ギリシャの神々が産み出すダンジョンで戦うVtuber≪HIMIKO≫!でもその正体は影武者のVアンチで……!?

赤木さなぎ

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短編 読み切り

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「――はあああああっ!!!」

 俺は――いや、わたしは剣を振るう。
 自分でも聞いたことが無い様な高い、黄色い声で、わたしは精一杯叫び、剣の柄を握る手に力を込める。
 
 
 眼前に立ち塞がる、自身の三倍は有るその巨躯――ミノタウロスを相手に果敢に立ち向かう、一人の黒髪の少女の姿。
 巫女装束に身を包み、愛刀『MURAKUMO』を振るう。
 そこにいつもの水面の様に落ち着いた様子はなく、どこか熱い物が感じられた。

 大人気Vtuberであり、この“ダンジョン化現象”を止める為に戦う冒険者の第一人者、≪HIMIKO≫の勇姿。
 そんな様子を、周囲を飛翔する数台のドローン型カメラが撮影していて、その様子を全国の視聴者が固唾を飲んで見守っていた。
 ある者はスマートフォンを片手に、ある者はPCのモニターを食い入るように――。
 
 結論から言おう。
 普通の男子高校生、甘野川由夢あまのがわ ゆめは出先で突然ダンジョン発生現象に巻き込まれてしまった。
 そして、黒髪ロングで巫女服のVtuberになった。なってしまった。

 
 ――――――


 ある日、“天の声”と呼ばれる怪現象が起こった。

「「我が名は“ゼウス”――この国は、我々ギリシャの神々が貰い受けよう」」

 その声は日本全土に響き渡った。
 そして、それがあの“ダンジョン化”現象が始まる合図だった。

 例えば街が、例えば公園が、例えば会社のビルが、突然ダンジョンになったら、どうする?
 それはウイルスでも感染したみたいにじわじわと広がって、そのまま放置して居れば国全土を覆い尽くす。
 日常を生きる一般人には立ち向かうすべはないだろう。

 何人もの犠牲を出した後、どうやらダンジョン内に存在する“ボス”を倒す事でダンジョンは消滅する様だという事は判明した。
 しかし、いつ、どこで現れるか分からないギリシャの神々による侵略――ダンジョン化現象。
 警察や自衛隊が現場に到着する頃にはそのダンジョン内に居た人々はボスに食い尽くされている、なんて事はザラだし、運よく間に合ったとしても一小隊が全滅した事例もある。
 このまま日本は終わるのか、と誰もがそう思っていた。
 
 そんな時。

 国内外で大きな影響力を持つ大企業、『大和コーポレーション』の謎多き女社長≪HIMIKO≫が立ち上がった。
 ≪HIMIKO≫は自身の姿を世に晒さず、ヴァーチャルの身体を表に出して会社を動かす謎の人物として有名だった。
 そして、どうやらダンジョン化現象はインターネットウイルスの様な“物体を侵食するデータ”である事を突き止めた≪HIMIKO≫は自社の総力を上げて、対抗するための新たなアプリを開発した。

 一つはスマートフォンアプリ『MAGATAMA』だ。
 このアプリを用いれば、スマートフォンからダンジョン内で生み出されたデータ存在を倒すための武器を産み出せる。
 スマートフォンの先から光の刃を発生させる『データ・ソード』や、光の弾丸を発射させる『データ・ガン』などだ。

 もう一つは『KAMIGAKARI』だ。
 それは自身の生身の肉体にデータの鎧を纏う、という物。
 そして、そのデータの鎧とは即ち――Vtuberのアバターだ。
 
 つまり、≪HIMIKO≫は『KAMIGAKARI』でVtuberのアバターを鎧として纏い、『MAGATAMA』でスマートフォンを刃としてダンジョン内のボスと戦う、新たなシステムを開発したのだ。
 
 それら二つのアプリとドローン型カメラを用いて、Vtuber≪HIMIKO≫は自身がダンジョンのボス『メデューサ』を討伐するシーンを、インターネット動画配信サイトItubeで生配信した。
 その映像は瞬く間に拡散され、大和コーポレーションには問い合わせが殺到した。
 
 そして、今はアプリ『MAGATAMA』と『KAMIGAKARI』は一般流通している。
 勿論、いつどこで発生するか分からないダンジョンに、誰でもすぐに対処できる様に、だ。
 
