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第40話 キスの次にすること
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「それじゃあ、今日はありがとうございました!
真帆のこと、よろしくお願いします!」
夏羽ちゃんは上機嫌で帰っていった。
スタバに行った後、三人でウインドーショッピングを楽しんだ。
と言っても、わたしと夏羽ちゃんで盛り上がって、アドバイスを求めると涼ちゃんは快くチョイスしてくれた。
夏羽ちゃんを涼ちゃんも笑顔で見送ってくれて、ふたりきりになってしまう。涼ちゃんの手がするりと無防備なわたしの手を握って、会えなかった間の時間を噛み締める。
手のひらが、窒息しそうになる。
「逢いたかったよ」とぽつり、彼は言った。
ぶわっと胸の中に込み上げるものがあって、わたしもどれくらい涼ちゃんに会いたかったのかを思い知らされる。
「⋯⋯わたしも」
涼ちゃんは不意にわたしを見下ろして、人前なのにおでこに小さくキスをした。
◇
「どうする? このまま帰る?」
涼ちゃんは壁によりかかって、前を向いたままそう言った。
「帰らないと、涼ちゃんの帰りが遅くなっちゃうよ」
「⋯⋯俺はどっちだっていいけど。時間とか距離とかの前に、気持ちの問題」
ズバッと言われてドキッとする。実際はまったくその通りで、繋いだ手をまだ放せずにいる。
時間が止まってしまったら、とぽーっとした気持ちになる。今日は少し冷たい涼ちゃんの顔を、見上げる。田舎にいた時のチャラチャラした涼ちゃんとは違って、知らない男の人みたいだ。
その目が、何処を見てるのかわからない。
「――涼ちゃん」
「何?」
見下ろした視線は大人の男の人のもので。どうしたらいいのか、不安になる。
「今日、なんか違うね」
「あ、まだツンとして見えた?」
「ツンと言うか⋯⋯涼ちゃんは大人なんだなぁって、勝手に思ってた」
涼ちゃんは繋いだ手に力を込めると、無理にわたしの手を引いた。うわっと身体が傾いて、つんのめりそうになる。
「ごめん」と焦った涼ちゃんが、わたしを抱きとめる。
「気が急いた」
「ヒール、折れるかと思った」
ふたりで同時にわたしの足元を見る。
涼ちゃんはふーっとため息をついて、前髪をかきあげた。どんなポーズも様になる。今日は、いつもより大人びた服装な分、余計、そう見える。
「大人なんかじゃないよ。今だって何処に行けば真帆とふたりきりになれるのか、ずっとぐるぐる馬鹿みたいに考えてて。さすがにホテルとか、まずいよね」
「まずいって言うか、あの、そういうとこに行くのはそういうことをするため、でしょ?」
顔が火照って、もう何を言っているのかよく分からない。頭の中でいやらしい想像ばかりしてしまって、自分が恥ずかしくなる。
繋がれた手の、指と指が絡められて、初めての恋のように心臓に何かが突き刺さる。
「キスの次にすることじゃないの?」
「⋯⋯」
そのキレイな瞳を、わたしは覗き込んだ。ミントグリーンのカーディガンなんて着てこなければよかった。まるで何かを期待してたみたいに。
「まだ『して』って、⋯⋯上手く言えない」
「したい。俺が言うからいいよ。真帆を抱きたい」
◇
ゴトゴトと音を立てて、快速列車は走る。
わたしたちは指を絡めたまま、ドアの近くに立っていた。
隣にいる涼ちゃんは何も言わない。
わたしは前を向けない。
電車の揺れが、時間の経過を教える。
そのひと揺れが、わたしたちを遠くへ運んでいく。
「真帆、まだ怒ってるの?」
「⋯⋯最初から怒ってない」
「そうなの?」
ひょいと背を屈めてわたしの顔を覗き込もうとする。ギュッと目を瞑る。
「ほら、顔も見てくれないじゃん」
「だってさ、涼ちゃんばっかり狡い」
「何が?」
「⋯⋯その、大人の色気みたいなの、勘弁して」
「真帆だって、あそこにいた時よりグッと女に見えるよ」
違う、わたしはまだまだお子様で、涼ちゃんにはいつだって追いつけずにいる。
涼ちゃんはいつでもわたしを待っていてくれているのに、だ。
――そっと、大きな手で頭を彼の肩に寄せられる。
「そのことはもう忘れて。涼ちゃんが性急すぎました。もっとじわじわとすきになってもらう作戦なのに、ちょっと性欲が勝っちゃった」
「⋯⋯性欲」
「あるでしょ? すきな女の子相手なら特に。女の子のことはよくわからないけど、男ならムラッと来ちゃう時がさ」
