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私の婚約
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ミンティ侯爵家の娘として生を受けた私、レオナが婚約を結んだのは12の年。
お相手はロバス公爵家の嫡男クリスフォード様。私より2つ年上の理知的な方だった。
恋のときめきは感じられないものの、互いに尊重し合える関係になれたらいいなと思ったことは今でも覚えている。
最初の顔合わせは何の問題もなかった。
互いにぎこちなくも挨拶を交わし、会話を楽しんだものだ。
その後も手紙を交わしたり、互いの邸を訪問したりと何の問題もなく交流を深めていった。
それがおかしくなり始めたのはクリスフォード様が15になり、学園に通い始めた頃である。
「スピナー公爵令嬢と学園でこんな話をしたんだ」
「スピナー公爵令嬢と課外授業でこんなことをしてな……」
やたらとカサンドラ・スピナー公爵令嬢に心酔するようになり、会話も手紙の内容もほぼ彼女一色となった。
婚約者の口から別の女性を語られることを不快に思ったが、特にそれを指摘はしない。
下手な事を言って嫉妬だと揶揄われるのは嫌だった。
それにクリスフォード様がいくらスピナー嬢に心惹かれても、彼の方は王太子殿下の婚約者。
友人を超えて男女の仲になることなど有り得ない。
そんな前提があったからこそ彼の口からスピナー嬢の話が出ても耐えられた。
所詮は単なる憧れだろうと。
だが、それから数日後のある出来事で、私の認識が誤っていたと気付く。
お相手はロバス公爵家の嫡男クリスフォード様。私より2つ年上の理知的な方だった。
恋のときめきは感じられないものの、互いに尊重し合える関係になれたらいいなと思ったことは今でも覚えている。
最初の顔合わせは何の問題もなかった。
互いにぎこちなくも挨拶を交わし、会話を楽しんだものだ。
その後も手紙を交わしたり、互いの邸を訪問したりと何の問題もなく交流を深めていった。
それがおかしくなり始めたのはクリスフォード様が15になり、学園に通い始めた頃である。
「スピナー公爵令嬢と学園でこんな話をしたんだ」
「スピナー公爵令嬢と課外授業でこんなことをしてな……」
やたらとカサンドラ・スピナー公爵令嬢に心酔するようになり、会話も手紙の内容もほぼ彼女一色となった。
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下手な事を言って嫉妬だと揶揄われるのは嫌だった。
それにクリスフォード様がいくらスピナー嬢に心惹かれても、彼の方は王太子殿下の婚約者。
友人を超えて男女の仲になることなど有り得ない。
そんな前提があったからこそ彼の口からスピナー嬢の話が出ても耐えられた。
所詮は単なる憧れだろうと。
だが、それから数日後のある出来事で、私の認識が誤っていたと気付く。
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