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第23話 三人三様
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「真帆子、そろそろ」
「はーい」
気怠い身体を起こして、帽子を持つ。この帽子⋯⋯気持ちが揺れる。
青龍は何も言葉にしない。行動にも移さない。まだ手を繋いだだけ。
だけど、すかれてるのと、すきなのは違う。すかれてたら絶対すきになるかというとそうではないように、相手にすかれてなくてもすきになることはある。
真帆子、ともう一度呼ばれて、裸足で廊下を走った。
車の中はさっきまでいた部屋より冷んやりしていて、少し肌寒いくらいだった。そういうところが、わたしをつけ上がらせる。
青龍はシフトをDに入れながら、「人数が増えると買い物の回数も増えるな」と言った。週に二回というサイクルは崩れたということだ。
カーステレオからはDJが『忘れられない恋の歌』特集を流していて、思わず聴き入ってしまう。いろんな失恋があるものだな、と切なくなる。
カートの中は食材で溢れるのかと思いきや、缶ビールがどんどん詰め込まれて唖然とする。そのわたしの様子を見てたのか、青龍が「真帆子も飲むか?」と訊いてくれて、甘そうな缶をふたつ、みっつ、見繕ってくれる。
レジを打ってもらっている間、特にすることもなく、どんどん上がっていく文字列を見つめる。数字が増える度にドキドキする。
――本当は、そんなわたしの横顔を見ている青龍を意識している。青龍の目には、どんなわたしが映ってるのか、ドキドキする。
涼ちゃんとキスをして、わたしの横顔はどこか変わってしまったんじゃないかとドキドキする。
車に荷物を詰め込んで、エンジンをかけると、青龍はカートを片付けに行ってしまった。先に乗っていろ、という合図だ。あんなに冷えていた車内は既に熱くなっていて、わたしは窓を開けた。温い空気が車内を満たす。
青龍が戻ってきて、バンと思いっきりドアを閉めた。
「暑いな」
「仕方ないよ」
「そうだな」
冷房が効き始めて窓を閉めると、青龍は車を出した。
「田舎は面白くなかっただろう?」
「そんなことないよ、来て良かったと思ってるし」
「そんなこと言うの、お前くらいだよ」とふっと目を細めた。
「涼ちゃんだって同じだと思うけどなぁ」
「アイツは真帆子に会いに来たんだから、そうだろうな」
「そういう意味じゃなくて!」
「高校生の頃、真帆子、一度法事に来ただろう? あの時相談された。小さい頃からかわいいと思ってたけど、本気ですきかもしれないって。アイツは女に困ってるようには思えなかったし、俺も『冗談だろう?』って言ったんだけど、そんなことない、従兄妹同士は結婚できるんだよなって。結婚は早いだろうけど、本気だってことはわかった。その気持ちが今も続いてるんだとしたら、大したもんだ」
「⋯⋯で、青龍はわたしの口から何て聞きたいの? 『わたしも』って言えばいい? それとも⋯⋯ううん、なんでもない。カッとなってごめん」
「ごめん⋯⋯。何て言ったらいいのかわからない。言葉は苦手なんだ」
「でもそれじゃ、何も伝わらないよ。大切なこと、何にも。嘘でもいいから、何か言ったらいいじゃない」
「⋯⋯」
それきり会話は途切れて、失恋ソング特集が終わっていたことに気付く。
わたしこそ、大事なこと、何も伝えられてない。なのに青龍だけ責めるのは間違ってる。
「明日、涼平と出かけるんだろう? 車、貸してくれって言われた。今日は飲みすぎるなよ」
え? ワンチャンってそういうこと?
ていうか、涼ちゃんって免許持ってたの?
