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自分で誘っておいて緊張してきた。。
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心のわだかまりが軽くなった二人は、その後もデートを続け京のおすすめの純喫茶で食事を楽しんだ後、部屋に戻ってきた。
「・・・ぁ、ぶどう酒でいいかな?」
仕事部屋にルボミールが訪れたことはあるが、居住空間に通すのは今日が初めてで少し緊張する。
ラージャで買っておいたワインによく似た酒をテーブルに並べた。
まだ帰したくなくて部屋で少し呑みたいと誘ったのだが、ルボミールへの気持ちを認めそれを伝えた後なわけで京は意識してしまう。
ちゃんと人と付き合うなんて初めてだからだ。
すると、すっと伸ばされた手が頬に添えられルボミールの方に向けさせられ、
ガーネットに京の視線は捕えられる。
「っ・・・ルル?」
「すでに酔っているようだが」
食事の時に確かにイタリアワインを飲んだが、酔うほどは飲んでない。
触れてくる手は心地良いのだが擦り寄ってしまいそうで、早く離してもらいたい。
・・・少しだけそんな風に思う。
「そんなこと。いつもより飲んでないだろう?」
「・・・酔ってないとしたなら、なにかイケナイ事でも考えたのか?」
にやりと笑みを浮かべるルボミールに息を飲む。
はたから見たら丸わかりなのだが、京はふるふると首を振った。
「っそ、んなことは、ない」
「本当か?・・・なら、早くその可愛い顔をどうにかするんだ」
「か、可愛いって」
「そもなくば、俺にイケナイ事をされるぞ?」
「!」
いつかのような熱のこもった視線を向けられて、ゴクリと息をのんだ。
「どんな、こと?」
「しりたいのか?」
「っ・・・」
そう良いながら耳を撫でられる。
「実践になるが、良いか?」
「っ~」
「答えなければ、肯定とみなすぞ」
「っ・・・いいよ。ルルの言うとおりイケナイことを考えていたから、部屋に誘ったんだから」
自棄になってそう認めるとクスリと笑われる。
「なら、どんなことを考えていたか教えて貰おうじゃないか」
「っ」
☆☆☆
部屋の中にルボミールのフェロモンが充満している。
それは同じようにルボミールも感じていた。
寝室に移る前に、抑制剤を口に含みながら口づけた。
絡め捕られる舌が、それだけでじんじんとする。
トロリとした甘みが、抑えるはずなのにいやらしい気持ちにさせていく。
大きな手で弄られると、そこから熱を発していくようだ。
体をくねらせもっと触ってほしい。
「る・・・る」
なれた手つきでタキシードのネクタイを外される。
ぷつりぷつりとボタンを外され素肌がルボミールにさらされると、ギラリと輝いた気がした。
大きく胸を開かれると胸を撫でられる。
「旨そうな果実が実っているな」
「っ・・・」
そんな言われ方をしてカッと頬があるくなる。
指先で固くなり始めた乳首を転がされると、もれそうな声に口を結んだ。
「んっ」
「摘まめるほど大きくなって。俺に食ってほしいのか?」
「っ・・・っ・・・」
「・・・フっ」
声を我慢していることなどわかっているのか、京を煽るように弄ってくる。
そして徐々に近づいてくると舌を突き出して、今にも触れそうな距離で止まった。
少し熱を感じるようなそんな距離なのに、舐めてくれないルボミール。
「ぅっ・・・いじ・・・わるっ」
そう言うと視線をこちらを向けるとにぃっと笑った気がした。
そしてねっとりと舐められる。
「んぁぅぅっ」
「してほしいなら、口にしろ。・・・キョウ。俺に何をしてほしいんだ?」
「っ・・・」
離れてしまった唇に焦らされる。
だがたった一回舐められただけでもう駄目だった。
恥ずかしさと、欲求が同時に波寄せる。
「っ・・・舐めてっ・・・ルルっ・・・俺のそこっ」
「そこ?」
乳輪をなぞるように撫でられ震えた。
「っ・・・ちくびぃっ・・・っ」
