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第五章「選挙開幕」
第34話 お祭り騒ぎ
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さて、時計の短針と長針が重なった頃。学園には生徒が続々と登校して賑わいを見せていた。生徒に混じってチラホラと普段見掛けない人物もいる。選挙は各国の専門機関や貴族なども視察に来るのでそう言った人たちなのだろう。
選挙の開始時刻は午後の二時半にも関わらず学園内は人、人、人の大賑わいである。選挙の参加資格を獲得した遺物科の生徒だけでなく、資格を保持していない生徒、魔術科の生徒、召喚科、錬金技術科の生徒とごった返している。
遺物科の選挙は他の科とは段違いに派手であることから一種の学園祭のように扱われている。
カフェや食堂ではドリンクやサンドウィッチなどを売り出している。許可を得た外部の店も食べ物や飲み物を売っている。
「俺は今の評議会長に賭けるぞ!」
「俺はアッシュだ!」
「はいはい!押さないで!お金はここに入れてくれー!」
誰が評議会になるか賭け事をする輩までいる始末である。
そこにデコボコの三人組も混じっている。茶髪のポニーテール、地面すれすれのローブ、ウェーブの掛かった黒髪。アメリア、愛元、梓織の三人組だ。
「我々は伏見先生に賭けましょー」
「もちろんっス!」
「まあ、当然よね……あの子に知られたら怒られそうだけど。お遊びだもの」
頭から角を生やすイサベルを思い浮かべながら財布から何枚か紙幣を取り出す。
やはり、現評議会のメンバーが圧倒的に人気なようだ。副会長、会計、庶務のポストは前任者が参戦せず空白となっているため、現会長、書記以外の三人は様々な予想がなされていた。ここ数日の話題性から双魔の名前もチラホラ見られる。
そんな中、闘技場から長い長い列が伸びていた。観戦席のチケット販売だ。一部の人間には事前にチケットが配布されているが、一般生徒たちは当日券を買うのに並ぶ必要がある。チケットを入手し損ねることはないが先着順でいい席が取られてしまうのでチケット配布開始と共に生徒たちが行列を作るのだ。
その長蛇の列を横目にアッシュはスタスタと早歩きで闘技場の候補者入り口に向かっていた。アイギスと一緒に歩くと目立ってしまうので一人で来たのだ。それでも何人かの女子生徒に呼び止められて「応援してます!」とか「握手してください!」と声を掛けられ、しまいには「こ、これ!作ったので食べてください!」と焼き菓子までもらう始末だった。
わざわざ用意してくれたものを無下に扱うことの出来ないアッシュは笑顔でお礼を言って渡される全てを受け取っていく。闘技場に着くころには抱えきれるギリギリの量の差し入れで前が見えなくなっていた。
「また、断り切れずに全部受け取ったわね。少し持ってあげるわ」
音も立てずにアイギスが現れていた。アッシュの手から紙袋や小箱をひょいひょいと取っていく。
「た、助かったよ……ふー」
アッシュはやっと一息ついた。選挙よりこういったことの方がよっぽど疲れるかもしれない。
「じゃあ、控室に行きましょうか」
「うん」
二人で候補者控室に繋がる通路を歩く。途中で候補者らしき生徒たちと幾人もすれ違ったが、そのうち何人かは露骨に目を逸らしたり敵愾心を見せてきた。恐らくアッシュと同じブロックなのだろう。アッシュはそれらに笑顔で応え、アイギスは全く気に留めずに涼しい顔をしていた。
控室に入ると先に来ていた候補者たちの眼が一斉にアッシュに向けられた。一様に通路ですれ違った候補者たちと同じような反応だ。同じクラスの顔見知りも何人か目に入ったが近づいてくる気配はない。
