勇者が斃した魔王を復活させた勇者の息子の物語

若年寄

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第壱部 神に『魔人』と畏れられし教皇

エピローグ・後編

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『話は戻りますが、私とアルウェン、勿論クシモもですが今回のトロイ君の一件、君の事を本当に誇らしく思っているのですよ』

「あん? 何が? 転生勇者をやっつけるなんざいつもの事だろう?」

『トロイ君を許した事ですよ。何もわざわざ福澤氏と分離させずにそのまま地獄送りにしても良かったはずです。しかし、君は本当は八つ裂きにしても飽き足らないと思っていたはずのトロイ君の苦悩を察し救ってみせた。君自身も多分に思い悩んだはずです。その中で許しの道を選んだ。なかなか出来る事ではありません』

「お、親父……まさか知っていたのか?」

『あの事件で行方不明になっていた子供達を三池組まで動員して捜索している君の鬼気迫る表情かおを見ればね、親でなくとも察しますよ。友達だったのでしょう?』

 父親の指摘に月弥の滑らかな頬をすーっと一筋の雫が滑り落ちる。
 『一頭九尾』は当然として慈母豊穣会の信徒や三池組の組員、寅丸ら幹部衆にさえ見せた事のない涙であった。

「アイツは良いヤツだった。まだ十歳にもなってないのに聡明で優しかった。弱いクセに苛めっ子から友達を護ろうとする勇気も持ち合わせていたし、何より半妖精の俺を気味悪がらずに受け入れて友達になってくれたンだ」

 一度零れた涙は堰を切ったようにポロポロと頬を濡らしていく。
 かつての気の置けない友達が一人、また一人と天寿を全うしていく中、自分だけが幼い姿のまま置いて行かれる境遇に月弥は恐怖していた。
 どのような強敵、難敵が相手であろうと絶望する事無く、死を恐れずに突き進んでいた彼にとって近しい人達の別れこそが悲しく恐ろしい事であったのだ。
 そんな折り、赤ん坊の頃からの付き合いだった親友までもが天に召された悲しみに打ちひしがれて、当てもなく彷徨っていた月弥に声をかける少年がいた。
 声も無く泣きながらふらふらと歩く月弥が心配だったという。

「初めは鬱陶しいと思っていたが、餓鬼相手に大人気ないと思い直してな。しばらく話相手をして貰っていたんだ」

 気付けば月弥は少年に抱きしめられていた。
 少年が云うには、自分が流行り病で両親を亡くして悲しくて悲しくてどうしようもなくなった時、引き取ってくれた孤児院の先生が同じように抱きしめてくれたのだそうだ。

「先生の心臓の音を聞いている内に僕はいつの間にか安心していたんだ。そして先生から、“もし君のように泣いている人がいたら同じように抱いてあげられる優しい大人になって下さい”って教わったんだよ」

 子供特有の温かい胸に抱かれ、優しいリズムを刻む心音に心を委ねていた月弥はいつの間にか寝てしまう。
 目を覚ますとそこは少年が引き取られたという孤児院の一室であった。
 自分を囲んで心配そうに見守っている子供達に戸惑っていると、扉が開いて星神教の尼僧が食事らしき盆を持って現れた。
 月弥は迷惑をかけたことを詫びて、すぐに辞そうとするが、既に日が暮れているから泊まっていきなさい。親御さんには後で使者を送りますとまで云われて浮かしかけた腰を下ろしたのだった。

「あれから職員含めてその孤児院と交流が始まったンだが、みんな良いヤツばかりでな。特にアイツとは仲良くさせて貰ったよ」

 葛藤は当然ながらあった。
 友が次々と死んでいく現実に、新たな友を作ったところで置いて行かれる悲しみを再び味わわされるだけなのではないか、と。
 その最中さなか、話しの流れで死んだ友人達の事に話題が及んだ際、子供達が笑い転げてはしゃいで見せた。
 友人達と悪戯をしては共にキツイお仕置きを受けた話や、力を合わせて年上の悪童を懲らしめた話を聞かせてやると子供達は喜んだものだ。
 それで月弥はふと考える。
 友の死は確かに悲しい事だ。だが、悲しいだけではない。聞いた子供達が無邪気に笑うような楽しい思い出もまた胸に残っていた事に気付いたのだ。
 単純な話だ。人は一人では生きられない。孤独を愛する者もいるが少なくとも自分はソレに当て嵌まらない。
 この子供達もいずれは成長し、老いて自分より先に死んでいくのだろう。
 その時は大いに悲しむ事になるだろうが、きっと楽しい思い出もまた沢山残されているに違いない。
 そう悟った月弥は、自分が半妖精であると告白してもなお差し延べてくれた少年の手を掴んだのだった。

