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本文
溶けるかと思った。
嬉しそうに自分の名前を呼ぶ男がかわいく見えてしまうのは、末期なのだろうか。
もう、認めてやった方が良いのかもしれないが、相手がまだ待ってくれるというのだから、待ってもらっても良いだろうか・・・?
「ルルは・・・ルボミールと呼ばれた方が嬉しいか?」
「俺はキョウにならなんと呼ばれても嬉しい」
「そんなのことで嬉しいなんて、チョロいぞ?ルル」
「あぁ。俺はキョウにはそうかもしれない」
からかった筈なのに喜ばれてしまって苦笑を浮かべる。
「キョウも頑張ってるからな。なにが欲しい?」
「俺の方が貰い過ぎてる。・・・こうして触れられるだけで嬉しいんだ」
「キョウも俺に甘すぎだな。・・・だが、むしろもっと撫でさせてくれ」
そう言いながら引き寄せられると膝の上に乗せられた。
「ルルはこの体勢が好きだな」
「あぁ。キョウがよく見えるからな」
そう言いながら腰の後ろに腕を回されると、より密着する体。
「・・・。・・・ルル」
「良い香りがする。・・・薬が切れてきたのではないか?」
「そうなのかな」
そう言いつつも動かないで居ると苦笑を浮かべるルボミールは、キョウがいつも薬を忍ばせているスーツの内ポケットに手を忍ばせる。
「そんな美味しそうな香りをさせて、俺を誘うとは。・・・悪い子だな」
「悪い子にはご褒美くれないのか?」
ルボミールの首に腕を回し、チラリと見上げるとクスクスと笑う。
複数連なったシートをパキリとわると薬を取り出し、ルボミールが口に含んだ。
「・・・」
そして、頭を引き寄せられると唇が重なる。
舌の上でとかしながら表面の甘さが口に広がるが、次第に苦味が広がっていく。
それでもキスはやめられなくて、薬がなくなっても続けていた。
唇が離れる頃には、京の瞳はトロリと溶けていた。
「ルルまでのんだら、・・・ダメじゃないか」
そう言う気分だったのに、ルボミールが飲んでしまったら素面になってしまうだろう。
だが、それでもキスを途中で辞めたくなかったのである。
止まらなかったのは自分も同じなのに、恨みがまましく見つめると額に口付けられる。
「飲まないと、酷くしてしまうだろう?」
「ルルに酷くされたことないからわかんない」
「・・・そんな事を言われると困るな。キョウの香りは本当にたまらないくらい良い香りなんだ。
それは薬を飲んでるから抑えられているが、・・・切れかかった今は結構辛いんだぞ?・・・ここを噛みたくて」
「ぁっ・・・」
首筋をそろりと撫でらる。
「たまらない」
首筋に顔を埋められ匂いを嗅がれる。
そうされると、自然とルボミールの香りも京に薫ってくる。
無意識に腰を擦り痩せ、体を密着させた。
するとピチャリと舐められる首筋。
ここに初めて触れられた時は、恐怖さえあったのに、今はゾクゾクとするが、それ以外の何かを感じる。
「っ・・・る、る」
「ここに、キスマークをつけてもいいか?」
その言葉にこくこくとうなづくと直ぐにチリッとした痛みが走る。
「っ・・・噛まれるのって、・・・痛いのかな」
「歯を立てみるか?」
「ぇ?・・・!」
そう言うや否やそこを甘噛みされて息を飲んだ。
ひゅっと息を飲んで、怖い!と、思ったのだが・・・何故か感じたのは快感だった。
「ど、・・・して」
ペロペロと舐め続けるルボミールの首にすがりつく。
腰が甘く揺れ始めると、耳元でクスリと笑い声が聞こえた。
「っ」
首を舐められただけなのに信じられない。
Ωだからなのだろうか?