「⋯⋯男の人のことはよく分からないけど」
「そうだね、その通りだ」
車窓から見える街並みは、すっかりシルエットになっていて、空は漆黒だった。
あそこで見た星々はとても見られそうになかった。曇っているわけでもないのに。
「真帆、また逢える?」
ふとそう言った彼の目を見る。長い睫毛が影を落としている。
「大丈夫だよ。涼ちゃんの都合のいい時なら」
「よかった」
そう言って笑う彼の顔が子供のようでキュンとする。
「よそ見、しないで。俺のことだけ考えてて」
もうダメだ。
わたしは涼ちゃんがすきなのかもしれない。
代わりのない人として――。
頬が紅潮する。
「今度はふたりきりで逢おう? 行き先は真帆の行きたいところでもいいし、涼ちゃんセレクトでもいいよ」
「⋯⋯わたし、涼ちゃんの隣に相応しくないんじゃないかな?」
ギュッと絡めた指に力が入る。
「どうしてそんなにつまんないこと言うの? 誰かがどう見たって構わないよ。俺から見た真帆だけが重要なんだから」
「ごめん⋯⋯」
謝るところかわからなかったけど、語気の強さに押されてつい謝ってしまう。涼ちゃんが、今日何度目かのため息をつく。
「真帆の攻略は難しいな。ソシャゲなら課金すればSSRが出るけど、真帆の気持ちは課金しても手に入らない」
あ、と目がサンダルに行ってしまう。サンダルを買ってもらったから、涼ちゃんに気持ちが傾いたわけじゃない。
「違うの! お金なんてどうでもよくて――」
車内のアナウンスが次に停車する駅を告げる。その駅名は、よく知ったものだった。
「ほら、真帆の降りる駅だよ。家まで送れなくてごめんね」
「あ、うん⋯⋯。涼ちゃん、今日はありがとう」
「俺も楽しかったよ。夏羽ちゃんにもよろしく伝えて」
わたしが降りると、電車のドアは無情にもサッと何事もなかったかのように閉じてしまった。
涼ちゃんはわたしに手を振ると、すぐに見えなくなった。電車の速度がいつもより速すぎるように思う。
また会えるとわかっていても、寂しさが胸の奥に込み上げる。
ズキンという痛みを伴って。
涼ちゃんはわたしの胸の痛みを知っているんだろうか?
家までの道を歩いていると、スマホが鳴る。
開いてみると涼ちゃんからのメッセージで、『もう逢いたいよ』と一言だけ。
たった一言が、わたしの胸をまた痛めた――。
真帆のこと、よろしくお願いします!」
夏羽ちゃんは上機嫌で帰っていった。
スタバに行った後、三人でウインドーショッピングを楽しんだ。
と言っても、わたしと夏羽ちゃんで盛り上がって、アドバイスを求めると涼ちゃんは快くチョイスしてくれた。
夏羽ちゃんを涼ちゃんも笑顔で見送ってくれて、ふたりきりになってしまう。涼ちゃんの手がするりと無防備なわたしの手を握って、会えなかった間の時間を噛み締める。
手のひらが、窒息しそうになる。
「逢いたかったよ」とぽつり、彼は言った。
ぶわっと胸の中に込み上げるものがあって、わたしもどれくらい涼ちゃんに会いたかったのかを思い知らされる。
「⋯⋯わたしも」
涼ちゃんは不意にわたしを見下ろして、人前なのにおでこに小さくキスをした。
◇
「どうする? このまま帰る?」
涼ちゃんは壁によりかかって、前を向いたままそう言った。
「帰らないと、涼ちゃんの帰りが遅くなっちゃうよ」
「⋯⋯俺はどっちだっていいけど。時間とか距離とかの前に、気持ちの問題」
ズバッと言われてドキッとする。実際はまったくその通りで、繋いだ手をまだ放せずにいる。
時間が止まってしまったら、とぽーっとした気持ちになる。今日は少し冷たい涼ちゃんの顔を、見上げる。田舎にいた時のチャラチャラした涼ちゃんとは違って、知らない男の人みたいだ。
その目が、何処を見てるのかわからない。
「――涼ちゃん」
「何?」
見下ろした視線は大人の男の人のもので。どうしたらいいのか、不安になる。
「今日、なんか違うね」
「あ、まだツンとして見えた?」
「ツンと言うか⋯⋯涼ちゃんは大人なんだなぁって、勝手に思ってた」
涼ちゃんは繋いだ手に力を込めると、無理にわたしの手を引いた。うわっと身体が傾いて、つんのめりそうになる。
「ごめん」と焦った涼ちゃんが、わたしを抱きとめる。
「気が急いた」
「ヒール、折れるかと思った」
ふたりで同時にわたしの足元を見る。
涼ちゃんはふーっとため息をついて、前髪をかきあげた。どんなポーズも様になる。今日は、いつもより大人びた服装な分、余計、そう見える。
