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第2章 『最高の縁談』を求めていた完璧公爵令嬢が気づいたこと。
【2-5.未来の王妃!?】
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ケイトは、王妃主催の馬の品評会の日から少し考え方が変わった。
マーシェル王子との婚約の話は無くなったけど、でも結婚って、マーシェル王子に相応しいとかそういうことではなく、まず相手の人柄とかそういうのに真正面から向き合うものなのかもしれない。
そう考えるとふとポールの顔が思い浮かび、とくんと心臓が跳ねる。
ちょっと待って。
この気持ち。まるで私がポールのこと好きみたいじゃない!
違う違う、ポールは確かに私の考え方を変えてくれたけど、そういうのじゃないはず!
そう思っていたら、ある日、ケイトは王妃から呼びだしを受けた。
「ケイト、あなたに縁談の提案を、と」
王妃は少し畏まって言った。
「あ……。」
ケイトは気まずさを感じた。
先日自分は王妃に『最高の縁談を』と言ってしまったのだ。
今はそういう考えを改めようとしているところだ。
縁談の話も、今は嬉しくない。少し気になる人がいて、なんだか他の人との縁談とか聞きたくない……。
ケイトが顔を暗くしたので王妃は不審に思って聞いた。
「どうしました? まさかまだマーシェルのことを……」
「あ、いえ、違います! あの……お相手というのはどなたでしょう?」
マーシェル王子への気持ちを否定しながら、ケイトは縁談に興味を持つふりをして一応相手の名前を聞いた。
「アントンです。国王陛下の弟君の」
「えっ! アントン様!?」
ケイトは飛び上がってびっくりした。
王嗣殿下ではないか!
王妃はふふっと笑った。
「アントンは数年前に妻を亡くしているので後妻ということになりますが。国王陛下とは年の離れた弟で……あなたからしたら10歳くらい年上になりますか? どうです? アントンは次期国王ですもの、悪くない話では?」
「そんな……王弟殿下が私を後妻に?」
「ええ。アントンとはあまりこういう話をしないから、いずれ後妻を娶るつもりがあるのかとか分からなかったのですけど。こないだちょっとした機会に軽く聞いてみたら、意外と後妻を娶ることに乗り気なようでね。あなたのお話をしたら興味を持ったようで、一度直接会ってみたいと言うのよ」
王妃は微笑んだ。
ケイトは返答に困って縮こまってしまった。
会ってみたい? 王弟殿下が私に?
でも、私、まだ結婚について迷っているのに。どういう結婚がしたいか、相手がどういう人がいいか、これからゆっくり考えていこうと思っていたところなの……。
王妃はそんなケイトの乗り気でない様子を見て、首を傾げた。
「アントンではまだ不満かしら? あなたにとっての『最高の縁談』ではなかった?」
「いえ、そんな! 不満だなんてとんでもない!」
ケイトは慌てて否定した。
どうしよう、王弟殿下。悪くないどころか、以前のケイトからしたら望みうる限りの『最高の縁談』ではないか! 『王家なら誰でも』『私に相応しい相手』どころか、今度のお相手は王嗣殿下――つまり、私は『未来の王妃』だ!
しかし、そんな条件とは裏腹に、ケイトは心の中では困り果てていた。
でも、どうしよう。あんまり乗り気に慣れない。「ぜひお願いします」と今ここで即答できない。
即答できないのはなぜ?
それは、私が以前のような価値観の結婚を今は望んでいないから……。
せっかく気になる人が現われて、少し自分が変わったような気がしていたから……。
どうしよう、私は今王妃様に何て言ったらいい?
助けて、ポール……。
と、そこへ、いきなりメルディアーナが勢いよく入って来た。
王妃がハッとして、咎めるように目を上げた。
「何です、メルディアーナ。今お客さんがいるのよ。ここに猫はいません!」
「あ! 今日は猫を探しているわけじゃないんです!」
メルディアーナが慌てて弁解するように言ったので、王妃はため息をつきながら、こっそりケイトに耳打ちした。
「うちの嫁――あ、まだ嫁じゃないか――は、毎日猫とかくれんぼするのが日課でね」
王妃のしぐさを見て、メルディアーナがじとっと王妃を見る。
「王妃様、何かよけいなこと言ってます?」
「いいえ、こっちの話よ。それで、何ですか、メルディアーナ」
「ケイト嬢とアントン様の結婚、私反対です!」
メルディアーナが憤然とした様子で言うので、王妃は驚いた。
「え!? 何を言い出すの、メルディアーナ。ケイトはマーシェルをあきらめてくれたのよ。あなたからは本来しっかり謝罪をしなければいけないのに、それどころか、アントンとの結婚に反対ですって? あなた、どこまでケイトの幸せを邪魔しようとするの。さすがに目に余るわよ!」
「それは分かってます、王妃様。ケイト嬢が呼ばれたと聞いて、きっと王妃様はアントン様との結婚のお話をされると思いました。でも、ケイト様の本当に望まれる相手ってアントン様なんでしょうか。ケイト様、よかったらこれ食べて」
メルディアーナは早口でそう言うと、ケイトに向かって、おしゃれな小瓶に入ったカラフルな可愛らしいドルチェを差し出した。
「何ですの?」
ケイトは困惑の表情でメルディアーナとドルチェを見比べている。
「食べたら分かります、ぜひ」
メルディアーナは強く勧めた。
メルディアーナのことをよく知っている賢明な読者様なら、決してメルディアーナの勧めるものを食べようとは思わないだろうが、ケイトはまだあまりメルディアーナのことを知らなかった。
だから、ケイトは疑いの目をしながらも、ドルチェを一つ摘まんでそっと口に入れたのだった。
なんで食べるよう勧めたのだろう、とケイトが思っていたら、ひくっとしゃっくりが出た。
「え?」
ケイトは慌てて口を押えた。何? しゃっくりなんて、困るわ。今食べたドルチェに関係しているのかしら。
そう思った瞬間、とたんに腹の底からわっと何か込み上げるものがあった。
うっ!