 そして、人々は前例に倣う。
 皆≪HIMIKO≫に憧れて、ダンジョンが発生した際にはドローンを飛ばして配信するのが通例となっていた。
 
 つまり、今はダンジョン配信が大ブームなのだ。
 Itubeで『#ダンジョン配信』『#ダンジョンVtuber』で検索すると、同じような配信が五万と有る。
 
 
 ――――――


「――よう、由夢ちゃん!」
「その呼び方やめろって言っただろ、あと肩組むな、鬱陶しい」
「昨日の配信見たか? ほら、また≪HIMIKO≫が大活躍でバズってたぞ」
 
 そう言って、スマートフォンの画面を見せて来る暑苦しい眼鏡は友人のタカシだ。
 俺は自分のこの女みたいな名前が嫌いだ。だからいつも止めろと言っているのに、こいつはちゃん付け呼びを止める気は無いらしい。
 俺は組まれた肩を雑に払いのけてから、その画面に目をやる。
 
「≪HIMIKO≫ねえ……」
「お前、V好きじゃなかったけ? 最近あんま見ないの?」
「昔は良かったよ、昔はな……」

 俺は遠い目で昔を懐かしむ。
 昔はダンジョン配信なんて無かった。ただ楽しくゲームしていたり雑談していたり、そういうのが良かったんだ。
 だというのに、最近のVは何だ?
 みんな揃いも揃ってダンジョンで戦うだけだし、最近はダンジョンを捏造したやらせ動画で炎上していたのも居た。

「俺はあんなのをVとは認めない」
「うわ、≪HIMIKO≫アンチかよ。今時そういうの流行らねーって」
「うるせ」


 放課後。
 今日もいつもの様に真っ直ぐと家に帰って、まだLive2Dで雑談配信をしている埋もれたVの配信をネットの海から掘り起こそうか。
 なんて思って、スマホをぽちぽちと触りながら電車を待っていた所、ふと思い出す。
 そう言えば、今日は欲しかったライトノベルの新刊の発売日だ。

 予定を変更して、電車を途中下車して本屋の入っているショッピングモールに来た。
 平日だがそれなりに人は入っているらしい。
 エスカレーターを上がり、三階に本屋はある。

 本屋で目的の物を買う前に、適当に立ち読みでもしようかと、目に付いた雑誌に手を伸ばす。
 すると――、

「おっと」
「あら、ごめんなさい」
「いや、すみませ――」

 帽子、サングラス、マスク、コート。
 めちゃくちゃ怪しい女性だった。
 そして、その怪しい女性の後ろに黒服の男が二人程。男たちは何やら大きな荷物を背負っている。

 うわあ、最悪だ。
 これ以上変な人に絡まれない内に、さっさと退散しよう。
 俺はその場を後にして、目的のライトノベルコーナーへと速足で向かった。

 さて、突然だが、本屋に行くとトイレに行きたくなる。そんな事は無いだろうか。いや、ある。
 俺も例に漏れず――いや、まだ漏れてはいないが。
 会計を終えた後、本の匂いに負けた俺はトイレへと走った。
 
 そして、大の方を催したので便器に座り、ズボンを降ろした。――までは良かった。

 ビー――――ーッ!!

 店内に響き渡る大きなアラーム音。
 実際にその音を生で聞いたのは初めてだが、この音が何なのかは知っている。
 そして、アラーム音の後に機械音声によるアナウンス。

『ダンジョン現象の発生を確認。ダンジョンタイプ≪ポセイドン≫。――予想発生時間までの猶予、三十秒です。直ちに建物から避難してください』
 
「いや、三十秒って、無理だろ……」

 だって、今俺はズボンを降ろして、もう“身”が頭を出しかけているのだ。無理だ。
 垂れ流しながら走ってもどうせ間に合わないだろう。
 どうすることも出来ないので、覚悟を決めてまずはこの腹の痛みをすっきりとさせる事にしよう。

 事後。
 取り敢えずトイレの外を覗いてみる事にした。
 外へ出ると、ショッピングモール内の様子は一変していた。

 周囲は電子基板の様な幾何学模様が走り、青とも緑とも付かない不可思議な光で包まれていた。

「これが――ダンジョン」

 生で見るのは初めてだ。
 ショッピングモールの面影を残してはいるが、まるで空間そのものが湾曲したみたいに、俺の知っている店内の広さよりも明らかに広く、構造も複雑だ。
 なんて、分析している場合では無かった。

 俺が他に人が居ないか探そうと、数歩進んだ、次の瞬間。

「ぶもおおおおおおおお!!!」
 
 突如轟音と共に、俺が数秒前まで居た場所の壁が吹き飛び、その奥から俺の三倍の大きさは有ろうかという程に巨大な牛の怪物――ミノタウロスが姿を現した。
 ミノタウロスは身の丈と同じくらい巨大な斧を持っていて、それで壁を叩き壊した事が分かる。

