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婚約編
【小話:双方視点】婚約者が意地悪だ。
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【シャリオン視点】
あらかた仕事を片付け、書類や資料を見ながら領地のことをあれこれ考えていた。
「・・・、」
だけど、心ここにあらずといった感じで、ぼんやりとしてしまう。
駄目・・・集中できない。
書類を机の上に置くと、ポスンと背もたれに寄り掛かった。
もう、一層のこと休憩にしてしまうと、思考を奪っていた内容がさっきより鮮明に頭に浮かんでしまう。
「・・・」
自然と頬が熱くなった。
視界にベストが目に入ってしまうと、余計に集中が切れる。
昨日、ガリウスとの約束で家に居ようとも、かならずベストを着用するように言われたのだけども、その理由が落ち着いた今思い出しても理不尽に感じてしまう。
・・・なんか、やっぱり・・・大きくなった・・・?
ついっと指でベストをめくってみる。
今はなんともないけれど、確か昨日はいやらしくたちあがっていた気がする。
なんであんな風になってしまったのか。今まではなかったのに、そうなったのは自分が嫌らしくなってしまったから?
でもよく考えると、これはシャリオンの所為ではなくガリウスがあんな風に触るてくる所為だと思い始める。
そもそも、ガリウスに触られなければあんな風にはならないのだ。
むぅっとしながら、シャリオンの言うことを聞かないそこをにらんでしまう。
て、僕は何をしてるんだ・・・
はぁっとため息をつく。
そこから気持ちを切り替えようとした。・・・のだが。
「・・・。それに・・・昨日は、・・・いじわるだった」
お願いをしても中々イカせくれないし、前を塞き止める手を放してくれず、ガリウスの指でさんざん中を弄られた。
啼いて感じすぎている時に、言われた言葉を思い出してしまう・
『いつか私のモノをココで受け入れて感じてくださるように・・・今は私の指で気持ちよくなってください』
「っ」
ガリウスの2本の指を難なく咥えられるようになると、ペニスの裏側を擦られると気持ち良いのが止まらなくて、でもイカせて貰えなくて。
無意識に腰を動かし、前を戒める手を動かそうとしたが指の力は強くなる一方だった。
頭がおかしくなりそうであまり拒否をしないように心がけていたが、ついに嫌だと泣きながら拒否を示すが、そうすると・・・
『・・・私のモノで感じられるようになってくださるのでしょう・・・?』
そう言いながら指で前立腺をえぐられた。
喘ぐのを止められなくて、・・・しつこいくらいに弄られ、そして泣かされた。
広げるのが目的だったはずなのに、昨日は・・・なんだか自分の反応を見られていた気がする。
「僕、ガリウスに何かしたのだろうか」
あんなにかっこ悪いところを見せてしまった。
机に突っ伏しながら唸るシャリオンは、今晩ガリウスに謝ろうと思うのだった。
【ガリウス視点】
真面目に仕事をしている体裁。・・・いや、仕事はちゃんとしている。
慣れた仕事は、ルーティンの様でイレギュラーなものを探すことに上手くなっていた。
すべてに全力投球していたら、宰相なんて多忙な仕事をこなせるわけがない。抑えるところは抑えればいいのだ。
次期宰相に決まってから試すようになのか、それともこの部屋にシャリオンがいなくなったからなのか、レオンからの仕事の振り分けが多い。
でもできない量じゃないし、出来ないなんて言えない。(言いたくない)
義理父になる予定のレオンはガリウスを認めてはいるし、シャリオンを任せてもいいとは思っているけど、息子の旦那になるとなるとそこはあまり良いと思ってないらしい。
矛盾だし親バカが過ぎる。
まぁ義理父と思うとそう思うがシャリオンのことを考えると心配は過剰で良いと思う。
昨日は、レオンの屋敷に元婚約者候補が現れたと聞き、それもきな臭いと評判のゾイドス男爵の家のもので血の気が引いた。
なのに、慌てて帰ってみればあんなことになっているなんて。
懐かれてる様子にも驚いたが、怪しさ満載の2人を手元に置くなどと言い出して、どう丸め込もうかと思った。
