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執着系俺様ワンコの愛は深くて重い
⑥
恋は、不安と緊張で押し潰されそうだったのが嘘だったかのように、秀への嘘偽りない想いをしっかりとした口調で紡ぎ出した。
「私、無理なんかしてない。大好きな秀のこともっともっと知りたいし、私のこともいっぱい知ってほしい。だから今すぐ私を秀だけのものにして、お願い」
一瞬、秀のすべての動きが停止して、どうしたのかと様子を窺おうと背後に振り返ろうとした恋の身体がゴロンと仰向けの体勢になったと思ったときには、秀に組み敷かれ、真っ直ぐに見下ろされていた。
秀の熱のこもった双眸には、ゆらゆらと情欲の炎が燃えさかっているように見える。
雄を彷彿とさえる匂い立つ色香を放つ妖艶さと、獲物を射止めた獣が舌なめずりをしているような、そんな危うさを孕んでいる。
けれど、こんなにも自分のことを求めてくれているのだと思うと、怖くはなかった。
これから秀だけのものにしてもらえるのだという喜びに満ちている。
妖艶な秀の姿に見蕩れていると、「可愛すぎだろ、クソッ」と小さな呟きが聞こえてきた次の瞬間、ぐにゃりと相貌を崩した秀が暴走しそうな自制を必死に抑え込むように苦しげな声を絞り出し、ぎゅうぎゅうに抱きしめられた。
「わかった。今すぐ俺だけのものにしてやる。けどもう、抑えが効かないかもしれない。怖いと思ったら、俺のこと殴り飛ばしてでも止めてほしい。いいな?」
少しも甘くはない言葉だったけれど、どんなに甘い愛の言葉よりも恋の心を揺さぶってくる。それらに呼応でもするかのように、心音と気持ちとが昂ぶってゆく。
秀には、どんなことをされたとしても平気だし、秀にならどうされたって構わないーー。
もう胸がいっぱいで泣きそうになるのを堪えて「うん」とだけ答え秀の胸にぎゅっと顔を埋めてしがみついた。
そこでようやく恋の想いを汲み取ってくれた秀の甘やかな愛撫が恋の身体を翻弄しはじめる。
秀は恋のたわわな胸の谷間でふにふにと顔を挟むように埋めてしばし質量と柔らかさを堪能してから、ツンと主張しかけた尖りにチュッと吸い付いた。
あたたかな唇に包み込まれ、ねっとりとした舌でコロコロと転がされる。もう片方の蕾は手指でクリクリと捏ねくりまわされ、そこから甘やかな痺れと熱が生じ徐々に全身へと広がってゆく。
秀に触れられるたびに、身体が火照り恋の透けるように滑らかな白い肌が汗でしっとりと潤いはじめていた。
その頃にはキュンキュンと疼いていた下腹部の奥から何かがせり上がってくるような感覚がし、秘裂からは蜜がジュンと滲み出す。
その感覚が何とも恥ずかしい。
だというのに、そのことを見透かしたように、秀の手が秘裂をゆっくりと焦らすようにして撫で上げる。
充分に潤っているのを確認した秀が、胸の突起を含んだままで意地悪なことを言ってくる。
「キスと胸だけで、もう、こんなに濡らして。可愛い」
それをフォローするかのように紡がれた、秀の嬉しそうな声が胸を掠めるせいで、カッと全身が滾るように熱くなった。
「やだぁ」
思わず放った声に媚びるような甘さを孕んでいて、余計に恥ずかしくなる。
「恋の反応も声も可愛すぎて、ヤバい」
余裕なさげな声でそんなことを言ってきたかと思えば、秀に脚を大胆に掲げあげられて、いつの間にやら花芯に秀の熱い舌が押し当てられていた。
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