詐欺師はこの世界に破滅をもたらすのか

忍野木しか

文字の大きさ
20 / 30
第二章 魔法の世界

業火の街

しおりを挟む

 フィアラ大陸の中央都市ギドルハット。〈ヴァンパイア〉の王ルドルフ・シャングラドが統治するこの都市は大陸交易の中心地であり、多様な種族が活気のある生活を送っている。
 黒の衣に身を包まれたルドルフ・シャングラドは、長い石畳の地下道を闊歩していた。
 四聖剣の一振り‘’不死のエメリヒ‘’が建てたと言われる巨大な城には、様々な抜け道が存在する。その内の一つであるこの地下道は、都市の外れにある古い宮殿に繋がっていた。
 現在、その宮殿にはフィアラ大陸中に散らばる、ルーア連邦共和国各種族の代表たちが集まっていた。
 連邦会議が開かれていたのである。
 ルドルフは地下道の階段を上がった。天井を覆う木板を押し上げると、かつての教会跡に出た。既に天井の一部は崩壊しており、眩い陽光が差し込んでいる。
 ルドルフは、うっと目を覆った。五感が異常に優れている〈ヴァンパイア〉は、陽光が苦手だったのだ。
 ここも直さねばいかんな。
 ルドルフは黒いマントでさっと頭を覆うと、丘の上の宮殿に向かってのんびり歩いた。
「遅いぞ! ルドルフ!」
 宮殿のホールには既に代表者九名が集まっていた。
 赤い髪を伸ばした〈オーガ〉の軍隊長エンシスハイム・ガゼル・ドラゴンは、盛り上がった肩を怒らせて低い声で怒鳴った。
「申し訳ない、城からここまで遠かったもので」
「貴様が一番近いわ!」
「まあまあ、その辺にしましょうエンシスハイム殿。そろそろ会議を始めたい」
 白い髭を蓄えた〈エルフ〉の長ヴァーチャス・クラットが立ち上がった。
 ルドルフはテーブルの端に静かに腰掛ける、色欲の魔女アンナ・ジャコフスカヤに一礼すると、その隣に腰掛けた。
「ん? ちょっと待て〈ゴブリン〉が来ておらぬではないか?」
 ルドルフはテーブルを見渡した。〈ゴブリン〉の狡猾そうな緑の顔が見当たらない。
「あのアホどもは、来んぞ」
「何だと?」
「文句があるなら貴様が引きずってでも連れて来い、ルドルフ・シャングラド」
 ルドルフはエンシスハイムをひと睨みすると、ふぅっと息を吐く。
 全く、どれも此れも信用ならん。
「では……オホン! 先ずはご多忙の中御集まり戴いた皆様へ、感謝の意を申し上げたいと思います。……えー、本日は外の大陸で起こっている混乱と、先日の強欲の魔女のフィアラ大陸への侵入について……」
 〈エルフ〉の長ヴァーチャス・クラットは勿体ぶった口調で話し始めた。
 ルドルフはやれやれと高い背もたれに体を預ける。そして、アンナに欲情を込めた視線を送った。
「強欲に襲われたと聞いて心配したが、ご無事のようで何よりだ。……なぁ、アンナ、これを機にどうだ? あんな大陸の外れのちっぽけな城じゃあ、この先も不安であろう。私の城へ来い、不自由はさせんぞ」
 ルドルフは赤黒い瞳で、アンナの豊満な胸元から人形のように整った顔を舐めるように見回すと、クックと笑った。だが、アンナはまるでルドルフの存在に気づいて無いかのように俯いたままである。
