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第二章「様子のおかしい傀儡姫」
第147話 双魔の授業・魔力の体内循環編1
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「さて、さっきも言ったが今日はこのテーマについて話したいと思う」
双魔はポケットから取り出した指し棒を伸ばして黒板に書いた”魔力の体内循環”の文字をコツコツと叩いた。
生徒たちの視線が黒板に集まる。
「まず、体内における魔力の生成について話しておきたい」
双魔は黒板に人体の上半身を側面から見た簡易図を描く。
「魔力ってのは人間はもちろん他の動植物も自身の体内で生成してるわけだが、その種となる魔力、言うなれば色の無い魔力は大気から得ている。この無色の魔力はこの星から染み出ているものだ」
”魔力”とは自然エネルギーの一種であり、それを変化させて様々な現象を引き起こす。それが魔術だ。中等部で習う基礎中の基礎なので、丁寧な説明を心掛ける双魔も流石に省いて先に進める。
「これを取り込んで我々のような魔導に関わる者は体内で己の魔力を生成している。まあ、例外も存在するにはするが今は説明を省く」
黒板の図に書き込みを加える。耳には生徒がペンを走らせる音が入ってくる。
「さて、体内での魔力生成だが、これについては古代ギリシャのエラシストラトスという医学者が魔力循環と共に論を展開している。この人物は同時に血液の循環についても提唱したが、そちらは間違いで正しい説は十七世紀に提唱され現代まで伝わっている」
黒板に”エラシストラトス”の名と新しい図を描く。
「結論から言うと魔力は心臓で生成される。大気中の魔力、エラシストラトスはこれを”プネウマ”と称したが、ややこしいのでここでは単に”魔力”という呼称で説明をしていくぞ」
黒板に”魔力”と書き加える。
「大気中の無色の魔力はまず酸素と同じように肺に取り込まれる。その後、肺静脈を経由し、心臓に運ばれる。そして、心臓でその個体独自の魔力に変換される。要は魔力に色が付く」
上半身の図に適当な色チョークで線を書くと双魔は教室の中を見回した。
「基本的にこの魔力の色というものは個々人で異なるが、他の遺伝と同じように血の繋がりで類似性があることも証明されている………つまり、これはどういうことか分かるか?……愛元」
アメリアの隣でコクリコクリと舟を漕いでいる愛元を指す。が、すぐには起きない。慌ててアメリアが愛元の身体を揺すった。
「愛元ちゃん!愛元ちゃん!指されてるっスよ!」
「……おっと、寝ていたであります……アメリア殿、どうかしたでありますかー?」
「伏見先生が愛元ちゃんに質問してるっス!」
「……あらー」
全く悪気を感じさせない少し間抜けな表情で愛元は黒板を見て、きょろきょろと視線を巡らせた。
「………………」
愛元は基本的に座学は出来る部類なので、双魔は黙って今説明していた板書の部分を指し棒で指し示す。すると、愛元は納得したように頷くと眠そうに目を擦りながら双魔の質問に答えはじめた。
「はいはい……親類縁者、一族の魔力に類似性が見られることから分かることですなー…………即ち、一族が保有する固有魔術の継承が可能になるということですなー………むにゃむにゃ……よろしいですかなー?」
「ん、その通りだ」
「はいー、ありがとうございますでありますー…………すかー………………」
質問に双魔が求めていた答えを返したかと思うとすぐに愛元は眠りの国へと旅立ってしまったが授業内容は理解できていそうなので放って先に進めることにする。
「今、愛元が説明したように魔力の色が血縁者で近いことによって固有魔術が存在していると言っていい。魔術と魔力の色には相性がある。例えばだ、黒い炎を操る固有魔術があるとする。が、俺はこれを行使することが出来ない。理由は俺の魔力の色が魔術と合わないからだ」
双魔の説明を聞いて何人かの生徒が眉をひそめた。その反応を期待していた双魔は満足して説明を続ける。
「前に固有魔術を魔術協会に売り出して汎用魔術に変える家もあると言ったことがあるが、あれは魔力の色と魔術の性質を読み解いて、より多くの色に対応するように変質させて対応できる者を増やしていることになる…………まあ、読み解くのは非常に手間がかかるんだがな」
一旦説明を切って、白チョークで板書を書いた後、黄色や緑のチョークで注釈を書き加えていく。
「まあ、今の話で分かったと思うが教養、基礎、応用の三つの魔術は万人が行使できるように調整された魔術だ。これを生み出した先達には感謝しておけよー…………さて、板書を消すからここでいったん休憩にする。まだ書いている奴はいるかー」
そう呼び掛けて教室中を見回すが全員が書き終えているようなので黒板消しを手にとって板書を消していく。
背後では身体を伸ばしているのか力が抜けるような声や、小声で談笑する声が聞こえてくる。
(……ん?)