「アイツとはいつまでも、それこそ老いたとしても共に歩んでいけると思っていたのにな……」

 孤児院の尼僧が泣きながら少年がいなくなったと告げるまでは月弥はそう信じていたのだ。

「後でトロイの自白から知ったけど、アイツは同じように攫われた他の子供達の責め苦を受ける時間が少しでも遅くなるよう、少なくなるように自分からトロイの相手を買って出たンだそうだ」

 月弥は両手で顔を覆って泣きじゃくる。
 父親はそんな愛息をただ黙って見守っていた。

「取り戻したアイツの死体は悲惨の一言だったよ。自分が一番辛かっただろうにアイツは子供達を護る為にトロイの、福澤の苛烈な責め苦を一身に受けていたンだ」

 蘇生する事こそ叶わないが、損傷の酷い死体を修復し長期保存を可能とする『エンバーミング』という魔法がある。
 月弥自ら『エンバーミング』を施した際、ビデオの巻き戻しの如く修復されていく友の口内から截断された指や眼球、果てには性器までも吐き出されたのを見てしまい、血の涙を流し絶叫したという。

「八つ裂きにしても飽き足らない? ああ、そうとも。俺はトロイを仕掛けるその直前まで野郎を真鍮製の牛ン中にブチ込んで炙ってやるつもりだったよ。けど、アイツが…ムーティヒが云うンだ。復讐の為にツキヤが手を汚すのは嫌だって!!」

 『一頭九尾』の一角に『死者の王』という魔王がいる。
 彼女は悪霊やリビングデッドなどに代表されるアンデッドの軍団を束ねる王であるが、同時に自殺者や幼くして死んだ子供達など天国はおろか地獄にすら行けない魂達の引き取り手でもあった。
 自殺者の魂達は『死者の王』の元で人生とは修行の場であって自らの手で命を絶つなど言語道断であると叱責を受ける事になり、幼くして死した魂達もまた早くにして命を失う不幸を労われながらも、修行にならなかった人生を再びやり直すのだと自殺者共々魂を漂白されて転生を促されるのだ。
 『死者の王』はどうしても最期にツキヤに会いたいと云うムーティヒの願いを叶え、月弥との対面を許したという。
 そしてムーティヒの魂は復讐の鬼となりかけていた月弥を初めて会った日のように抱きしめると、ツキヤの綺麗な手が血で汚れるのは嫌だと諭したのだった。

「ああ、そうだ。さっき親父が俺の事を幼い子供と云ったが、確かにムーティヒの方がよっぽど大人だよ。アイツは死んだ後でも俺の事を案じ……鬼になりかけていた俺を救ってくれたンだ」

 ムーティヒはトロイもまた煩悩と呵責に苦しんでいると月弥に告げた。
 自分の意思ではあるのだろう。しかし何者かに操られて、したくもない事をやらされているようにも見えたという。
 俄には信じがたい事であったが、他ならぬトロイの犠牲者であるムーティヒの言葉だ。
 月弥はすぐに天界に確認を取ると、トロイの前世がかつて自分が逮捕に協力した殺人鬼、福澤遼太郎である事が分かった。
 トロイの中で福澤の人格が半端に蘇ってしまった事で、誠実なる若き見習い神官を邪悪なサディストに変貌させてしまったのだろうと推察した。
 それだけではない。恐らくトロイ自身もまた突然目覚めてしまった自分の凶暴さに苦悩し、救いを求めているのではないか。
 何よりムーティヒからトロイを救って欲しいと、ツキヤにしか出来ない事だからと嘆願されては動かないワケにはいかなかった。

「分かっただろ? 俺は自分からトロイを許したワケじゃない。いや、一生をかけて子供達とその霊を救えと期限の無い罰を与えているンだ。許したとは云えねぇだろ」

 だから誇れるようなことはしていない――月弥は懺悔をするように云った。

『それでも君は私の自慢の息子ですよ。少なくともトロイ君は君から与えられた罰に救われていると思います。それに彼を追っていった女の子の同行を素直に祝福できているではありませんか。それこそ君がちゃんとトロイ君を許す事が出来ている何よりの証拠です』

 父親の言葉に月弥は涙に濡れた顔を上げた。

『君が君を誇る事が出来なくとも君は私達の誇りです。三池月弥、私は君の父親になれて本当に良かったと心の底から思ってますよ』

「お父さん……」

 漸く月弥は子供のように、否、子供らしく泣くことができた。
 生涯の親友になれたはずのムーティヒを想い、愛する父に誇りであると云われた喜びに唯々大きな声を上げて泣いた。

