43 / 44
執着系俺様ワンコの愛は深くて重い
⑦
ハッと息を呑んだときには、秀のツンと尖らせた舌先で花弁を捲るようにペロペロとワンコみたいに舐られいて、まだ柔らかな秘芽が顔を出したところでジュジュッと強く吸引されてしまい、恋は強烈な快感に身悶え呆気なく達してしまう。
「はぁはぁ」
「恋、痛かったら我慢せず言ってほしい」
弛緩した身体をぐったりさせ、乱れた呼吸を整えることしかできずにいる恋の身体を愛おしそうに胸へと抱き寄せた、秀の余裕なさげな声音が恋の鼓膜を震わせる。
すぐに答えたいのに息が乱れているせいで声が出そうにない。
ーー大好きな秀のものになれるなら痛みなんてなんともない。秀の好きにしてほしい。
心の中でそんなことを希いながら、恋は何度もコクンと頷くことで意思表示する。
そんな恋の想いが通じたのだろうか。
秀の優しくも甘やかな愛撫のおかげで恋の身体がすっかり解れた頃、秀の大きな手に手をぎゅっと包み込まれ、眩しそうに眇めたとろけそうなほど甘い眼差しで見つめられながら、秀のすべてをすんなりと受け入れることができた。
同時に恋の身体を覆い尽くすようにのしかかってきた、秀の大きな身体にふわりと抱き込まれ。
「恋、大丈夫か?」
秀の苦しそうな声音が恋の耳朶を打つ。
蜜洞を押し開かれ引き攣れたような痛みはあれど、我慢できないほどでもない。
それよりも、秀と心も身体も結ばれた証だと思えば、痛みまでもが愛おしいと思えてくる。
「うん、ちょっと痛いだけでなんともない。それより秀のことを受け入れられてすっごく嬉しい。もう、このまま死んでもいいってくらい幸せで怖いくらい」
「そんな風に言ってもらえて嬉しいけど、冗談でも死ぬなんて言うな。こんなもんじゃないからな。世界一幸せにしてみせる。まずは天国に連れてってやる」
「天国ってどうーーあっ、きゃっああんッ!」
想いのままに紡ぎ出した恋の言葉に、異を唱えてきた秀の最後の言葉を恋が聞き返そうとしたときには、秀の滾りに滾った熱杭を慣らすためだと言って、動かずにいてくれた秀に、ズクンと勢いよく腰を突き上げるようにして、熱杭を根元まで穿たれてしまい、紡ぎかけた言葉は嬌声へとすり替えられてしまっていた。
広すぎる部屋に、興奮しきった秀の、荒々しい息遣いと獣の咆哮のような呻き声、それらに紛れて恋が途切れ途切れに放つ、艶めかしくも悲鳴じみた嬌声とが絶えず響いては消えてゆく。
長年の想いを恋の身体に刻み込むかのようにして、秀の甘くも狂気めいた愛を絶えず注ぎ込まれた恋は、宣言した言葉通り、幾度となく天国のような絶頂へと導かれた。
だが意識を失いかけるたびに秀に呼び戻され、熱烈なキスの嵐をお見舞いされては、とろとろに骨抜きにされてしまい、恋の身も心も秀で埋め尽くされてゆく。
秀の起こす、強烈な快感の大きな波に翻弄されて、恋は思うように力の入らない腕で必死になって秀の背中に縋りつくのに精一杯だ。
「くっ、あぁ、恋……れんっ」
「あっ、はぁんッ……すっ、ぐ、るぅ」
それからは、もう、熱に浮かされたみたいに愛おしげに幾度も幾度も名前を呼ばれながら身体を激しく揺すられ続け、気づいたときには、窓の外はすっかり白みはじめていて、結局恋が秀から解放してもらえたのは、冬の澄んだ青空にお日様が高らかに登り切った頃だった。
いつものように目を覚ますと、さも当然のことのように、恋は秀の腕に抱き込まれていた。
あたかも恋の身も心も秀にとろとろに蕩かされてひとつに溶け合ってでもいるかのよう。
恋は甘い甘い微睡みの中で天国のような多幸感をいつまでもいつまでも味わっていた。
あなたにおすすめの小説
迷子を助けたら生徒会長の婚約者兼女の子のパパになったけど別れたはずの彼女もなぜか近づいてくる
九戸政景
恋愛
新年に初詣に来た父川冬矢は、迷子になっていた頼母木茉莉を助け、従姉妹の田母神真夏と知り合う。その後、真夏と再会した冬矢は真夏の婚約者兼茉莉の父親になってほしいと頼まれる。
※こちらは、カクヨムやエブリスタでも公開している作品です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
藤白ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
◆エブリスタ様にも掲載。人気沸騰中です!
https://estar.jp/novels/26513389
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
絶交した幼馴染と大学の合コンで再会した。
孤独な蛇
恋愛
中学生の浅野春樹は上級生と喧嘩騒動を起こしたことがあった。
その上、目つきが悪く地毛は茶髪のため不良少年のような扱いを受けて学校では孤立していた。
そんな中、幼馴染の深瀬志穂だけは春樹のことをいつも気遣ってくれていた。
同じ高校に行こうと声を掛けてくれる志穂の言葉に応えたい一心で受験勉強にも力を入れていた。
春樹にとって、学校で孤立していることは問題ではなかった。
昔から志穂が近くにいてくれるから……。
しかし、3年生なってから志穂の態度がよそよそしくなってきた。
登下校も別々になり、学校で話しかけてくることも無くなった。
志穂の心が自分から離れていってしまっている気がした春樹は焦っていた。
彼女と話がしたい。笑った顔が見たい。
志穂と一緒に帰ろうと、彼女が部活動を行っている体育館へ向かったのだが……。
そこで春樹が耳にしたのは、自分の悪口を言って部活の友達と楽しそうにしている志穂の声だった。
その瞬間、春樹の中で志穂に対する想いや信頼は……消滅した。
うちの幼馴染がデレすぎてて俺の理性はもう限界。でも毎日が最高に甘いからもうどうでもいいや
静内燕
恋愛
相沢悠太の日常は、規格外の美少女である幼馴染、白石葵によって完全に支配されている。
朝のモーニングコール(ベッドへのダイブ付き)から始まり、登校中の腕組み、そして「あーん」が義務付けられた手作り弁当。誰もが羨むラブラブっぷりだが、悠太はこれを「家族愛」だと頑なに誤解(無視)している。
「ゆーたは私の運命の相手なんだもん!」と、葵のデレデレは今日も過剰の一途。周囲の冷やかしや、葵を狙う男子生徒のプレッシャーが高まる中、悠太の**「幼馴染フィルター」**はついに限界を迎える。
この溺愛っぷり、いつまで「家族」で通せるのか?
甘すぎる日常が、悠太の鈍感な理性を溶かし尽くす――最初からクライマックスの、超高濃度イチャイチャ・ラブコメ、開幕!
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
マカロニ
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!