自分で触ってもなんともないのに、何故こんなにも感じてしまうのだろうか。
潤み始めた視界でルボミールに求めると、フッと笑うとふわりと頭を撫でられた。
それに安心をしたのは一瞬だった。
すぐに、快感に染まる。
ルボミールに片方の乳首を吸われながら、ぬるつく舌で嬲られるともう普通にはしていられなかった。
「んぁぁっ・・・!・・・はぁっ」
首に腕を回しルボミールにしがみつくと、口づけられた。
「はっ・・・ふっ・・・んっ・・・ぁぁっぁっ」
「ここもこんなに固くさせて。・・・少しぬれているのか?」
「っ~っ・・・!」
伸ばされた手は京の股間をゆっくりと扱き、トロつく先端を親指でぐりぐりと撫でらた。
「・・・以前したことを覚えているか?」
「っ」
その言葉にこくりと頷く京。
「キョウ。・・・そこを愛したい」
「!!!」
信じられなくてルボミールを見上げるが冗談ではなさそうだった。
「駄目か?キョウ」
「っ・・・」
体を起き上がらせてしまったルボミールに、京は見上げるが京がするまで動いてくれそうにはない。
じっと見られる視線に、体はより熱くなっていく。
「全部脱いで見せてくれ」
その言葉に逆らえずに、京はジャケットを脱ぎ中途半端に脱がされた前のボタンをすべて外すと、ワイシャツを脱ぐ。穴が開くくらいにルボミールの視線に耐えられない。
「っ・・・るるもっ」
「あぁ」
京の言葉に見せつけるように服を脱ぎ去っていく。
ベルトを外しスラックスのチャックをゆっくりと下ろしながら、京の反応を見ている。
はしたないと思いつつも京はそこから目が離せなくなる。
思わず息を飲むとクスリと笑う声が聞こえた。
以前も思ったがルボミールの方が薬の効きが早いように見える。
だが今はそんなことよりもその中のものが見たくて仕方がなかった。
なのに、その手は止まってしまう。
「キョウ。手が止まっているぞ?」
「っ」
その言葉に京は恥ずかしさを忘れ、躊躇していたスラックスを脱ぎ去った。
下着の上からでもわかるほど立ち上がり蜜に濡れていた。
それを見ないようにしつつ脱ぎ去ると、・・・、前も後ろ濡れていつぅーっと滴るのが目に入る。
「っ・・・っ」
「・・・キョウ。・・・何故毛が無い?」
「!?」
その言葉に、今朝の出来事を思い出し、自分の股間の状態を思い出した。
思わずしゃがみこんだ京の頬を優しく撫でられる。
「俺のためにしてくれたのか?」
「っ」
本当は違う。
けれど、他の人間に剃られたなんて言えるわけがない。
変態なようなそれに、京はコクリと頷くしかできなかった。
しかし、ルボミールは引くどころか、嬉しそうにさせる。
困惑してつられた様にあげた視線の先に息を飲んだ。
京が座ってしまったなら目の前にあるものは・・・ルボミールのモノがくるのは当然だった。
「っ・・・」
スラックスの上からでもわかるほど立派に立ち上がったそれ。
目が離せないでいると、ゆっくりとチャックが下ろされ、合間から下着が押し上げてきた。
「っ・・・ぉ・・・きぃ」
「・・・薬を飲んでいるとは言え、あまり煽ってくれるな」
「だって、本当に・・・」
「発情期が来たらこれは比じゃなくなるぞ?」
「・・・ぇ?」
そういうと京の手を取られると根元に触らされた。
熱くて太くてかたい。
「・・・比じゃないって・・・」
「ここにコブが出来て、キョウにいれた後、妊娠するまで抜けることはない」
「っ・・・!」
手を引っ込めたいのにしっかり握られた手が、ルボミールのモノを握らせるように動かされた。
抜けない程大きいとはどういうことなのだろうか。
「っ・・・むっ・・・むりだ!・・・今だってこんなのっ入るわけないっ」
「大丈夫だ」
「わぁっ」
京は押し倒されると腰を抱きかかえられた。
ルボミールに力でかなうはずもなく、ルボミールの目の前にみっともないほどに濡れて立ち上がってしまったものが晒されてしまう。
「るるっ・・・これやだっ」
「ちゃんと俺のモノが入るように俺の舌と指で解してやる」
