37 / 62
8ー1
しおりを挟む
彼女の艷やかな栗色の髪が、店を出たところで風に揺れた。
「フランツ様は、お幾つですか?」
唐突に訊いてくる。
しまった、考えていなかった。
「私ですか?……二十一になります」
少しの間を置いて、適当に答える。
「二十一…わたくしは十八。…残念です。もう少し早く、貴方とお会いしたかった」
硝子玉のように大きな瑠璃色の目が、私を捉え寂しげに揺れた。
「…」
無言で目の前の彼女を見つめ返すと、その瞳に少し癖のある黒髪の男が映っているのが見える。
「フランツ様…」
「さあ、食事の後はどこへ行きましょう?リクエストはありますか?どこへなりとも、お連れしますよ?」
「まあ!では、わたくしとともに、誰も知らない遠くへなど…」
「それは無理です」
ニッコリ笑って、きっぱり、はっきりとお断りの言葉を口にした。
「…そうね。貴方は頼まれて、わたくしのために時間を割いてくださっているのですものね」
「そんなふうに言うものではありませんよ。せっかくの時間です。楽しみましょう」
エスコートの手を差し出す。
「そう…そうね!わたくし、魔結晶の店に行きたいと思っているのですが、よろしくって?」
不服そうな表情から一転して、彼女が笑顔を向ける。どこまで本気なのやら。
「魔結晶の?」
「ええ。ここ最近のことなのですが、質の良い魔結晶がこの町で出回っているという話を聞きました。一度、手に取ってみたいと思って」
「…そうですか」
まさか侯爵令嬢ともあろうお方が、そのようなものに興味があるとは。意外である。その魔結晶の出処に心当たりのある私としては、白を切るしかないが。
「連れて行ってくださるかしら?」
「ええ、もちろんです。参りましょう、アンジェリカ様」
「…アンジェ、と。敬称は不要です」
「え?いや、しかし…」
「今日だけです」
「…分かりました。では、私のことも今日は、フランツと呼び捨てに」
「はい!」
花が咲きほころぶように彼女ーーアンジェリカ・アルクレールは微笑んだ。
美女とデートも悪くない。
ベルクラの町を、アンジェリカ嬢と並んで歩く。若い男女がすれ違いざまに、チラリとこちらに目を向けた。男の視線は彼女、女の視線は私にだ。
領主であるアルクレール侯爵の、大事な大事な末娘である彼女は、大変に美しく人目を引く存在。私の容姿はそれに劣らぬものなので、視線が向くのは当然と言える。
程なくして店に着いた。食事も庶民の店ーーつまりは町でーー済ませたので、近かったのだ。
随分な自信家になったものだと、店内のガラス瓶に映る己の姿に苦笑した。
癖のある黒い猫っ毛。澄んだ青い瞳。うん、文句なく整った容姿だ。纏う雰囲気が柔らかで、まさに「王子様」と言えよう。
初めにアンジェリカ嬢が、私の姿を見て頬を染めたのも納得である。…ナルシストではない、と思いたい。
「フランツ、見て」
弾んだ声が私を呼ぶ。
「どうしましたか?」
「これ。この魔結晶…すごいわ」
「へえ?」
彼女の指差すのは、小さな赤い結晶の詰められた瓶。それに貼られた説明書きを読んだ。
「ね?すごいでしょう?小さな種火なのですって、この結晶」
「…」
予想通りの代物だった。
魔結晶は便利な道具として、広くこの世界で利用されている。だが残念ながら、繊細とは言えなかった。水ならドバーッと水を出すだけといったふうなのだ。
火だと一番小さくて手のひらサイズ。しかも不安定なものだから、大きな火となることもしばしばで。要は危ない。
それが今、目の前にある結晶は小さな火種で、安定した大きさだと謳っているのである。
「これが本当なら、誰でも火の魔結晶を利用できるわ」
「本当に本当ですよ。お嬢さん」
アンジェリカ嬢の言葉に、先程から様子を覗っていた店主が、離れたカウンターから言葉を挟んだ。厳つい見た目に反して可愛いモノに弱い、人の良い店主である。「オマケは程々にしておかないと、店潰れるぞ」と何度口にしそうになったか。
「まあ!失礼いたしました」
「なあに。皆、初めはそう言うからな」
魔結晶が大雑把になるのは、理由がある。『結晶化』は技能さえあればできるものだが、生み出した魔法の効果そのままを固めるのは非常に困難、であるらしいのだ。
…まあ、息をするようにイメージ通りに結晶化する者を、私は知っているが。
「決めたわ。これください」
「すまんな、お嬢さん。火の魔結晶は、誰にでも売るわけにはいかないんだよ」
「あら、知っているわ。これでも?」
アンジェリカ嬢が、身分証の裏を店主に見せる。
「ーーっ!!こいつは、失礼した。領主様のご息女とは」
おや?身分証の裏には、貴族階級まで表示されるのか?
