ないと言うほどに笑い、涙ながらにアルディーヒトへ握手を求めた。
(ああ、なんて面白いんだっ、こんな身近に味方がいるだなんて!ぜひ協力しよう。父上も巫女に幽閉されているからね。君が手伝ってくれると言うのなら、俺も手伝おう。)
こうして二人による聖都脱出の計画が動き始める。
よく手入れをされているのであろうプラチナブロンドの髪は艶やかに灯りに反射し、その華奢な身体を覆っていた。幼さのまだ残る形のよい小さな唇は真摯に祈りの言葉を紡いでゆく。
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篝火の届かぬ暗がりの中から男の声だけが小さく響く。巫女と呼ばれた少女は、祈りの体勢のまま微動だにせずに男の声に答えた。そのまま小さく両の腕を神像へと伸ばし、祈りを終えると立ち上がり声の聞こえたのであろう方向へ顔を向けた。
「戻ったのね。早速報告を聞きましょう。」
青く染められた薄い布地を幾重にも重ねた服を身に纏う巫女は、少々不機嫌な表情をしている。何かに苛立っているのか、服の長い裾や髪をやや乱暴に後ろへ振り払い小さなため息を吐いた。
「排斥された使徒は見つかったのですか。知らなかったこととはいえ、ディオーダ神の使徒全てを処刑など…。これがアディール神に知られれば、この聖都は滅ぼされることとなるのですよっ!?」
親指の爪を噛みながら、巫女はその場で歩き回り叫ぶ。その声は石造りの神殿に響くが、夜も明けぬこの時間には、巫女と報告する男以外に人の気配はない。
巫女の祈りを邪魔することは許されぬと、全て神殿から出ているためだ。
「恐れながら、聖都外をくまなく探しましたが…使徒ジルキニスは既に滞在していた村から逃亡、その先の行方も不明となっております。村から北へ進んだところの谷底近くに、村の住人であったという少女の荷馬車が大破しており、恐らくそこから河に流されたかと。」
苛立つ巫女へ、先ほどの男とは違う冷静に報告する男の声だけが響く。巫女が睨みつけている方向に男達がいるのだろうが、暗闇が支配するこの場では男の姿をその目で捉えることは出来なかった。
「……それで、この前排斥された“巫女候補”はどうしたの。」
「……門番の証言によると、ジルキニスと共に行動していたようです。また、彼女もその後見つかっていません。」
「そう…。なら“あれ”も河に流された…と。」
「おそらくは。」
途端に、先ほどまでの苛立ちがまるで嘘であるかのように、機嫌の良い声色で男に囁いた。その巫女の口元に歪んだ笑みが浮かび鈴を転がすような笑い声が神殿に響く。
「なら、いいわ。聖都に仇なす薄汚れた思考をもった一族が、大事な“巫女候補”を傷つけ、無理矢理拉致したあげく聖都を出奔。不幸にも事故で谷底へと落ちた。そういうことよ。」
「良いのですか?そのような事、神々に通用するのでしょうか。」
男達の訝しむような声色に、巫女は薄く微笑んで肯定する。そう、巫女は疑うことをしなかった。なぜなら…。
「ええ、問題はないわ。最高神であるアディール神は“美しさ”を尊ぶ。片足のない使徒や傷物になった巫女よりも、美しい私の言葉を信じて下さるわ。だからこそ、傷物になった姉上ではなく私が“巫女”に選ばれたのですから。」
かつて最も美しいとされた今代の巫女の姉であるテティアリスは、ある男の欲望に晒され半身に火傷を負った。“美しさ”こそが、巫女たる資格であると、代々の口伝で伝えられているのだから、当然姉巫女は排斥され、神殿の側にある石牢に幽閉されていた。その後継として巫女を名乗ったのが、妹であるフレオノーラ。
その男が元々妹の婚約者であったことも、すでに男は処刑されたことも、全ては彼女の思惑によるもの。それすら神に許されたのか聖都の最高権力になった彼女に、恐れるものはなかった。
神殿から少し離れた小部屋、神殿を守る騎士達の寝泊りする宿舎であった。そこに二人の男がテーブルを挟んで向かい合い座っていた。その部屋に殆ど荷物はなく、あるのはテーブルや椅子、ベッドのみで閑散としたものだった。
「やはり、か。」
「ああ、今代の巫女が色々やらかしてくれたようだ。どうする?」
この二人は、ジイジ達がまだ村にいた時分に、逃げろと知らせにきた騎士達だった。
金髪の男の名はアルディーヒト、村人達にばれない様にするため声を掛けることすらしなかったがネネの実兄であった。神殿に勤める事を強要してきた巫女に抗うため、家名を捨て貴族の籍を抜いた男である。
もう一人の男の名はオズバーン=デア=リリダム。オズバーンは代々医療に携わっており、ジイジの足の処置を施したのは彼の父親だった。とはいえ、ウィガス人を治療したとして元巫女であるテティアリスと共に石牢に捕らえられているのだが。
巫女への報告と称して偽りの情報を持って行ったのだが、思わぬ収穫があった。
今代の巫女の犯した罪の数々。
二人はこのままでは聖都が滅びるとはっきりとそう確信してしまった。それからの二人の行動は早かった。
割り当てられた部屋の荷物を纏め、手分けして食料を手に入れる。そんな二人の行動を疑うものなどいるはずもない。聖都を守るためと称し聖都の外へ出かけ、気晴らしにウィガス人を率いて遠征に出かけることは日常茶飯事なのだから。
「いくか。バーン」
立ち上がったアルディーヒトがオズバーンに声をかける。
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そうオズバーンへ告げた時、彼はこれ以上ないと言うほどに笑い、涙ながらにアルディーヒトへ握手を求めた。
(ああ、なんて面白いんだっ、こんな身近に味方がいるだなんて!ぜひ協力しよう。父上も巫女に幽閉されているからね。君が手伝ってくれると言うのなら、俺も手伝おう。)
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