「おいおいおいおいおいおい――」

 逃げる。即、逃走。
 しかし、ミノタウロスが俺の存在に気付くと、どすどすと大きな足音を立てながら、俺を追いかけて来る。
 
 ミノタウロスの動き自体は速くない。
 しかし、このまま逃げ続けても、ミノタウロスの巨躯が踏み出す一歩が大きく、すぐに追い付かれてしまだろう。

 それに、俺はこのダンジョンの内部構造を理解していない。
 俺の知るショッピングモールとは違う内部構造に変質している所為で、どこを目指して逃げれば良いのか分からない。
 
 いや、そうだ。
 ここがダンジョンならば、脱出方法は一つしか無い。
 “ボスを倒す”事、それだけがこのダンジョンの攻略方法だ。
 ならば――、
 
「やるしか、ねえか……」

 俺はスマホを取り出し、アプリ『MAGATAMA』と『KAMIGAKARI』を起動。
 ≪HIMIKO≫アンチではある俺だが、自衛手段として一応持っている。
 
 『KAMIGAKARI』の初期アバターを纏い、『MAGATAMA』の『データ・ガン』モードで応戦する。
 しかし――、

「ぶもおおおおおおおお!!!」
「ぐあっ……」

 斧の一振りで、『データ・ガン』から放たれた光の弾丸は意とも容易く掻き消され、振るった斧の風圧だけで俺の身体は後方へと吹き飛ばされる。
 ずしん、ずしんと倒れる俺の方へとミノタウロスが近づいて来る。
 吹き飛ばされた衝撃で、『KAMIGAKARI』の初期アバターの鎧は破損していた。
 
 やるしかない。一か八か――俺は『MAGATAMA』を『データ・ソード』モードに切り替えて、構える。
 こちらの方が威力が高い。もう『KAMIGAKARI』の鎧は無いが、斧の大ぶりな一撃を避け、この一撃を加えられれば――、

「――『MAGATAMA』起動。裏コード『MURAKUMO』」

 帽子、サングラス、マスク、コート。
 目の前には本屋でエンカウントした怪しい女性。

 彼女が何やら呪文の様な言葉を呟くと、その右手に持つスマートフォンにまるでダンジョン化の様な電子基板の様な幾何学模様が走り、変形。
 大きな日本刀の形へと変質した。
 その刀――『MURAKUMO』が、ミノタウロスの斧による一撃を受け止める。
 そして――、

「――『KAMIGAKARI』起動。裏コード≪HIMIKO≫」

 彼女の纏っていた装束が次々と変わって行く。
 あの怪しい三点セットは消え去り、コートは巫女装束へと早変わり。
 そのままミノタウロスの斧を弾き返し、空いた左手の掌から発射した光弾がミノタウロスの巨躯を突き飛ばした。
 光弾の勢いで、ミノタウロスの斧が弾かれ、手から零れる。

 間違いない、彼女は――、

「――お前は、≪HIMIKO≫!?」
「あなた、こんな所でなにしてるの!?」
「いや、逃げ遅れて――」
「ミノタウロス相手に初期装備で挑むなんて、馬鹿じゃないの!? 早く逃げなさい!」
「逃げるったってどこに――」

 そんな問答をしていると。
 立ち上がったミノタウロスの様子がおかしい。
 先程まで相対していた俺たちの方では無く、別の方へと視線を向けていた。

「あれは――」

 そこには、幼い子供がダンジョンの端で膝を抱えて震えていた。
 
 まずい。そう思った時、既に身体は動いていた。
 ミノタウロスは取り落とした斧では無く、小回りの利く爪を振るい、その子を食い殺そうとする。
 しかし、寸でのの所で間に合った。
 俺は間一髪で間に入り、子供を抱きかかえて、勢いのまま身体を転がせる。
 背中を少し爪先で掠ったらしく、ずきりと痛む。

 そして、ミノタウロスの追撃。今度は得物を確実に殺す為斧を拾い上げて、一振り。
 すぐに立ち上がれない。それでも、子供は抱きかかえたままだ。
 俺は死ぬのだろう。でも、この子だけでも――。
 目を瞑る。

 ぱりんっ――。

 斧が肉を切り裂く音。
 ――いや、違う。これは“鎧が破損する音”だ。

 目を 開ければ、≪HIMIKO≫が子供を抱く俺とミノタウロスの間に割って入る様にして、“代わりに斧の一撃を受けていた”のだ。
 斧は勢い余って地面に突き刺さり、ミノタウロスはそれを引き抜こうとしている。