「よく頑張ったね。僕もツキヤの事を誇らしく思うよ。僕達の子として生まれてきてくれて本当にありがとう」

「お、お母さん?!」

 不意にスレンダーな女性の胸に抱かれて月弥は戸惑いの声を上げる。
 金髪をトップに結い上げた小柄なこの女性こそ月弥の母であり、かつて父と共にクシモと死闘を繰り広げた勇者アルウェンだった。

「なんで?!」

『いやぁ、三ヶ月も会えなかったせいか、アルウェンが月弥分欠乏症に罹ってしまいましてね。それにずっと悲しみを心の奥に押し込めて頑張っている君に居ても立ってもいられなくなってそちらに行ってしまいました」

「ああ、良い匂い! 薬効成分ツキヤミンが全身に行き渡るよ!!」

「痛い、痛い! やめてよ!!」

「駄目駄目、まだ十パーセントも補充してないんだから。百二十パーセントまで満たさないうちは離さないぞ! それまで母の胸で思いっきり泣きなさい」

 泣くどころではない。アルウェンのアバラ骨が浮くほどの薄い胸にゴリゴリ押し付けられては痛くて堪らない。
 クシモの豊満な胸に抱かれる場合も窒息しかけて危険だが、これはこれで危険である。

『そのままで良いから聞きなさい』

「良くない! 助けてよ!」

『先程、寅丸クンに通話をしたところ、もうトロイ君の事件の事後処理は終わっているそうです。ですから今夜はアルウェンと一緒に家に帰ってきなさい。君の大好物の大根蕎麦を用意して待ってますよ。勿論、君の好きな外二(蕎麦粉十に対して小麦粉二)で打ってありますからね』

 本当はまだまだ仕事が残っているのだが、祖父に“ブラック企業じゃあるまいし働かせ過ぎでは?”と微笑を向けられて枢機卿は何故か顔を青くしてバーテンダーに振られるシェイカーの如く何度も頷いて月弥の帰宅を許可していたりする。
 孫が可愛いと云うのも本心に違いないが、まだ幼い我が子とその愛息をコキ遣う老齢の孫とでは天秤の傾きは大きく違う。誰にでも優先順位というものがあるのである。

「んー♪ 髪の毛も相変わらずサラサラで気持ち良い♪ こんな可愛くて良い匂いがして、それでいて色気もあって♪ もうママどうにかなってしまうよ♪」

「母なの? ママなの? って、なんでお尻を触るンだよ?!」

「本当、どうにかなりそうだ♪ やっぱり僕は“女”なんだなぁ♪」

「親父?! アンタの女房をどうにかしろ!! お袋の呼吸がヤベェ事になってンぞ?!」

 アルウェンが狙ってやったのか、単に危険を感じたからなのか、普段の反骨気質に戻った月弥が父親に叫ぶ。

『はっはっはっはっ、気持ちは分かりますが月弥クンもお腹が空いている事でしょう。まずは一緒に帰宅するのが先では?』

「それもそうだね。ツキヤミンも後で改めて補充すれば良いか」

 “気持ちは分かる”とか“後で”が気になるが母親が離れた事で安堵する。

「うんうん、改めて見るけど、その透明な白い肌、血のように赤い唇、漆黒でありながら艶やかな髪、クシモの眷属になった影響か、幼いのに肺を病んだ遊女のように色っぽいよね♪ 今度、島田を結って見せてくれないかな?」

「やらねぇよ!! ってか、誰が肺病持ちの遊女だ!! それが息子に母親が云う事か?!」

「そんな事云わないでおくれよ。ツキヤに似合うだろうと母さんは夜なべして赤い襦袢をせっせと縫っただよ? 折角、お父さん達とお揃いにしたんだからさ、親子三人で赤い川の字で寝ようよ」

「親父……俺、帰りたくなくなったンだけどよ」

 心の中で木枯らしが吹いて、指先ならぬ背筋が冷たくなった月弥が父親に訴えるが、無情にも却下されてしまう。

『私も月弥クンの赤襦袢姿が見たいので駄目です。それに私も着てみましたが思いの外悪くなかったですよ。差し詰め歌舞伎で娼妓あいかたの襦袢を肩にかける無頼になったような気分でした」

「というより遊女に悪巫山戯で襦袢を着せられた初登楼の若侍って感じだったね。まあ、その背徳的な姿に僕も思わずムラムラしてしまってね。つい一戦してしまったよ♪」

 語尾にわざわざテヘペロをつける母親に月弥は先程とは違う意味で顔を手で覆ってしまう。
 バカップルだ、バカップルだと思ってはいたが、ここまで生々しい話を聞かされるとは想像すらしていなかったのだ。