「っはぅ・・・っ・・・そんなっ」
すると下からかちゃかちゃとベルトを外す音がする。
ここにきた時は見たことがない筈だったのに、今ではすっかり簡単に外せるようになっているルボミール。
チャックを下ろすのもお手の物だ。
「それにしても。・・・この衣服はいやらしいな」
どちらかと言えばスーツはフォーマルであり、いやらしいなどとおもったことはない。
だが、ここは異世界で首をかしげた。
「っ・・・そう、か?」
「あぁ・・・こうしてキョウの可愛いここを可愛がる為の穴なのだろう?」
「!」
そういいながら下着の下まで指を差し込まれると、蜜を滴らせ始めたそれを直になぞられた。
「っ・・・それは、ち・・がうっ」
「そうなのか?」
完全にはだしてくれずに狭い稼働範囲で指を動かされた。
それは切なくてもどかしい。
腰を揺らせて刺激を求める京。
「こんなに都合がいいじゃないか」
「っるるぅっ」
「可愛いい顔して、甘い声で俺を誘う。ふっ・・・舌を出せ。キョウ」
「っはぁ・・・ふぅ」
言われるがまま舌を出すと、レロっと絡められた。
ちゅくちゅく音をたてながら、京は堪らず自らスラックスのボタンを外す。
前をくつろげて腰を浮かすと、ルボミールがそれを一気に脱がす。
靴がカタリと床に転がる頃には、京はソファの上に転がされていた。
「っ・・・るるも」
その言葉にゾクっとするような笑みを浮かべると、衣服を脱ぎ始めた。一枚一枚やけにゆっくりでまるで見せつけられてるようだった。
しっかりと着込まれた衣服の下から、綺麗に鍛えられた体が姿を表す。
思わずごくりと息を飲む。
「る、・・・る」
名前呼ぶ京の頬に手を添えるとするりと撫でた。
「またせたな。・・・足を開け、キョウ」
そんな命令口調でも不思議に、不満は感じなかった。
すでに体を触れられたこともあり、この空気に飲まれている・・・?
嫌だとかそういう事ではないのだが、京にも説明のしようが無かった。
不満には思わなかったが、京はしてもらいたい気持ちもあるけれど、・・・触りたかった。
男の体を触りたいだなんて思う日があるなんて思わなかった。
「でも、・・・俺も、したい」
「キョウが?」
そのコクリとうなづくと、体を起こした。
2人がけソファーでは狭すぎるからだ。
「ベッド、・・・っ、・・・いかないか?」
「・・・あぁ」
京の緊張とは違い薬が効いているのか、ルボミールは素面に見えた。
それどころか余裕さえあるように見えていたが、実は余裕などこれっぽっちもなかった。
それを証拠に京がソファーから床に足をつけようとした瞬間抱き上げられ、気付いた時にはベッドに押し倒されていた。
それが緊張のあまりそう見えたのか、魔法のせいでそうなったのか、興奮している今の京にはあまり関係ない。
視線があうとどちらからともなく、唇が交わり舌を絡ませる。
その男らしい体に手を滑らせ、熱くたけったモノに触れた。
「っ」
自分でしたというのに、あまりの大きさに驚く京。
ぴしりと固まる京に、ルボミールがクスクスと笑った。
「触れてくれるのでは無かったのか?」
耳元で囁くそれは煽っているのが分かる。
セックスをしたことがないとはいえ、もう成人をしてる京は知識はある。
手に触れた先端が太々しいほど大きくて熱い。
「・・・っ」
「大丈夫だ。今日は入れない」
その言葉は怖じづいた上での言葉でそう言ってくれたのかもしれないが、それは何の救いにもなってない。
興奮したままたどる指先が、熱くて太いそれを・・・伝っていく。
っ・・・ま、だ、・・・あるのか
中々根元に届かない事に、すがる様にルボミールを見つめてしまう。
「こんな時に、言うことじゃないって・・・・思うんだけど」
思わずそろりと視線をあげてしまう。
生娘のような反応であるのは分かるが・・・だが自分の2倍以上ある規格外のそれに焦らないわけがなかった。
頭の中では『入るわけない!!!』という言葉が流れる。