でも、ガリウスはシャリオンの自由を奪いたくないのだ。
彼が考えた答えを否定したくはなかった。
魔法紙が真実だと証明したから、それが真実なのだと思わなければ、シャリオンを閉じ込めてしまいそうだ。
ゾイドス男爵家の次男。
そしてアルベルトが情報提供してくれた盗賊団と関係のある娘。
もう、向こうからカモがネギ背負ってきたようなものである。
ガリウスとしても泳がせたと思う。
・・・だが、シャリオンの元でとはならなかったはずだ。
見られてしまえばシャリオンが気にするから、すべてを隠してしまいたい。
おまけに最近色気が溢れていて困る。
ふとした時にじっと見られていたり、視線があうとほほ笑んだり。
無自覚で煽ってくる。
そのたびにガリウスは2人の間の秘密の「誓い」をするために、あれこれ理由を作りキスをしているのだが。
それが不味いことになっている。
キスしただけなのに可愛い顔を振りまくシャリオンに、理性がゴリゴリと削られている。
婚前に手を出さないのは約束であるし、抱けないのも辛い。
そんなこともあり、昨日はさんざん啼かせてしまったわけで。
それを反省したのに、朝少し枯れた声を聴いたときは、勃起するかと思ったくらいだ。
レオンからの冷たい視線は気にしない。
「・・・」
最高に可愛いのに、辛い。
少しはあの可愛さを抑えてほしいと。
だが、自分にだけ見せるあの表情が見れなくなるのも嫌だ。
それならば、自分が自重するしかないのだ。
そう思ていた矢先だった。
その日の夜。
今日もまた可愛い婚約者に、少しくらいは自重をしようとした心がけを壊される。
少し涙目で頬を染めて見上げられた。
「あの、・・・ガリウス」
「何でしょうか?」
妄想の中では秒で組み敷くところを想像しながらも涼しい顔でにこりと笑みを浮かべる。
どうやら、シャリオンはガリウスのことを(腹が立つことに仕事もできて忌々しいほどに気配りができ)爽やかな男だと思っていたらしく、それも驚きなのだが、そう思われているなら少なくともシャリオンの前では爽やかでいようと思っている。ただし、閨の練習以外では。
ガリウスは精一杯爽やかに微笑み、淫靡なことなんて考えてない素振りで振り返る。
「僕、何かしてしまっただろうか」
「?」
「・・・悪いことをしたらなら謝りたいのだけど、ごめん。
自分でも何をしたかわからないんだ」
しょぼんとして言うシャリオンに、ガリウスは何のことかわからなかった。
「何故そのようなことを・・・?」
そう言ったとたん、シャリオンは頬を染め俯き、雰囲気に艶が出始めた。
なんのことかわからないが、首まで真っ赤にさせてどんなことを思い浮かべたのガリウスにも分かる。
・・・悪い子ですねぇ
自重しようと思っていた心がけは無いものとなった瞬間である。
「っ・・・昨日、」
「昨日?あの2人のことはもういいですよ」
その件については本当のところはどうしようかと、未だに思っているところだが。
可愛いシャリオンに笑みを浮かべる。
「ちがっ・・・そうじゃ、なくて」
「では、何のことでしょうか?」
「っ・・・夜のことっ」
「夜?」
すっとぼけながら首をかしげていると、俯いていたシャリオンが視線をあげた。
「怒ってたからっ」
「・・・どうしてそう思われたのですか?」
「だって、いじわるだったっ」
「いじわるでしたか」
そう反復するとこくこくと頷くシャリオンに困ったかのように眉を下げる。
いや、実際は全然困ってなどいないが。
「気持ちよくなかったということですね」
「ち、ちがっ」
「ではいかがでしたか?」
「き、・・・もち、よかったに決まっているじゃないか・・・っ!」
恥ずかしいのか、目元に涙を浮かべてキっと睨んでくる。
イかせないように塞き止め、散々後ろを2本の指で愛でたのだ。
ついに中で逝った後、シャリオンは話せないほどに放心していた。
それが、良くないわけがない。
「そうでしたか。あんなに可愛らしいあなたを見れたので、私はとても幸せでしたよ」
「!!?」
「・・・いじわる、やめた方が良いでしょうか」
「っ」
うんともすんとも言えないことを尋ねるガリウス。
シャリオンが箍をはずしたのですから。今日は貴方が悪いんですよ?
