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『ヘヴン』の『帝国』(上)
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キクリの言う通りだ。
ここにいる『帝国』は皆揃っていない。
一人少ない五名だ。
リーダーであるアリス・インペリオ。
そして、他のメンバーら。
「あぁ、それで間違いない。……そうだな、客人に紹介しないというのは失礼か。改めて、この『ヘヴン』の創設者の一人であり、『帝国』のリーダーであるアリス・インペリオだ。よろしく頼む。能力は……そうだな、私の命令を聞かせる……『絶対命令』とでも伝えておこうか。」
「ぜ、『絶対命令』……格好良い……!それに何だか凄そうな能力……。」
ボソリ。
アリスを見て呟くキクリ。
能力をバラすなんてどういうつもりだろうか。
警戒すべきだろうか。
イオリとロココの脳内に疑問が巡る。
「次に……ふむ。そうだな、お前に執拗に絡んで迷惑をかけてしまっているのが……。」
「……あ、あはは、嫌だな、アリス様。そんな言い方ないでしょう?ヒマワリ・インペリオだ、よろしくな、子猫ちゃん。」
黄色の軍服を着た少女がキクリへ微笑みかける。
「ヒマワリの能力は『敵意判別』だ。その名の通り、我々を含めた『ヘヴン』国民へ敵意を抱く輩が分かるものだ。」
「……なるほどね。」
「……端から私達は警戒されてなかったってことなんだ。」
ヒマワリの能力で三人に敵意がないことが分かったのだろう。
それだから、客人として招き、このような宴を開いたのだろう。
「……では次は私が。どうも、アジサイ・インペリオよ。『イロハ隊』の方とは初対面ではないわね。」
アジサイが言う。
その身は紫色の軍服に身を包んでいる。
「だから『イロハ団』って言ってるでしょ!」
「……もしかして端から覚えるないんじゃないのかな?」
「これは失礼。次は能力の説明ね。……口で言うのは難しいわね……あなた達のこと、ずっと『イロハ隊』って間違え続けてるけど訂正するだけで本当に怒ってないでしょう?それが私の能力、『好感度調整』よ。」
「……う、うーん?」
「……な、何か正直微妙……ね。」
『アイドル』の中で最強である『帝国』。
そのメンバーという割には少々能力面に不安のあるものだ。
「……自覚してるわ。でも、そんな『能力』なんだから仕方がないでしょう?」
不貞腐れてしまった。
アジサイは口を尖らせてしまった。
「……さて、次は……。」
アリスの言葉に待ってましたと立ち上がる者。
桃色の軍服を着た『帝国』のメンバーだ。
ここにいる『帝国』は皆揃っていない。
一人少ない五名だ。
リーダーであるアリス・インペリオ。
そして、他のメンバーら。
「あぁ、それで間違いない。……そうだな、客人に紹介しないというのは失礼か。改めて、この『ヘヴン』の創設者の一人であり、『帝国』のリーダーであるアリス・インペリオだ。よろしく頼む。能力は……そうだな、私の命令を聞かせる……『絶対命令』とでも伝えておこうか。」
「ぜ、『絶対命令』……格好良い……!それに何だか凄そうな能力……。」
ボソリ。
アリスを見て呟くキクリ。
能力をバラすなんてどういうつもりだろうか。
警戒すべきだろうか。
イオリとロココの脳内に疑問が巡る。
「次に……ふむ。そうだな、お前に執拗に絡んで迷惑をかけてしまっているのが……。」
「……あ、あはは、嫌だな、アリス様。そんな言い方ないでしょう?ヒマワリ・インペリオだ、よろしくな、子猫ちゃん。」
黄色の軍服を着た少女がキクリへ微笑みかける。
「ヒマワリの能力は『敵意判別』だ。その名の通り、我々を含めた『ヘヴン』国民へ敵意を抱く輩が分かるものだ。」
「……なるほどね。」
「……端から私達は警戒されてなかったってことなんだ。」
ヒマワリの能力で三人に敵意がないことが分かったのだろう。
それだから、客人として招き、このような宴を開いたのだろう。
「……では次は私が。どうも、アジサイ・インペリオよ。『イロハ隊』の方とは初対面ではないわね。」
アジサイが言う。
その身は紫色の軍服に身を包んでいる。
「だから『イロハ団』って言ってるでしょ!」
「……もしかして端から覚えるないんじゃないのかな?」
「これは失礼。次は能力の説明ね。……口で言うのは難しいわね……あなた達のこと、ずっと『イロハ隊』って間違え続けてるけど訂正するだけで本当に怒ってないでしょう?それが私の能力、『好感度調整』よ。」
「……う、うーん?」
「……な、何か正直微妙……ね。」
『アイドル』の中で最強である『帝国』。
そのメンバーという割には少々能力面に不安のあるものだ。
「……自覚してるわ。でも、そんな『能力』なんだから仕方がないでしょう?」
不貞腐れてしまった。
アジサイは口を尖らせてしまった。
「……さて、次は……。」
アリスの言葉に待ってましたと立ち上がる者。
桃色の軍服を着た『帝国』のメンバーだ。
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