少し離れている場所にあったベンチに腰を掛ける。きょろきょろと辺りを窺うが双魔とティルフィングはまだ来ていないようだ。
早く来たのはいいがすることもなく手持ち無沙汰になってしまったので貰った紙袋を一つ取って中を覗いてみた。甘い匂いがする。中身を取り出してみるとマドレーヌが入っていた。そのまま、口に入れる。優しい甘さとバターの香りが口いっぱいに広がる。
「美味しい!アイも……っていない」
隣に立っていたはずのアイギスがいない。どうやら他の遺物と話しに行ったようだ。
一人寂しくマドレーヌを食べるアッシュに一人の候補者が近づいてきた。
「相変わらず、君のところの遺物は気ままなようだ。盾の遺物にも関わらず契約者の傍を離れるとは……」
「あ、フェルゼン!」
「ワタシもいるわよー!」
「カラドボルグさんも!」
アッシュに話しかけてきた男子生徒の名はフェルゼン=マック=ロイ。
二メートルを越す筋骨隆々とした恵まれた体格。精悍な顔立ちにメタルフレームの眼鏡。紫の短髪が特徴の男だ。その名の通り、ケルトの大英雄、フェルグス=マック=ロイの血を引いている。真面目な性格で「評議会など自分のような未熟者が入っていいものではない」と昨年は固辞していたが今年は参加するようだ。
フェルゼンの後ろに立つのは豊満な体つきの美女である。身体のラインがはっきりわかるタイトなカクテルドレスを身に纏っていて健全な男子にはなかなか刺激的である。そして、何より特徴的なのは見るからに色鮮やかな虹色の長髪だ。「一振りすると虹が現れる」という彼女の能力が顕れたものなのだろう。
カラドボルグはフェルグス=マック=ロイの持つ魔剣であり、そのひと振りで三つの丘を切り飛ばせるほどの強大な力を持つ神話級遺物だ。契約者の実力と遺物の力から今回、評議会のメンバー入りはほぼ間違いないと囁かれている。
アッシュより一つ上の学年ではあるがよく評議会の手伝いをしてもらっていたのでアッシュとは気の置けない仲である。
「昨年の選挙は参加を辞退したが、今年はそうはいかん。やるからには全力だ」
フェルゼンが真剣な顔で「フンッ!」と鼻息を荒くする。
「期待しているわぁ……ワタシをしっかりと使いこなしてね……チュッ」
カラドボルグがフェルゼンにしなだれかかって頬に口づけをする。
「は!破廉恥なことをするんじゃない!俺はそういう淫らな行為は好かんと常々言っているだろうが!」
フェルゼンは慌ててカラドボルグから距離を取る。顔は真っ赤になり、その頬にはカラドボルグのキスマークがバッチリと付いていた。
「キスくらいでそんなに騒ぐなんて……ハア……器が小さいんだから」
頬に手を当て悩まし気にそんなことを言うカラドボルグの色気は選挙前でやる気に満ちた男子たちの視線を一瞬で集めてしまった。逆に女子からはメロメロになっている男子たちに冷たい視線が突き刺さっている。
「フェ、フェルゼンは何ブロックだったけ?」
おかしくなった雰囲気に耐えられず、アッシュは半ば強引に話題を変えた。
「第四ブロックだ。強敵も多いだろうが必ず勝ち抜く所存だ。アッシュ、君と評議会の仕事をするのが楽しみだ。健闘を祈る。ではな、カラドボルグ!破廉恥に身体をくねらせていないで行くぞ!」
「はいはい、アッシュじゃあねー、チュッ!」
そうしてフェルゼンとカラドボルグは去っていった。
「相変わらずね、あの女」
いつの間に戻ってきたのかアッシュの後ろにアイギスが不機嫌そうな顔で立っていた。純潔の守護者であるアテナの盾であるアイギスは性にオープンな輩はあまり好きではないらしい。カラドボルグもそのうちの一人だ。
「おかえり、どこに行ってたの?」
「フフフ、舞い上がっている連中をちょっと脅してきたの」
笑顔で物騒なことを言う。盾にも関わらず中々アグレッシブな性格をしているのだ。アッシュは慣れているので特に何も言わない。
