ある日の日記、いつかの記憶。

ゆっこ

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2022.1.29/休む勇気

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やりたいことがない
なんにもしたくない
なんにも感じない
空っぽになっていく
そんな時

それじゃダメだよって
そんな感情来たらダメだよって
否定して
誤魔化して
鼓舞して
自分を動かしてきたけど

その度に  

何故か  次が
もっとしんどくなるの
もっと動けなくなる
余計に感じなくなる 
抵抗が増していく
当たり前にしていた些細なことすら
出来なくなっていく

怖かった
そんな自分が怖かった
どうなっていくのと怯えていた


動けるようになりたいけど
もう このままでは
このやり方では
これ以上進めないと思った


積み上げたもの
失うかもしれないけど
賭けだと思って
実験だと思って
自分を許して
気持ちに素直になってみようと思った


無理にじゃなく自然に
追い立てられてじゃなく
楽しく動けるようになれると信じたい
だから
そのために必要なことならば
今の自分  認めようと思った


行き止まりのその先を見てみたいと思った。
 



やりたいことは何ですか?

やりたいことはない…



出てくる気持ちは


寝たい。何もしたくない。だけ。

いや

それは、

やりたいことかないんじゃなくって

寝るということ。
何もしないということがしたい。

ということ。

なんだと思った。


ならば。

理想と程遠いけど。
むしろ真逆だけど。 
嫌だけど
情けなくて認めたくないけど
今は、今は。
そうなんだなと観念した

それから

隙間があれば寝てた
隙間を作って寝てた
とにかく寝たかった。何もしたくなかった。
それしかなかった。

可能な限り、それに素直になった。 


落ち込んでいることを認めて、でも
落ち込んでいることに落ち込まないように。

しようと思った



けど

ねぇ
何してるの  何やってるの
やばいよ  やばいよ
大変な事になるよ
大変なことになってるよ
寝てる場合じゃないよって声が
内から響いてくる
もっともな意見  もっともな正論 
確かに
客観的に寝てる場合じゃない状況が
沢山あった。  

葛藤の繰り返し。


一瞬一瞬
綱引きをしてるみたいだった。



休むことを  何もしないことを
そんな自分を
心から許してしまえば
このままもう二度と
起き上がれないんじゃないか
起きたいと思えないんじゃないか
何かしたいとか、思わないんじゃないか  
と思った。

怖かった。


一瞬一瞬
綱渡りしてるみたいだった。


不安だったけど、
そう思って寝るのなら、今までと同じように、休んでも休んだことにならないかもしれない。それじゃあ同じ繰り返しになる。

だから、きっと起きたら今より良くなってるって言い聞かせて寝た。


少しずつそんな自分を許し
不安と罪悪感と対話して流し
眠ることと休むことに
安心感と幸せを感じるようになった。 

自分に。自分を。
許したようで許せてないことや、

見えない鎖で自分を制限している  
信念や思い込みが、

沢山あるんだなって思った。


それが引っ掛かり、行き詰まる。

行き詰まっている現実に対して
反射的に出て来るネガティブな感情や感覚。
その渦に飲み込まれてしまうと、
とてもそうは思えなくなるけど、
それは、何が引っ掛かってるのかを、
気づかせてくれるサイン

