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第壱部 神に『魔人』と畏れられし教皇

エピローグ・前編

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『はっはっはっはっ、それはそれは一本取られましたね』

「そこまで笑う事ァねぇだろ」

 タブレットに映る涼しげな風貌の少年に笑われてミーケはむくれっ面を見せた。
 目尻に涙まで浮かべて笑う少年はミーケに劣らぬ白磁のような白い肌を持ち、手入れの行き届いた艶やかな黒髪をポニーテールにしている。
 目鼻立ちも女性的で美しく、どことなくミーケの面影が見て取れる。むしろミーケから幼さが消えて垢抜けてくれば少年に似てくるだろう。

『日頃から彼女をからかっているから思わぬ所で逆襲されるのですよ。もう少し素直になっても良いのではありませんか? クシモの復活から約七十年、ずっと見てきましたが、彼女なら安心して君を任せられると思っていますよ』

「カッ、かつてアンタらと何度も死闘を繰り広げた相手だぜ? ソレに息子が手籠めにされても良いのかよ?」

 吐き捨てるように笑うミーケに少年はニコニコと微笑んだままだ。

『昔の復讐に凝り固まったクシモだったならそれこそ彼女を殺してでも月弥クンを取り戻しましたけどね。今の慈悲を纏った地母神どのなら私も好ましく思いますよ』

「昔のねぇ……俺は山ン中で助けられた頃からの“守り神さま”しか知らねぇからなァ」

『君に取ってのクシモが慈母の神である事が大事なのですよ。わざわざ過去を掘り下げるなんて味のない話です』

「違いねぇ。女の過去を暴くなんざ味ない味ない。けどこのまま“守り神さま”の手に落ちるってのも癪な話でな」

 素直になれない我が子に父親は苦笑するが、内心ではそれほど危惧はしていない。
 口こそ悪いが我が子月弥は心根が優しく、誰が相手であろうと平等に接する事ができる器の大きな男だ。
 事実、彼の元には人間だけではなく、星神教では侮蔑の対象であるオークやゴブリンまでもが集まり慈母豊穣会の盟に五分の扱いで加わっている。
 プネブマ教で信仰されている精霊からも信頼が厚く、魔界の者達からも信用を勝ち取り愛されているという。
 かつての魔界は暗黒の世界に押し込められた邪悪なる者達の怨念が渦巻いており、隙あらば地上の人間や天界の神々に取って変わろうと虎視耽々と機を伺っていたそうだ。
 一応、『月の大神』が強大な力で押さえ付けていたのだが、それでも限界があり、苦肉の策として増えすぎた人間が奢り世界を蹂躙するたびに『神罰』という形で魔王達に地上を侵攻させて人口と文明を調節していたのだ。
 これを『魔王禍』と呼び、数十年から数百年ごとに魔王に地上を攻めさせ『勇者』によって事を収めるという出来レースの中で魔界のガス抜きも兼ねていたのである。
 百年前のクシモの侵攻も『魔王禍』の一つに過ぎず、クシモは復讐心を利用されて人口を適正数まで減らし、傲慢になっていた星神教上層部に猛省を促す事に成功していた。
 この『魔王禍』の恐ろしいところは魔王達に出来レースをやらされているという自覚は無く、人類側にも魔王に攻め込まれたという事実以外の魔界に関する知識、伝承をリセットさせて次回の『魔王禍』への事前の対策をさせないというものだった。
 本来であれば月弥がクシモの配下となり魔界の一員となったとしてもその流れは変わらないはずであった。
 しかし月弥が魔界に召喚されて『一頭九尾』の前に引き出された時に楔が打ち込まれたのだ。
 『月の大神』が大魔王であり月と魔を司る神である自分を崇拝せよと命じた際、月弥はこう返した。

「崇拝するのは良いよ? でも僕にとって神様も仏様も“守り神さま”も鰯の頭も一緒くただけどそれでも良い?」

 当時まだ幼かった我が子の言葉に別室で様子を伺っていた父親とアルウェンは揃って絶句してしまう。
 昔から物怖じのしない子であったが自分を囲うように並ぶ魔王達、果ては真正面からじっと見据える大魔王に少しは感じるものがあっても良いはずだろう。
 現に『月の大神』を鰯の頭と同列に扱うと明言する月弥に魔王達から鋭い眼光が飛んできているのだが、我が子はいささかも痛痒を覚えている様子は無い。