「大人なんかじゃないよ。今だって何処に行けば真帆とふたりきりになれるのか、ずっとぐるぐる馬鹿みたいに考えてて。さすがにホテルとか、まずいよね」
「まずいって言うか、あの、そういうとこに行くのはそういうことをするため、でしょ?」
顔が火照って、もう何を言っているのかよく分からない。頭の中でいやらしい想像ばかりしてしまって、自分が恥ずかしくなる。
繋がれた手の、指と指が絡められて、初めての恋のように心臓に何かが突き刺さる。
「キスの次にすることじゃないの?」
「⋯⋯」
そのキレイな瞳を、わたしは覗き込んだ。ミントグリーンのカーディガンなんて着てこなければよかった。まるで何かを期待してたみたいに。
「まだ『して』って、⋯⋯上手く言えない」
「したい。俺が言うからいいよ。真帆を抱きたい」
◇
ゴトゴトと音を立てて、快速列車は走る。
わたしたちは指を絡めたまま、ドアの近くに立っていた。
隣にいる涼ちゃんは何も言わない。
わたしは前を向けない。
電車の揺れが、時間の経過を教える。
そのひと揺れが、わたしたちを遠くへ運んでいく。
「真帆、まだ怒ってるの?」
「⋯⋯最初から怒ってない」
「そうなの?」
ひょいと背を屈めてわたしの顔を覗き込もうとする。ギュッと目を瞑る。
「ほら、顔も見てくれないじゃん」
「だってさ、涼ちゃんばっかり狡い」
「何が?」
「⋯⋯その、大人の色気みたいなの、勘弁して」
「真帆だって、あそこにいた時よりグッと女に見えるよ」
違う、わたしはまだまだお子様で、涼ちゃんにはいつだって追いつけずにいる。
涼ちゃんはいつでもわたしを待っていてくれているのに、だ。
――そっと、大きな手で頭を彼の肩に寄せられる。
「そのことはもう忘れて。涼ちゃんが性急すぎました。もっとじわじわとすきになってもらう作戦なのに、ちょっと性欲が勝っちゃった」
「⋯⋯性欲」
「あるでしょ? すきな女の子相手なら特に。女の子のことはよくわからないけど、男ならムラッと来ちゃう時がさ」
「⋯⋯男の人のことはよく分からないけど」
「そうだね、その通りだ」
車窓から見える街並みは、すっかりシルエットになっていて、空は漆黒だった。
あそこで見た星々はとても見られそうになかった。曇っているわけでもないのに。
「真帆、また逢える?」
ふとそう言った彼の目を見る。長い睫毛が影を落としている。
「大丈夫だよ。涼ちゃんの都合のいい時なら」
「よかった」
そう言って笑う彼の顔が子供のようでキュンとする。
「よそ見、しないで。俺のことだけ考えてて」
もうダメだ。
わたしは涼ちゃんがすきなのかもしれない。
代わりのない人として――。
頬が紅潮する。
「今度はふたりきりで逢おう? 行き先は真帆の行きたいところでもいいし、涼ちゃんセレクトでもいいよ」
「⋯⋯わたし、涼ちゃんの隣に相応しくないんじゃないかな?」
ギュッと絡めた指に力が入る。
「どうしてそんなにつまんないこと言うの? 誰かがどう見たって構わないよ。俺から見た真帆だけが重要なんだから」
「ごめん⋯⋯」
謝るところかわからなかったけど、語気の強さに押されてつい謝ってしまう。涼ちゃんが、今日何度目かのため息をつく。
「真帆の攻略は難しいな。ソシャゲなら課金すればSSRが出るけど、真帆の気持ちは課金しても手に入らない」
あ、と目がサンダルに行ってしまう。サンダルを買ってもらったから、涼ちゃんに気持ちが傾いたわけじゃない。
「違うの! お金なんてどうでもよくて――」
車内のアナウンスが次に停車する駅を告げる。その駅名は、よく知ったものだった。
「ほら、真帆の降りる駅だよ。家まで送れなくてごめんね」
「あ、うん⋯⋯。涼ちゃん、今日はありがとう」
「俺も楽しかったよ。夏羽ちゃんにもよろしく伝えて」
わたしが降りると、電車のドアは無情にもサッと何事もなかったかのように閉じてしまった。
涼ちゃんはわたしに手を振ると、すぐに見えなくなった。電車の速度がいつもより速すぎるように思う。
また会えるとわかっていても、寂しさが胸の奥に込み上げる。
ズキンという痛みを伴って。
涼ちゃんはわたしの胸の痛みを知っているんだろうか?
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開いてみると涼ちゃんからのメッセージで、『もう逢いたいよ』と一言だけ。
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