だがそんなことストレートに言ったら怒らせる気がして、そこをどう回避したらいいか、考えた結果だった。
「なんだ?」
「・・・魔法で、・・・・」
「魔法??」
「・・・小さくすること出来ないのか」
京にとっては必死な困惑の上の質問だった。しかし・・・。
「・・・。キョウは随分余裕があるのだな」
「ないから聞いてるんだけど!?」
「見慣れてないからそんなこと考えるだ」
「うわっぷ」
そういうと体を逆にされ腰を引き寄せられた。
目の前に現れたのは今し方手探りで晴れていたモノが目の前に現れて思わず息を飲む。
雄々しく立ち上がるそれは京のモノより断然色が濃く反り返り、まさに凶器といった感じのものだった。
ラットになったαはこれからもっと太さを増し、根元にこぶのようなものができ、もっと禍々しくなるのだが京は知るわけもない。
そんな時、しとどに濡れた尻を撫でられる。
一瞬で怖気付いた感情はその指にかき消された。
以前触られた快感を思い出しヒクヒクと動き出す孔。
他人に尻の穴を見せるなんて恥ずかしいのに、もっと触ってほしくて無意識に腰をそらせた。
「んぁっ」
「キョウ。俺のは触ってくれないのか?」
「っ」
そう言われたら、しないなんてことなくて、熱くて太いものに指をからめた。
京のモノはすでにトロトロと愛液や蜜を流すのに、太々しいその余裕がなんだか悔しくなってくる。
両手で握っても余るほどのモノをゆるゆる扱く。
次第に漏れてくる吐息に京はより興奮していく。
禍々しい凶器は、自分の指の輪からひょこひょこと出て来るのを見ているうちに、ルボミールが言ったように見慣れてなかったからなのか、次第に可愛く見えてきて、・・・気持ちが溢れて男根の先だというのに先端に口付けた。
「・・・キョウ」
吐息まじりに名前を呼ばれると、体が熱くなる。
一度口づけてしまえば、あとはどうしてルボミールを気持ち良くするかしか考えられなくなる。
舌に唾液を含ませて、先端を舐める。
けしておいしくはないが、手の中でぴくびくと震えるそれに、夢中になって舐めた。
もっと気持ちが良くなってほしくて、口に入りきれなくてついにむせてしまう。
「んふっ」
「無理をするな」
「んんんっ」
そういいながら、京の中へ指がゆっくりと入ってくる。
「ぁっ」
「そんなに腰をくねらせたら、可愛がってやらなくなる。・・・動くなキョウ」
「っ・・・むりっ」
動くなと言われても無理な話だった。
ルボミールの指は、指だというのに京の指よりも太くて長い。
そんなモノを入れられて大人しくできない。
きゅうきゅうとその指を締め付けながら、時折かする快感に喘ぎが止まらない。
「っぁ!んっ・・・ひゃぁ」
咥えながら喘ぐ京。
「っやぁっま、まって!できなっ」
「止まってるぞ。・・・ほら、その可憐な舌で俺のモノを舐めろ」
「ああぁぁんっ・・・ひゅぁっんふっ・・・ああぁっ」
腰を快感から逃がそうとするのに、がっしりと掴まれてそれも出来なかった。
それどころか指が増えて京の理性を確実に奪っていく。
「京。・・・この穴に入れてしまうぞ?」
そう言いながら排泄の穴を弄るルボミール。
Ωを知り、その穴の奥に子を成すための器官があったと知っても、舐められるのは衝撃だった。
「!!っ・・・だめっなめたらっっ?・・・だめっ・・・ぁぁっ・・・・いぁぁっっ」
嬲る指先に舌先が増えると、ついにはちきれそうだった快感が爆発してしまう。
我慢が出来なくなってしまったのだ。
気付かずうちに腰を振り・・・今日は体を小刻みに震わせた。
「いくっ・・・いっ・・・ちぃゃぁぁっ」
辞めてほしくて叫んだのに。
・・・それを聞かずにじゅぅっと吸われる刺激に、京はたまらず果ててしまうのだった。
もう、認めてやった方が良いのかもしれないが、相手がまだ待ってくれるというのだから、待ってもらっても良いだろうか・・・?
