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Day 22|わたしを離さないで
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鎖骨に着いたキスマークは、今では何かの痣のようにも見えないほど、薄く消えていった。
何度かそこをさすってみたけど、それ自身が濃くなることはなかった。
ため息をつく。
すべてが終わる気配がする。
◇
『なんだ、今日はいつもより元気じゃん』
『昨日はよく寝たからね』
ふわぁーっと身体を伸ばす。
次の瞬間、身体中の力がドッと抜ける。
夏掛けをお腹に乗せて、ベッドに横たわる。
『毎日、何か楽しいことは無いの?』
『俺? チビたち連れて祭りに行ったり、海に行ったり?』
『⋯⋯知らないうちに結構、遊んでるんだね』
『俺のことなんか興味ないくせに』
ぽかん、とする。
言われてみれば、太陽が帰省中、向こうで何をしてるのかなんて、気に留めてなかった。
それどころじゃなくて、毎日が精一杯で、自分のことしか考えられずにいた。
『興味とかじゃなくて、わたしの夏休みは毎日同じだから、太陽も同じ感じなのかなって、何となく』
『湖も、花火も、海も写真、送ったじゃん』
『⋯⋯そうだったね、そっちはキレイなものがいっぱいでいいよね。こっちは暑いばっかりで相変わらずだから、帰ってきたらまたそっちに戻りたくなるかもよ?』
いつになくお喋りになってしまって、冷や汗をかく。
確かに太陽は、日中でも見つけたものの写真をマメに送ってくれて、わたしのリプは大概ひと言で、往復したりするやり取りにはならなかった。
だって、隣にはいつも彼がいたから――。
ごめんね、太陽。
わたし、今日もこれから遥夏に会いに行くんだよ。
貞淑な彼女でいられなくて、ごめんなさい。
でも、太陽が戻ってきたら、元のわたしに戻るから、だからあと数日⋯⋯。
最低だな、わたし。
自分が下等な人間に思えてきて、嫌気がさす。
美しく生きたいとは望んでいない。
ただ、後悔のない生き方を。
――ダメだ、後悔のない日々を送る自信がない。
『ごめんね、なんかもしかして、わたしのこと、不満だったりした?』
『多少の不安なんかどうでもいいよ。未央がどこにも行かなければ、それでいい』
わたしが太陽の心配をするターンだったはずが、いつの間にか入れ替わっていた。
太陽が、わたしを手離したくないと不安に思ってる。
『またね』と言ってスマホを置くと、両手で顔を覆った。
どんなにがんばっても、根本から元に戻ることはもうできない。
そんなことも考えてなかったなんて――ほんと、最低。
◇
フロートが苦手なのは、アイスとジュースの間が凍ってしまうことだ。
仕方が無いので、柄の長いプラスチックのスプーンで氷を食べる。変なの、味がしない。シャリシャリしたその塊を、崩す。
「今日は不機嫌?」
遥夏の顔を見る。「そういうわけじゃ⋯⋯」と言って、それ以上、言葉が出ない。
スプーンの先を見つめて「この、境目の氷が苦手なの」と言った。苦し紛れもいいところだ。
「食べてあげようか?」
「それほどのことでも」
「じゃあ、どうしたわけ?」
ビクッとする。
今日は遥夏もイライラしていた。わたしだけじゃない。
一秒一秒、時間が過ぎていくことに、敏感になる。
喧嘩がしたいわけじゃない。
「⋯⋯ごめん、怖かった?」
「大丈夫」
「嘘つきだなぁ、顔に出てたよ。ごめんね、そういうつもりじゃなかったんだ。ただ、残りが少ないと思うと、ずっと笑ってほしい」
「わかるよ、わかってる」
そんなことをしたって、なんの足しにもならないのはわかっていたけど、わたしたちは真冬の吹ざらしの荒野に立っているみたいに、カウンター席で身を寄せた。
こんなに暑いのに、手足が冷えきっていた。強い冷房が効きすぎてるせいだ。
風が通り過ぎていくのを待つように、手を強く繋いで身動きも取れずにいた。
夏が、去っていく。
風はわたしたちを追い越して、置き去りにする。
ギュッと目を瞑る。
そんなことをしたって、過ぎ去る時間を止めることはできないのに。
新しいバスが来るのを、心細く待っているような気持ちになった。
◇
「今日は何をする?」
おもむろに遥夏はそう言った。
いつも、そういうことは遥夏が決めてくれてたので、わたしは「えーと」と呟いた。
「えーと、あれ、そう、ほらサッパリの洋食のお店はどう? 結局まだあそこにたどり着いてないじゃない?」
「ああ、あそこね」
「ダメなの? 定休日とか?」