『鰯の頭を崇めるか』

 憤る魔王達(逆にクシモは青ざめていた)を制して『月の大神』が問うと月弥は節分に門口に挿す柊鰯について説明する。
 柊の枝に鰯の頭を挿しておくと、鰯の臭いに悪鬼が誘われ、柊の葉の棘で目を刺されるので、この家には入れないと悪鬼が恐れて退散するのだと得意げに語った。
 そんな事があるかと嗤う魔王達に月弥は焼いた鰯の頭を柊の枝に刺した物を用意させて『月の大神』の目の前でソレを振って見せる。
 自分を簡単に丸飲みしてしまうような巨大な狼を前にする月弥に両親やクシモは気が気ではなかったが、当の月弥はペットと遊んでいるかのように無邪気に笑って居る始末だ。
 初めこそ平静だった『月の大神』であったが、やがて月弥の手の動きに合わせて視線が行ったり来たりするようになり、次第に首まで動くようになっていく。
 ついには鰯の頭の美味しそうな匂いに耐え切れず口を大きく開けてしまうが、巨大な舌に柊の棘が刺さると悲鳴を上げて大きく飛び退った。

「ね? “鰯の頭も信心から”って善く云ったよね」

 ケラケラ笑う月弥に居並ぶ魔王達は愕然としていたが、『騎士王』が、見事であると褒めたのを皮切りに次々と賞賛が飛んだ。
 一方、柊に舌を刺された『月の大神』は、そのあまりの痛さに“門口に柊と鰯の頭を挿す事を禁じる”事を魔界の法に新たに加えるべきかと真剣に考えていたという。
 横から聞こえる大きな溜め息に父がふと見れば、アルウェンが顔を青ざめさせながらも安堵の表情を浮かべて座り込んでいた。

『汝の鰯を信じる心は理解した。だが我とクシモ、その双方を崇める事はならぬ。クシモへの信仰を捨てよ。崇拝する神は己が守護神のみで良い。我は月そのもの、夜の闇の恐怖から汝を救ってみせよう』

「僕がどの神様を拝もうと僕の勝手でしょ。だいたい信仰心なんて形はないし量も限りとか無いじゃない。普段からお寺や神社に詣でているし、いつも精霊さんと魔法の練習しているし、クリスマスだってするんだよ? 今更、“守り神さま”と狼さんが増えたってどうって事ないんだから纏めて面倒見てあげるよ」

 どんと来い、と胸を叩く月弥に『月の大神』ら『一頭九尾』は揃って大口を開けて固まった。
 『月の大神』の出自は複雑である。魔界においては大魔王ではあるが、同時に月を司り、魔界を守護する星神教の女神でもあるのだ。
 つまり魔界に連なる者達は世界的には世に仇なす絶対悪の象徴であり、同時に『月の大神』を崇拝する敬虔な星神教徒でもある。
 だからこそ彼女は新たに配下に加わった者には大いなる加護を与える代わりに信仰を求めるのだ。
 しかしながら今、目の前に居る幼い少年はクシモへの信仰も捨てず、しかも『月の大神』をも崇め奉ると宣言した。
 のみならず精霊信仰も持ち合わせているし、どうやら他にも信仰があるようだ。
 その上でこの少年は気負うこと無く云ってのけたのである。
 一柱なんてケチな事は云わずに纏めて面倒を見てやる、と。
 そう、この月弥という少年、一つの宗派に囚われる事がない宗教というオソロシイ一面を持っていたのだ。
 しかも彼の中では多くの宗教が渾然一体に消化され、整理され、矛盾することなく構築されているのだろう。

「あ、そうそう、僕の家、先祖代々真言宗だから狼さんに祈る時も般若心経になるから了承しておいてね』

 そう云うや、月弥はいまだ呆然とする『一頭九尾』を尻目に早速般若心経の内容をニコニコとレクチャーするのだった。

「折角祈っても意味が分からないんじゃしょうがないもんね。えっとまずはねぇ、そもそも般若心経って正式には仏説摩訶般若波羅蜜多心経と云ってね……」

 こうして大魔王と魔王達を相手に始まった般若心経の講習は意外にも好評で、その教えは魔界中に広がっていくことになる。
 後年、『月の大神』から星神教へと伝わる事になり、それが慈母豊穣会を星神教に認めさせる遠因となっていくのだから世の中分からないものである。

『いやあ、あの時は我が子ながら末恐ろしいと思ったものです。アルウェンなんて自分の命と引き替えにしてでも、この死地から脱して見せると覚悟を決めてましたからね』

「ああいう連中はおべっか遣ったところで気に入られるモンじゃねぇからな。遣う気もさらさら無かったしよ。ただ舐められたら終わりだって覚悟だけはしていたさ」

 幼い頃から既に無邪気さの中にもしっかりと反骨精神が備わっていた月弥に父親は苦笑いするしかないが、内心どこか誇らしくもあった。

『君はあの当時から朝起きると、まず切腹の作法から稽古して、自分はもう死んでいる。だから何が起ころうと恐れる道理は無いと覚悟を定めてから一日を始めてましたものね』

「命ってヤツは惜しみ過ぎると却って命を縮めるからな。俺がチート転生勇者のバケモノ共相手に今日まで生き残ってこれたのも、その覚悟のお陰さ。奴らは貰ったチートで面白可笑しく生きる事が目的だから生き汚くなる。だから必要以上に安全を確保しないと戦えないンだ。それが大きな隙を作る原因になるンだよ」