「ルルは・・・ルボミールと呼ばれた方が嬉しいか?」
「俺はキョウにならなんと呼ばれても嬉しい」
「そんなのことで嬉しいなんて、チョロいぞ?ルル」
「あぁ。俺はキョウにはそうかもしれない」
からかった筈なのに喜ばれてしまって苦笑を浮かべる。
「キョウも頑張ってるからな。なにが欲しい?」
「俺の方が貰い過ぎてる。・・・こうして触れられるだけで嬉しいんだ」
「キョウも俺に甘すぎだな。・・・だが、むしろもっと撫でさせてくれ」
そう言いながら引き寄せられると膝の上に乗せられた。
「ルルはこの体勢が好きだな」
「あぁ。キョウがよく見えるからな」
そう言いながら腰の後ろに腕を回されると、より密着する体。
「・・・。・・・ルル」
「良い香りがする。・・・薬が切れてきたのではないか?」
「そうなのかな」
そう言いつつも動かないで居ると苦笑を浮かべるルボミールは、キョウがいつも薬を忍ばせているスーツの内ポケットに手を忍ばせる。
「そんな美味しそうな香りをさせて、俺を誘うとは。・・・悪い子だな」
「悪い子にはご褒美くれないのか?」
ルボミールの首に腕を回し、チラリと見上げるとクスクスと笑う。
複数連なったシートをパキリとわると薬を取り出し、ルボミールが口に含んだ。
「・・・」
そして、頭を引き寄せられると唇が重なる。
舌の上でとかしながら表面の甘さが口に広がるが、次第に苦味が広がっていく。
それでもキスはやめられなくて、薬がなくなっても続けていた。
唇が離れる頃には、京の瞳はトロリと溶けていた。
「ルルまでのんだら、・・・ダメじゃないか」
そう言う気分だったのに、ルボミールが飲んでしまったら素面になってしまうだろう。
だが、それでもキスを途中で辞めたくなかったのである。
止まらなかったのは自分も同じなのに、恨みがまましく見つめると額に口付けられる。
「飲まないと、酷くしてしまうだろう?」
「ルルに酷くされたことないからわかんない」
「・・・そんな事を言われると困るな。キョウの香りは本当にたまらないくらい良い香りなんだ。
それは薬を飲んでるから抑えられているが、・・・切れかかった今は結構辛いんだぞ?・・・ここを噛みたくて」
「ぁっ・・・」
首筋をそろりと撫でらる。
「たまらない」
首筋に顔を埋められ匂いを嗅がれる。
そうされると、自然とルボミールの香りも京に薫ってくる。
無意識に腰を擦り痩せ、体を密着させた。
するとピチャリと舐められる首筋。
ここに初めて触れられた時は、恐怖さえあったのに、今はゾクゾクとするが、それ以外の何かを感じる。
「っ・・・る、る」
「ここに、キスマークをつけてもいいか?」
その言葉にこくこくとうなづくと直ぐにチリッとした痛みが走る。
「っ・・・噛まれるのって、・・・痛いのかな」
「歯を立てみるか?」
「ぇ?・・・!」
そう言うや否やそこを甘噛みされて息を飲んだ。
ひゅっと息を飲んで、怖い!と、思ったのだが・・・何故か感じたのは快感だった。
「ど、・・・して」
ペロペロと舐め続けるルボミールの首にすがりつく。
腰が甘く揺れ始めると、耳元でクスリと笑い声が聞こえた。
「っ」
首を舐められただけなのに信じられない。
Ωだからなのだろうか?