「どうかしまして?フランツ」
「いえ、なにも…」
「あら?貴族の身分証が珍しいって顔をしているわよ?」
「バレましたか。庶民の私には馴染みがないもので」
「ふふ、そうね。ほら見て?」
小さく笑ってアンジェリカ嬢は、身分証の裏側をこちらに見えるよう向けてくれた。
薔薇と盾の意匠ーー家紋?
「アルクレールの家紋です。貴族の身分証には家紋が刻まれていて、様々な特権がありますのよ?」
「はあ、そうだったのですか」
「ふふ。本当なら、私のような小娘が火の魔結晶の購入など、許されないのですけどね」
苦笑するアンジェリカ嬢。
「アンジェ?」
「特権を享受する身。家のために結婚するのを嫌がっては、駄目なのよね…」
聞こえるか聞こえないか。小さな声でこぼして、アンジェリカ嬢は魔結晶の瓶を手に、店主の元へと向かった。
半年後、彼女は政略結婚予定だ。
お相手は十五も年上の公爵様。なんでも次期宰相と云われている、立派な方らしいのだけど。まあ…乙女心は複雑だろう。
恋も知らない彼女が、せめてもと望んだ「王子様」との最初で最後のデート。誠意を持って、勤め上げてやろうではないか。
「店主、私はこれを」
カウンターに、薄桃色の結晶がネックレスに加工されたものを置く。言うまでもない、護身用だ。
「毎度」
高価な買い物に、店主の顔が最高潮に緩む。
「これを貴女に」
隣のアンジェリカ嬢に微笑んで告げると、彼女が頬を真っ赤に染めた。
「まあっ!本当に貴方は女性の気持ちが、よくお分かりになりますのね」
泣き笑いのように、表情を崩す。
ええ、まあ。本来、女ですから。
「フランツ様は、お幾つですか?」
唐突に訊いてくる。
しまった、考えていなかった。
「私ですか?……二十一になります」
少しの間を置いて、適当に答える。
「二十一…わたくしは十八。…残念です。もう少し早く、貴方とお会いしたかった」
硝子玉のように大きな瑠璃色の目が、私を捉え寂しげに揺れた。
「…」
無言で目の前の彼女を見つめ返すと、その瞳に少し癖のある黒髪の男が映っているのが見える。
「フランツ様…」
「さあ、食事の後はどこへ行きましょう?リクエストはありますか?どこへなりとも、お連れしますよ?」
「まあ!では、わたくしとともに、誰も知らない遠くへなど…」
「それは無理です」
ニッコリ笑って、きっぱり、はっきりとお断りの言葉を口にした。
「…そうね。貴方は頼まれて、わたくしのために時間を割いてくださっているのですものね」
「そんなふうに言うものではありませんよ。せっかくの時間です。楽しみましょう」
エスコートの手を差し出す。
「そう…そうね!わたくし、魔結晶の店に行きたいと思っているのですが、よろしくって?」
不服そうな表情から一転して、彼女が笑顔を向ける。どこまで本気なのやら。
「魔結晶の?」
「ええ。ここ最近のことなのですが、質の良い魔結晶がこの町で出回っているという話を聞きました。一度、手に取ってみたいと思って」
「…そうですか」
まさか侯爵令嬢ともあろうお方が、そのようなものに興味があるとは。意外である。その魔結晶の出処に心当たりのある私としては、白を切るしかないが。
「連れて行ってくださるかしら?」
「ええ、もちろんです。参りましょう、アンジェリカ様」
「…アンジェ、と。敬称は不要です」
「え?いや、しかし…」
「今日だけです」
「…分かりました。では、私のことも今日は、フランツと呼び捨てに」
「はい!」
花が咲きほころぶように彼女ーーアンジェリカ・アルクレールは微笑んだ。
美女とデートも悪くない。
ベルクラの町を、アンジェリカ嬢と並んで歩く。若い男女がすれ違いざまに、チラリとこちらに目を向けた。男の視線は彼女、女の視線は私にだ。
領主であるアルクレール侯爵の、大事な大事な末娘である彼女は、大変に美しく人目を引く存在。私の容姿はそれに劣らぬものなので、視線が向くのは当然と言える。
程なくして店に着いた。食事も庶民の店ーーつまりは町でーー済ませたので、近かったのだ。
随分な自信家になったものだと、店内のガラス瓶に映る己の姿に苦笑した。
癖のある黒い猫っ毛。澄んだ青い瞳。うん、文句なく整った容姿だ。纏う雰囲気が柔らかで、まさに「王子様」と言えよう。
初めにアンジェリカ嬢が、私の姿を見て頬を染めたのも納得である。…ナルシストではない、と思いたい。
「フランツ、見て」
弾んだ声が私を呼ぶ。
「どうしましたか?」
「これ。この魔結晶…すごいわ」
「へえ?」
彼女の指差すのは、小さな赤い結晶の詰められた瓶。それに貼られた説明書きを読んだ。
「ね?すごいでしょう?小さな種火なのですって、この結晶」
