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第五章「千子山縣と言う男」
第99話 夢、幼き日の思い出
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陰陽寮から歩いて六波羅の屋敷に帰ると左文が出迎えてくれた。
ありがたいことに夜食と風呂の準備をしてくれていたので、鏡華は食事と風呂を済ませてすぐに床に着いた。
『勝手に色々としてしまって申し訳ありません……ご連絡できればよかったのですが……』
左文は申し訳なさそうな顔をしていた。律儀な彼女のことだ。人様の家のものを勝手にアレコレとするのは悪いと思ったのだろう。
『ええの、ええの、そんなこと気にせんでええよ』
鏡華にそう言われても尚、申し訳なさそうな雰囲気が完全には抜けきっていなかった。
時代によって様々な価値観があるのでそこは気にしても仕方ないのかもしれない。
「……旦那はん……もう寝たかな」
天井の明かりを消した蛍光灯を見つめながら双魔のことを思い浮かべる。
今日は動き回ったり、力をつかったりで疲れていたのか。ものの数分の内に規則正しい寝息が部屋の中で聞こえ始めた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
六道鏡華は夢を見ない。正確に言うならほとんど、滅多に見ない。
いつも、いつの間にか意識が途絶え、目覚めると朝が来ている。
一年の内に夢を見ることなど片手で足りるほどだ。そんな鏡華が夢を見る時。その内容は大概ある人物に関する内容だ。
鏡華は、数か月ぶりに夢を見た。
『しっかりして!』
背中に背負った自分より少し背が低い、黒と銀の髪が綺麗な男の子を背負って懸命に屋敷まで歩く。
(おやしきにはおじじさまがいるはず……)
風変わりで破天荒だが鏡華の頼れる祖父が今日は珍しく屋敷にいたはずだ。
鏡華は屋敷へと急ぐ。今いる場所からそう遠くはないが、今は人を一人背負っている。少女の足は思うように進まない。
『…………ん、ん』
背中の男の子が苦し気に唸り声を上げた。
鏡華の背中に感じる熱も少し前より上がっている気がする。
真っ赤に染まった花園で鏡華の手を握ったまま倒れた男の子は熱があった。それも普通では考えられないほどの高熱だ。
「どうにかしなければ」と言う一心で鏡華は男の子を背負って歩きはじめたが、男の子の熱はどんどん上がっていく。
不安に駆られながらも鏡華は一生懸命歩いた。
大切な花園を元通りにしてくれた男の子をどうにかして助けたかった。
その思いが鏡華の足を突き動かす。余り外で遊ぶのが好きではなく、かけっこが得意ではないはずなのに不思議と今は身体が動いた。
やがて屋敷の門が見えてくる。鏡華は男の子を背負ったまま門を潜り抜けて屋敷へと駆け込んだ。
『ん!ん!……あいてない……』
玄関の引き戸はいくら開こうとしてもガタガタとなるだけで開かない。鍵が掛かっているようだ。
仕方なしに鏡華はにはの方に回った。
するとすぐにお目当ての人物が目に入った。
窓を開けた縁側で紺の作務衣姿で白髪を長く伸ばした長身の翁が筆を片手に難しそうな表情を浮かべている。
鏡華はすぐにその老人を大きな声で呼んだ。
『おじじさまー!』
『む!鏡華か?どうした!?』
普段大きな声を出したりしない孫娘に大声で呼ばれて驚いたのか老人は筆を持ったまま目を丸くしながらこちらを向いた。
鏡華は疲れた身体に鞭を打って老人のいる縁側に近づく駆け寄った。
『おじじさま!この子が大変なの!助けて!』
老人は筆を硯に置いて草履を履くと鏡華の傍までやって来た。
『…………おや?この童は……』
この時、老人は鏡華の背負ってきた男の子を見て、知っているような素振りを見せたが、鏡華にはそれが分からなかった。
『おじじさま!この子を助けてあげて!』
『おお、そうじゃった、そうじゃった!貸してみなさい』
老人は長身を屈めて鏡華の背中から男の子を抱き上げた。
『む……ひどい熱じゃな……魔力が暴走しておるのか…………いや、違うな……魔力が多過ぎるのか……天全め、聞いておったよりひどいではないか……ん?』
ぶつぶつと呟いていると作務衣の裾を引っ張られる。下を見ると可愛い孫娘が目に涙を浮かべて自分の顔を見上げていた。
『おじじさま……その子……だいじょうぶなの?』
『うむ、わしに任せなさい。鏡華ついておいで』
『……うん』
老人は草履を脱ぎすてて、縁側に上がる。鏡華も不安げな表情でそれに続いた。
『誰か!誰か!おるか!』
『はい、はい、いかがいたしましたか!』
老人の声を聞いてお手伝いさんが慌ただしくやって来た。
『そこの部屋に布団を敷いてこの童を寝かせてあげなさい。わしは薬を取ってくる』
『はい、かしこまりました』
お手伝いさんに男の子を抱かせると老人は慌ただしく廊下を走っていった。
すぐにもう一人のお手伝いさんがやってきて布団を敷く。
『…………ん……んん』
寝かせられた男の子は苦しそうに唸っている。顔は高熱で真っ赤だ。
弱々しく開いたり握ったりしている手を鏡華は枕元に座って握ってあげた。
『だいじょうぶ……おじじさまがなおしてくれるから……』
その声に反応したのか、男の子は鏡華の手を握り返してきた。鏡華はもう片方の手で男の子の手を優しく包み込んだ。
『遅くなった!』
襖が開いて、水を張った桶と二枚の手拭い。そして何やら菖蒲のように細長い葉っぱを持った老人が部屋に入ってきた。
『鏡華、少し離れていなさい』
老人は鏡華の隣に胡坐をかいて座るとそう言った。
『うん』
そこから離れるには男の子の手を離さなければならない。手を離すと名残惜しそうに男の子の手が開いたり閉じたりした。
老人は意識朦朧の男の子の服をはだけさせると濡らした手拭いで汗を拭って、心臓の辺りに持ってきた葉っぱを五芒星の形になるように貼り付けた。
すると、男の子の顔から赤みがいくらか引き、息も苦しそうなものから穏やかなものに変わった。
『これで取りあえずは大丈夫じゃろうて』
老人は少年に服をもとに戻すと掛け布団をかけて、もう一枚の手拭いを桶の水に浸し。それを絞って、男の子の額にそっと置いた。
ピンポーン!