「っはぅ・・・っ・・・そんなっ」
すると下からかちゃかちゃとベルトを外す音がする。
ここにきた時は見たことがない筈だったのに、今ではすっかり簡単に外せるようになっているルボミール。
チャックを下ろすのもお手の物だ。
「それにしても。・・・この衣服はいやらしいな」
どちらかと言えばスーツはフォーマルであり、いやらしいなどとおもったことはない。
だが、ここは異世界で首をかしげた。
「っ・・・そう、か?」
「あぁ・・・こうしてキョウの可愛いここを可愛がる為の穴なのだろう?」
「!」
そういいながら下着の下まで指を差し込まれると、蜜を滴らせ始めたそれを直になぞられた。
「っ・・・それは、ち・・がうっ」
「そうなのか?」
完全にはだしてくれずに狭い稼働範囲で指を動かされた。
それは切なくてもどかしい。
腰を揺らせて刺激を求める京。
「こんなに都合がいいじゃないか」
「っるるぅっ」
「可愛いい顔して、甘い声で俺を誘う。ふっ・・・舌を出せ。キョウ」
「っはぁ・・・ふぅ」
言われるがまま舌を出すと、レロっと絡められた。
ちゅくちゅく音をたてながら、京は堪らず自らスラックスのボタンを外す。
前をくつろげて腰を浮かすと、ルボミールがそれを一気に脱がす。
靴がカタリと床に転がる頃には、京はソファの上に転がされていた。
「っ・・・るるも」
その言葉にゾクっとするような笑みを浮かべると、衣服を脱ぎ始めた。一枚一枚やけにゆっくりでまるで見せつけられてるようだった。
しっかりと着込まれた衣服の下から、綺麗に鍛えられた体が姿を表す。
思わずごくりと息を飲む。
「る、・・・る」
名前呼ぶ京の頬に手を添えるとするりと撫でた。
「またせたな。・・・足を開け、キョウ」
そんな命令口調でも不思議に、不満は感じなかった。
すでに体を触れられたこともあり、この空気に飲まれている・・・?
嫌だとかそういう事ではないのだが、京にも説明のしようが無かった。
不満には思わなかったが、京はしてもらいたい気持ちもあるけれど、・・・触りたかった。
男の体を触りたいだなんて思う日があるなんて思わなかった。
「でも、・・・俺も、したい」
「キョウが?」
そのコクリとうなづくと、体を起こした。
2人がけソファーでは狭すぎるからだ。
「ベッド、・・・っ、・・・いかないか?」
「・・・あぁ」
京の緊張とは違い薬が効いているのか、ルボミールは素面に見えた。
それどころか余裕さえあるように見えていたが、実は余裕などこれっぽっちもなかった。
それを証拠に京がソファーから床に足をつけようとした瞬間抱き上げられ、気付いた時にはベッドに押し倒されていた。
それが緊張のあまりそう見えたのか、魔法のせいでそうなったのか、興奮している今の京にはあまり関係ない。
視線があうとどちらからともなく、唇が交わり舌を絡ませる。
その男らしい体に手を滑らせ、熱くたけったモノに触れた。
「っ」
自分でしたというのに、あまりの大きさに驚く京。
ぴしりと固まる京に、ルボミールがクスクスと笑った。
「触れてくれるのでは無かったのか?」
耳元で囁くそれは煽っているのが分かる。
セックスをしたことがないとはいえ、もう成人をしてる京は知識はある。
手に触れた先端が太々しいほど大きくて熱い。
「・・・っ」
「大丈夫だ。今日は入れない」
その言葉は怖じづいた上での言葉でそう言ってくれたのかもしれないが、それは何の救いにもなってない。
興奮したままたどる指先が、熱くて太いそれを・・・伝っていく。
っ・・・ま、だ、・・・あるのか
中々根元に届かない事に、すがる様にルボミールを見つめてしまう。
「こんな時に、言うことじゃないって・・・・思うんだけど」
思わずそろりと視線をあげてしまう。
生娘のような反応であるのは分かるが・・・だが自分の2倍以上ある規格外のそれに焦らないわけがなかった。