「…」
予想通りの代物だった。
魔結晶は便利な道具として、広くこの世界で利用されている。だが残念ながら、繊細とは言えなかった。水ならドバーッと水を出すだけといったふうなのだ。
火だと一番小さくて手のひらサイズ。しかも不安定なものだから、大きな火となることもしばしばで。要は危ない。
それが今、目の前にある結晶は小さな火種で、安定した大きさだと謳っているのである。
「これが本当なら、誰でも火の魔結晶を利用できるわ」
「本当に本当ですよ。お嬢さん」
アンジェリカ嬢の言葉に、先程から様子を覗っていた店主が、離れたカウンターから言葉を挟んだ。厳つい見た目に反して可愛いモノに弱い、人の良い店主である。「オマケは程々にしておかないと、店潰れるぞ」と何度口にしそうになったか。
「まあ!失礼いたしました」
「なあに。皆、初めはそう言うからな」
魔結晶が大雑把になるのは、理由がある。『結晶化』は技能さえあればできるものだが、生み出した魔法の効果そのままを固めるのは非常に困難、であるらしいのだ。
…まあ、息をするようにイメージ通りに結晶化する者を、私は知っているが。
「決めたわ。これください」
「すまんな、お嬢さん。火の魔結晶は、誰にでも売るわけにはいかないんだよ」
「あら、知っているわ。これでも?」
アンジェリカ嬢が、身分証の裏を店主に見せる。
「ーーっ!!こいつは、失礼した。領主様のご息女とは」
おや?身分証の裏には、貴族階級まで表示されるのか?
「どうかしまして?フランツ」
「いえ、なにも…」
「あら?貴族の身分証が珍しいって顔をしているわよ?」
「バレましたか。庶民の私には馴染みがないもので」
「ふふ、そうね。ほら見て?」
小さく笑ってアンジェリカ嬢は、身分証の裏側をこちらに見えるよう向けてくれた。
薔薇と盾の意匠ーー家紋?
「アルクレールの家紋です。貴族の身分証には家紋が刻まれていて、様々な特権がありますのよ?」
「はあ、そうだったのですか」
「ふふ。本当なら、私のような小娘が火の魔結晶の購入など、許されないのですけどね」
苦笑するアンジェリカ嬢。
「アンジェ?」
「特権を享受する身。家のために結婚するのを嫌がっては、駄目なのよね…」
聞こえるか聞こえないか。小さな声でこぼして、アンジェリカ嬢は魔結晶の瓶を手に、店主の元へと向かった。
半年後、彼女は政略結婚予定だ。
お相手は十五も年上の公爵様。なんでも次期宰相と云われている、立派な方らしいのだけど。まあ…乙女心は複雑だろう。
恋も知らない彼女が、せめてもと望んだ「王子様」との最初で最後のデート。誠意を持って、勤め上げてやろうではないか。
「店主、私はこれを」
カウンターに、薄桃色の結晶がネックレスに加工されたものを置く。言うまでもない、護身用だ。
「毎度」
高価な買い物に、店主の顔が最高潮に緩む。
「これを貴女に」
隣のアンジェリカ嬢に微笑んで告げると、彼女が頬を真っ赤に染めた。
「まあっ!本当に貴方は女性の気持ちが、よくお分かりになりますのね」
泣き笑いのように、表情を崩す。
ええ、まあ。本来、女ですから。
0
あなたにおすすめの小説
私と母のサバイバル
だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。
しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。
希望を諦めず森を進もう。
そう決意するシェリーに異変が起きた。
「私、別世界の前世があるみたい」
前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
【本編,番外編完結】私、殺されちゃったの? 婚約者に懸想した王女に殺された侯爵令嬢は巻き戻った世界で殺されないように策を練る
金峯蓮華
恋愛
侯爵令嬢のベルティーユは婚約者に懸想した王女に嫌がらせをされたあげく殺された。
ちょっと待ってよ。なんで私が殺されなきゃならないの?
お父様、ジェフリー様、私は死にたくないから婚約を解消してって言ったよね。
ジェフリー様、必ず守るから少し待ってほしいって言ったよね。
少し待っている間に殺されちゃったじゃないの。
どうしてくれるのよ。
ちょっと神様! やり直させなさいよ! 何で私が殺されなきゃならないのよ!
腹立つわ〜。
舞台は独自の世界です。
ご都合主義です。
緩いお話なので気楽にお読みいただけると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる