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昔話から始まる日常32
しおりを挟む杏奈
「んなの、その時になって考えろ」
蓮叶
「はーい・・・」
莉湖
「とりあえず明日神木先生に会長さんの事を聞いてみてはいかがでしょう?」
蓮叶
「そだね!」
望
「私も早く会ってみたいです~」
静音も頷く。
莉湖
「さて、ではそろそろ帰りましょう」
望
「はい!あっ、そうだ莉湖先輩」
莉湖
「なんでしょうか?」
望は莉湖に笑顔で言う。
望
「今日、途中まで一緒に帰ってもいいですかぁ?」
莉湖は首を傾げる。
莉湖
「別に構いませんが、平原さんのご自宅は逆方向では?」
望
「さっきのお話に出てた、ストーカーさんをちょっと見てみたくてぇ」
望はストーカーというものを1度見ておきたいようだ。
杏奈
「望よぉ。見るのはいいけど、別に面白くもなんともねぇぞー。ただ莉湖の後ろついて回るだけで。初っ端に告ってきた時だけだ、あいつに度胸があったのは。今は物陰に隠れてコソコソコソコソ・・・。イモくせぇ腰抜け野郎だよ」
蓮叶
「す、すごい言い様・・・」
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