少し、視線を背後に送った時、たまたまイサベルと梓織が視界に入った。
イサベルは授業開始時と変わらずに落ち着きのない様子で、梓織が優しい笑顔を浮かべてイサベルを落ち着かせようとしている。
(…………終わったらこっちから声かけてみるか)
そんなことを考えながらも手は動かす。そして、黒板が綺麗になったことをもう一度確認すると生徒たちの方に向き直った。
「さて、授業を再開する。本題の魔力の循環について話していきたいと思う」
双魔の声が響き渡ると生徒たちの間に流れていた緩んだ空気が再び引き締まった。
まっさらになった黒板に新しい図を描いていく。
「さっき、魔力の生成の時に途中まで説明したと思うが大気から取り込まれた魔力は肺、肺静脈を経由して、心臓で有色魔力に変換される。その後の話をこれからしていく」
双魔は新しく描いた正面から見た簡易人体図に黄色と緑のチョークで線を書き込んでいく。
「今、書き込んだ黄色と緑の線だが、黄色が大まかな血管と神経、緑が魔力の通り道、魔力管だ見て分かるように黄色と緑の線は密接している。治癒魔術などはこの密接する部分の魔力を外部から活性化させて怪我の治療をしている。逆に言えば魔力管を傷つけられれば血管や神経も傷つき、生命活動に支障が出る。この辺についての意識は重要だ、諸君は大丈夫だろうが今一度思い直しておいて欲しい」
真剣な眼差しを向けると生徒たちも同じように真摯な眼差しを返してくる。双魔は頷くと再び板書をはじめた。
双魔はポケットから取り出した指し棒を伸ばして黒板に書いた”魔力の体内循環”の文字をコツコツと叩いた。
生徒たちの視線が黒板に集まる。
「まず、体内における魔力の生成について話しておきたい」
双魔は黒板に人体の上半身を側面から見た簡易図を描く。
「魔力ってのは人間はもちろん他の動植物も自身の体内で生成してるわけだが、その種となる魔力、言うなれば色の無い魔力は大気から得ている。この無色の魔力はこの星から染み出ているものだ」
”魔力”とは自然エネルギーの一種であり、それを変化させて様々な現象を引き起こす。それが魔術だ。中等部で習う基礎中の基礎なので、丁寧な説明を心掛ける双魔も流石に省いて先に進める。
「これを取り込んで我々のような魔導に関わる者は体内で己の魔力を生成している。まあ、例外も存在するにはするが今は説明を省く」
黒板の図に書き込みを加える。耳には生徒がペンを走らせる音が入ってくる。
「さて、体内での魔力生成だが、これについては古代ギリシャのエラシストラトスという医学者が魔力循環と共に論を展開している。この人物は同時に血液の循環についても提唱したが、そちらは間違いで正しい説は十七世紀に提唱され現代まで伝わっている」
黒板に”エラシストラトス”の名と新しい図を描く。
「結論から言うと魔力は心臓で生成される。大気中の魔力、エラシストラトスはこれを”プネウマ”と称したが、ややこしいのでここでは単に”魔力”という呼称で説明をしていくぞ」
黒板に”魔力”と書き加える。
「大気中の無色の魔力はまず酸素と同じように肺に取り込まれる。その後、肺静脈を経由し、心臓に運ばれる。そして、心臓でその個体独自の魔力に変換される。要は魔力に色が付く」
上半身の図に適当な色チョークで線を書くと双魔は教室の中を見回した。
「基本的にこの魔力の色というものは個々人で異なるが、他の遺伝と同じように血の繋がりで類似性があることも証明されている………つまり、これはどういうことか分かるか?……愛元」
アメリアの隣でコクリコクリと舟を漕いでいる愛元を指す。が、すぐには起きない。慌ててアメリアが愛元の身体を揺すった。
「愛元ちゃん!愛元ちゃん!指されてるっスよ!」
「……おっと、寝ていたであります……アメリア殿、どうかしたでありますかー?」
「伏見先生が愛元ちゃんに質問してるっス!」