「いや、あそこは」
難しい顔をして、遥夏は俯いてしまった。どうしたのかと、下から顔を覗き込む。
「ごめん、あんまり気乗りがしない」
「謝ることないって。わたしが勝手な提案しただけだし」
「ごめん、本当に。連れてくって言ってたのに」
「うん、別にいいんだよ。また何か買って行って食べる?」
「⋯⋯」
遥夏はわたしの目を真っ直ぐに見つめた。穴が空くかと思うくらい、じっと。
その目が語るものはなんなのか、汲み取ろうとするけど、それは難しかった。
「あのさ、上手く言えないんだけど」
「うん」
あのさ、と彼は繰り返した。
言葉を探している。余程言い出しにくいことなんだなと思って、待つ。
褐色のコーヒーが、溶けたアイスと混ざって、ミルク色に染まる。
「これ以上、思い出を増やしたくないんだ」
「⋯⋯そうなんだ」
なんとなくガッカリする。
残りがあと少しなら、有意義に時間を使いたいと、そう思っていた。
何かはわからないけど、”恋人同士”っぽい、何か。それをして、別れまでの時間を満たしたいと。
「思い出って、増えると困るでしょう? 僕はもう、東京タワーには誰とも行かない。ついでにスカイツリーも。誘われても断る。『高いところは苦手だから』って。
それからあの水族館にも、もう行かない。『潮風が強いから』って言うよ」
その言葉はわたしの心をきつく縛った。そうしないと、心臓が暴れ出してわたしは倒れてしまうんじゃないかと思った。
「未央と別れたら、あの蕎麦屋にも行きたくない。未央が『美味しいね』って言った時の顔を、きっとずっと忘れない。
図書館の前を通るのも辛い。もし引っ越す日が来たら、今のところとは違う方向に引っ越すよ」
彼がストローでグラスをゆっくりかき回す。
カランという音が響いて、氷は水に変わる。アイスコーヒーはかなり薄くなったように見えた。
「このカフェにももう来ない。外を通る時にも、この店を見上げない。ここのコーヒーは25日で最後だ。
未央と過ごした時間が、あちこちにこびりついて、頭から離れないよ。未央の思い出と一緒に⋯⋯」
そう、と、それしか言えなかった。繋いでた手の力は、殆ど入らなくなっていた。ふたりの腕はぶら下げているだけなのと、違いがわからなくなってきた。
ギュッと握る、覚悟がない。
「そしたらさ、お昼もここで済ませちゃおうよ。無駄な思い出が増えなくて済むし。
それから今日こそはと思って読んできたから、図書館に本を返しに行かせて? もう借りたりしないから。
新しい思い出は増やさないってことで了解。わたしもそれがいいと思う」
早口でまくし立てる。
途中、下を噛みそうになった。
思い出が、涙と一緒にこぼれて流れそうになる。
「それから――それからわたしは泣かない。遥夏との楽しい思い出を、全部流してしまうのは嫌だから。好きなの、遥夏のことが。大事なの、なのに」
「それ以上、何も言わなくていいよ。泣いたっていいから。僕を大切に思ってくれて、ありがとう」
わたしたちはまた、身体を寄せた。
後ろから見たら、さぞかし仲のいいカップルに見えたことだろう。
殆ど水になってしまったコーヒーを前に、普段は開かないフードメニューを開く。
味の違うサンドイッチをふたつ頼んで、お互いシェアして食べた。
わたしはサンドイッチから卵をこぼしたし、遥夏はポテトサラダをこぼした。
お互いに指差して笑う。
ほら、こうして思い出は増えていく。
否が応でも。
そうして日常に帰ったら、何もかも少しずつ風化していくんだろうか? 風の吹くままに――。
◇
図書館までの道を、ふざけて歩く。
9月を目前にした今日も、まだ暑さが肌に張り付くように残っていた。
日傘を差してない方の手を、遥夏が引く。
「お腹いっぱいで歩けないよ」
「わがまま言わないで歩けよ」
「無理なものは無理だって! なんか眠くなってきちゃったし」
「ここで寝るの?」
「できれば」
「焼け死ぬよ」
ふふ、と笑う。遥夏も笑った。
バカップルもいいところだ。
誰かに「リア充爆発しろ」と言われたら、爆発も余儀ない。
ふざけて座り込んだわたしを、遥夏が手を引いて立たせた。
「もう少しだよ」
「わかってるよ。ふざけてないで歩こうね。夕方になっちゃうもん」
ようやく返却カウンターにたどり着いて、その一冊の本を返す。
本はさっと受け取られて、後ろの棚に置かれた。
やっと読み終えたその本のタイトルは『わたしを離さないで』だった。
主人公たちがラストに海を見に行くシーンが、その本の向こう側に見える。ふたりにも、別れが見えていた。