『親としてはもう少し自分の命を大切にして欲しいところですけどね。救いは君の覚悟というものが、ただ命を投げ捨てるものではなく、死の恐怖を克服するものだという事です。そういう意味では他者から貰った力を誇示する自称勇者よりも君の方が勇者を名乗るに相応しい』

 親としては複雑ですが、師としては誇らしいですよと笑いかける父親に月弥は、さいですかと横を向いた。
 父は愛息の耳まで真っ赤になっている様子に噴き出しそうになるが、それをすればむくれて当分通信してくれなくなるのが分かっているので何とか堪える。

『そう云えば例のトロイ君でしたか。彼は無事に旅立てましたか?』

「あ? ああ、福澤の名残なんざ欠片も見せず意気揚々と行っちまったよ。密かに奴に懸想していたらしい一つ上の女神官が追って行っちまったらしいが、まあ問題は無いだろ。孤独で辛い償いの旅をするより、二人寄り添う巡礼の旅の方が良いに決まっている」

 普段からトロイに厳しく接していた先輩神官が、教皇からの特命を受けてトロイが旅立ったと聞くや否や止める周囲を振りきって追いかけてしまったと聞いた時は然しもの月弥も驚きを隠せなかった。
 闇雲にトロイを捜す女神官を不憫に思った枢機卿がトロイと引き合わせ、改めて二人して旅立つ事を許可したという。

『トラちゃんらしい粋な計らいですね。月弥クンが自慢の息子であるようにトラちゃんもやはり私の自慢の孫です』

「いい加減、ちゃん付けはやめてやれ。孫がいる手前、自分の孫よりも若く見える祖父に頭を撫でられるのは勘弁して欲しいとよ」

『おや、それは困りましたね。私からすれば孫はいつまでも可愛い孫なのですが』

 愛する妻アルウェンと共に生きる為、クシモ討伐の褒美に星神教の神から彼女と同程度の寿命を授かった父は困ったようには見えぬ涼しげな笑みを浮かべるだけだ。

『それにしてもトラちゃ…寅丸クンも善く旅をするトロイ君を見つけられましたね?』

「まあ、トラがあいつにくれてやった杖にはGPSが内蔵されてるからな。流石に野放しにはしねぇよ」

 他にもボイスレコーダーやカメラも装備されており、何かトラブルに見舞われた際には慈母豊穣会の教会で映像や音声データを証拠として提出する事も可能であるという。
 善く見ればUSBやSDカードの差し込み口までも隠されていたそうで、音楽も聴けると説明された時はトロイも感心したものか呆れたものかわからなくなったそうな。

『なるほど、しかし心配なのは、その先輩の女の子が追って行ったのは…その『ニコポ』でしたか? ソレに当てられての事ではありませんよね?』

「その心配は無ェよ。福澤と分離させた際に余計なチート能力は封印しちまったからな。今のアイツは精々がつねの人より若干魔力と体力が高いだけの普通の男だ。仮にかかっていたとしてもとっくに無効化されている。つまりあの女神官の好意はガチなんだよ」

 彼女も最初は覚えが悪ければ要領も悪いトロイに少なからず苛立ちを抱いていたが、周囲のからかいや孤児である事にも負けずに頑張る彼の姿に次第に絆されていったらしい。
 また忙しい修行の合間を縫っておもちゃを手作りしては貧しい子供達に配って一緒に遊んでいるトロイの優しさに惹かれていったのだそうだ。

『なんとも甘酸っぱい、嬉し恥ずかし青春エピソードですね。それなら心配する必要は無さそうです。いやあ、初めはつんけんしていたアルウェンが徐々に心を開いてくれるようになってきた頃を思い出しますよ』

「親の惚気なんざ聞きたかねぇや。つーか、あの子煩悩で孫や曾孫にデレッデレのお袋にそういう時期があったのかい」

『出会った頃のアルウェンは長い年月、迫害されてきた為にかなり荒んでいましたからね。星神教の神々に勇者として召喚されたばかりの私を“神々のおもちゃ”と呼んで蔑んでいたくらいです』

