転生者が望むのは平凡な生活

第一章

魔法解禁？

投稿遅くなり申し訳ありません。
かなり短いですが感想等頂けたら嬉しいです！

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あれからさらに2年が経ち僕はやっと3歳になった。
転生前ではありえなかった魔法が使えるかも？しれないのだ！！
短いようで長かった･･･。
まぁほとんど寝てただけなんだがな。
そんな訳でこの2年間は特に何も無かった。
ほんとに何も無かったんだ･･･。
それも今日で終わり！のはずだ･･･。
仮に教会で魔法適性が無いと鑑定されても今後の努力次第では人並みくらいには使えるようになる。
その中でも1%に満たない確率で凄腕の魔法使いになることだってできる。
要は努力すればどうにかなる世界なのだ。
別に魔法が使えないからと言って差別される訳ではないから使えなくても少し不便って言うだけで済む話である。
ちなみに僕はのんびり暮らしていきたいだけなので使えなければ使えないで別にかまわない。
そんなことを考えながら窓際のイスでうたた寝をしているとメイドのアリスが僕を呼びに来た。

「ルイ様、皆様が玄関ホールでお待ちになられておりますのでご支度をお願い致します。」

「ありがとうアリス。今行くよ。」

玄関ホールでは既にお父様とお母様が待っていた。

「お父様、お母様遅くなり申し訳ありません。」

「ルイはそんなこと気にしなくていいのよ。」

「そうだぞ！子供は子供らしく元気でいればそれでいいのだ！」

いつも優しく微笑んで頭を撫でてくれるのが大好きなお母様だ。
そしてちょっとむさ苦しいのがお父様だ。
お父様もいつも頭を撫でてくれるのだが力を入れてガシガシにするからあんまり撫でて欲しくないのが本音だったり
なかったり。笑

「早く行きましょう。ルイのステータスが楽しみだわ。」

「僕もなんだかワクワクします！」

「ルイの将来は俺と同じ剣士で決まりだな！ガッハッハー」

「まだ教会に行ってもないのに気が早いわよ。
そんなことよ早く行きましょう。」

そんな話を他愛もない会話をしながらアルフォンス家は教会へと出発した。