丁度その時、玄関の呼び鈴が鳴った。
『来よったか。鏡華はこの童を見ていてやりなさい。時々、手拭いを水に浸して冷やしてやるんじゃぞ?』
『うん。まかせて』
『うむ、何かあったら呼びなさい』
老人は立ち上がるとそそくさと部屋を出ていった。
鏡華は枕元に座りなおして男の子の顔を覗き込んだ。
『……すー……すー……すー……』
さっきまで苦しそうにしていたのが噓のように男の子は寝息を立てて眠っている。
視線を少し下げると布団から小さな手がはみ出していた。
鏡華はそれを両手で握ってあげる。
『よかった…………』
深く眠っているのか、苦しみが軽くなったのか鏡華には分からなかったが、今度は握り返してこなかった。
『…………すー……すー……』
『さっきはありがとう……』
台無しにされてしまった花たちを元に戻してくれたことへのお礼を呟く。
返事はなく、代わりに男の子は寝息を上げるだけだ。
『…………えへへ』
ついさっきまで感じていた不安はどこへやら。男の子の顔を見ていると鏡華の胸は何だかぽかぽかと温かくなるような気がした。
それから、鏡華は祖父が戻ってくるまで甲斐甲斐しく手拭いを替え、それ以外の時は男の子の顔を見ながら手を握って過ごしたのだった。
ありがたいことに夜食と風呂の準備をしてくれていたので、鏡華は食事と風呂を済ませてすぐに床に着いた。
『勝手に色々としてしまって申し訳ありません……ご連絡できればよかったのですが……』
左文は申し訳なさそうな顔をしていた。律儀な彼女のことだ。人様の家のものを勝手にアレコレとするのは悪いと思ったのだろう。
『ええの、ええの、そんなこと気にせんでええよ』
鏡華にそう言われても尚、申し訳なさそうな雰囲気が完全には抜けきっていなかった。
時代によって様々な価値観があるのでそこは気にしても仕方ないのかもしれない。
「……旦那はん……もう寝たかな」
天井の明かりを消した蛍光灯を見つめながら双魔のことを思い浮かべる。
今日は動き回ったり、力をつかったりで疲れていたのか。ものの数分の内に規則正しい寝息が部屋の中で聞こえ始めた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
六道鏡華は夢を見ない。正確に言うならほとんど、滅多に見ない。
いつも、いつの間にか意識が途絶え、目覚めると朝が来ている。
一年の内に夢を見ることなど片手で足りるほどだ。そんな鏡華が夢を見る時。その内容は大概ある人物に関する内容だ。
鏡華は、数か月ぶりに夢を見た。
『しっかりして!』
背中に背負った自分より少し背が低い、黒と銀の髪が綺麗な男の子を背負って懸命に屋敷まで歩く。
(おやしきにはおじじさまがいるはず……)
風変わりで破天荒だが鏡華の頼れる祖父が今日は珍しく屋敷にいたはずだ。
鏡華は屋敷へと急ぐ。今いる場所からそう遠くはないが、今は人を一人背負っている。少女の足は思うように進まない。
『…………ん、ん』
背中の男の子が苦し気に唸り声を上げた。
鏡華の背中に感じる熱も少し前より上がっている気がする。
真っ赤に染まった花園で鏡華の手を握ったまま倒れた男の子は熱があった。それも普通では考えられないほどの高熱だ。
「どうにかしなければ」と言う一心で鏡華は男の子を背負って歩きはじめたが、男の子の熱はどんどん上がっていく。
不安に駆られながらも鏡華は一生懸命歩いた。
大切な花園を元通りにしてくれた男の子をどうにかして助けたかった。
その思いが鏡華の足を突き動かす。余り外で遊ぶのが好きではなく、かけっこが得意ではないはずなのに不思議と今は身体が動いた。
やがて屋敷の門が見えてくる。鏡華は男の子を背負ったまま門を潜り抜けて屋敷へと駆け込んだ。
『ん!ん!……あいてない……』
玄関の引き戸はいくら開こうとしてもガタガタとなるだけで開かない。鍵が掛かっているようだ。
仕方なしに鏡華はにはの方に回った。
するとすぐにお目当ての人物が目に入った。
窓を開けた縁側で紺の作務衣姿で白髪を長く伸ばした長身の翁が筆を片手に難しそうな表情を浮かべている。
鏡華はすぐにその老人を大きな声で呼んだ。
『おじじさまー!』
『む!鏡華か?どうした!?』