「おい! 何やってんだよ!」
「それは、こっちの台詞よ。何の力も無い癖に、子供を庇って……。馬鹿ね」
「大丈夫、なのか……?」
「いいえ。もう戦えないわ」

 見れば、≪HIMIKO≫の鎧はもう破損して居て、所謂中の人が割れたアバターの間から見えていた。
 と言っても、その容姿はアバターと瓜二つ。
 しかし髪色は白一色で正反対だった。

「もうすぐ、配信用のドローンが到着するわ。でも、こんな姿見せられないわね」
「そんな事言ってる場合じゃー―」
「あなたのスマホを出しなさい」

 ≪HIMIKO≫は俺の腕を掴み、自分のスマホを差し出す。

「今からデータを送るわ。あなたが、わたしの代わりに≪HIMIKO≫になって、あのミノタウロスを倒すのよ」
「そんな事、出来るわけ――」
「見ての通り、わたしはもう動けないの。それに、配信にこの姿を乗せる訳にも行かないわ。――それとも、今ここで三人まとめて、あの牛の餌になるかしら?」

 そんな事、出来るわけないだろう。
 俺は≪HIMIKO≫のスマホを受け取り、そして自分のスマホをそれに重ねる。

「起動コードは、分かるわよね?」
「ああ」

 俺は子供を≪HIMIKO≫の傍へと置き、頭に手を置いてくしゃりと撫でてやってから、ミノタウロスの前へと立つ。
 そして、スマートフォンを掲げて、あの呪文を唱える。

「――『KAMIGAKARI』起動。裏コード≪HIMIKO≫」

 俺の身体を電子基板の様な幾何学模様が走り、覆い尽くし、全てを変質させる。
 黒髪ロング、巫女装束。その姿は画面越しに見ていた≪HIMIKO≫そのものだ。

 そして――、
 
「――『MAGATAMA』起動。裏コード『MURAKUMO』」
 
 俺は先程≪HIMIKO≫自身がしたのを真似する様に、スマートフォンを日本刀へと変質させる。
 気づけば、俺のその声も高い女性の物に変わっていた。

「ドローンが来たわ。あなたは、今この瞬間からVtuber≪HIMIKO≫よ。精一杯演じなさい」

 そう言って、本物の≪HIMIKO≫は子供と共に、足を引きずりながらダンジョンの物陰へと隠れて行った。

 やれやれ。大人気Vtuberの中の人の影武者だなんて、大役を任されてしまった。
 心の中で自嘲気味に溜息を洩らす。

 気づけば、俺の周りは撮影用のドローンが跳び回り、囲っていた。
 既にライブは始まっているのだろう。ならば、精一杯戦うしかない。

 「ぶもおおおおおおおお!!!」
 「――はあああああっ!!!」

 俺は――いや、わたしは剣を振るう。
 自分でも聞いたことが無い様な高い、黄色い声で、わたしは精一杯叫び、剣の柄を握る手に力を込める。
 
 眼前に立ち塞がる、自身の三倍は有るその巨躯――ミノタウロスを相手に果敢に立ち向かう、一人の黒髪の少女の姿。
 巫女装束に身を包み、愛刀『MURAKUMO』を振るう。
 
 大人気Vtuberであり、この“ダンジョン化現象”を止める為に戦う冒険者の第一人者、≪HIMIKO≫の勇姿。
 そんな様子を、周囲を飛翔する数台のドローン型カメラが撮影していて、その様子を全国の視聴者が固唾を飲んで見守っていた。
 ある者はスマートフォンを片手に、ある者はPCのモニターを食い入るように――。

 この日から、俺は大人気Vtuber≪HIMIKO≫の影武者として、ギリシャの神々の魔の手からこの日本を守るために、日々ダンジョンで戦う事になったのだった――。
 

 目の前には、真っ二つに割かれたミノタウロスだったモノの残骸。
 その残骸も、次第にデータの粒子となって消えて行き、それと同時に、ダンジョン化していたショッピングモールも少しずつ元の様相を取り戻していた。
 周囲を覆っていた撮影用ドローンも離散して行き、ライブ配信の終わりを知らせる。
 それを確認すると、俺は本物の≪HIMIKO≫の元へと戻り、そんな俺の姿を目視すると、彼女は労いの言葉をかけてくれた。

「お疲れ様。――あなた、名前は?」
「俺は甘野川由夢あまのがわ ゆめだ、よろしく」
「由夢ちゃんね。わたしは卑弥呼ひみこよ、これからよろしく」
「ちゃんを付けるな――って、これから?」
「だって、わたし怪我しちゃったもの。責任取って、しばらく影武者やってもらうわよ?」
「……やれやれだ」

 かくして、アンチだったはずのVtuber≪HIMIKO≫の影武者をやる羽目になった俺――甘野川由夢あまのがわ ゆめ
 その未来や、如何に。
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