疑問が渦を巻く。
「まぁ、真剣に考えてやってくれよ」
膝の上に置いていた手を、グッと握りしめる。出ない声を絞り出す。
「わかったよ」と。
◇
夜の縁台は今夜は静かで、みんな無口になる。
今日はわたしのアルコールは涼ちゃんに半分飲まれて、丁度いい量になる。
ちびちび舐めるように白く発泡したお酒を飲む。
「夏も終わるな」
「そうだな」
え、どうしてそうなる? まだまだ猛暑日は続くのに。
「何か、濃い夏休みだった気がする」
「⋯⋯まだ終わってないよ?」
恐る恐る口にすると、涼ちゃんの腕がするりと腰に回されて「真帆はまだお子様だからな」と言われる。
昼間のことがぶわっと脳裏に浮かんで、一気に熱が上がる。団扇をあおぐ。
⋯⋯青龍、なんにも言わない。
「まぁ、俺たちの夏休みは、一旦ここで終わりってこと。ここにいる夏休みがさぁ」
「そういうことだよ」
「真帆と一緒にいられる時間は短く感じる。だから、あーあって気持ちになる」
それには青龍は何も言わなかった。
「今年の夏は、もう二度と来ない。なんて言うと刹那的だって笑う?」
「笑わない」
「じゃあもっと親睦を深めるために、この夏を忘れないために、じゃんじゃん飲もう」
青龍は新しい缶を手に取って、プシュッと開けた。そしてそれをごくごくと飲むと、こう言った。
「やっぱりひとりで飲むより美味いよな」
「何、普段は一人飲みなの? 渋いな、青龍」
「いや、通学に二時間だろう? 学校で飲もうって話が出ても、心置きなく飲めないって言うか」
「あー、高学歴! お前、自分が高学歴だって言いたいんだな? 俺だって頭があれば国立行きたかったわ」
「まぁ⋯⋯親孝行?」
「腹立つわ」
わたしはふたりのやり取りに、思わず大きな声で笑ってしまった。
「涼ちゃんだって、行きたいとこにいったんでしょ?」
「それなりには」
「じゃあそんなに青龍を責めなくてもいいじゃん」
「そうだけどさぁ。真帆はどうなんだよ?」
「朝、話したじゃん。イギリス文学やりたくて、そういうことが学べる大学を調べて決めたんだよ」
青龍がこっちを見る。
ドキッとする。
「真帆子、イギリス文学やってるの?」
「だって英文科だよ。おかしくないでしょ?」
「⋯⋯おかしくない」
「何よ、ビックリした顔して」
「いや、イギリスに行くとか言い出すのかと思って」
それはあまりにもタイムリーな話題だったので、わたしは息を飲んだ。腰に回されたままの涼ちゃんの手にも力が入る。
「将来は行きたいなと思ってる。だって、その作品の書かれた背景を、生で感じてみたいし。作者と同じ空気を吸ってみたい」
「意外に将来のこと、ちゃんと考えてるんだな」
「意外って何よ」
白いお酒をぐーっと飲み干す。涼ちゃんに、ピンクの缶を取ってもらう。涼ちゃんはプルタブを引いて、渡してくれる。
「このまま大学に残るか、他の院に移って、研究をするのがわたしの夢なの」
「真帆、かっこいい」
「そのためには現地にも行かないといけないでしょう? どこかのタイミングで。一番、考えられるのは学部生のうちに留学したいんだけど⋯⋯まだ親にも言ってないんだよね。お金もかかることだし」
「言ってないんだ?」
「んー、言えない。涼ちゃんはどうなの?」
「俺はこのまま就活進めて、条件のいいところに就職するつもりだよ。大学院に残ってまでやりたいこともないし、それよりかは実際に自分の手で食って行けるようになりたい」
おおー、とわたしと青龍は手を叩いた。
現実的な涼ちゃんの考え方は地に足が着いていて、カッコよく見えた。
「青龍は先生になるんだろう?」
