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第2章 『最高の縁談』を求めていた完璧公爵令嬢が気づいたこと。
【2-4.この気持ちは何?】
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何をしでかすか分からないメルディアーナを放っておけないとギルバートはメルディアーナの側にいることになったので、ポールはケイトのエスコート役になることになった。
「一人でいるよりはいいでしょう、ケイト嬢」
とポールは言うが、役得と思っているのかほくほく顔だ。
ケイトはくすっと笑ってから優雅にお辞儀した。
「そうね、一人だと視線が痛いから、助かります。あの、呼び方、ケイトでいいです」
ケイトはなんだか素直な気持ちになっていた。
メルディアーナにすっかり毒気を抜かれてしまっていたのだ。
「あ、じゃあ俺もポールって呼んでください!」
ポールは有頂天だ。
ケイトとポールは元の会場のすみっこの木陰の席に戻ると、ポールがなんだか申し訳なさそうに言った。
「不思議な生き物だったでしょう?」
「あ、ええ、まあそうね。私、マーシェル王子の婚約者候補から外されたときに、メルディアーナと自分をどうしても比べてしまって。私がメルディアーナに比べて劣ってるのかなーとか」
「そんなことはないですよ!」
「ええ、そうよね。劣ってるとかじゃなくて……。私にはメルディアーナのような無邪気さはないかもしれないわ」
「アレを無邪気だなんていいように言い過ぎです。もう別の生き物と思って吹っ切った方がいいです」
「吹っ切れてはいます! そりゃ私はメルディアーナみたいにはなれないもの……。マーシェル王子に選ばれるには、ああいう女性でないといけなかったのね」
そうケイトが言ったとき、ポールは「え」といった顔をした。
それから少し深刻そうに眉を寄せて考えてから、やがて何か思いついたように一番近くにあった椅子に手にかけ、「はい、これ」と椅子をずりずりケイトに手渡した。
「え? 何ですの?」
ケイトが驚いてポールの顔を見ると、ポールは自分でも何を思いついたんだろうと困り顔で苦笑していた。しかし、悪戯っぽい目になって言った。
「そこの椅子の上に、積んでみてください」
「え?」
ケイトは訳が分からず聞き返す。
「積むだけやってみたらいいですよ。メルディアーナがやってたみたいに。5つくらいは積めるみたいだから」
「ちょっと、ポール、あなた何を言ってるの?」
「じゃあ、2つでいいや。今持っているやつだけ、その椅子の上に積んでみてください」
「え……?」
あまりにポールが勧めるので、ケイトは訳が分からないまま椅子を1つ積んでみた。会場の隅っこの方とはいえ人が全くいないわけではない。ケイトはとても恥ずかしかった。
するとポールが、
「じゃ、椅子の上に乗ってみる?」
とケイトに聞く。
「え? いえ、まさか!」
ケイトは勢いよく首を横に振ったが、ポールは、
「乗ってみなよ」
と強く勧めた。
「ちょっと、さすがにそれは!」
とケイトが腕でバツ印を作りながら断ると、ポールは「はは」と笑って大股でケイトに近づくと、ひょいっと抱き上げた。
「え、ええ!?」
ケイトが驚いて叫んだが、ポールは平気な顔してケイトを2段に積まれた椅子の上にそっと置いたのだった。
屋外イベントとはいえ、王妃主催の催しということで、椅子も安物ではなくふかふかのクッションが張ってある。積まれた椅子は安定感なく少しぐらぐらと揺れた。
「ちょっと、怖いわっ! お願い、手を離さないで!」
この高さでは落ちたところで死ぬことはないけれど、安定感のないものの上にいるというのは恐怖を感じさせるものである。ケイトは顔を歪めて、強い力でポールの腕にしがみついた。
ポールはもちろん手を離さない。ケイトがしがみついていない方の腕では、ケイトの腰をしっかり支え、椅子からずり落ちないように固定していた。
「大丈夫、手は離さないから」
ポールが優しく言うと、ケイトはほんの少しだけほっとした顔でポールを縋るように見る。
「降りる?」
ポールはすぐに聞いた。
「ええ!」
ケイトが叫ぶように即答すると、ポールは抱きかかえるようにしてケイトを椅子の上から降ろした。
ケイトはポールの首に腕を回し、しっかりと抱きついている。
足が地面に触れると、ぱっとポールから離れ、キッと強い目でポールを睨んだ。
「何をするんですか!」
しかし心臓はなぜかドキドキしていた。
椅子の上が怖かったから? 何なのかよく分からないけど、心臓がぎゅっと締め付けられる。
別にしょせん椅子の上だし、そんな怖かったわけじゃないけど……なんで、なんで?