ケイトは口を手で覆うと、前かがみになる。
何々!? 何を食べさせられたの!? まさか、体調が悪くなる薬では!?
しかし、腹の底から湧き出る何かは止まらない。
一生懸命ぐっと抑え込んでいたが、少し息苦しくなり、一瞬口を覆っていた手を離した瞬間、いきなり言葉が口からこぼれ落ちてきた。
「私は王弟殿下との結婚は乗り気ではありません!」
思っていたよりはっきりとして大きな声だった。
「えっ!」
ケイトは驚き、慌てて口を手で押さえた。
何これ、何これ!?
何てことを口走ってるの、私!?
いったい、どういうこと!? さっき食べたドルチェって……?
するとメルディアーナは少しも驚いておらず、涼しい顔で、
「このドルチェ、『お話グミ』っていうの。商人からは、緊張とかであんまりお話ができないときにこのグミを食べるとお話ができて、『仕事のプレゼンとか、講演会とか、弁論大会とか、そういう失敗できないときに有効です』って聞いたんだけど。スズメに食べさせたらジュンとかグェアーとか鳴きだしたから、なんか腹に溜め込んでる思いとかも吐き出せるのかと思って」
と説明した。
メルディアーナがどことなくドヤ顔なのは、『お話グミを食べさせるなんて、我ながら名案』と思っているからだ。
「プレゼンでも講演会でもないけど……」
王妃が呆れて突っ込んだが、メルディアーナはどこ吹く風である。
「ま、そうとも言えますわね、王妃様。でも、ほら、ケイト様、はっきり言いましたわね? 王弟殿下との結婚はいやですって」
マーシェル王子との婚約の話は無くなったけど、でも結婚って、マーシェル王子に相応しいとかそういうことではなく、まず相手の人柄とかそういうのに真正面から向き合うものなのかもしれない。
そう考えるとふとポールの顔が思い浮かび、とくんと心臓が跳ねる。
ちょっと待って。
この気持ち。まるで私がポールのこと好きみたいじゃない!
違う違う、ポールは確かに私の考え方を変えてくれたけど、そういうのじゃないはず!
そう思っていたら、ある日、ケイトは王妃から呼びだしを受けた。
「ケイト、あなたに縁談の提案を、と」
王妃は少し畏まって言った。
「あ……。」
ケイトは気まずさを感じた。
先日自分は王妃に『最高の縁談を』と言ってしまったのだ。
今はそういう考えを改めようとしているところだ。
縁談の話も、今は嬉しくない。少し気になる人がいて、なんだか他の人との縁談とか聞きたくない……。
ケイトが顔を暗くしたので王妃は不審に思って聞いた。
「どうしました? まさかまだマーシェルのことを……」
「あ、いえ、違います! あの……お相手というのはどなたでしょう?」
マーシェル王子への気持ちを否定しながら、ケイトは縁談に興味を持つふりをして一応相手の名前を聞いた。
「アントンです。国王陛下の弟君の」
「えっ! アントン様!?」
ケイトは飛び上がってびっくりした。
王嗣殿下ではないか!
王妃はふふっと笑った。
「アントンは数年前に妻を亡くしているので後妻ということになりますが。国王陛下とは年の離れた弟で……あなたからしたら10歳くらい年上になりますか? どうです? アントンは次期国王ですもの、悪くない話では?」
「そんな……王弟殿下が私を後妻に?」
「ええ。アントンとはあまりこういう話をしないから、いずれ後妻を娶るつもりがあるのかとか分からなかったのですけど。こないだちょっとした機会に軽く聞いてみたら、意外と後妻を娶ることに乗り気なようでね。あなたのお話をしたら興味を持ったようで、一度直接会ってみたいと言うのよ」
王妃は微笑んだ。
ケイトは返答に困って縮こまってしまった。
会ってみたい? 王弟殿下が私に?