「そのために教育学部に進んだからなぁ。子供たちと一緒に人生について学んでいきたいと思ってる。全部を教えてやるには、自分はまだまだ半人前だから」
青龍は大人だな、と思う。涼ちゃんが「頑張れよ」と言った。
三人三様の未来は、何処で重なるのか分からなかった。
「はーい」
気怠い身体を起こして、帽子を持つ。この帽子⋯⋯気持ちが揺れる。
青龍は何も言葉にしない。行動にも移さない。まだ手を繋いだだけ。
だけど、すかれてるのと、すきなのは違う。すかれてたら絶対すきになるかというとそうではないように、相手にすかれてなくてもすきになることはある。
真帆子、ともう一度呼ばれて、裸足で廊下を走った。
車の中はさっきまでいた部屋より冷んやりしていて、少し肌寒いくらいだった。そういうところが、わたしをつけ上がらせる。
青龍はシフトをDに入れながら、「人数が増えると買い物の回数も増えるな」と言った。週に二回というサイクルは崩れたということだ。
カーステレオからはDJが『忘れられない恋の歌』特集を流していて、思わず聴き入ってしまう。いろんな失恋があるものだな、と切なくなる。
カートの中は食材で溢れるのかと思いきや、缶ビールがどんどん詰め込まれて唖然とする。そのわたしの様子を見てたのか、青龍が「真帆子も飲むか?」と訊いてくれて、甘そうな缶をふたつ、みっつ、見繕ってくれる。
レジを打ってもらっている間、特にすることもなく、どんどん上がっていく文字列を見つめる。数字が増える度にドキドキする。
――本当は、そんなわたしの横顔を見ている青龍を意識している。青龍の目には、どんなわたしが映ってるのか、ドキドキする。
涼ちゃんとキスをして、わたしの横顔はどこか変わってしまったんじゃないかとドキドキする。
車に荷物を詰め込んで、エンジンをかけると、青龍はカートを片付けに行ってしまった。先に乗っていろ、という合図だ。あんなに冷えていた車内は既に熱くなっていて、わたしは窓を開けた。温い空気が車内を満たす。
青龍が戻ってきて、バンと思いっきりドアを閉めた。
「暑いな」
「仕方ないよ」
「そうだな」
冷房が効き始めて窓を閉めると、青龍は車を出した。
「田舎は面白くなかっただろう?」
「そんなことないよ、来て良かったと思ってるし」
「そんなこと言うの、お前くらいだよ」とふっと目を細めた。
「涼ちゃんだって同じだと思うけどなぁ」
「アイツは真帆子に会いに来たんだから、そうだろうな」
「そういう意味じゃなくて!」
「高校生の頃、真帆子、一度法事に来ただろう? あの時相談された。小さい頃からかわいいと思ってたけど、本気ですきかもしれないって。アイツは女に困ってるようには思えなかったし、俺も『冗談だろう?』って言ったんだけど、そんなことない、従兄妹同士は結婚できるんだよなって。結婚は早いだろうけど、本気だってことはわかった。その気持ちが今も続いてるんだとしたら、大したもんだ」
「⋯⋯で、青龍はわたしの口から何て聞きたいの? 『わたしも』って言えばいい? それとも⋯⋯ううん、なんでもない。カッとなってごめん」
「ごめん⋯⋯。何て言ったらいいのかわからない。言葉は苦手なんだ」
「でもそれじゃ、何も伝わらないよ。大切なこと、何にも。嘘でもいいから、何か言ったらいいじゃない」
「⋯⋯」
それきり会話は途切れて、失恋ソング特集が終わっていたことに気付く。
わたしこそ、大事なこと、何も伝えられてない。なのに青龍だけ責めるのは間違ってる。
「明日、涼平と出かけるんだろう? 車、貸してくれって言われた。今日は飲みすぎるなよ」
え? ワンチャンってそういうこと?
ていうか、涼ちゃんって免許持ってたの?
