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番外編
ハートエフェクト
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俺は人付き合いはいいほうで、バレンタインともなれば義理本命入り交じりたくさんチョコを貰う。
兄貴は深く踏み込ませないタイプではあるが表面上の人当たりはいいし、何より容姿がずば抜けている。毎年えらい数のチョコを貰っていたが、新しい会社は立ち上げたばかりでまだ人も少ないと聞いて、今年は兄貴に勝てるかななんて、甘い夢を見ていた。バレンタインだけに。
結果は惨敗。……本命はきちんと断ってきてるんだろうな、ハイスペック様め。まったく女はこんなネトゲ廃人、しかもネカマのどこがいいんだか。って、兄貴を下げたところで兄貴のいいところを一番わかってるのは俺以外に有り得ない。性的な意味でも。
まあ、つまるところ俺は男として恋人として二重に嫉妬してるわけだ。兄貴ときたら嬉しそうに貰ったチョコを食べてるし。俺が貰ってきても欠片も嫉妬しないどころか、なんか自慢気だし。……んでもって、恋人である俺に……くれないし。
もやもやしているところに、トドメがきた。
『はい。アズちゃん。チョコ貰ってにゃ』
ゲーム内で可愛く差し出してきやがった。現実では貰ったチョコを美味そうに食ってるだけなのに。
「兄貴、なんでゲームの中なんだよ。こういうイベントは普通現実でやるもんだろ。クリスマスみたいにさあ。恋人同士のイベントだぜ!?」
ノートパソコン開きっぱなしのまま、傍でゲームを立ち上げていた兄貴に詰め寄ると、兄貴は不思議そうに首を傾げた。
「チョコをあげるのは、女性だろう? 僕は男だし……」
「で、でも、俺から貰ったら嬉しくね?」
「そうだな……その通りだ」
今気付いたって顔。またこのパターンか。
兄貴はバレンタインを無視してたわけじゃなく、純粋に男だから渡す必要はないと考えていたんだろう。
まったく兄貴は……。
「なら、和彰は僕にチョコを用意してくれているのか? まさか、女役は兄貴だから俺がやる必要ないぜ、とか考えていたんじゃないだろうな」
俺は固まった。その通りだった。
なんつう似た者兄弟だよ。まったくもって人のこと言えねえ。
しかも……しかもだな。
「あ、アズキからなら、用意してある……」
こんなとこまでおんなじなんだよ。
思わず顔を見合わせて笑ってしまった。もやもやした気分も吹き飛んでいく。
「でも、そうだな。確かに男女関係なく、恋人同士としてならきちんと用意するべきだった。和彰は僕から貰える気でいたようだし?」
期待を外して悪かったなと、兄貴が甘く口付けてきた。
……チョコの味がする。食べながらネトゲしてたからだ。
もっと味わいたくて、熱い口内をべろりと掻き回した。歯列をなぞるとそこからも甘さが滲み出してくる。
「なんか今、チョコ貰った気分」
そのままベッドへ押し倒そうとすると、兄貴が俺を軽く押し退けてパソコン画面を覗いた。
「デロイだ。チョコ寄越せーってフレ茶で叫んでる」
「俺以外の奴に、やるなよ」
マウスを掴もうとした兄貴の腕を掴んで止める。
「ゲームの中だぞ」
自分でも馬鹿らしいってわかってる。
ゲームの中のチョコなんてただのデータだし、食べられもしない。
でも、それがたとえ愛じゃなくとも、気持ちのこもったものをバレンタインに兄貴がプレゼントするって行為がたまらなく嫌だった。
兄貴にとってのネトゲが『たかがゲーム』っていう存在じゃないのも不快感に拍車をかける。
「何も当日じゃなくてもいいだろ。ゲームなんだ。あと3日はイベントも続くんだし……」
兄貴は笑って、掴まれたままの腕を引くような形で俺をベッドへ誘った。
ゲームのキャラはチョコを食べると画面上にハートマークが可愛らしくフワフワといくつも浮かんでくる仕様になっている。もしこれがゲームの中なら、今俺の身体からはいっぱいハートが出ちまってると思う。
首筋、鎖骨とキスを落として甘く噛んで、眼鏡にかかる前髪をそっと払った。
「チョコソースでも買ってくれば良かったな。身体にかけて、美味しく舐めとるんだ」
「楽しそうではあるな……」
照れたり怒ったりするかと思ったけど、意外と乗り気っていう。
「来年のバレンタインは、それがプレゼントでいいぜ、俺」
「なら、お前は何をくれるつもりなんだ?」
「そうだな。愛、とか……?」
「それなら来年じゃなく、今たっぷりとくれたらいい。来月のホワイトデーにはお返ししてやる」
今日は随分と煽ってくる。この体勢で愛をたっぷりなんて、導き出される答えはひとつだけ。
ただ普通に致すだけってのも捻りがないので、近くにあったチョコの箱からひとつ拝借して、口に含んでキスをした。