「マジか? はぁ……毎日、毎日、ブラックコーヒーが甘ったるくなるくれぇいちゃついて、未だに夫婦で風呂に入って、夏場でも布団は一つってぇお袋がねぇ」

 月弥は改めて、女の過去は分からんもんだ、と感心した。
 余談だが、月弥は慈母豊穣会の教皇という立場にあるのだが、本人にとっては三池流宗家である事こそが本分である為、実は実家住まいである。
 行事や商談などに多少は左右されるが基本的には内弟子達の朝稽古を監督し、それから教会或いは三池組事務所へと出勤するという形を取っている。
 そして何事も無ければ夕方に帰宅し、通いの門下生達の稽古を見るというかなりハードな一日を送っていた。
 今、現在はトロイの事件のせいで三月みつきばかり帰れていないが、それでも遅くても週に一度は通信をしないと心配する両親が異世界に乗り込みかねない。
 もし、そうなってしまったら月弥は非常に困る事になる。教皇や組長としての威厳に傷が付くという単純な話ではない。
 それというのも、この両親、二人だけの世界で完結していれば良いのだが、入浴の際に月弥まで浴室に連れ込もうとするほどに彼を溺愛しているのだ。
 そればかりではない。夜ともなれば和室には壊滅的に似合わないキングサイズの天蓋付きベッドにまで引き釣り込もうとするのである。
 しかも二人とも就寝時は裸で眠るタイプなので、月弥としてはとてもではないが落ち着いて寝ていられるワケがなかった。

「いい加減、子離れして欲しいンだけどなァ……」

『そうは云いますけどね。月弥クン、半妖精の君は本来ならばまだまだ親の庇護の元、平穏な暮らしをしているべきなのですよ? 君はドワーフとエルフの血を強く引いているから矮躯なのではありません。正真正銘、幼い子供なのです。本音を云えば、家に軟禁してでも魔界との繋がりを断ちたいくらいなんですよ』

 人間社会で育ったせいで大人扱いされているが、エルフやドワーフなどの長命種から見ればやはり月弥の処遇は異常であると云わざるを得ないという。
 しかし数多くの実績と類い稀なる強さ、反骨精神の裏に隠された優しさに惹き付けられた者達が月弥に平穏を望まなかった。
 三池組とて裏社会から慈母豊穣会を護る為に組織されたと表向きにはなっているが、実際は表社会で居場所を失った者達の受け皿としての意味合いが強い。
 その意味をしっかりと理解しているのは大木直斗くらいなもので、月弥を汚れ仕事から遠ざけようとしているのは彼だけである。
 他の者は大なり小なり月弥の懐の深さに甘えているのが実情であり、神崎政延など数多くの装置や武器を開発し三池組に貢献しているようで実際は完全に趣味人であり、月弥が資金を融通していなければ祖父が築き上げた神崎エンジニアリングはとっくに潰れている。
 おシンに至っては潜在的な意味で敵のままであり、隙でも見せようものならすぐさま月弥への復讐を始めて三池組延いては慈母豊穣会を乗っ取ろうとするだろう。
 枢機卿・東雲寅丸ですら厄介事を抱えては月弥に解決を依頼する側で、年齢が上であるという事もあってか彼が子供である事など考慮の埒外なのである。

「軟禁て……」

『君の姉と妹が常人より少しばかり老いが遠い程度である事に対して、君だけがほぼ妖精に近い存在である事を密かに思い悩んでいる事は知っていましたし、申し訳ないという思いはありますがね。それでも私とアルウェンは君の幸せを願っているのですよ』

 必要なら寅丸クンだろうと君から遠ざけます――父親の目から笑みが消え、凄みが顕れた事で月弥は思わずタブレットから身を引いた。

『その事はクシモにも伝えてあります。彼女もまた君が幸せになれないのなら魔界とも決別し、慈母豊穣会も寅丸クンと眷属達に引き継がせて自らは去る覚悟をしています。信仰で力を得られても君が不幸になってしまうのなら、それは害悪でしかないそうですよ』

 想像していなかった両親と主の覚悟に二の句が継げない月弥に父親は続ける。

『実際は魔界にしろ慈母豊穣会にしろ簡単に切り離せないでしょうし、これまで培ってきた絆というものがあります。何より君自身、無責任な事はしなくないはずです。しかし、いざとなればそれを実行するだけの覚悟があるという事だけは覚えておいて下さい』

「お父さ…あ、親父……」

『惜しい。昔みたいにお父さんと呼んで欲しかったのですが』

 普段通りの穏やかな表情に戻った父親に月弥は安堵する。
 常の月弥であったなら失言をとぼけるなりして内心の動揺を悟らせないようにしていたのだろうが、相手が尊敬する師であり親愛なる父親である為か上手く取り繕う事ができないでいた。
 父親もソレが分かっているので引き際を見定めてこれ以上からかう事はしない。
 話題は戻る事になるが月弥に云っておかねばならない事を口にすべきとも思ったのだ。
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