疑問が渦を巻く。
「まぁ、真剣に考えてやってくれよ」
膝の上に置いていた手を、グッと握りしめる。出ない声を絞り出す。
「わかったよ」と。
◇
夜の縁台は今夜は静かで、みんな無口になる。
今日はわたしのアルコールは涼ちゃんに半分飲まれて、丁度いい量になる。
ちびちび舐めるように白く発泡したお酒を飲む。
「夏も終わるな」
「そうだな」
え、どうしてそうなる? まだまだ猛暑日は続くのに。
「何か、濃い夏休みだった気がする」
「⋯⋯まだ終わってないよ?」
恐る恐る口にすると、涼ちゃんの腕がするりと腰に回されて「真帆はまだお子様だからな」と言われる。
昼間のことがぶわっと脳裏に浮かんで、一気に熱が上がる。団扇をあおぐ。
⋯⋯青龍、なんにも言わない。
「まぁ、俺たちの夏休みは、一旦ここで終わりってこと。ここにいる夏休みがさぁ」
「そういうことだよ」
「真帆と一緒にいられる時間は短く感じる。だから、あーあって気持ちになる」
それには青龍は何も言わなかった。
「今年の夏は、もう二度と来ない。なんて言うと刹那的だって笑う?」
「笑わない」
「じゃあもっと親睦を深めるために、この夏を忘れないために、じゃんじゃん飲もう」
青龍は新しい缶を手に取って、プシュッと開けた。そしてそれをごくごくと飲むと、こう言った。
「やっぱりひとりで飲むより美味いよな」
「何、普段は一人飲みなの? 渋いな、青龍」
「いや、通学に二時間だろう? 学校で飲もうって話が出ても、心置きなく飲めないって言うか」
「あー、高学歴! お前、自分が高学歴だって言いたいんだな? 俺だって頭があれば国立行きたかったわ」
「まぁ⋯⋯親孝行?」
「腹立つわ」
わたしはふたりのやり取りに、思わず大きな声で笑ってしまった。
「涼ちゃんだって、行きたいとこにいったんでしょ?」
「それなりには」
「じゃあそんなに青龍を責めなくてもいいじゃん」
「そうだけどさぁ。真帆はどうなんだよ?」
「朝、話したじゃん。イギリス文学やりたくて、そういうことが学べる大学を調べて決めたんだよ」
青龍がこっちを見る。
ドキッとする。
「真帆子、イギリス文学やってるの?」
「だって英文科だよ。おかしくないでしょ?」
「⋯⋯おかしくない」
「何よ、ビックリした顔して」
「いや、イギリスに行くとか言い出すのかと思って」
それはあまりにもタイムリーな話題だったので、わたしは息を飲んだ。腰に回されたままの涼ちゃんの手にも力が入る。
「将来は行きたいなと思ってる。だって、その作品の書かれた背景を、生で感じてみたいし。作者と同じ空気を吸ってみたい」
「意外に将来のこと、ちゃんと考えてるんだな」
「意外って何よ」
白いお酒をぐーっと飲み干す。涼ちゃんに、ピンクの缶を取ってもらう。涼ちゃんはプルタブを引いて、渡してくれる。
「このまま大学に残るか、他の院に移って、研究をするのがわたしの夢なの」
「真帆、かっこいい」
「そのためには現地にも行かないといけないでしょう? どこかのタイミングで。一番、考えられるのは学部生のうちに留学したいんだけど⋯⋯まだ親にも言ってないんだよね。お金もかかることだし」
「言ってないんだ?」
「んー、言えない。涼ちゃんはどうなの?」
「俺はこのまま就活進めて、条件のいいところに就職するつもりだよ。大学院に残ってまでやりたいこともないし、それよりかは実際に自分の手で食って行けるようになりたい」
おおー、とわたしと青龍は手を叩いた。
現実的な涼ちゃんの考え方は地に足が着いていて、カッコよく見えた。
「青龍は先生になるんだろう?」
「そのために教育学部に進んだからなぁ。子供たちと一緒に人生について学んでいきたいと思ってる。全部を教えてやるには、自分はまだまだ半人前だから」
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