婚約破棄され売れ残りなのに、粘着質次期宰相につかまりました。

みゆきんぐぅ

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執着旦那と愛の子作り&子育て編

貴方を愛している。

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王都にあるハイシア家。
自分達のために建てた屋敷の寝室にヴィンフリートに渡された魔法石を使い直接転移をしたガリウス。
優秀なウルフ家の者はセレスの作った魔法道具で侵入をすぐに察知をしたが、同時に出現した結界に帰ってきたのだと理解する。
急な帰宅に慌てる様な者はここには居らず、むしろ籠っていると言うことは話しかけるなと言うサイン。
この屋敷の最上位の主はシャリオンになるが、その伴侶のガリウスも今では信頼されており、例えこの結界がガリウスのものだけでもシャリオンが不利になることは絶対しないと言う確信がある。
屋敷の執事達は黙って次出て来た時のための準備を始めた。

【ガリウス視点】

部屋に付きベッドへと下ろしながら、最愛の存在に軽く眠くなる程度の眠りの魔法を掛ける。
こうしておかなければ凶悪な程ガリウスを誘ってくる悪魔と化すからだ。
頬を紅潮させ熱っぽい吐息を吐きもの欲し気な眼差しをするシャリオンの耳元で囁く。

「我が家に着きました。よく我慢できましたね」
「う・・・ち?」
「えぇ。ですからもう我慢しなくても良いですよ」

顔を上げて覗き込むと漸く焦点があうとガリウスの首に腕を回した。
シャリオンを今急き立てているのは眠気と強烈な欲情だ。
他人の前だという事に理性で我慢していたのがせずに良いと分かると欲望に素直になる。

「が・・・りぃ」
「はい」
「がりぃ・・・ッ」

ぎゅうっとしがみつき甘えるシャリオンに熱も香りもすべてに興奮を掻き立てられる。
間違って飲んでしまったのは魔力を含んだ媚薬。
薬で乱されているというのに気に食わないという感情と、困惑しながらも快楽を求め自分に助ける姿はたまらない。

しかし、執務を開けられるのは予備を入れても2日。
明日には終えなければならない。
それはシャリオンも一緒だ。
今回時間をとれたのはいずれ女王となるアシュリーの高い魔力の為である。

この状況は本来であればシャリオンの状態異常回復を掛けるのが最善だ。
シャリオンの性質なのか自身に掛けることは出来ないが、ガリウスが導き手を貸すことでシャリオンにも掛けることができるのだが。

「どうしましたか?」

何を求められているかわかっている。
そんな意地悪く答えながら、もう少し眠りの魔法を掛けた方が良いだろうかと思案する。

「っ・・・だ・・・いて」
「抱きしめているでしょう?」

ぎゅうっと抱きしめると焦れたような息遣いが耳に届いた。

「っ・・・ちがぁっ」
「嘘です。・・・シャリオン」

クスリと笑みを浮かべて名前を呼びキスを求めればシャリオンは喜ぶように吸い付いてくる。
片手で器用にシャリオンの服をはだけさせながら、隙間から手を滑り込ませる。
熱くしっとりとした肌は、ガリウスが触れるだけで期待するように震えた。

「んぁっ」

忍ばせた手できっとどんな果実よりも熟れて赤く実っているだろう乳首を転がし、体がはねたところできゅぅっとつまむ。

「ひぃっ・・・ぁっ・・・あぁっっ・・いぃっ」
「時間が無くて残念ですが、・・・ここは今度愛させてください」
「っ・・・っ」
「今日は戻らないといけません」
「っ!・・・っ」

ガリウスの言葉にショックを受けたようなシャリオンはいつもとは違う反応だった。
期待を恥じて照れるのではなく、絶望のようなそれ。
薬の所為だと苦笑を浮かべるが、熱に浮かされて今はそれどころじゃないようだ。
意地悪でされていると勘違いしたらしい、シャリオンはふらつきながら起き上がるがガリウスの服を脱がしに掛かってくるのには困ってしまう。
シャリオンにその気になられてしまったら、ガリウスの余裕もかき乱される為、両手を掴むと嫌だと暴れた。

「っ~っやぁ・・・だぁっ・・・なっ・・・でぇぅ・・・んぅ」

意味も解らないほど欲情している。
半泣きになり始めたシャリオンの額に口付けた。

「私に任せてください」
「がりぃっ・・・はやくぅっ・・・・はやくッがりぃッほしい」
「・・・、」

そういいながらシャリオンは四肢を自ら足を開いた。
恥じらいもなく淫らに誘うそれにガリウスは急に冷静になる。
普段のシャリオンなら絶対にしない所作だ。
初夜の時に緊張をほぐす目的の物でさえも、羞恥を持っていたのに。
シャリオンの目は欲情してガリウスを求めているのに、自分を映してないかのように見えた。