甘い味と甘い匂い。兄貴がねだるように舌を吸ってくるのがたまらない。
ちゅっちゅっという水音もいつもと違っていて、やたら興奮した。
「甘くて美味しい」
「もっと欲しい?」
「いや、そろそろ愛のほうが、欲しいかな」
視界がくらりと揺れた。もうあとは、がっつくみたいに覆い被さって、チョコもかかってないのにひたすら舐めた。
喘ぐ兄貴の身体をじわじわと熱でとかしていく。 指先を含ませた奥がどろどろにとけきるのを待って、焦らすように引き抜いた。
「俺も……早く、兄貴の中でとけたい」
耳を甘く噛みながら呻るように囁いて、開かせたそこに押し入る。
「っ、和彰……ッ」
兄貴の中はもうぐずぐずで、本当にとけちまうんじゃないかってほど熱かった。
ゲームの中でチョコの交換会なんて馬鹿らしい気もするが、兄貴はアズキからのチョコを凄く喜んでくれた。現実で注ぎ込んだ愛より重きをおいてそうなのは気のせいだと思いたい。
「好きな子からチョコを貰うのは初めてだ」
「あー……そうな」
さっきは愛をプレゼントとか言っちまったが、来年は現実で渡してやろう。うん。
兄貴の初恋相手は、画面の恋人にしか貢がず現実では義理すら配らないタイプだ。きっと今日もパソコン画面の前にチョコを供えてセルフバレンタインを満喫してるに違いない。
それはネカマキャラでチョコを渡している姿と、どれほどの差があろうか……。ま、まあ、幸せだからいいんだけどさ。
「ふふ。食べたらハートが出た。可愛いぞ。見てみろ、ほら」
兄貴がアイテム欄のチョコをクリックするたび、サチからピンク色のハートが溢れ出す。
アズキも負けてはいられない。ここはショートカットタブに入れて連打あるのみ。
「俺のほうがいっぱい出てる」
「和彰は連打しすぎだ」
愛で画面が見えない。
「まあ、俺くらいになると現実でも出てるからな」
「そうだな。さっきからずっと見えてる」
「マジで?」
兄貴が笑って、俺にちゅっとキスをする。
……ああ、ホントだ。今俺にも見えたわ。
現実も、画面の中と同じくらいハートでいっぱいだった。
兄貴は深く踏み込ませないタイプではあるが表面上の人当たりはいいし、何より容姿がずば抜けている。毎年えらい数のチョコを貰っていたが、新しい会社は立ち上げたばかりでまだ人も少ないと聞いて、今年は兄貴に勝てるかななんて、甘い夢を見ていた。バレンタインだけに。
結果は惨敗。……本命はきちんと断ってきてるんだろうな、ハイスペック様め。まったく女はこんなネトゲ廃人、しかもネカマのどこがいいんだか。って、兄貴を下げたところで兄貴のいいところを一番わかってるのは俺以外に有り得ない。性的な意味でも。
まあ、つまるところ俺は男として恋人として二重に嫉妬してるわけだ。兄貴ときたら嬉しそうに貰ったチョコを食べてるし。俺が貰ってきても欠片も嫉妬しないどころか、なんか自慢気だし。……んでもって、恋人である俺に……くれないし。
もやもやしているところに、トドメがきた。
『はい。アズちゃん。チョコ貰ってにゃ』
ゲーム内で可愛く差し出してきやがった。現実では貰ったチョコを美味そうに食ってるだけなのに。
「兄貴、なんでゲームの中なんだよ。こういうイベントは普通現実でやるもんだろ。クリスマスみたいにさあ。恋人同士のイベントだぜ!?」
ノートパソコン開きっぱなしのまま、傍でゲームを立ち上げていた兄貴に詰め寄ると、兄貴は不思議そうに首を傾げた。
「チョコをあげるのは、女性だろう? 僕は男だし……」
「で、でも、俺から貰ったら嬉しくね?」
「そうだな……その通りだ」
今気付いたって顔。またこのパターンか。
兄貴はバレンタインを無視してたわけじゃなく、純粋に男だから渡す必要はないと考えていたんだろう。
まったく兄貴は……。
「なら、和彰は僕にチョコを用意してくれているのか? まさか、女役は兄貴だから俺がやる必要ないぜ、とか考えていたんじゃないだろうな」
俺は固まった。その通りだった。
なんつう似た者兄弟だよ。まったくもって人のこと言えねえ。
しかも……しかもだな。
「あ、アズキからなら、用意してある……」
こんなとこまでおんなじなんだよ。
思わず顔を見合わせて笑ってしまった。もやもやした気分も吹き飛んでいく。
「でも、そうだな。確かに男女関係なく、恋人同士としてならきちんと用意するべきだった。和彰は僕から貰える気でいたようだし?」
期待を外して悪かったなと、兄貴が甘く口付けてきた。
……チョコの味がする。食べながらネトゲしてたからだ。
もっと味わいたくて、熱い口内をべろりと掻き回した。歯列をなぞるとそこからも甘さが滲み出してくる。
「なんか今、チョコ貰った気分」
そのままベッドへ押し倒そうとすると、兄貴が俺を軽く押し退けてパソコン画面を覗いた。