普段大きな声を出したりしない孫娘に大声で呼ばれて驚いたのか老人は筆を持ったまま目を丸くしながらこちらを向いた。
鏡華は疲れた身体に鞭を打って老人のいる縁側に近づく駆け寄った。
『おじじさま!この子が大変なの!助けて!』
老人は筆を硯に置いて草履を履くと鏡華の傍までやって来た。
『…………おや?この童は……』
この時、老人は鏡華の背負ってきた男の子を見て、知っているような素振りを見せたが、鏡華にはそれが分からなかった。
『おじじさま!この子を助けてあげて!』
『おお、そうじゃった、そうじゃった!貸してみなさい』
老人は長身を屈めて鏡華の背中から男の子を抱き上げた。
『む……ひどい熱じゃな……魔力が暴走しておるのか…………いや、違うな……魔力が多過ぎるのか……天全め、聞いておったよりひどいではないか……ん?』
ぶつぶつと呟いていると作務衣の裾を引っ張られる。下を見ると可愛い孫娘が目に涙を浮かべて自分の顔を見上げていた。
『おじじさま……その子……だいじょうぶなの?』
『うむ、わしに任せなさい。鏡華ついておいで』
『……うん』
老人は草履を脱ぎすてて、縁側に上がる。鏡華も不安げな表情でそれに続いた。
『誰か!誰か!おるか!』
『はい、はい、いかがいたしましたか!』
老人の声を聞いてお手伝いさんが慌ただしくやって来た。
『そこの部屋に布団を敷いてこの童を寝かせてあげなさい。わしは薬を取ってくる』
『はい、かしこまりました』
お手伝いさんに男の子を抱かせると老人は慌ただしく廊下を走っていった。
すぐにもう一人のお手伝いさんがやってきて布団を敷く。
『…………ん……んん』
寝かせられた男の子は苦しそうに唸っている。顔は高熱で真っ赤だ。
弱々しく開いたり握ったりしている手を鏡華は枕元に座って握ってあげた。
『だいじょうぶ……おじじさまがなおしてくれるから……』
その声に反応したのか、男の子は鏡華の手を握り返してきた。鏡華はもう片方の手で男の子の手を優しく包み込んだ。
『遅くなった!』
襖が開いて、水を張った桶と二枚の手拭い。そして何やら菖蒲のように細長い葉っぱを持った老人が部屋に入ってきた。
『鏡華、少し離れていなさい』
老人は鏡華の隣に胡坐をかいて座るとそう言った。
『うん』
そこから離れるには男の子の手を離さなければならない。手を離すと名残惜しそうに男の子の手が開いたり閉じたりした。
老人は意識朦朧の男の子の服をはだけさせると濡らした手拭いで汗を拭って、心臓の辺りに持ってきた葉っぱを五芒星の形になるように貼り付けた。
すると、男の子の顔から赤みがいくらか引き、息も苦しそうなものから穏やかなものに変わった。
『これで取りあえずは大丈夫じゃろうて』
老人は少年に服をもとに戻すと掛け布団をかけて、もう一枚の手拭いを桶の水に浸し。それを絞って、男の子の額にそっと置いた。
ピンポーン!
丁度その時、玄関の呼び鈴が鳴った。
『来よったか。鏡華はこの童を見ていてやりなさい。時々、手拭いを水に浸して冷やしてやるんじゃぞ?』
『うん。まかせて』
『うむ、何かあったら呼びなさい』
老人は立ち上がるとそそくさと部屋を出ていった。
鏡華は枕元に座りなおして男の子の顔を覗き込んだ。
『……すー……すー……すー……』
さっきまで苦しそうにしていたのが噓のように男の子は寝息を立てて眠っている。
視線を少し下げると布団から小さな手がはみ出していた。
鏡華はそれを両手で握ってあげる。
『よかった…………』
深く眠っているのか、苦しみが軽くなったのか鏡華には分からなかったが、今度は握り返してこなかった。
『…………すー……すー……』
『さっきはありがとう……』
台無しにされてしまった花たちを元に戻してくれたことへのお礼を呟く。
返事はなく、代わりに男の子は寝息を上げるだけだ。
『…………えへへ』
ついさっきまで感じていた不安はどこへやら。男の子の顔を見ていると鏡華の胸は何だかぽかぽかと温かくなるような気がした。
それから、鏡華は祖父が戻ってくるまで甲斐甲斐しく手拭いを替え、それ以外の時は男の子の顔を見ながら手を握って過ごしたのだった。
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