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着いたのは『ことり』だった。ん?また朝ご飯を食べれてないし、もうお昼だからご飯を食べるって事かな?
はぁぁ。槙斗さんの手厚い看護が……とても有難いのだけど、僕の心臓が壊れちゃいそうだよ……。
また車を降りる時もお姫様抱っこだったし、それに僕はこれからは槙斗さんの部屋に厄介になるらしい!どうしてそうなったの??え?いつ言ったの?
お店の上には賃貸の居住物件が有る。2階に3室、3階に4室あり、槙斗さんは2階のほかの部屋より少し広い部屋に住んでるみたい。ひとり暮らしなのかな?とか、どうしようどうしよう、困っちゃうよ……とか、立ってるとお尻に響くな……とか槙斗さんって大っきいなとか、僕をしっかり支えてくれながら、隣に並ぶなんて事も初めてだから浮かれちゃったりしてる間に、車に鍵をかけて
「よし、じゃ部屋に行くか、ちょっと散らかってっけどごめんなー」
なんて声をかけられたかと思ったら、二階までの階段もお姫様抱っこで軽々連れて行かれてしまって……今度は長い。すごく長い時間だよ……ぅぅ。
槙斗さんの息遣いとか、温もりとか、男らしい匂いとか……ほんとに…顔が…近いよぅ……助けてー。どこを向いても槙斗さんが近過ぎて、容量がパンクしてしまいそうな僕は、俯いて目をぎゅっと瞑って静かにするしかできない。
それにしても、槙斗さんは、逞しくて大っきくて力持ちで羨ましい。本当は僕ももっと男らしくて、強い、漢っていう感じになりたかった……こんなナヨナヨしたちんちくりんじゃなくて……まさに僕の理想が槙斗さんだ。
「はーい。とーちゃーく」
そんな明るい声がして目を開けたら頭に柔らかいものが触れた。キ……ス?
そんなわけないじゃ無いか!気のせい気のせい。何を勘違いしちゃてるんだよ。
あれよあれよと槙斗さんの手腕により僕は今、もうすでに槙斗さんの大きいベッドに寝かされている。ダブルベッド?なのかな?ダブルベッドをよく見たことがないから大きさはよく分からないけど、とても広いベッドだ。槙斗さんが大きいから普通のじゃ小さいのかな?でも槙斗さんはいったいどこで寝るの?僕寝る所取っちゃってるよね……。どうしよう。
しかもまた槙斗さんにパジャマに着替えさせられて……今日は朝から槙斗さんとの接触が多過ぎて、ずっと心臓がバックバクで、ここまででもう既にぐったりだよ僕ぅ……
そして今、槙斗さんは、車に僕の荷物を取りに行ってくれている。
何から何まで、本当に何から何までお世話になりっぱなしで……有り難すぎて、もうお礼のしようが無い。こんなに人と接触?するのも初めてだし、仕事に関係無くこんなに優しくしてもらった事なんて経験がなくて一体どうしたら良いのか分からない。
なんて恐縮していた筈なのに、とても落ち着く部屋の雰囲気が、連日ちゃんと眠れてなかった僕のまぶたを閉じさせに来る。ふわぁ。まだ目を瞑っちゃダメだ……槙斗さんが戻って来るまでは起きてなきゃ……ダメ……
はぁぁ。槙斗さんの手厚い看護が……とても有難いのだけど、僕の心臓が壊れちゃいそうだよ……。
また車を降りる時もお姫様抱っこだったし、それに僕はこれからは槙斗さんの部屋に厄介になるらしい!どうしてそうなったの??え?いつ言ったの?
お店の上には賃貸の居住物件が有る。2階に3室、3階に4室あり、槙斗さんは2階のほかの部屋より少し広い部屋に住んでるみたい。ひとり暮らしなのかな?とか、どうしようどうしよう、困っちゃうよ……とか、立ってるとお尻に響くな……とか槙斗さんって大っきいなとか、僕をしっかり支えてくれながら、隣に並ぶなんて事も初めてだから浮かれちゃったりしてる間に、車に鍵をかけて
「よし、じゃ部屋に行くか、ちょっと散らかってっけどごめんなー」
なんて声をかけられたかと思ったら、二階までの階段もお姫様抱っこで軽々連れて行かれてしまって……今度は長い。すごく長い時間だよ……ぅぅ。
槙斗さんの息遣いとか、温もりとか、男らしい匂いとか……ほんとに…顔が…近いよぅ……助けてー。どこを向いても槙斗さんが近過ぎて、容量がパンクしてしまいそうな僕は、俯いて目をぎゅっと瞑って静かにするしかできない。
それにしても、槙斗さんは、逞しくて大っきくて力持ちで羨ましい。本当は僕ももっと男らしくて、強い、漢っていう感じになりたかった……こんなナヨナヨしたちんちくりんじゃなくて……まさに僕の理想が槙斗さんだ。
「はーい。とーちゃーく」
そんな明るい声がして目を開けたら頭に柔らかいものが触れた。キ……ス?
そんなわけないじゃ無いか!気のせい気のせい。何を勘違いしちゃてるんだよ。
あれよあれよと槙斗さんの手腕により僕は今、もうすでに槙斗さんの大きいベッドに寝かされている。ダブルベッド?なのかな?ダブルベッドをよく見たことがないから大きさはよく分からないけど、とても広いベッドだ。槙斗さんが大きいから普通のじゃ小さいのかな?でも槙斗さんはいったいどこで寝るの?僕寝る所取っちゃってるよね……。どうしよう。
しかもまた槙斗さんにパジャマに着替えさせられて……今日は朝から槙斗さんとの接触が多過ぎて、ずっと心臓がバックバクで、ここまででもう既にぐったりだよ僕ぅ……
そして今、槙斗さんは、車に僕の荷物を取りに行ってくれている。
何から何まで、本当に何から何までお世話になりっぱなしで……有り難すぎて、もうお礼のしようが無い。こんなに人と接触?するのも初めてだし、仕事に関係無くこんなに優しくしてもらった事なんて経験がなくて一体どうしたら良いのか分からない。
なんて恐縮していた筈なのに、とても落ち着く部屋の雰囲気が、連日ちゃんと眠れてなかった僕のまぶたを閉じさせに来る。ふわぁ。まだ目を瞑っちゃダメだ……槙斗さんが戻って来るまでは起きてなきゃ……ダメ……
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