「猛毒な薬と大差ない」

そう呟きながら、慰めるように魔力を込めた口づけを額に落とす。
するとぴたりと動きをとめ、下唇を噛みながらシャリオンは睨むようにこちらを見てくる。
落ち着けるようにそうしたものにさえ不満げだ。
もっと直接的な快楽を欲している。
ガリウスはシャリオンが広げた足を深く押し倒す。

「まずはほぐさないとですね」
「やぁっ!っ・・・ぁっ・・・はやっく・・・いたくてもっ・・・いいからっ」

そんなことは絶対にしない。
ただでさえ受け入れる方は負担が大きいのだ。

「駄目です。じゃないと入れないですよ?」
「!!!・・・っ」

その言葉に息を飲むシャリオン。
ガリウスは自分の腰を押し付け昂りを、シャリオンに知らせるとに途端にとけたような笑み。
こんな笑みをシャリオンもできるのかと思いつつ、意地悪をしたくなってくる。
シャリオンは認めないだろうが、強引にされたりすると余計に興奮する。
欲情に濡れたその瞳を見つめると内股を撫でた。

「ちゃんと自分で抑えててください」
「っ・・・ぁぅ」
「沢山。・・・気持ちよくなれますよ」

熱にゆれて解さなくていいなどと言うシャリオンは、その言葉に期待とそれでも不満気にしながらも足を抱えた。

「おねっ・・・が・・・っ」

自分の膝を抱え必死に哀願するシャリオン。
その痴態を舐めるように堪能したいところだが、今日のシャリオンはいつも以上に余裕がない。
ベッド横にあるサイドチェストの中から香油をとり、自分の手とシャリオンのモノに見せつけるように垂らした。
興奮したシャリオンを傷つけない為にいつもよりも多めだ。
シャリオンの体をまさぐりガリウスの手全体に香油をまとわせると、期待したそこにゆっくりと手を下してく。
期待から吐息は荒く四肢がびくんびくんと震えさせ、視線はガリウスの指先に釘付けのようだ。

・・・新鮮ですね

シャリオンはこういう時大抵ガリウスの瞳を見つめキスをねだる。
仕方がないとは言え、さみしく感じながらも指がそこに触れるとひくひくと動いていたそこがより一層に動き出した。

「パクパク動いてますよ」
「っ・・・っいじってっ」
「こうですか?」
「ぁぁっっ・・・・もっとっ・・なぁかぁ」

指で入口を掻けばそんな淫らな鳴き声を上げた。
自ら腰をへこへこと動かし、よりくわえ込もうとする。

「中はもっと解さないと。・・・まずは一本目ですよ」

ぐぐぐっと押し入れると、それは簡単に入っていく。
それはそうだ。
昨晩だって愛し合ったのだから。
根本まで入った指をひねるとお腹側を掻くように動かし、・・・期待に膨らんだしこりをもみほぐす。

「んあぁぁっ・・・いぃっ・・・んうぅ」

早く入れろと言っても前立腺を責めればその刺激にシャリオンは逆らうことは出来ない。

「人差し指でイケたら次の指です。・・・3本は入いるまではお預けです」
「っ・・・っぁっっ・・・はぁっ・・・そんっ・・ひぃぅっ・・い・・・いくッ」
「もうイケますか?偉いですよ」
「んぅぅっ・・・い・・・いくっ」

靡肉がきゅうきゅうと震えだし、それに合わせて逝かせるように手を打ち付けると、シャリオンは可愛らしく鳴き声を上げながらいつもよりも大分早く吐精する。

「ぁぁっ・・・ぁっ・・はぁっ・・・んぅ・・・!・・・っ・・・な・・・んでぇ」

困惑した声は逝ったのにまだシャリオンのモノは熱く反り立っているからだ。
ガリウスはそれにもう片方の手を絡めた。
ゆるゆると扱きながら、指を増やしてごりごりと前立腺を掻いた。