「デロイだ。チョコ寄越せーってフレ茶で叫んでる」
「俺以外の奴に、やるなよ」
マウスを掴もうとした兄貴の腕を掴んで止める。
「ゲームの中だぞ」
自分でも馬鹿らしいってわかってる。
ゲームの中のチョコなんてただのデータだし、食べられもしない。
でも、それがたとえ愛じゃなくとも、気持ちのこもったものをバレンタインに兄貴がプレゼントするって行為がたまらなく嫌だった。
兄貴にとってのネトゲが『たかがゲーム』っていう存在じゃないのも不快感に拍車をかける。
「何も当日じゃなくてもいいだろ。ゲームなんだ。あと3日はイベントも続くんだし……」
兄貴は笑って、掴まれたままの腕を引くような形で俺をベッドへ誘った。
ゲームのキャラはチョコを食べると画面上にハートマークが可愛らしくフワフワといくつも浮かんでくる仕様になっている。もしこれがゲームの中なら、今俺の身体からはいっぱいハートが出ちまってると思う。
首筋、鎖骨とキスを落として甘く噛んで、眼鏡にかかる前髪をそっと払った。
「チョコソースでも買ってくれば良かったな。身体にかけて、美味しく舐めとるんだ」
「楽しそうではあるな……」
照れたり怒ったりするかと思ったけど、意外と乗り気っていう。
「来年のバレンタインは、それがプレゼントでいいぜ、俺」
「なら、お前は何をくれるつもりなんだ?」
「そうだな。愛、とか……?」
「それなら来年じゃなく、今たっぷりとくれたらいい。来月のホワイトデーにはお返ししてやる」
今日は随分と煽ってくる。この体勢で愛をたっぷりなんて、導き出される答えはひとつだけ。
ただ普通に致すだけってのも捻りがないので、近くにあったチョコの箱からひとつ拝借して、口に含んでキスをした。
甘い味と甘い匂い。兄貴がねだるように舌を吸ってくるのがたまらない。
ちゅっちゅっという水音もいつもと違っていて、やたら興奮した。
「甘くて美味しい」
「もっと欲しい?」
「いや、そろそろ愛のほうが、欲しいかな」
視界がくらりと揺れた。もうあとは、がっつくみたいに覆い被さって、チョコもかかってないのにひたすら舐めた。
喘ぐ兄貴の身体をじわじわと熱でとかしていく。 指先を含ませた奥がどろどろにとけきるのを待って、焦らすように引き抜いた。
「俺も……早く、兄貴の中でとけたい」
耳を甘く噛みながら呻るように囁いて、開かせたそこに押し入る。
「っ、和彰……ッ」
兄貴の中はもうぐずぐずで、本当にとけちまうんじゃないかってほど熱かった。
ゲームの中でチョコの交換会なんて馬鹿らしい気もするが、兄貴はアズキからのチョコを凄く喜んでくれた。現実で注ぎ込んだ愛より重きをおいてそうなのは気のせいだと思いたい。
「好きな子からチョコを貰うのは初めてだ」
「あー……そうな」
さっきは愛をプレゼントとか言っちまったが、来年は現実で渡してやろう。うん。
兄貴の初恋相手は、画面の恋人にしか貢がず現実では義理すら配らないタイプだ。きっと今日もパソコン画面の前にチョコを供えてセルフバレンタインを満喫してるに違いない。
それはネカマキャラでチョコを渡している姿と、どれほどの差があろうか……。ま、まあ、幸せだからいいんだけどさ。
「ふふ。食べたらハートが出た。可愛いぞ。見てみろ、ほら」
兄貴がアイテム欄のチョコをクリックするたび、サチからピンク色のハートが溢れ出す。
アズキも負けてはいられない。ここはショートカットタブに入れて連打あるのみ。
「俺のほうがいっぱい出てる」
「和彰は連打しすぎだ」
愛で画面が見えない。
「まあ、俺くらいになると現実でも出てるからな」
「そうだな。さっきからずっと見えてる」
「マジで?」
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何度なく拝読ループしてる大好きな作品です(*≧∀≦*)
番外編も楽しみにしてます!(*≧∀≦*)
拝読ループ嬉しいです!(*´∀`)ありがとうございます!
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----外見優しげな中身完璧で優しい腹黒(相手を傷つけずにいつの間にか自分の思う方向に導いてる)な攻め&自信たっぷりで実は転がされているちょっとおバカな受け…何て感じになったら良いな⁉️
スミマセン、わたしの妄想です
続きも楽しみにしてます
コメント妄想、ありがとうございます!
隙あらばリバップルを書く私なのですが、弟×兄だけは固定となっております、申し訳ない……!
お兄ちゃん受けのままでよろしければ、お初まで見ていただけると嬉しいです!
でも兄貴は途中から尻で抱いてやるよ、みたいな風格を漂わせてくるので、腹黒とはちょっと違いますが多少当たらずも遠からずかもしれません。