「益々帰りたくねぇ……」

『安心なさい。まだ第二次性徴どころか歯が全て乳歯の君に欲望を抱くほどアルウェンも私も理性を失ってはいませんよ』

「……まだ? 私も?」

『……安心なさい。月弥クンと離れている時間が長かった反動でアルウェンのテンションが上がっているだけです。今夜は月が綺麗ですよ。一緒に月を愛でながら蕎麦をたぐりましょう。柚子切り蕎麦もありますよ。コレも好きでしたよね?』

「おいこら、待てこら、云い直して無かった事にするな。しかも“月が綺麗”って口説き文句だって聞いた事があるぞ? 大丈夫か? 親子で朝チュンなんてシャレにならんからな?!」

「信用して良いよ。果実はね、ちゃんと熟した方が美味しいのだからね」

「安心も信用も出来ねぇよ!! 将来的には喰うって云ってねぇ?!」

『ふふ、漸く元気になりましたね。君は下手に慰めるよりこうしたコントじみた遣り取りの方が慰めになるでしょう?』

「綺麗に纏めてるようで安心材料なんか微塵も無ェからな?」

 月弥はタブレットの中の父親をジト目で睨む。
 確かに涙は引っ込み、悲しみも一時いっときであろうが吹き飛んだ。
 自分の性格に合わせてくれたのはありがたいが、それでも他にやりようはあっただろうと思わずにはいられない。

「本当はこのまま泣かせてあげたかったんだけどね。でもここはほら、教会だろう? 神官達、況してやトラキチに泣き声を聞かれたくないのは分かっているからさ」

『その代わり今夜はとことん付き合いますよ。家ならどれだけ泣こうと聞く者はいません。そしてすっきりした後はお腹いっぱい食べて、お風呂で涙を流してしまいましょう。後はぐっすり寝てしまえば、明日には今日よりももっと成長した月弥クンになっているはずですよ』

 さあ、と差し出された母親の手を月弥はしばらく無言で見詰めていたが、やがて、この両親には敵わないと云わんばかりに頭を掻いた後にその手を握った。
 言葉にしたのだ。なら甘えて思いっきり泣かせて貰おう。その代わり明日は完全にオフにして親孝行をしてやろうじゃないか。
 柔らかく微笑みながらこちらを見詰める母親に月弥もまた微笑み返してそう思うのだった。
 そして振り返る。

「生まれ生まれ生まれ生まれてしょうの始めに暗く、死に死に死に死んで死の終わりにくらし」

 弘法大師空海上人の教え『秘蔵宝鑰ひぞうほうやく』の一節だ。
 自分はどこから生まれどこへ死んでいくのか。生まれるとは何か、死とは何かという一大事を、人はなおざりにして何も考えずに人生を送っている。
 生まれては死に、死んでは生まれ、何度も輪廻転生を繰り返すが、何度、生まれ変われば命の真実を悟れるようになるのだろうかという嘆きではあるまいかというのが月弥の解釈だ。
 チートに目が眩んで、躊躇い無く異世界転生を受け入れる数多の転生勇者達とまみえているとこの言葉を思い出さずにはおれない。
 また新たな命へ生まれ変わろうとする魂への手向けの言葉に相応しかろうとも思っている。

「ありがとう。お前との付き合いは一年にも満たなかったが一生忘れないぜ。願わくば次に生まれ変わった時もまた俺の友達になってくれよ」

 月弥の視線の先には写真立てがあり、孤児院の子供達と撮った集合写真が飾られている。
 その中で月弥の隣で穏やかに微笑む青い髪の少年に注視し、親友ムーティヒの魂へ祈りを捧げるのだった。
 この時の月弥は知る由も無いことだが、ムーティヒの魂は転生する事無く、『死者の王』を介して『月の大神』の計らいにより天界での修行を許される事になる。
 そのおよそ百年後、月弥の守護天使となって降臨し、今度は月弥が天寿を全うするまで友情を育み、名コンビとして天地魔界の三界で名を轟かせるのだが、それは別の物語である。

「そろそろ行こうか? あんまり待たせるとお父さんまでこっちの世界に来てしまうよ」

「そうだな。じゃ、親父、今から帰るよ」

『ええ、寄り道せずに帰ってきて下さいね。私も早く君を抱きたいのですから。ああ、勿論、ハグという意味ですよ』

「だからそういう事を云うなっての! 兎に角、一旦切るぜ」

 月弥は苦笑しながらタブレットの電源を切った。
 すかさずアルウェンが今居る世界と地球を繋ぐ魔法を展開する。

「さあ、行こう」

 母アルウェンに手を引かれて月弥は門の形をした光の中へ入っていったのだった。
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