それが悲しくて、わたしは最終章をぐだぐだ読んだ。
『わたしを離さないで』。
なぜだかそう言えない自分を、心の中で酷く詰った。
何度かそこをさすってみたけど、それ自身が濃くなることはなかった。
ため息をつく。
すべてが終わる気配がする。
◇
『なんだ、今日はいつもより元気じゃん』
『昨日はよく寝たからね』
ふわぁーっと身体を伸ばす。
次の瞬間、身体中の力がドッと抜ける。
夏掛けをお腹に乗せて、ベッドに横たわる。
『毎日、何か楽しいことは無いの?』
『俺? チビたち連れて祭りに行ったり、海に行ったり?』
『⋯⋯知らないうちに結構、遊んでるんだね』
『俺のことなんか興味ないくせに』
ぽかん、とする。
言われてみれば、太陽が帰省中、向こうで何をしてるのかなんて、気に留めてなかった。
それどころじゃなくて、毎日が精一杯で、自分のことしか考えられずにいた。
『興味とかじゃなくて、わたしの夏休みは毎日同じだから、太陽も同じ感じなのかなって、何となく』
『湖も、花火も、海も写真、送ったじゃん』
『⋯⋯そうだったね、そっちはキレイなものがいっぱいでいいよね。こっちは暑いばっかりで相変わらずだから、帰ってきたらまたそっちに戻りたくなるかもよ?』
いつになくお喋りになってしまって、冷や汗をかく。
確かに太陽は、日中でも見つけたものの写真をマメに送ってくれて、わたしのリプは大概ひと言で、往復したりするやり取りにはならなかった。
だって、隣にはいつも彼がいたから――。
ごめんね、太陽。
わたし、今日もこれから遥夏に会いに行くんだよ。
貞淑な彼女でいられなくて、ごめんなさい。
でも、太陽が戻ってきたら、元のわたしに戻るから、だからあと数日⋯⋯。
最低だな、わたし。
自分が下等な人間に思えてきて、嫌気がさす。
美しく生きたいとは望んでいない。
ただ、後悔のない生き方を。
――ダメだ、後悔のない日々を送る自信がない。
『ごめんね、なんかもしかして、わたしのこと、不満だったりした?』
『多少の不安なんかどうでもいいよ。未央がどこにも行かなければ、それでいい』
わたしが太陽の心配をするターンだったはずが、いつの間にか入れ替わっていた。
太陽が、わたしを手離したくないと不安に思ってる。
『またね』と言ってスマホを置くと、両手で顔を覆った。
どんなにがんばっても、根本から元に戻ることはもうできない。
そんなことも考えてなかったなんて――ほんと、最低。
◇
フロートが苦手なのは、アイスとジュースの間が凍ってしまうことだ。
仕方が無いので、柄の長いプラスチックのスプーンで氷を食べる。変なの、味がしない。シャリシャリしたその塊を、崩す。
「今日は不機嫌?」
遥夏の顔を見る。「そういうわけじゃ⋯⋯」と言って、それ以上、言葉が出ない。
スプーンの先を見つめて「この、境目の氷が苦手なの」と言った。苦し紛れもいいところだ。
「食べてあげようか?」
「それほどのことでも」
「じゃあ、どうしたわけ?」
ビクッとする。
今日は遥夏もイライラしていた。わたしだけじゃない。
一秒一秒、時間が過ぎていくことに、敏感になる。
喧嘩がしたいわけじゃない。
「⋯⋯ごめん、怖かった?」
「大丈夫」
「嘘つきだなぁ、顔に出てたよ。ごめんね、そういうつもりじゃなかったんだ。ただ、残りが少ないと思うと、ずっと笑ってほしい」
「わかるよ、わかってる」
そんなことをしたって、なんの足しにもならないのはわかっていたけど、わたしたちは真冬の吹ざらしの荒野に立っているみたいに、カウンター席で身を寄せた。
こんなに暑いのに、手足が冷えきっていた。強い冷房が効きすぎてるせいだ。
風が通り過ぎていくのを待つように、手を強く繋いで身動きも取れずにいた。
夏が、去っていく。
風はわたしたちを追い越して、置き去りにする。
ギュッと目を瞑る。
そんなことをしたって、過ぎ去る時間を止めることはできないのに。
新しいバスが来るのを、心細く待っているような気持ちになった。
◇
「今日は何をする?」
おもむろに遥夏はそう言った。
いつも、そういうことは遥夏が決めてくれてたので、わたしは「えーと」と呟いた。
「えーと、あれ、そう、ほらサッパリの洋食のお店はどう? 結局まだあそこにたどり着いてないじゃない?」
「ああ、あそこね」
「ダメなの? 定休日とか?」
「いや、あそこは」
難しい顔をして、遥夏は俯いてしまった。どうしたのかと、下から顔を覗き込む。
「ごめん、あんまり気乗りがしない」
「謝ることないって。わたしが勝手な提案しただけだし」
「ごめん、本当に。連れてくって言ってたのに」