それが外れたら
望む方へ自然と流れていくのだから、

一見苦しいけど  嬉しくないけど
ありがたいサインでもあるんだ。


それが変わる度、 段階を経て
現実が変わっていくことに気がついた

信じた分だけ
許した分だけ

それでいいんだよ、大丈夫と
教えてくれるかのように。
答え合わせのように、
現実が動く。

現実とは
目に映ること、周りの環境、人、
体験すること、感じること、
自分の思考、感情等、内面も含め全てのこと。


自分が何を どれくらい
信じてるか疑ってるか
許してるか許してないか
感覚としてわかるようになった。





最初は
抗えないほどの、寝ることへの渇望。


少しずつ、

寝たいは寝たいけど
出来るなら、
不安と罪悪感を流しながらではなく
自然な安心感と達成感を感じながら
寝たいと思った。

だから
あんまり動きたくなかったけど、
気持ちよく寝るために少し動いた。


だんだん
寝ることへの執着や渇望が減ってきた。


だんだん
起きて何かをしたくなった。


でも、最低限のことしかしたいと思わなかった。取り敢えず間に合わせたい。
だから、取り敢えず最低限のことをした。


楽に動けるようになってきたら
そこに楽しさを感じ始めた。


やってみたいと思う事が増えた。


だんだん やっていることを
もっと良くしたいという欲が出てきた。    
 


段階を踏むように、
少しずつ
少しずつだけど


もう戻ってこないと思った気持ちが
確かにそこにあった


嬉しくて  ありがたくて
泣きそうになる。
 
 


小さなきもち

小さな気づき 

小さなやる気


戻って来てくれてありがとう
来てくれてありがとうって
迎えてあげたら
どんどん 
自然に繋がって
増えて  
大きくなった


そんなんじゃ足りない
それじゃ理想に届かない
まだまだ遠すぎる
もっと出さなきゃ
どうせそこ止まりやろ
どうせ無理なんだから
って反射的にやってくる声
湧いてくる不快な感覚
そのまま信じて飲み込んで
自分に浴びせていたら
どんどん
しぼんで
引っ込んで
何も出てこなくなった
また動けなくなった

そして代わりに
不安が覆った


あぁ
私この繰り返ししてきたんだ
ずっとずっと


出来たことを認めるのが大事って
そういうことなんだ

ネガティブな気持ちを
否定して
押さえつけて
捻じ曲げて
無理にポジティブに持っていこうとすると
その場は消えて
何とかなったように見えても
だんだん 淀みが溜まり
それはいつか  大きな歪みになり
チカラが湧いてこなくなる
誤魔化せなくなり
行き詰まる  


ネガティブな気持ちを
流れていく景色を眺めるように
一時のことと 受け入れて  
心をニュートラルに保っていれば  
無理に ポジティブへ持っていかなくても
望む気持ちが 感情が
静かに 湧いてくる
それは 下流へ流れる水のように
だんだん  増して 大きくなる

自然と動きたくなる
抵抗なく行動が出来る

そのこと自体に喜びを感じ始める

動くことも
休むことも喜びになり

バランスが取れていく

そんな感じ



自然と 良くなっていくこと
それが自然で 当たり前
期待すら要らない

少しずつ「で」いい

じゃなくて

少しずつ「が」いい


それがいいんだ


全ては少しずつ良くなっていく
期待すら要らない
上から下へ
水が流れていくように
当たり前のこと


遠くて届かないと嘆かなくて大丈夫

順番があるんだ
段階があるんだ
それを辿れば必ずたどり着く


あぁ  そういうものなんだ


だから

今を受け入れて  
出来る範囲で 
許し
認め
喜び
楽しみ
歓迎する

そして
それができた自分を
認めて褒めてあげる

その繰り返し


それが  
もっと大きな喜びへ
望む未来へ
自然と  繋げてくれるんだ      

過去に縛られなくていい
未来を憂いなくていい


ひとつひとつ
細い糸を手繰るように

手元だけを見て
今だけを見て
 
そうしていれば

段々
 
見たかった景色が、見えてくる 
見たことも無い景色も、見えてくる
想像もしなかった景色まで、見えてくる。


転んだ時にしか見えない景色もある
溺れた時にしか掴めないものもある

それも、段階の1つ。必要なもの。

転んでもただでは起きない
溺れたら藁を掴んで帰ってくる
何かを掴んで
何かを見つけて 
転ぶ前より  全て良くなる と
信じられれば

不安の中に希望を感じていられるし



その先はかならず

更に もっと 幸せになってる


何にもない 何も感じない
空っぽだと本気で思ってた自分が  
今この文章を書いていることが 

その証拠に  証明に 

なるといいな

 
行き止まりは
新しい景色へのドア 

そう見えなくて
とても思えなくても
信じた分だけ見えてくる

次へ  また次へ
1つずつ  開けるたび 
確信に変わり

より深く  幸せへ繋がっていく


大丈夫
忘れてもいい
また 思い出して

大丈夫
いつか 当たり前になる


私も  あなたも
大丈夫





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