そう、心の中で言いながら、今日の夜も練習と称して、シャリオンを愛すのだった。
あらかた仕事を片付け、書類や資料を見ながら領地のことをあれこれ考えていた。
「・・・、」
だけど、心ここにあらずといった感じで、ぼんやりとしてしまう。
駄目・・・集中できない。
書類を机の上に置くと、ポスンと背もたれに寄り掛かった。
もう、一層のこと休憩にしてしまうと、思考を奪っていた内容がさっきより鮮明に頭に浮かんでしまう。
「・・・」
自然と頬が熱くなった。
視界にベストが目に入ってしまうと、余計に集中が切れる。
昨日、ガリウスとの約束で家に居ようとも、かならずベストを着用するように言われたのだけども、その理由が落ち着いた今思い出しても理不尽に感じてしまう。
・・・なんか、やっぱり・・・大きくなった・・・?
ついっと指でベストをめくってみる。
今はなんともないけれど、確か昨日はいやらしくたちあがっていた気がする。
なんであんな風になってしまったのか。今まではなかったのに、そうなったのは自分が嫌らしくなってしまったから?
でもよく考えると、これはシャリオンの所為ではなくガリウスがあんな風に触るてくる所為だと思い始める。
そもそも、ガリウスに触られなければあんな風にはならないのだ。
むぅっとしながら、シャリオンの言うことを聞かないそこをにらんでしまう。
て、僕は何をしてるんだ・・・
はぁっとため息をつく。
そこから気持ちを切り替えようとした。・・・のだが。
「・・・。それに・・・昨日は、・・・いじわるだった」
お願いをしても中々イカせくれないし、前を塞き止める手を放してくれず、ガリウスの指でさんざん中を弄られた。
啼いて感じすぎている時に、言われた言葉を思い出してしまう・
『いつか私のモノをココで受け入れて感じてくださるように・・・今は私の指で気持ちよくなってください』
「っ」
ガリウスの2本の指を難なく咥えられるようになると、ペニスの裏側を擦られると気持ち良いのが止まらなくて、でもイカせて貰えなくて。
無意識に腰を動かし、前を戒める手を動かそうとしたが指の力は強くなる一方だった。
頭がおかしくなりそうであまり拒否をしないように心がけていたが、ついに嫌だと泣きながら拒否を示すが、そうすると・・・
『・・・私のモノで感じられるようになってくださるのでしょう・・・?』
そう言いながら指で前立腺をえぐられた。
喘ぐのを止められなくて、・・・しつこいくらいに弄られ、そして泣かされた。
広げるのが目的だったはずなのに、昨日は・・・なんだか自分の反応を見られていた気がする。
「僕、ガリウスに何かしたのだろうか」
あんなにかっこ悪いところを見せてしまった。
机に突っ伏しながら唸るシャリオンは、今晩ガリウスに謝ろうと思うのだった。
【ガリウス視点】
真面目に仕事をしている体裁。・・・いや、仕事はちゃんとしている。
慣れた仕事は、ルーティンの様でイレギュラーなものを探すことに上手くなっていた。
すべてに全力投球していたら、宰相なんて多忙な仕事をこなせるわけがない。抑えるところは抑えればいいのだ。
次期宰相に決まってから試すようになのか、それともこの部屋にシャリオンがいなくなったからなのか、レオンからの仕事の振り分けが多い。
でもできない量じゃないし、出来ないなんて言えない。(言いたくない)
義理父になる予定のレオンはガリウスを認めてはいるし、シャリオンを任せてもいいとは思っているけど、息子の旦那になるとなるとそこはあまり良いと思ってないらしい。
矛盾だし親バカが過ぎる。
まぁ義理父と思うとそう思うがシャリオンのことを考えると心配は過剰で良いと思う。
昨日は、レオンの屋敷に元婚約者候補が現れたと聞き、それもきな臭いと評判のゾイドス男爵の家のもので血の気が引いた。
なのに、慌てて帰ってみればあんなことになっているなんて。
懐かれてる様子にも驚いたが、怪しさ満載の2人を手元に置くなどと言い出して、どう丸め込もうかと思った。
でも、ガリウスはシャリオンの自由を奪いたくないのだ。
彼が考えた答えを否定したくはなかった。
魔法紙が真実だと証明したから、それが真実なのだと思わなければ、シャリオンを閉じ込めてしまいそうだ。