 おやっと、ルドルフは首を傾げた。
 普段のアンナならば、虫けらを見るような目でルドルフを見返した後、悪態の三つ四つ放って来る筈だった。
 もしや、本当に強欲の魔女に酷い目に遭わされたのでは……?
 ルドルフは一挙にアンナの身が心配になり「おい、大丈夫か?」とアンナの顔を覗き込んだ。そして、ギョッとする。
 アンナの瞳が僅かにサファイアピンクに揺らめいていたのだ。
 ああ、オリビアは大丈夫かしら……?
 アンナは、城の部屋に一人残された怠惰の魔女オリビア・ミラーの心配をしていた。
 私が側に付いていてあげなきゃいけないのに……。オリビアは呪いのせいで、身の回りの事は何も出来ないんだから。この前だって……。
 アンナは、オリビアがドレスを逆向きに着たまま生活をしていた時の事を思い出して、クスリと笑った。
 オリビアは私が居なきゃ生活出来ない。でも、頼りになる事もある。強欲から私を守ってくれた時は本当にカッコよかったな……。
「アンナ・ジャコフスカヤ!」
 ルドルフに強く肩を揺すられたアンナは、ハッと顔を上げた。テーブルに座る代表者たちの視線がアンナに集まっている。
「あら、どうか致しました?」
 アンナは長い指を細い顎に滑らせながら首を傾げた。その瞳を見た彼らは、ゾッとして視線を逸らした。
 ああ、オリビア……。あなたは今、何をしているの? 彼女の事だ、ぼーっと窓から外でも眺めているのかしら?
「ア、アンナ、大丈夫なのか……?」
「どうしたのよ、ルドルフ・シャングラド? 私のお顔に何かついていますの?」
「い、いや……」
「変な男。ねぇ、私の事は良いから、早く会議を進めてくださるかしら?」
 アンナはヴァーチャスに微笑んだ。ヴァーチャスは慌てて前に向き直ると、会議を進行させる。
 はぁ……こんな会議のせいだ。こんなことで、私たちの大切な時間が減ってしまうなんて。
 ……そうよ、大切な時間なの。何故なら、オリビアは私のように長くは生きられない……。
 ああ、そうだ、オリビアは長くは生きられない。もしオリビアが死んでしまったら、私は生きていけない……。
「いやよ!」
 アンナは立ち上がった。
「お、落ち着くんだ、アンナ……」
 ルドルフは必死にアンナを宥めようとした。〈オーガ〉の軍隊長エンシスハイムは、いつでも色欲の魔女を殺せるように、体の力を極限まで抜いて構える。
 アンナは立ち上がったまま白金の髪を掻きむしった。
 いや、オリビア、私を置いていかないで……。
 ああ、どうすればいいの、アノン様。オリビアを死なせたくないよ……。絶対に二人で幸せに生きるの……。
 そうだ、オリビアの寿命を延ばせれば……?
 そうよ、アリスかエメリヒなら、何とかしてくれるかも知れないわ! それから、二人だけの国を作るのよ!
 そうすれば、もう私だけが置いていかれる事もなくなるわ……!
 アンナは落ち着きを取り戻すと、そっと顔を上げた。その瞳は濃いサファイアピンクに揺れている。
 これは不味いぞ……。至急、エメリヒ様に知らせなければ……。
 ルドルフは紫色の唇をキュッと結んだ。
 
