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夜会で一波乱
「まああ! 素敵よシャルロット! よく似合ってるわ!」
舞踏会のために仕立てた淡い菫色のマーメイドラインのドレスに身を包んだ私を見てお母様は瞳を輝かせてはしゃぐ。我が母ながら、いくになっても若々しく綺麗で可愛らしい。
「うむ、まさに人魚のような美しさだ。いつもよりも大人びたデザインだが、シャルロットによく似合っている」
いつもはふんわりとした可愛らしいデザインのドレスを好むが、この日は少し趣向を変えてみた。
大人びたデザインだが、成長してメリハリのついてきた身体にはよく合っている。
生地にはふんだんにパールが散りばめられていて、動くたびに星空のように輝く。
胸元にも耳飾りにも、髪飾りにもパールを選んだ。
鑑に映る自分はまるで絵本から飛び出た人魚姫のよう。心が躍る。
「お母様もよくお似合いです」
私に触発されたのか、母も真珠をふんだんにあしらったパールホワイトのドレスを仕立てた。
ゴージャスなデザインのそれは母の煌びやかな美しさをさらに引き立てている。
「ああ、まったくだ。君は日増しに美しくなっていくね」
「まあ、いやですわ、旦那様ったら!」
娘がいようがおかましなしにいちゃつく両親。
ほんとうに何年経っても熱々の恋人のような夫婦だ。
母は若かりし頃、自国どころか近隣諸国の王族からも婚約の申込があったそうだ。
だが、それを全て断り家格の低い伯爵家の父を選んだ。
その話を聞かされたときは子供心ながらに不思議で、母に「どうして王子様を選ばなかったの?」と聞いたことがある。
女の子であれば誰もが夢見る王子様との結婚。
母は何故それを蹴ってまで父を選んだのか。
その疑問に対する母の答えは至ってシンプルなものだった。
「求婚してくださった殿方の中で旦那様が一番、わたくしを大切にしてくださると確信したからよ。事実、結婚して十年以上経った今でもとても大切に愛してくださるわ」
自分を一番大切に愛してくれる人。
それが母の伴侶を選ぶ絶対の条件だった。
子供の頃はそれが分からなかったが、一度屑男と結婚して失敗している今なら分かる。
母の殿方を見る眼は確かなものであったのだ。
母は自分の価値も、殿方の価値も正しく理解している。だから人生の選択を間違えない。
だが私はどちらも全く理解していなかったため、人生の選択を誤り不幸になった。
もう、今度の人生では決して間違えない。
名家であるローレン伯爵家の令嬢にして、社交界の華と謳われた母譲りの美貌。
そんな私は王家に求められるほどに価値のある存在だ。
それをしっかり理解し、自分を大切にしてくれる人を選ぼう。
*
舞踏会は王家主催なだけあって、貴族家主催よりも豪華絢爛だ。
会場に足を踏み入れると、私はすぐさま沢山の令息に囲まれた。
「レディ・ローレン、今宵の貴女はいつにも増してお美しい」
「白百合のように美しい貴女。どうか今宵、貴女の手をとる栄誉を私に授けてはくれないだろうか?」
口々に賞賛の言葉を浴びせる麗しい貴公子達。
彼等の熱に浮かされたような瞳を見ると歓喜が湧いてくる。
それらの言葉に微笑みで返すと、彼等は感嘆の息を漏らし、口々にダンスを誘う。
「レディ、どうか私と踊ってくれないだろうか?」
「いいや、レディ、是非私と! 貴女のファーストダンスを務める栄誉を私に!」
口々にダンスに誘う彼等の中には、縁談相手である王子達や国王の年の離れた弟君もいる。
この場合、誰の手をとるべきだろうかと悩む私に乱暴な声がかかった。
「シャルロット!!」
それは前の人生で散々聞いた声。
前は好きだったけど、今は大嫌いで二度と聞きたくなかった声。
その声が私の名を呼び、二度と触れられたくなかったその手で私の腕を乱暴に掴む。
「や、痛いっ……!」
痣が出来てしまうんじゃないかというほど強く掴まれ、強引に身体を引っ張られる。
見上げた先には二度と会いたくなかった前の人生の夫、デイビットが立っていた。
「シャルロット! ようやく会えた! さあ、僕と踊ろう!」
前の人生では夫婦だったが、今世ではただの他人だ。
赤の他人でしかないのに、軽々しく名を呼び腕に触れる元夫に言いようのない不快感がこみ上げる。