でも、私、まだ結婚について迷っているのに。どういう結婚がしたいか、相手がどういう人がいいか、これからゆっくり考えていこうと思っていたところなの……。
王妃はそんなケイトの乗り気でない様子を見て、首を傾げた。
「アントンではまだ不満かしら? あなたにとっての『最高の縁談』ではなかった?」
「いえ、そんな! 不満だなんてとんでもない!」
ケイトは慌てて否定した。
どうしよう、王弟殿下。悪くないどころか、以前のケイトからしたら望みうる限りの『最高の縁談』ではないか! 『王家なら誰でも』『私に相応しい相手』どころか、今度のお相手は王嗣殿下――つまり、私は『未来の王妃』だ!
しかし、そんな条件とは裏腹に、ケイトは心の中では困り果てていた。
でも、どうしよう。あんまり乗り気に慣れない。「ぜひお願いします」と今ここで即答できない。
即答できないのはなぜ?
それは、私が以前のような価値観の結婚を今は望んでいないから……。
せっかく気になる人が現われて、少し自分が変わったような気がしていたから……。
どうしよう、私は今王妃様に何て言ったらいい?
助けて、ポール……。
と、そこへ、いきなりメルディアーナが勢いよく入って来た。
王妃がハッとして、咎めるように目を上げた。
「何です、メルディアーナ。今お客さんがいるのよ。ここに猫はいません!」
「あ! 今日は猫を探しているわけじゃないんです!」
メルディアーナが慌てて弁解するように言ったので、王妃はため息をつきながら、こっそりケイトに耳打ちした。
「うちの嫁――あ、まだ嫁じゃないか――は、毎日猫とかくれんぼするのが日課でね」
王妃のしぐさを見て、メルディアーナがじとっと王妃を見る。
「王妃様、何かよけいなこと言ってます?」
「いいえ、こっちの話よ。それで、何ですか、メルディアーナ」
「ケイト嬢とアントン様の結婚、私反対です!」
メルディアーナが憤然とした様子で言うので、王妃は驚いた。
「え!? 何を言い出すの、メルディアーナ。ケイトはマーシェルをあきらめてくれたのよ。あなたからは本来しっかり謝罪をしなければいけないのに、それどころか、アントンとの結婚に反対ですって? あなた、どこまでケイトの幸せを邪魔しようとするの。さすがに目に余るわよ!」
「それは分かってます、王妃様。ケイト嬢が呼ばれたと聞いて、きっと王妃様はアントン様との結婚のお話をされると思いました。でも、ケイト様の本当に望まれる相手ってアントン様なんでしょうか。ケイト様、よかったらこれ食べて」
メルディアーナは早口でそう言うと、ケイトに向かって、おしゃれな小瓶に入ったカラフルな可愛らしいドルチェを差し出した。
「何ですの?」
ケイトは困惑の表情でメルディアーナとドルチェを見比べている。
「食べたら分かります、ぜひ」
メルディアーナは強く勧めた。
メルディアーナのことをよく知っている賢明な読者様なら、決してメルディアーナの勧めるものを食べようとは思わないだろうが、ケイトはまだあまりメルディアーナのことを知らなかった。
だから、ケイトは疑いの目をしながらも、ドルチェを一つ摘まんでそっと口に入れたのだった。
なんで食べるよう勧めたのだろう、とケイトが思っていたら、ひくっとしゃっくりが出た。
「え?」
ケイトは慌てて口を押えた。何? しゃっくりなんて、困るわ。今食べたドルチェに関係しているのかしら。
そう思った瞬間、とたんに腹の底からわっと何か込み上げるものがあった。
うっ!
ケイトは口を手で覆うと、前かがみになる。
何々!? 何を食べさせられたの!? まさか、体調が悪くなる薬では!?
しかし、腹の底から湧き出る何かは止まらない。
一生懸命ぐっと抑え込んでいたが、少し息苦しくなり、一瞬口を覆っていた手を離した瞬間、いきなり言葉が口からこぼれ落ちてきた。
「私は王弟殿下との結婚は乗り気ではありません!」
思っていたよりはっきりとして大きな声だった。
「えっ!」
ケイトは驚き、慌てて口を手で押さえた。
何これ、何これ!?
何てことを口走ってるの、私!?
いったい、どういうこと!? さっき食べたドルチェって……?
するとメルディアーナは少しも驚いておらず、涼しい顔で、
「このドルチェ、『お話グミ』っていうの。商人からは、緊張とかであんまりお話ができないときにこのグミを食べるとお話ができて、『仕事のプレゼンとか、講演会とか、弁論大会とか、そういう失敗できないときに有効です』って聞いたんだけど。スズメに食べさせたらジュンとかグェアーとか鳴きだしたから、なんか腹に溜め込んでる思いとかも吐き出せるのかと思って」
と説明した。
メルディアーナがどことなくドヤ顔なのは、『お話グミを食べさせるなんて、我ながら名案』と思っているからだ。
「プレゼンでも講演会でもないけど……」
王妃が呆れて突っ込んだが、メルディアーナはどこ吹く風である。
「ま、そうとも言えますわね、王妃様。でも、ほら、ケイト様、はっきり言いましたわね? 王弟殿下との結婚はいやですって」
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❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年12月追記
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