「……あらー」
全く悪気を感じさせない少し間抜けな表情で愛元は黒板を見て、きょろきょろと視線を巡らせた。
「………………」
愛元は基本的に座学は出来る部類なので、双魔は黙って今説明していた板書の部分を指し棒で指し示す。すると、愛元は納得したように頷くと眠そうに目を擦りながら双魔の質問に答えはじめた。
「はいはい……親類縁者、一族の魔力に類似性が見られることから分かることですなー…………即ち、一族が保有する固有魔術の継承が可能になるということですなー………むにゃむにゃ……よろしいですかなー?」
「ん、その通りだ」
「はいー、ありがとうございますでありますー…………すかー………………」
質問に双魔が求めていた答えを返したかと思うとすぐに愛元は眠りの国へと旅立ってしまったが授業内容は理解できていそうなので放って先に進めることにする。
「今、愛元が説明したように魔力の色が血縁者で近いことによって固有魔術が存在していると言っていい。魔術と魔力の色には相性がある。例えばだ、黒い炎を操る固有魔術があるとする。が、俺はこれを行使することが出来ない。理由は俺の魔力の色が魔術と合わないからだ」
双魔の説明を聞いて何人かの生徒が眉をひそめた。その反応を期待していた双魔は満足して説明を続ける。
「前に固有魔術を魔術協会に売り出して汎用魔術に変える家もあると言ったことがあるが、あれは魔力の色と魔術の性質を読み解いて、より多くの色に対応するように変質させて対応できる者を増やしていることになる…………まあ、読み解くのは非常に手間がかかるんだがな」
一旦説明を切って、白チョークで板書を書いた後、黄色や緑のチョークで注釈を書き加えていく。
「まあ、今の話で分かったと思うが教養、基礎、応用の三つの魔術は万人が行使できるように調整された魔術だ。これを生み出した先達には感謝しておけよー…………さて、板書を消すからここでいったん休憩にする。まだ書いている奴はいるかー」
そう呼び掛けて教室中を見回すが全員が書き終えているようなので黒板消しを手にとって板書を消していく。
背後では身体を伸ばしているのか力が抜けるような声や、小声で談笑する声が聞こえてくる。
(……ん?)
少し、視線を背後に送った時、たまたまイサベルと梓織が視界に入った。
イサベルは授業開始時と変わらずに落ち着きのない様子で、梓織が優しい笑顔を浮かべてイサベルを落ち着かせようとしている。
(…………終わったらこっちから声かけてみるか)
そんなことを考えながらも手は動かす。そして、黒板が綺麗になったことをもう一度確認すると生徒たちの方に向き直った。
「さて、授業を再開する。本題の魔力の循環について話していきたいと思う」
双魔の声が響き渡ると生徒たちの間に流れていた緩んだ空気が再び引き締まった。
まっさらになった黒板に新しい図を描いていく。
「さっき、魔力の生成の時に途中まで説明したと思うが大気から取り込まれた魔力は肺、肺静脈を経由して、心臓で有色魔力に変換される。その後の話をこれからしていく」
双魔は新しく描いた正面から見た簡易人体図に黄色と緑のチョークで線を書き込んでいく。
「今、書き込んだ黄色と緑の線だが、黄色が大まかな血管と神経、緑が魔力の通り道、魔力管だ見て分かるように黄色と緑の線は密接している。治癒魔術などはこの密接する部分の魔力を外部から活性化させて怪我の治療をしている。逆に言えば魔力管を傷つけられれば血管や神経も傷つき、生命活動に支障が出る。この辺についての意識は重要だ、諸君は大丈夫だろうが今一度思い直しておいて欲しい」
真剣な眼差しを向けると生徒たちも同じように真摯な眼差しを返してくる。双魔は頷くと再び板書をはじめた。
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