「!!??!」
京の羞恥の声を聞いてくれることはなく、
そういっていやらしく笑うルボミールに体が震えた。
「・・・ぁ、ぶどう酒でいいかな?」
仕事部屋にルボミールが訪れたことはあるが、居住空間に通すのは今日が初めてで少し緊張する。
ラージャで買っておいたワインによく似た酒をテーブルに並べた。
まだ帰したくなくて部屋で少し呑みたいと誘ったのだが、ルボミールへの気持ちを認めそれを伝えた後なわけで京は意識してしまう。
ちゃんと人と付き合うなんて初めてだからだ。
すると、すっと伸ばされた手が頬に添えられルボミールの方に向けさせられ、
ガーネットに京の視線は捕えられる。
「っ・・・ルル?」
「すでに酔っているようだが」
食事の時に確かにイタリアワインを飲んだが、酔うほどは飲んでない。
触れてくる手は心地良いのだが擦り寄ってしまいそうで、早く離してもらいたい。
・・・少しだけそんな風に思う。
「そんなこと。いつもより飲んでないだろう?」
「・・・酔ってないとしたなら、なにかイケナイ事でも考えたのか?」
にやりと笑みを浮かべるルボミールに息を飲む。
はたから見たら丸わかりなのだが、京はふるふると首を振った。
「っそ、んなことは、ない」
「本当か?・・・なら、早くその可愛い顔をどうにかするんだ」
「か、可愛いって」
「そもなくば、俺にイケナイ事をされるぞ?」
「!」
いつかのような熱のこもった視線を向けられて、ゴクリと息をのんだ。
「どんな、こと?」
「しりたいのか?」
「っ・・・」
そう良いながら耳を撫でられる。
「実践になるが、良いか?」
「っ~」
「答えなければ、肯定とみなすぞ」
「っ・・・いいよ。ルルの言うとおりイケナイことを考えていたから、部屋に誘ったんだから」
自棄になってそう認めるとクスリと笑われる。
「なら、どんなことを考えていたか教えて貰おうじゃないか」
「っ」
☆☆☆
部屋の中にルボミールのフェロモンが充満している。
それは同じようにルボミールも感じていた。
寝室に移る前に、抑制剤を口に含みながら口づけた。
絡め捕られる舌が、それだけでじんじんとする。
トロリとした甘みが、抑えるはずなのにいやらしい気持ちにさせていく。
大きな手で弄られると、そこから熱を発していくようだ。
体をくねらせもっと触ってほしい。
「る・・・る」
なれた手つきでタキシードのネクタイを外される。
ぷつりぷつりとボタンを外され素肌がルボミールにさらされると、ギラリと輝いた気がした。
大きく胸を開かれると胸を撫でられる。
「旨そうな果実が実っているな」
「っ・・・」
そんな言われ方をしてカッと頬があるくなる。
指先で固くなり始めた乳首を転がされると、もれそうな声に口を結んだ。
「んっ」
「摘まめるほど大きくなって。俺に食ってほしいのか?」
「っ・・・っ・・・」
「・・・フっ」
声を我慢していることなどわかっているのか、京を煽るように弄ってくる。
そして徐々に近づいてくると舌を突き出して、今にも触れそうな距離で止まった。
少し熱を感じるようなそんな距離なのに、舐めてくれないルボミール。
「ぅっ・・・いじ・・・わるっ」
そう言うと視線をこちらを向けるとにぃっと笑った気がした。
そしてねっとりと舐められる。
「んぁぅぅっ」
「してほしいなら、口にしろ。・・・キョウ。俺に何をしてほしいんだ?」
「っ・・・」
離れてしまった唇に焦らされる。
だがたった一回舐められただけでもう駄目だった。
恥ずかしさと、欲求が同時に波寄せる。
「っ・・・舐めてっ・・・ルルっ・・・俺のそこっ」
「そこ?」
乳輪をなぞるように撫でられ震えた。
「っ・・・ちくびぃっ・・・っ」
自分で触ってもなんともないのに、何故こんなにも感じてしまうのだろうか。
潤み始めた視界でルボミールに求めると、フッと笑うとふわりと頭を撫でられた。
それに安心をしたのは一瞬だった。
すぐに、快感に染まる。
