オメガバースの世界にトシマ区ごと異世界転生したけど、みんなオメガなのになかなかオメガバースしない話。

みゆきんぐぅ

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運命の番の話を聞かされました。②

「ぃっ・・・ぁっ」

耳の穴を濡れた舌で舐められ、今まで聞いたことがないじゅぼじゅぼという音が直接注ぎ込まれる。
その刺激から逃げるように身を捩らせたが、がっちり抱きしめられて動けなかった。
京は体をびくつかせ咄嗟の事に喘がないようにしようと思うのに、小さく声を漏らしてまう。

「耳が弱いのか?」

耳に口づけられたまま囁かれる。
通常時よりも顰められた声は低く体を震わせた。
京はまだ体を誰とも重ねたこともなかったし、あったとしても女性だ。
だから、こんなに近くで男に声を掛けられるなんて思っても見なかった。

「るるっ・・・おねがっっっ・・・ゃだ!」
「・・・体は嫌がっている様だが」

ルボミールの手のひらがスーツの上から体を撫でてくる。
徐々に下がった手が股間の熱くなったものをやんわりとも揉まれた。

「ぁぅ・・・っ」

今にも襲われそうなこの状況でスーツは脱がしにくいだろうから、不幸中の幸いかもしれない。
αの興奮状態がどういうものか理解してない京はそう思ったのだが、ラットになったαだったらその服を破いてでも抱くだろう。

産まれながらにこの地に住んでいる者達には、直感や体験もしくは親からの知識で学ぶことを京は・・・いや京達は分かっていないのである。
この地で勉強をしているのは、言語とあの地を守っていくだけの経済知識のみ。
快感を求めゆだねたくなるような、・・・まるで暗示が掛けられているように制御の追い付かないことに混乱する。

身を任せたらキモチイのに。

そんな声が誰かが脳内に直接問いかけているような気がした。
自分の制御が追い付かないことに必死に抗う。

「っ部屋に返せっ!説明してからだっ!!」
「・・・」

嫌がっては見せるがΩの京の理性は、薄氷並みに薄くなっていた。
拒否できるのはこれで最後。
キスで唇をふさがれ、その手に握られているものを扱かれたら陥落してしまうと思った。
男を求めたくないのに、頭は焼き切れそうなほど、狂おしく求めてしまいたくなってしまうだろう。

しかし、そこで『拒否』を見せた途端、押さえつけられるようなオーラをルボミールに直に当てられ全身が恐怖に包まれる。

ただ見られているだけなのにっ・・・なんでっ

体は動けないのに、恐怖と官能に涙がほろりとこぼれた京。
そんな様子にルボミールは動きを動きを止めた。

「っ・・・ゃ・・・だぁっ」


「っ・・・キョ、」


急に動きを止めたルボミール。
そして小さくため息をつくと、ふわりと体が抱き上げられる。

たったそれだけで、再びトシマ区の部屋に戻されていた。

香りに支配されることに恐怖していたのに、戻ってきてしまったことに寂しく思ってしまう矛盾。
もう、なにもかもが分からない。
頭がもうセックスの事しか考えられなくなって、小さく喘いでしまう。
触るなと言っているのに、そんな誘ているような自分が心底嫌だった。

ほてった体は、応接セットのソファーに座らせられると、ひんやりとしていてそれが寒く感じてしまう。
いや、この男の肌の熱が足りないのだ。

「薬はどこだ」
「・・・き、だし」

ちゃんと聞き取れたのか分からないほど口は動かなかった。
だが、ルボミールは理解したようでデスクの引き出しを開ける。
書いてあるのは日本語や英語のものばかりなのに、そこから的確に薬だけを持ってきた男はソファーに戻ると、京を抱きかかえるとねじ切りの封を開ける。

手を差し出したが震えてうまく受け取れそうになかった。
でも一口舐めれれば少しは収まる。

「の、・・・、ませて」

京は口元に持ってきてくれればよかったのだが、口移しだと勘違いしたルボミールは抑制剤を一気に煽る。

「なっ」

お前が飲んでどうする!そう思ったよりも早く、その時にはルボミールに口づけられていた。
口の中に慣れ親しんでしまった味と熱い舌で一杯になる。
こんなことをしてきたのに、抱きしめられる腕に酷く安心してしまった。

「ぁっ・・・ふぅっ」

京の口腔を楽しむように動かされた舌がしばらくして抜かれる。
離れていくガーネットは少し辛そうだった。
読み取れない表情のまま京を見つめ落ち着くまで頭を撫でてくれる。
初めてのキス、それも男にされたのに、嫌じゃない。
もし、これがΩの効果ならこうなってしまった今ではありがたいと思ってしまう。

荒い呼吸を整え、薬の効果が出るのを待った。

「・・・っ」

薬を飲んで秒速で収まるわけではない。
効くまではじれったくて触りたい。
先端の敏感な部分を弄って、扱いて焦らしていきたい。
尻の割れ目をなぞってその感覚を楽しみたい。