頭の中では『入るわけない!!!』という言葉が流れる。
だがそんなことストレートに言ったら怒らせる気がして、そこをどう回避したらいいか、考えた結果だった。
「なんだ?」
「・・・魔法で、・・・・」
「魔法??」
「・・・小さくすること出来ないのか」
京にとっては必死な困惑の上の質問だった。しかし・・・。
「・・・。キョウは随分余裕があるのだな」
「ないから聞いてるんだけど!?」
「見慣れてないからそんなこと考えるだ」
「うわっぷ」
そういうと体を逆にされ腰を引き寄せられた。
目の前に現れたのは今し方手探りで晴れていたモノが目の前に現れて思わず息を飲む。
雄々しく立ち上がるそれは京のモノより断然色が濃く反り返り、まさに凶器といった感じのものだった。
ラットになったαはこれからもっと太さを増し、根元にこぶのようなものができ、もっと禍々しくなるのだが京は知るわけもない。
そんな時、しとどに濡れた尻を撫でられる。
一瞬で怖気付いた感情はその指にかき消された。
以前触られた快感を思い出しヒクヒクと動き出す孔。
他人に尻の穴を見せるなんて恥ずかしいのに、もっと触ってほしくて無意識に腰をそらせた。
「んぁっ」
「キョウ。俺のは触ってくれないのか?」
「っ」
そう言われたら、しないなんてことなくて、熱くて太いものに指をからめた。
京のモノはすでにトロトロと愛液や蜜を流すのに、太々しいその余裕がなんだか悔しくなってくる。
両手で握っても余るほどのモノをゆるゆる扱く。
次第に漏れてくる吐息に京はより興奮していく。
禍々しい凶器は、自分の指の輪からひょこひょこと出て来るのを見ているうちに、ルボミールが言ったように見慣れてなかったからなのか、次第に可愛く見えてきて、・・・気持ちが溢れて男根の先だというのに先端に口付けた。
「・・・キョウ」
吐息まじりに名前を呼ばれると、体が熱くなる。
一度口づけてしまえば、あとはどうしてルボミールを気持ち良くするかしか考えられなくなる。
舌に唾液を含ませて、先端を舐める。
けしておいしくはないが、手の中でぴくびくと震えるそれに、夢中になって舐めた。
もっと気持ちが良くなってほしくて、口に入りきれなくてついにむせてしまう。
「んふっ」
「無理をするな」
「んんんっ」
そういいながら、京の中へ指がゆっくりと入ってくる。
「ぁっ」
「そんなに腰をくねらせたら、可愛がってやらなくなる。・・・動くなキョウ」
「っ・・・むりっ」
動くなと言われても無理な話だった。
ルボミールの指は、指だというのに京の指よりも太くて長い。
そんなモノを入れられて大人しくできない。
きゅうきゅうとその指を締め付けながら、時折かする快感に喘ぎが止まらない。
「っぁ!んっ・・・ひゃぁ」
咥えながら喘ぐ京。
「っやぁっま、まって!できなっ」
「止まってるぞ。・・・ほら、その可憐な舌で俺のモノを舐めろ」
「ああぁぁんっ・・・ひゅぁっんふっ・・・ああぁっ」
腰を快感から逃がそうとするのに、がっしりと掴まれてそれも出来なかった。
それどころか指が増えて京の理性を確実に奪っていく。
「京。・・・この穴に入れてしまうぞ?」
そう言いながら排泄の穴を弄るルボミール。
Ωを知り、その穴の奥に子を成すための器官があったと知っても、舐められるのは衝撃だった。
「!!っ・・・だめっなめたらっっ?・・・だめっ・・・ぁぁっ・・・・いぁぁっっ」
嬲る指先に舌先が増えると、ついにはちきれそうだった快感が爆発してしまう。
我慢が出来なくなってしまったのだ。
気付かずうちに腰を振り・・・今日は体を小刻みに震わせた。
「いくっ・・・いっ・・・ちぃゃぁぁっ」
辞めてほしくて叫んだのに。
・・・それを聞かずにじゅぅっと吸われる刺激に、京はたまらず果ててしまうのだった。
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