「ひぃあぁぁっっ・・・んぁっ・・ぃっ・・・くぅぅぁっっんんぅっ」

指を動かす度にぐちゅぐちゅと淫靡な音を響かせる。
部屋にはシャリオンの喘ぎ声と、その水音だけが響いた。

「くぅぅんっ・・・あっ・・・っ・・・てっ・・手をはなしてぇっ」

再び中が引くひくと震えだすのに合わせて、シャリオンのモノを扱いている手を根本できつく戒めているのだ。
しかし、絶頂が近くなったシャリオンはその手をどけたいが、両手は足を抱えている為それも出来ない。
それを聞いてやることはなく、根元を締め付けながら中を刺激するとシャリオンは体を何度もビクつかせたまま果てた。

それから何度か出さないまま逝ったが、シャリオンの熱はまだ覚めないようだ。
それどころか焦れたシャリオンはガリウスを押し倒すと馬乗りになる。
勿論シャリオンの力を抑え込むのはたやすいが、約束である。・・・と言うのは建前だ。
薬で乱されることに不満やさみしさを感じたが、シャリオン自身に興奮しないわけがない。
乗りかかられたシャリオンとより密着すると、必然的にシャリオンに尻のあわいにガリウスの剛直が当たる。
シャリオンはそれに尻を擦りつけ甘え誘った。

「っ・・・は・・ゃ・くっ」
「好きなようにして良いですよ?」
「っ」

その言葉に腰を上げると、入れやすいようにガリウスにさらけ出す。
一度こうしたことをしているので、出来るのだが。・・・重ねていうが躊躇なくするそれは、シャリオンだがシャリオンではないようだ。
すぼまりに自分のモノが当たるとちゅぅっと吸い付かれた。
シャリオンは快感に顔を緩ませ、腰を落としていき最後までたどり着くと、・・・ゆるゆると腰を動かし始め、自分の世界に没頭し始める。

そういう姿は好きなはずなのだが。

しかし、ガリウスはシャリオンの細い腰を掴むとグッっと引き寄せ動きを止めた。

「ひぃぁぁっ・・・んっ・んんっ・・・っ?・・・・?」
「シャリオン。・・・次は私のお願いを聞いていただけますか?」
「っ・・・・?」

より深く交わったことに歓喜の声をあげたが、動かないガリウスに困惑したように見上げてきていた。


・・・
・・


【シャリオン視点】


何かとてもいやらしい夢を見ていた気がする。
目を覚ました途端、強烈な羞恥にかられた。
いつもは言わないような破廉恥な言葉と仕草で、ガリウスをひどく困らせた。
夢の中のシャリオンはどうしてもガリウスの体とを重ねたかったのだ。

「っ・・・僕・・・欲求不満だったのかな・・・、・・・ん?」

そう呟きながら一面に広がる肌色と熱に困惑をする。
回されている腕と香りは間違いようがなくて、・・・シャリオンが視線を上げるとそこには。

「おはようございます」
「っ・・・ガリィ!」

優し気にアメジストが揺れている。
だがいつもよりなんだか色っぽくてどきりとした。

「ヴィンフリート様の所で手違いで出されたお茶で体調を崩していたのですよ」
「えっ・・・それは、・・・て、・・・!!!!」

どういう事か詳しく聞こうと体を起き上がらせたところで、あらぬところから全身に走った快楽に声が上がりそうになった。
恐る恐る振り返ると、ただガリウスに寄りかかっているわけではなく馬乗りになっていた。
思わず息を飲んだ後ガリウスを見上げる。
するとガリウスはニコリと微笑んだままシャリオンの手を取ると指先に口付けた後、その手を掴んだまま後ろに導かれた。

「えっ・・・!!っ・・!!」

それに驚いたがそのまま手は・・・結合部分まで導かれると、シャリオンの指先が淵をなぞるように撫でさせられた。
シャリオンが夢だと思っていたが、あれは夢ではないのだろうか。
唐突な羞恥が再びシャリオンが襲い、・・・きゅぅっと締め付けてしまった。

「ぃぁっ・・・ぁっ・・・ぁっ」
「っく」
「っ・・・っ・・・ど・・・して」
「説明は後でいいですか?」
「で、もっ」
「愛し合うならいつもの貴方がよかったんです」
「!」

『愛し合いたい』そう言われてしまえば、シャリオンが否定するわけがない。
それに・・・シャリオンも記憶がさだかではないが、途中で終わってしまっているわけで、ガリウスとつながっていると思うとたまらなかった。

「うん。・・・・ごめんね。僕また迷惑かけちゃったみたいで」
「迷惑など、むしろこちらです。・・・シャリオン口付けても?」
「?・・・うん。ガリウスとのキス、好きなの知っているでしょう?」