ルボミールに片方の乳首を吸われながら、ぬるつく舌で嬲られるともう普通にはしていられなかった。
「んぁぁっ・・・!・・・はぁっ」
首に腕を回しルボミールにしがみつくと、口づけられた。
「はっ・・・ふっ・・・んっ・・・ぁぁっぁっ」
「ここもこんなに固くさせて。・・・少しぬれているのか?」
「っ~っ・・・!」
伸ばされた手は京の股間をゆっくりと扱き、トロつく先端を親指でぐりぐりと撫でらた。
「・・・以前したことを覚えているか?」
「っ」
その言葉にこくりと頷く京。
「キョウ。・・・そこを愛したい」
「!!!」
信じられなくてルボミールを見上げるが冗談ではなさそうだった。
「駄目か?キョウ」
「っ・・・」
体を起き上がらせてしまったルボミールに、京は見上げるが京がするまで動いてくれそうにはない。
じっと見られる視線に、体はより熱くなっていく。
「全部脱いで見せてくれ」
その言葉に逆らえずに、京はジャケットを脱ぎ中途半端に脱がされた前のボタンをすべて外すと、ワイシャツを脱ぐ。穴が開くくらいにルボミールの視線に耐えられない。
「っ・・・るるもっ」
「あぁ」
京の言葉に見せつけるように服を脱ぎ去っていく。
ベルトを外しスラックスのチャックをゆっくりと下ろしながら、京の反応を見ている。
はしたないと思いつつも京はそこから目が離せなくなる。
思わず息を飲むとクスリと笑う声が聞こえた。
以前も思ったがルボミールの方が薬の効きが早いように見える。
だが今はそんなことよりもその中のものが見たくて仕方がなかった。
なのに、その手は止まってしまう。
「キョウ。手が止まっているぞ?」
「っ」
その言葉に京は恥ずかしさを忘れ、躊躇していたスラックスを脱ぎ去った。
下着の上からでもわかるほど立ち上がり蜜に濡れていた。
それを見ないようにしつつ脱ぎ去ると、・・・、前も後ろ濡れていつぅーっと滴るのが目に入る。
「っ・・・っ」
「・・・キョウ。・・・何故毛が無い?」
「!?」
その言葉に、今朝の出来事を思い出し、自分の股間の状態を思い出した。
思わずしゃがみこんだ京の頬を優しく撫でられる。
「俺のためにしてくれたのか?」
「っ」
本当は違う。
けれど、他の人間に剃られたなんて言えるわけがない。
変態なようなそれに、京はコクリと頷くしかできなかった。
しかし、ルボミールは引くどころか、嬉しそうにさせる。
困惑してつられた様にあげた視線の先に息を飲んだ。
京が座ってしまったなら目の前にあるものは・・・ルボミールのモノがくるのは当然だった。
「っ・・・」
スラックスの上からでもわかるほど立派に立ち上がったそれ。
目が離せないでいると、ゆっくりとチャックが下ろされ、合間から下着が押し上げてきた。
「っ・・・ぉ・・・きぃ」
「・・・薬を飲んでいるとは言え、あまり煽ってくれるな」
「だって、本当に・・・」
「発情期が来たらこれは比じゃなくなるぞ?」
「・・・ぇ?」
そういうと京の手を取られると根元に触らされた。
熱くて太くてかたい。
「・・・比じゃないって・・・」
「ここにコブが出来て、キョウにいれた後、妊娠するまで抜けることはない」
「っ・・・!」
手を引っ込めたいのにしっかり握られた手が、ルボミールのモノを握らせるように動かされた。
抜けない程大きいとはどういうことなのだろうか。
「っ・・・むっ・・・むりだ!・・・今だってこんなのっ入るわけないっ」
「大丈夫だ」
「わぁっ」
京は押し倒されると腰を抱きかかえられた。
ルボミールに力でかなうはずもなく、ルボミールの目の前にみっともないほどに濡れて立ち上がってしまったものが晒されてしまう。
「るるっ・・・これやだっ」
「ちゃんと俺のモノが入るように俺の舌と指で解してやる」
「!!??!」
京の羞恥の声を聞いてくれることはなく、
そういっていやらしく笑うルボミールに体が震えた。
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