ゾイドス男爵家の次男。
そしてアルベルトが情報提供してくれた盗賊団と関係のある娘。
もう、向こうからカモがネギ背負ってきたようなものである。
ガリウスとしても泳がせたと思う。
・・・だが、シャリオンの元でとはならなかったはずだ。
見られてしまえばシャリオンが気にするから、すべてを隠してしまいたい。
おまけに最近色気が溢れていて困る。
ふとした時にじっと見られていたり、視線があうとほほ笑んだり。
無自覚で煽ってくる。
そのたびにガリウスは2人の間の秘密の「誓い」をするために、あれこれ理由を作りキスをしているのだが。
それが不味いことになっている。
キスしただけなのに可愛い顔を振りまくシャリオンに、理性がゴリゴリと削られている。
婚前に手を出さないのは約束であるし、抱けないのも辛い。
そんなこともあり、昨日はさんざん啼かせてしまったわけで。
それを反省したのに、朝少し枯れた声を聴いたときは、勃起するかと思ったくらいだ。
レオンからの冷たい視線は気にしない。
「・・・」
最高に可愛いのに、辛い。
少しはあの可愛さを抑えてほしいと。
だが、自分にだけ見せるあの表情が見れなくなるのも嫌だ。
それならば、自分が自重するしかないのだ。
そう思ていた矢先だった。
その日の夜。
今日もまた可愛い婚約者に、少しくらいは自重をしようとした心がけを壊される。
少し涙目で頬を染めて見上げられた。
「あの、・・・ガリウス」
「何でしょうか?」
妄想の中では秒で組み敷くところを想像しながらも涼しい顔でにこりと笑みを浮かべる。
どうやら、シャリオンはガリウスのことを(腹が立つことに仕事もできて忌々しいほどに気配りができ)爽やかな男だと思っていたらしく、それも驚きなのだが、そう思われているなら少なくともシャリオンの前では爽やかでいようと思っている。ただし、閨の練習以外では。
ガリウスは精一杯爽やかに微笑み、淫靡なことなんて考えてない素振りで振り返る。
「僕、何かしてしまっただろうか」
「?」
「・・・悪いことをしたらなら謝りたいのだけど、ごめん。
自分でも何をしたかわからないんだ」
しょぼんとして言うシャリオンに、ガリウスは何のことかわからなかった。
「何故そのようなことを・・・?」
そう言ったとたん、シャリオンは頬を染め俯き、雰囲気に艶が出始めた。
なんのことかわからないが、首まで真っ赤にさせてどんなことを思い浮かべたのガリウスにも分かる。
・・・悪い子ですねぇ
自重しようと思っていた心がけは無いものとなった瞬間である。
「っ・・・昨日、」
「昨日?あの2人のことはもういいですよ」
その件については本当のところはどうしようかと、未だに思っているところだが。
可愛いシャリオンに笑みを浮かべる。
「ちがっ・・・そうじゃ、なくて」
「では、何のことでしょうか?」
「っ・・・夜のことっ」
「夜?」
すっとぼけながら首をかしげていると、俯いていたシャリオンが視線をあげた。
「怒ってたからっ」
「・・・どうしてそう思われたのですか?」
「だって、いじわるだったっ」
「いじわるでしたか」
そう反復するとこくこくと頷くシャリオンに困ったかのように眉を下げる。
いや、実際は全然困ってなどいないが。
「気持ちよくなかったということですね」
「ち、ちがっ」
「ではいかがでしたか?」
「き、・・・もち、よかったに決まっているじゃないか・・・っ!」
恥ずかしいのか、目元に涙を浮かべてキっと睨んでくる。
イかせないように塞き止め、散々後ろを2本の指で愛でたのだ。
ついに中で逝った後、シャリオンは話せないほどに放心していた。
それが、良くないわけがない。
「そうでしたか。あんなに可愛らしいあなたを見れたので、私はとても幸せでしたよ」
「!!?」
「・・・いじわる、やめた方が良いでしょうか」
「っ」
うんともすんとも言えないことを尋ねるガリウス。
シャリオンが箍をはずしたのですから。今日は貴方が悪いんですよ?
そう、心の中で言いながら、今日の夜も練習と称して、シャリオンを愛すのだった。
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