そして、自分の目を覗き込んだポールが、
「ね。メルディアーナと比べるなんて変だろう? こんなことメルディアーナは平気でしようとしてたんだよ? メルディアーナとケイトはだいぶ違う。比べなくていいんだよ」
と言うので、その優しい目に、ケイトは釘付けになってしまった。
なんで……! この人……。
「え、ええ……」
動揺しながらケイトは答えた。
何か大事なことをポールは言ってくれているような気がするけど、話が半分しか入って来ない。
ケイトが困惑の顔でポールを見つめているので、ポールは困ったように微笑んで、それからそっとケイトの頭をポンポンっと撫でた。
「マーシェル王子は――まあ色々二人の間には何かしらあったんだろうけど、ああいうメルディアーナの気質が好きだっただけ。ケイトは、ちゃんとケイトの気質を好きになってくれる人がいるから大丈夫」
「え」
ケイトは思わず撫でられた自身の頭に手をやる。あ、頭を撫でられた……。温かい手で優しく……。
それから少し照れ臭そうにポールは言った。
「陰ながらケイトのこと見ている人はちゃんといるよ、俺とかさー。まあ、俺のことは冗談で済ましてくれてもいいけどさー」
「あ、じょ、冗談だなんて……」
ケイトは急に顔がかっと熱くなる気がした。
え? 冗談? どういう? えっと、冗談なのに、なんで私の顔が赤くなるの……?
「分かった?」
ポールが柔らかい口調でそっと聞く。
「え、ええ……」
そう答えながらケイトはドキドキが止まらなくなっていた。
な、なにこの気持ち。
メルディアーナと私は違うってポールは言ってくれているのに――ただそれだけのはずなのに――、なぜ私の胸はこんなに心臓が速く打っているの?
こんな気持ち知らない!
どうしちゃったの私の心臓。どうしてポールの目から視線をはずせないの……?
私、マーシェル王子と結婚したかったはずなのに!
なんで今日あったばかりの男性に対してこんな気持ちになるんだろう……。
「一人でいるよりはいいでしょう、ケイト嬢」
とポールは言うが、役得と思っているのかほくほく顔だ。
ケイトはくすっと笑ってから優雅にお辞儀した。
「そうね、一人だと視線が痛いから、助かります。あの、呼び方、ケイトでいいです」
ケイトはなんだか素直な気持ちになっていた。
メルディアーナにすっかり毒気を抜かれてしまっていたのだ。
「あ、じゃあ俺もポールって呼んでください!」
ポールは有頂天だ。
ケイトとポールは元の会場のすみっこの木陰の席に戻ると、ポールがなんだか申し訳なさそうに言った。
「不思議な生き物だったでしょう?」
「あ、ええ、まあそうね。私、マーシェル王子の婚約者候補から外されたときに、メルディアーナと自分をどうしても比べてしまって。私がメルディアーナに比べて劣ってるのかなーとか」
「そんなことはないですよ!」
「ええ、そうよね。劣ってるとかじゃなくて……。私にはメルディアーナのような無邪気さはないかもしれないわ」
「アレを無邪気だなんていいように言い過ぎです。もう別の生き物と思って吹っ切った方がいいです」
「吹っ切れてはいます! そりゃ私はメルディアーナみたいにはなれないもの……。マーシェル王子に選ばれるには、ああいう女性でないといけなかったのね」
そうケイトが言ったとき、ポールは「え」といった顔をした。
それから少し深刻そうに眉を寄せて考えてから、やがて何か思いついたように一番近くにあった椅子に手にかけ、「はい、これ」と椅子をずりずりケイトに手渡した。
「え? 何ですの?」
ケイトが驚いてポールの顔を見ると、ポールは自分でも何を思いついたんだろうと困り顔で苦笑していた。しかし、悪戯っぽい目になって言った。
「そこの椅子の上に、積んでみてください」
「え?」
ケイトは訳が分からず聞き返す。
「積むだけやってみたらいいですよ。メルディアーナがやってたみたいに。5つくらいは積めるみたいだから」
「ちょっと、ポール、あなた何を言ってるの?」
「じゃあ、2つでいいや。今持っているやつだけ、その椅子の上に積んでみてください」
「え……?」