 クライン・アンベルクは、アリシアの部屋の中を歩き回っていた。
「遅い……!」
 アリシアとクラウディウスが、アリスという〈エルフ〉の少女と共に憤怒の魔女の元へ向かってから、既に半日近くが経っていた。
「遅すぎる……! もしや、何かあったのでは?」
 クラインは、愛弟子だった二人の身に何かあったのでは、と不安になる。
「大丈夫ですよ、クライン様。アリシアにはクラウディウス様が付いています。万が一もございませんよ」
「いや、クラウディウスは自分の力を過信するところがある。それゆえに無茶をする事も……。クッ、やはり私が付いて行くべきだった!」
「クライン様、落ち着……」
 突然、二人の中指につけた指輪が真っ赤に輝き始めた。その指輪は、遠距離で連絡を取り合うための魔水晶であり、水晶同士が空間魔法で繋がっている。赤は警告の色だった。
(強欲の魔女 北東 ハース)
 簡単なメッセージが指輪を通して頭に流れ込んだ。
「強欲だと!?」
 二人は顔を見合わせた。

 焼けた街の上空に〈ヒト〉が集まっている。彼らは、ハースの周辺都市に住む上級魔術師だった。
「おお、救援とやらでしょうか?」
 マーク・ロジャーは両手を上に向けた。上級魔術師たちの動きがぴたりと止まると、一斉に破裂する。血が雨となって、地上で燃え盛る炎に降り注いだ。
 マークは嬉しそうに頷いた。
 〈ドワーフ〉どもに比べれば〈ヒト〉は柔らかくて殺し易い。
 業火に揺れる街は沈黙している。もはや生き残りは居ないように思えた。
 マークは、そろそろ次の街に移ろうかと考えた。だが、上空には虫のように次々と魔術師達が集まってきている。
 複数の水の槍がマークに向かって飛んできた。渦巻く槍はマークの手前で霧散して蒸発していく。
「私がこの街の市民だったらどうするおつもりですか?」
 マークは地上から此方を狙う数名の魔術師に首を傾げた。
 魔術師たちは怒りの形相でマークに杖を向けている。火の渦が道を焦がし、陽炎が彼らを揺らした。
「黙れ! 強欲の悪魔め!」
 魔術師たちは一斉に水撃魔法を唱えた。巨大な水流の渦がマークを狙う。
 馬鹿ですか、コイツら。
 マークは圧縮魔法で魔術師たちを潰した。崩れた水流が彼らの肉塊に降り注ぎ、血を洗い流す。
 彼らが〈ヒト〉の最高戦力であるというのならば、この場で全員殺しておくべきか。
 マークは蜘蛛の巣にかかる羽虫をむしゃぶる様に、次々と魔術師を殺していった。
 おや……?
 マークは遠くの空を見上げた。何やら巨大な赤い鳥がこちらに飛んでくる。
 圧縮魔法では遠いため、マークは巨大な黒雲を展開して大雷撃魔法を発動した。黄金色に輝く閃光が、宙を切り裂いて赤い鳥を貫く。だが、巨大な鳥は雷撃など意に介さないように速度を緩めず、燃え盛る街の上空に飛来した。
 ドラゴンですか。
 マークは上空を見上げながら、ほうっと息を吐いた。
 ピジョンブラッドの鮮やかな赤い鱗が青空で煌めいた。鋭い爪と牙に揺れる炎が反射する。翼は街を覆うほどに広く、長い尾を振ると、風圧で燃え盛る建物が崩れ去った。
「ちょっとちょっとちょっとぉ! ちょっとあんた、痛いじゃあないか! 紳士ってのはレディーを大切に扱うもんじゃあないのかい?」
 最上級魔術師ジェニファロッド・リストラックは、赤く煌めくドラゴンの背で大声を上げた。
「……また、あなたですか。ちゃんと清潔な服は持って来たのでしょうね?」
 眉を顰めたマークは両手をドラゴンに向ける。放たれる大爆撃魔法。だが、巨大なドラゴンの鱗には傷一つ付かなかった。
 全く面倒くさい、とマークは腕を組んだ。すると、ドラゴンの上から乾いた上着とズボンが降ってくる。
 洒落は通じるようですねぇ、マダム。
 マークは汚れた服を脱ぐと、乾いた上下を身につけた。
 ジェニファロッドはドラゴンの鱗に捕まって、食い入るようにその様子を眺めた。
「あらあらあらぁ? 似合ってるわよぉ、坊や」
「感謝致します、マダム」
 マークは微笑むと、身を乗り出すジェニファロッドの頭を圧縮魔法で潰した。そして、ドラゴンには敵うまいと転移魔法を発動する。
「ひどいじゃあないかい」
 転移魔法で飛ぶ刹那、マークは自分の腹から飛び出る手を見た。
「なっ……!?」
「あたいは、坊やの欲望の対象にはならないってかい?」
 ジェニファロッドは電撃魔法を唱える。だが、マークの方が一歩早かった。爆撃魔法で吹き飛ぶ二人。さっと体制を立て直したマークは、腹の傷に構わず転がる老婆を圧縮魔法で潰した。
 上空でドラゴンが低く唸る。
「……っゴボッ……。ひどいじゃないですか、せっかくの服が台無しだ」
「あたいは赤が好きでねぇ」
 真後ろから声がした。マークは唖然として振り返る。ジェニファロッドは寂しそうな表情で、大衝撃魔法の準備をしていた。上空には魔術師達が集まって来ている。
「ごめんよ、坊や」
「……はは」
 マークは最後の力を振り絞って閃光魔法と、幾つもの爆撃を周囲に放った。血の吹き出る腹を治療しながら、ヨロヨロと火の海を走る。
「見苦しく足掻くな、愚かな魔女め」
 上空から大地を揺るがす低い轟き。ドラゴンの業火の息がマークを包んだ。
 一人では限界がありますね……。
 マークは薄れゆく意識の中で、微かに、誰かが自分の体を支えるのを感じた。
 
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!

クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。 ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。 しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。 ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。 そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。 国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。 樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。

断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜

深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。 処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。 なぜなら彼女は―― 前世で“トップインフルエンサー”だったから。 処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。 空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。 タイトルは―― 『断罪なう』。 王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。 すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、 国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。 そして宣言される、前代未聞のルール。 支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。 処刑台は舞台へ。 断罪はエンタメへ。 悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。 これは、 処刑されるはずだった悪役令嬢が、 “ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。 支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、 それとも――自由か。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。

石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。 実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。 そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。 血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。 この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。 扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。

異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?

来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。 そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった! 亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。 「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」 「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」 おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。 現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。 お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、 美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...