・・・それはここに来て知ってしまった遊びだった。

情けなくて、焦れて涙がポロポロと流れる。
変に理性が残っているから、ルボミールに助けを求めるなんてこと思いつかなかった。
だが、傍にはいてほしくて。

「る・・・る」
「なんだ」

声は熱っぽいのに不機嫌そうで、・・・でも撫でてくれる手は酷く優しかった。
その手の心地よさを感じながらガーネットを見つめる。

「目・・・閉じてて」
「・・・」
「何も、聞かないで」
「・・・、あぁ」
「今からの、俺は・・・俺じゃないから」
「・・・」

じっと瞳を見つめていると、その綺麗な宝石が見えなくなった。
それにホッとしながらも残念に思ってしまうのはわがままだ。
ルボミールの腿に頭をのせて仰向けになる。
音をたてないようにチャックを下すと、すでにぬるぬるに濡れた下着の中から蜜を零す自分のモノを取り出す。
一度だけ扱くだけで、たまらなく感じた。

「っぁ・・・」

声を漏らしたら駄目なのに。
扱いていくうちに、それは何が何だか分からなくなっていく。

「っ・・・んっ・・・ぁっ・・・るる・・・っ」
「っ」

無意識に甘えた声で名前を呼ぶ。
不意に頭を撫でられると、嬉しくなってくる。

「きも・・・ちぃっ」

部屋にくちゅくちゅと音が響いた。
視線の先には目を閉じたままのルボミール。
頭を撫でていた手が頬に触れた。
その掌の熱さにすり寄ると、唇を撫でられる。
京が自分がしていることに理解できないまま指にはみつきながらちろりと舐めると、一瞬止まった指がゆっくりと口の中に入ってくる。

「はっ・・・ふゅっ・・・んっ」

薬を飲んだという安心感から、もうすっかり理性はなくなっていた。

「俺は。好きなところを好きなように触っていい」
「っ・・・ぁっ・・・ふっ・・・?」
「・・・疼くのではないのか?」
「っ・・・!」

何処かとはっきり言われなくてもわかった。
ルボミールの言った通りにそこが疼いている。
熱く猛ったペニスよりも、淫らに濡らし下着どころかスーツにもシミが出来ているだろう。

「っ・・・」

舌を指でつかまれたり、上あごをこすられるとなぜか気持ちよくて何も考えられなくなっていく。
もう、我慢が出来なくなってルボミールがいるというのに、ベルトをとくとスラックスをずらす。

「膝を立てて」
「っ」

見ていないはずのその言葉に従い膝を立てた。
そして手を伸ばしそこに触るとぬるりと濡れていて、指の感触にたったそれだけで体がびくびくと震える。

「っ・・・ど、・・・してっ」

撫でているだけで脳がしびれるほどきもちい。
けど、なぜか奥の方がきもちいと思うが、それでも指を自分で入れるのが怖い。
指でそこをくちゅくちゅと弄りながら、自分の物を扱く。

「ぁっ・・・はぁっ・・・んんぅぅ」
「自分の良いところを擦っていいのだぞ?」
「っ・・・してるっ・・・はぁっ・・・んぅっ」
「・・・中はしなくていいのか?」
「・・・・っ・・・やだっ・・・中は、こわい・・・っ」
「・・・、」

そう言うとルボミールが息を飲んだ。

「・・・。大丈夫だ。俺がついている」
「やだぁっ・・・っ・・・前だけでっ・・・」
「・・・っ」

すると、ぱちりと開かれた瞳。
約束を破り見られていうのに、怒るよりも安心してしまった。

「・・・そんなこといいながら可愛い顔をして。・・・誘って悪い子だ」
「っ」
。今のことは俺は。・・・だから、俺に任せろ」
「っ」
「何も怖くない」
「・・・っ」
「力を抜け。俺の指を素直に感じろ」

その言葉に力を抜くと体を引き寄せられスラックスを脱がされる。
ルボミールの膝の上にのせられると足を広げられた。

「っ・・・っ」

恥ずかしく立ち上がったものからトロリと蜜がこぼれた。
目を外したいのにそれが出来ない。

「・・・力が入っているぞ?」
「っ」
「もっと俺に寄り掛れ」

その言葉に京は力を抜く。
身長差があるのに耳元にルボミールの唇が寄せられた。

「っ・・・」
「怖くない。・・・ここは気持ちが良い場所だ」

そう言いながら長い指が奥に触れた。

「んぁっ・・・ぅっ・・・っ」

くにくにと皺を伸ばすように触れられると、全身に快感が走る。
それは自分で触るよりも断然気持ちよかった。
その撫でている指をくわえこむようにそこはひくひくと動く。
だが、ルボミールはそこをくにゅくにゅと触るだけで皺を伸ばすように触れるだけだ。

「ぅっ・・・ぁっ・・・っ」

蜜はとろとろと流れ尻から垂れるのが分かる。
その頃にはその指を入れて欲しくなってしまう。

「っ・・・るるぅ」

切なくて名前を呼ぶと少し指に力を入れられた。
チュッと耳に口づけられると、予期してなかったことに体をびくびくと震えていると、ついに指がゆっくりと挿入されてきた。

「ぁぁっ・・・っ・・・っ」

期待したそれにたまらなくなって、きゅぅっと締め付ける。
ゆっくりとだし入れされる指に翻弄された。
1人で体験した初めての発情期の時でさえ、中に指を入れることが怖かったのにそんな感情など一切なかった。

「っ・・・るるっ・・・ゃぁっ・・・っ・・もうっ・・・いくっ」
「あぁ。好きなだけイけ」
「っ・・・んぅっ・・・いくぅっ・・・っ」

ルボミールは京の絶頂に合わせ、えぐるように中を擦られるとたまらず果てた。

「っんぁぁっ・・・!」

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