「それよりも、双魔はどうしたの?てっきり一緒にいると思っていたんだけど」
「そういえば、まだ来てないみたいだけど……どうしたんだろう?」
チラリと見た控室の時計の針は二時を指し、選挙第一ブロックの開始まで三十分を切っていた。
選挙の開始時刻は午後の二時半にも関わらず学園内は人、人、人の大賑わいである。選挙の参加資格を獲得した遺物科の生徒だけでなく、資格を保持していない生徒、魔術科の生徒、召喚科、錬金技術科の生徒とごった返している。
遺物科の選挙は他の科とは段違いに派手であることから一種の学園祭のように扱われている。
カフェや食堂ではドリンクやサンドウィッチなどを売り出している。許可を得た外部の店も食べ物や飲み物を売っている。
「俺は今の評議会長に賭けるぞ!」
「俺はアッシュだ!」
「はいはい!押さないで!お金はここに入れてくれー!」
誰が評議会になるか賭け事をする輩までいる始末である。
そこにデコボコの三人組も混じっている。茶髪のポニーテール、地面すれすれのローブ、ウェーブの掛かった黒髪。アメリア、愛元、梓織の三人組だ。
「我々は伏見先生に賭けましょー」
「もちろんっス!」
「まあ、当然よね……あの子に知られたら怒られそうだけど。お遊びだもの」
頭から角を生やすイサベルを思い浮かべながら財布から何枚か紙幣を取り出す。
やはり、現評議会のメンバーが圧倒的に人気なようだ。副会長、会計、庶務のポストは前任者が参戦せず空白となっているため、現会長、書記以外の三人は様々な予想がなされていた。ここ数日の話題性から双魔の名前もチラホラ見られる。
そんな中、闘技場から長い長い列が伸びていた。観戦席のチケット販売だ。一部の人間には事前にチケットが配布されているが、一般生徒たちは当日券を買うのに並ぶ必要がある。チケットを入手し損ねることはないが先着順でいい席が取られてしまうのでチケット配布開始と共に生徒たちが行列を作るのだ。
その長蛇の列を横目にアッシュはスタスタと早歩きで闘技場の候補者入り口に向かっていた。アイギスと一緒に歩くと目立ってしまうので一人で来たのだ。それでも何人かの女子生徒に呼び止められて「応援してます!」とか「握手してください!」と声を掛けられ、しまいには「こ、これ!作ったので食べてください!」と焼き菓子までもらう始末だった。
わざわざ用意してくれたものを無下に扱うことの出来ないアッシュは笑顔でお礼を言って渡される全てを受け取っていく。闘技場に着くころには抱えきれるギリギリの量の差し入れで前が見えなくなっていた。
「また、断り切れずに全部受け取ったわね。少し持ってあげるわ」
音も立てずにアイギスが現れていた。アッシュの手から紙袋や小箱をひょいひょいと取っていく。
「た、助かったよ……ふー」
アッシュはやっと一息ついた。選挙よりこういったことの方がよっぽど疲れるかもしれない。
「じゃあ、控室に行きましょうか」
「うん」
二人で候補者控室に繋がる通路を歩く。途中で候補者らしき生徒たちと幾人もすれ違ったが、そのうち何人かは露骨に目を逸らしたり敵愾心を見せてきた。恐らくアッシュと同じブロックなのだろう。アッシュはそれらに笑顔で応え、アイギスは全く気に留めずに涼しい顔をしていた。
控室に入ると先に来ていた候補者たちの眼が一斉にアッシュに向けられた。一様に通路ですれ違った候補者たちと同じような反応だ。同じクラスの顔見知りも何人か目に入ったが近づいてくる気配はない。
少し離れている場所にあったベンチに腰を掛ける。きょろきょろと辺りを窺うが双魔とティルフィングはまだ来ていないようだ。
早く来たのはいいがすることもなく手持ち無沙汰になってしまったので貰った紙袋を一つ取って中を覗いてみた。甘い匂いがする。中身を取り出してみるとマドレーヌが入っていた。そのまま、口に入れる。優しい甘さとバターの香りが口いっぱいに広がる。