伺うように尋ねられた言葉にシャリオンは苦笑をしながら応えた。
そして、口づけを始めるともう。
余裕はなかった。
あっと言う間に昂まり互いを求めあった。

「ぁっ・・・んぅっ・・・が・・・りぃっ・・・はぅっ・・・そこっふかぁぃっ」
「っ・・・痛い・・・ですか?」
「っ・・・んっ・・・ちがっ・・・また、前見たいにっなっちゃうからぁっ」

ガリウスに最奥を愛されるのは自分が自分ではなくなるようで、気持ちいいことしか考えられなくなってしまう。
それは恥ずかしいこともあるが、・・・今は動けなくなるわけには行かない。

「・・・、」
「っ・・・がりぃ」

舌足らずで甘えたような声になっている自覚は全くない。
しかし、ガリウスは何故かギラついた。
いつもの知的な感じではなく、雄々しく思わず息を飲んだ。
ガリウスはぐぐっっと腰を押し付け、最奥のすぼまりをクンッと突き上げる。

「んぁっ・・・が・・・がっりぃっ・・・ほんとっ・・・だっ・・めぇっ」

胸板に手を置いて腰を逃がそうとするのに、その瞬間ガリウスが引き寄せてゴチュンと突き上げてくる。
ゆっくりと強く入口を開くような感覚にシャリオンは震えた。

「ひぃぁっ・・・んんんっ・・・が・・・がりぃっ・・・ぁっ・・・ぁっ・・・やぁっ・・・だめっだめぇっ・・・がりぃっ」
「何故ですか・・・?ここ、・・・好きでしょう?」

シャリオンがどんなに否定したとしても、ガリウスの方がシャリオンをわかっている。
その言葉に息を飲みつつもすがるように視線をあげた。

「っ嫌なんじゃなくて・・・止まらなく、・・・なっちゃうっ」

その言葉にガリウスは困ったように微笑んだ。
視線が絡むとキスを繰り返した。

「これ以上はいれません」
「っ・・・ん・・・っ」

こつんとガリウスが額に額を合わせてきた。
ちゅっと軽く唇を啄まれる。

「そのように・・・さみしそうに誘わないでください」
「っ・・・ごめっ」
「嘘です。・・・求めてくれるのは嬉しいと言ったでしょう?」
「うん。僕もだよ。・・・すべてが終わったら。ね?」

その言葉にこくりと頷き唇を重ねると再び互いを求めあう。
途中で止まっていた体は簡単だった。

「んっ・・・が、りぃっ」
「っ・・・シャリオン」
「っ・・・ぁっ・・い、、・・・もうっ」
「えぇ・・・、一緒に」
「んっ・・・っぁ!・・・あぁっ・・・んっ・・・んああぁっ・・!」
「っく」

シャリオンはようやく迎えた絶頂に揺られながら、世界が真っ白になっていくのだった。


・・・
・・


【ガリウス視点】

体をビクつかせ絶頂を極めるシャリオンの体を抱きしめる。
きゅうきゅうと締め付けるそれは、意識を手放してもなおガリウスのモノに甘く吸い付くように痙攣している。
体は全然足りなくて動きたい衝動に駆られるが、それでも心は満足でシャリオンの寝顔を見るとクスリと笑みを浮かべた。

どんなシャリオンでも受け入れられると思っていた。
それは今でも変わらない。
しかし、シャリオンに愛されることを知った今。
その瞳に自分が映っていないことに物足りなさを感じるようになってしまったガリウス。

「・・・欲望は尽きないものですね」

『力になれればいい』『傍にいられればいい』『体だけでもいい』
それが、今でも欲望が募っていっている。

確かに淫らなシャリオンに劣情はかられたのだが。
ヴィンフリートの元にあったもので効力が強いとわかっていても、不満に感じてしまっていた。
いや。
そんな強い媚薬を盛られたのに、ヴィンフリートやゾルには反応せずにガリウスにだけ求めたのはすごいことだ。
特にシャリオンは魔力が低い。
覚えたての耐性も状態異常回復も自分自身には掛けられず、お世辞に魔法がうまいとは言えないのだから。

汚れてしまった体を清めながらシャリオンの寝顔を覗き込む。

淫らに誘い求めるシャリオンを結局誘導して状態異常を回復させた。
その後のシャリオンとのセックスは羞恥があるせいなのか、いつも通りになっていた。
ガリウスにみられることを恥じながらも感じるシャリオンが好きなのだ。
それに、快楽で話せなくなるほど抱くのも自分の手でそうさせたい。

そんなことを思いつつ、シャリオンの頬を撫でたのだった。

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