「うん、別にいいんだよ。また何か買って行って食べる?」
「⋯⋯」
遥夏はわたしの目を真っ直ぐに見つめた。穴が空くかと思うくらい、じっと。
その目が語るものはなんなのか、汲み取ろうとするけど、それは難しかった。
「あのさ、上手く言えないんだけど」
「うん」
あのさ、と彼は繰り返した。
言葉を探している。余程言い出しにくいことなんだなと思って、待つ。
褐色のコーヒーが、溶けたアイスと混ざって、ミルク色に染まる。
「これ以上、思い出を増やしたくないんだ」
「⋯⋯そうなんだ」
なんとなくガッカリする。
残りがあと少しなら、有意義に時間を使いたいと、そう思っていた。
何かはわからないけど、”恋人同士”っぽい、何か。それをして、別れまでの時間を満たしたいと。
「思い出って、増えると困るでしょう? 僕はもう、東京タワーには誰とも行かない。ついでにスカイツリーも。誘われても断る。『高いところは苦手だから』って。
それからあの水族館にも、もう行かない。『潮風が強いから』って言うよ」
その言葉はわたしの心をきつく縛った。そうしないと、心臓が暴れ出してわたしは倒れてしまうんじゃないかと思った。
「未央と別れたら、あの蕎麦屋にも行きたくない。未央が『美味しいね』って言った時の顔を、きっとずっと忘れない。
図書館の前を通るのも辛い。もし引っ越す日が来たら、今のところとは違う方向に引っ越すよ」
彼がストローでグラスをゆっくりかき回す。
カランという音が響いて、氷は水に変わる。アイスコーヒーはかなり薄くなったように見えた。
「このカフェにももう来ない。外を通る時にも、この店を見上げない。ここのコーヒーは25日で最後だ。
未央と過ごした時間が、あちこちにこびりついて、頭から離れないよ。未央の思い出と一緒に⋯⋯」
そう、と、それしか言えなかった。繋いでた手の力は、殆ど入らなくなっていた。ふたりの腕はぶら下げているだけなのと、違いがわからなくなってきた。
ギュッと握る、覚悟がない。
「そしたらさ、お昼もここで済ませちゃおうよ。無駄な思い出が増えなくて済むし。
それから今日こそはと思って読んできたから、図書館に本を返しに行かせて? もう借りたりしないから。
新しい思い出は増やさないってことで了解。わたしもそれがいいと思う」
早口でまくし立てる。
途中、下を噛みそうになった。
思い出が、涙と一緒にこぼれて流れそうになる。
「それから――それからわたしは泣かない。遥夏との楽しい思い出を、全部流してしまうのは嫌だから。好きなの、遥夏のことが。大事なの、なのに」
「それ以上、何も言わなくていいよ。泣いたっていいから。僕を大切に思ってくれて、ありがとう」
わたしたちはまた、身体を寄せた。
後ろから見たら、さぞかし仲のいいカップルに見えたことだろう。
殆ど水になってしまったコーヒーを前に、普段は開かないフードメニューを開く。
味の違うサンドイッチをふたつ頼んで、お互いシェアして食べた。
わたしはサンドイッチから卵をこぼしたし、遥夏はポテトサラダをこぼした。
お互いに指差して笑う。
ほら、こうして思い出は増えていく。
否が応でも。
そうして日常に帰ったら、何もかも少しずつ風化していくんだろうか? 風の吹くままに――。
◇
図書館までの道を、ふざけて歩く。
9月を目前にした今日も、まだ暑さが肌に張り付くように残っていた。
日傘を差してない方の手を、遥夏が引く。
「お腹いっぱいで歩けないよ」
「わがまま言わないで歩けよ」
「無理なものは無理だって! なんか眠くなってきちゃったし」
「ここで寝るの?」
「できれば」
「焼け死ぬよ」
ふふ、と笑う。遥夏も笑った。
バカップルもいいところだ。
誰かに「リア充爆発しろ」と言われたら、爆発も余儀ない。
ふざけて座り込んだわたしを、遥夏が手を引いて立たせた。
「もう少しだよ」
「わかってるよ。ふざけてないで歩こうね。夕方になっちゃうもん」
ようやく返却カウンターにたどり着いて、その一冊の本を返す。
本はさっと受け取られて、後ろの棚に置かれた。
やっと読み終えたその本のタイトルは『わたしを離さないで』だった。
主人公たちがラストに海を見に行くシーンが、その本の向こう側に見える。ふたりにも、別れが見えていた。
それが悲しくて、わたしは最終章をぐだぐだ読んだ。
『わたしを離さないで』。
なぜだかそう言えない自分を、心の中で酷く詰った。
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