あまりにポールが勧めるので、ケイトは訳が分からないまま椅子を1つ積んでみた。会場の隅っこの方とはいえ人が全くいないわけではない。ケイトはとても恥ずかしかった。
するとポールが、
「じゃ、椅子の上に乗ってみる?」
とケイトに聞く。
「え? いえ、まさか!」
ケイトは勢いよく首を横に振ったが、ポールは、
「乗ってみなよ」
と強く勧めた。
「ちょっと、さすがにそれは!」
とケイトが腕でバツ印を作りながら断ると、ポールは「はは」と笑って大股でケイトに近づくと、ひょいっと抱き上げた。
「え、ええ!?」
ケイトが驚いて叫んだが、ポールは平気な顔してケイトを2段に積まれた椅子の上にそっと置いたのだった。
屋外イベントとはいえ、王妃主催の催しということで、椅子も安物ではなくふかふかのクッションが張ってある。積まれた椅子は安定感なく少しぐらぐらと揺れた。
「ちょっと、怖いわっ! お願い、手を離さないで!」
この高さでは落ちたところで死ぬことはないけれど、安定感のないものの上にいるというのは恐怖を感じさせるものである。ケイトは顔を歪めて、強い力でポールの腕にしがみついた。
ポールはもちろん手を離さない。ケイトがしがみついていない方の腕では、ケイトの腰をしっかり支え、椅子からずり落ちないように固定していた。
「大丈夫、手は離さないから」
ポールが優しく言うと、ケイトはほんの少しだけほっとした顔でポールを縋るように見る。
「降りる?」
ポールはすぐに聞いた。
「ええ!」
ケイトが叫ぶように即答すると、ポールは抱きかかえるようにしてケイトを椅子の上から降ろした。
ケイトはポールの首に腕を回し、しっかりと抱きついている。
足が地面に触れると、ぱっとポールから離れ、キッと強い目でポールを睨んだ。
「何をするんですか!」
しかし心臓はなぜかドキドキしていた。
椅子の上が怖かったから? 何なのかよく分からないけど、心臓がぎゅっと締め付けられる。
別にしょせん椅子の上だし、そんな怖かったわけじゃないけど……なんで、なんで?
そして、自分の目を覗き込んだポールが、
「ね。メルディアーナと比べるなんて変だろう? こんなことメルディアーナは平気でしようとしてたんだよ? メルディアーナとケイトはだいぶ違う。比べなくていいんだよ」
と言うので、その優しい目に、ケイトは釘付けになってしまった。
なんで……! この人……。
「え、ええ……」
動揺しながらケイトは答えた。
何か大事なことをポールは言ってくれているような気がするけど、話が半分しか入って来ない。
ケイトが困惑の顔でポールを見つめているので、ポールは困ったように微笑んで、それからそっとケイトの頭をポンポンっと撫でた。
「マーシェル王子は――まあ色々二人の間には何かしらあったんだろうけど、ああいうメルディアーナの気質が好きだっただけ。ケイトは、ちゃんとケイトの気質を好きになってくれる人がいるから大丈夫」
「え」
ケイトは思わず撫でられた自身の頭に手をやる。あ、頭を撫でられた……。温かい手で優しく……。
それから少し照れ臭そうにポールは言った。
「陰ながらケイトのこと見ている人はちゃんといるよ、俺とかさー。まあ、俺のことは冗談で済ましてくれてもいいけどさー」
「あ、じょ、冗談だなんて……」
ケイトは急に顔がかっと熱くなる気がした。
え? 冗談? どういう? えっと、冗談なのに、なんで私の顔が赤くなるの……?
「分かった?」
ポールが柔らかい口調でそっと聞く。
「え、ええ……」
そう答えながらケイトはドキドキが止まらなくなっていた。
な、なにこの気持ち。
メルディアーナと私は違うってポールは言ってくれているのに――ただそれだけのはずなのに――、なぜ私の胸はこんなに心臓が速く打っているの?
こんな気持ち知らない!
どうしちゃったの私の心臓。どうしてポールの目から視線をはずせないの……?
私、マーシェル王子と結婚したかったはずなのに!
なんで今日あったばかりの男性に対してこんな気持ちになるんだろう……。
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