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6章
まさかの新たな王誕生?!
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「え?ちょっと、待って。それ本気なの?」
「うん、僕も早くお姉ちゃんみたいに立派な大人になってみんなを守りたいから。僕だって、成長しているんだよ」
真剣な目で、熱弁するフロッセに。
「ありがとう…」
ここまで大きくなったのね。
「仕方ないわね…。そこまで言われたら…」
ババリーが最後の最後で折れた。
「でも、私のシェアリーを泣かせたら容赦しないわ!」
ビシッと指を指してソラリスに向けて放つ。
「当たり前だ。人生を捧げるからなぁ」
対抗してソラリスは私の耳に近付いて
小さく…
「もちろん、体もな」と。
(何ですぐにドキドキするようなことを言うの…)
こうして私とソラリスたちは国民へ発表するために準備を始めた。
万が一、争いが起こっても対応できるように警備を固めたり…。
そして…
「私、ソラリス王の元に正式に嫁ぐことになりました。お母さん、ありがとう」
こうしてこの森にい続けることが出来なくなるかもしれないから…。
お母さんのお墓の前で、拝む私に。
「絶対に幸せになろうな」
わたしの手を握り一緒に、お母さんへ結婚の報告をしたのである。
その日の夜、夢を見た…。
お母さんと一緒に、料理をしている夢。
「ねえ、お母さんっ…」
「なぁに?」
お母さんは、昔から料理が得意だった。対して私は苦手でお転婆な娘。
料理も、姫になってから上達したものだった。
「お母さんは幸せだった?もっと生きたいと思わないの?」
「いつかは、みんな死んでしまう。だからこそ今自分ができることはシェアリーに教えれるものがあればすべて教える。あなたには、私と夫、そしつ兄さんやみんなの分まで生きてほしい…。そして人間と仲良く生きて。もう争いはしないで」
お母さんが得意なカレーを作っている最中だか…。
「私はずっとあなたの心の中にいる、幸せになってね?」
「お母さんっ!!」
夢が覚めた。
「私、前へ進むから」
そうだ、今日が国民へ想いを伝える日だ…。
「うん、僕も早くお姉ちゃんみたいに立派な大人になってみんなを守りたいから。僕だって、成長しているんだよ」
真剣な目で、熱弁するフロッセに。
「ありがとう…」
ここまで大きくなったのね。
「仕方ないわね…。そこまで言われたら…」
ババリーが最後の最後で折れた。
「でも、私のシェアリーを泣かせたら容赦しないわ!」
ビシッと指を指してソラリスに向けて放つ。
「当たり前だ。人生を捧げるからなぁ」
対抗してソラリスは私の耳に近付いて
小さく…
「もちろん、体もな」と。
(何ですぐにドキドキするようなことを言うの…)
こうして私とソラリスたちは国民へ発表するために準備を始めた。
万が一、争いが起こっても対応できるように警備を固めたり…。
そして…
「私、ソラリス王の元に正式に嫁ぐことになりました。お母さん、ありがとう」
こうしてこの森にい続けることが出来なくなるかもしれないから…。
お母さんのお墓の前で、拝む私に。
「絶対に幸せになろうな」
わたしの手を握り一緒に、お母さんへ結婚の報告をしたのである。
その日の夜、夢を見た…。
お母さんと一緒に、料理をしている夢。
「ねえ、お母さんっ…」
「なぁに?」
お母さんは、昔から料理が得意だった。対して私は苦手でお転婆な娘。
料理も、姫になってから上達したものだった。
「お母さんは幸せだった?もっと生きたいと思わないの?」
「いつかは、みんな死んでしまう。だからこそ今自分ができることはシェアリーに教えれるものがあればすべて教える。あなたには、私と夫、そしつ兄さんやみんなの分まで生きてほしい…。そして人間と仲良く生きて。もう争いはしないで」
お母さんが得意なカレーを作っている最中だか…。
「私はずっとあなたの心の中にいる、幸せになってね?」
「お母さんっ!!」
夢が覚めた。
「私、前へ進むから」
そうだ、今日が国民へ想いを伝える日だ…。
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