「美味しい!アイも……っていない」
隣に立っていたはずのアイギスがいない。どうやら他の遺物と話しに行ったようだ。
一人寂しくマドレーヌを食べるアッシュに一人の候補者が近づいてきた。
「相変わらず、君のところの遺物は気ままなようだ。盾の遺物にも関わらず契約者の傍を離れるとは……」
「あ、フェルゼン!」
「ワタシもいるわよー!」
「カラドボルグさんも!」
アッシュに話しかけてきた男子生徒の名はフェルゼン=マック=ロイ。
二メートルを越す筋骨隆々とした恵まれた体格。精悍な顔立ちにメタルフレームの眼鏡。紫の短髪が特徴の男だ。その名の通り、ケルトの大英雄、フェルグス=マック=ロイの血を引いている。真面目な性格で「評議会など自分のような未熟者が入っていいものではない」と昨年は固辞していたが今年は参加するようだ。
フェルゼンの後ろに立つのは豊満な体つきの美女である。身体のラインがはっきりわかるタイトなカクテルドレスを身に纏っていて健全な男子にはなかなか刺激的である。そして、何より特徴的なのは見るからに色鮮やかな虹色の長髪だ。「一振りすると虹が現れる」という彼女の能力が顕れたものなのだろう。
カラドボルグはフェルグス=マック=ロイの持つ魔剣であり、そのひと振りで三つの丘を切り飛ばせるほどの強大な力を持つ神話級遺物だ。契約者の実力と遺物の力から今回、評議会のメンバー入りはほぼ間違いないと囁かれている。
アッシュより一つ上の学年ではあるがよく評議会の手伝いをしてもらっていたのでアッシュとは気の置けない仲である。
「昨年の選挙は参加を辞退したが、今年はそうはいかん。やるからには全力だ」
フェルゼンが真剣な顔で「フンッ!」と鼻息を荒くする。
「期待しているわぁ……ワタシをしっかりと使いこなしてね……チュッ」
カラドボルグがフェルゼンにしなだれかかって頬に口づけをする。
「は!破廉恥なことをするんじゃない!俺はそういう淫らな行為は好かんと常々言っているだろうが!」
フェルゼンは慌ててカラドボルグから距離を取る。顔は真っ赤になり、その頬にはカラドボルグのキスマークがバッチリと付いていた。
「キスくらいでそんなに騒ぐなんて……ハア……器が小さいんだから」
頬に手を当て悩まし気にそんなことを言うカラドボルグの色気は選挙前でやる気に満ちた男子たちの視線を一瞬で集めてしまった。逆に女子からはメロメロになっている男子たちに冷たい視線が突き刺さっている。
「フェ、フェルゼンは何ブロックだったけ?」
おかしくなった雰囲気に耐えられず、アッシュは半ば強引に話題を変えた。
「第四ブロックだ。強敵も多いだろうが必ず勝ち抜く所存だ。アッシュ、君と評議会の仕事をするのが楽しみだ。健闘を祈る。ではな、カラドボルグ!破廉恥に身体をくねらせていないで行くぞ!」
「はいはい、アッシュじゃあねー、チュッ!」
そうしてフェルゼンとカラドボルグは去っていった。
「相変わらずね、あの女」
いつの間に戻ってきたのかアッシュの後ろにアイギスが不機嫌そうな顔で立っていた。純潔の守護者であるアテナの盾であるアイギスは性にオープンな輩はあまり好きではないらしい。カラドボルグもそのうちの一人だ。
「おかえり、どこに行ってたの?」
「フフフ、舞い上がっている連中をちょっと脅してきたの」
笑顔で物騒なことを言う。盾にも関わらず中々アグレッシブな性格をしているのだ。アッシュは慣れているので特に何も言わない。
「それよりも、双魔はどうしたの?てっきり一緒にいると思っていたんだけど」
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