何かを言い返そうとした私よりも早く、国王陛下の弟君がデイビットの手を払ってくれた。
「何だお前は!? ご婦人の腕を掴むなど紳士のすることではないぞ、無礼な!」
王弟殿下は怒りの形相でデイビットを叱責し、彼から私を奪うように抱き寄せた。
「ああ……レディの白い肌に痣が……。すぐに手当てをしよう。こちらへ……」
強く掴まれたせいでやはり痣が出来てしまったのだろう。
王弟殿下は私を手当の為に王族専用の控室へと連れていってくれた。
「これはしばらく痕が残るな。……なんて痛々しい」
王宮の侍医に診てもらったところ、デイビットに強く掴まれた痕はしばらく残ってしまうらしい。
殿下はそんな私の傷跡を見てひどく憐れんでくださった。
「レディ・ローレン、あの男は君といったい何の関係があるんだ?」
「いえ、あの殿方とは初対面です。なのにいきなり名前を呼ばれ、腕まで掴まれて……」
これは嘘ではない。
今世ではデイビットと顔すら合わせていないのだ。
何より「前世で夫でした」なんて言ったら気が狂っているのかと疑われるだろう。
「ふむ、あの男は確かブルーギル伯爵だったか。面識がないご令嬢の名前を勝手に呼んで肌に触れるなどとんでもないやつだ! さぞかし怖かっただろうレディ・ローレン?」
「まあ、殿下……。心配してくださってありがとうございます」
あの時この方が助けてくれて本当によかった。
元夫といえどもすでに嫌悪感しかない男にいきなり腕をつかまれるのは恐怖でしかなかったから。
それにしても……もしかしてデイビットにも前の人生の記憶が?
そうでなければあんな態度を初対面の令嬢にとるはずがない。
夫婦だった頃の記憶があると思って間違いはなさそうだ。
「こんなに震えて……可哀想に、怖かっただろう?」
元夫のことを考えていたら殿下がそっと私の手に触れてきた。
「殿下……。はい、見知らぬ男にいきなりあんなことをされ……とても怖かったです」
怖いというよりも、不可解というほうが正しい。
だけどそんなこと言うわけにもいかないし、見知らぬ男に腕を掴まれたら普通は怖いはず。
「こんな痣を残されては人前に立てません……。残念ですが今宵はここでお暇いたします。治療をしていただいてありがとうございました殿下。このお礼は後日また改めてさせてくださいませ」
せっかく綺麗に着飾ったのに、全部台無しだ。
悔しくて仕方ないが、こんな怪我で人前に立つなんて恥ずかしくてできやしない。
「嬉しいな、また会ってくれるのか?」
心の底から嬉しそうな顔で微笑む殿下に思わずドキリとした。
社交界でも有名な麗しの貴公子が甘く微笑む顔は破壊力がすごい。
帰りの馬車の中でも殿下のことで頭がいっぱいで、元夫のことなど頭から消え去ってしまった。
舞踏会のために仕立てた淡い菫色のマーメイドラインのドレスに身を包んだ私を見てお母様は瞳を輝かせてはしゃぐ。我が母ながら、いくになっても若々しく綺麗で可愛らしい。
「うむ、まさに人魚のような美しさだ。いつもよりも大人びたデザインだが、シャルロットによく似合っている」
いつもはふんわりとした可愛らしいデザインのドレスを好むが、この日は少し趣向を変えてみた。
大人びたデザインだが、成長してメリハリのついてきた身体にはよく合っている。
生地にはふんだんにパールが散りばめられていて、動くたびに星空のように輝く。
胸元にも耳飾りにも、髪飾りにもパールを選んだ。
鑑に映る自分はまるで絵本から飛び出た人魚姫のよう。心が躍る。
「お母様もよくお似合いです」
私に触発されたのか、母も真珠をふんだんにあしらったパールホワイトのドレスを仕立てた。
ゴージャスなデザインのそれは母の煌びやかな美しさをさらに引き立てている。
「ああ、まったくだ。君は日増しに美しくなっていくね」
「まあ、いやですわ、旦那様ったら!」
娘がいようがおかましなしにいちゃつく両親。
ほんとうに何年経っても熱々の恋人のような夫婦だ。
母は若かりし頃、自国どころか近隣諸国の王族からも婚約の申込があったそうだ。
だが、それを全て断り家格の低い伯爵家の父を選んだ。
その話を聞かされたときは子供心ながらに不思議で、母に「どうして王子様を選ばなかったの?」と聞いたことがある。
女の子であれば誰もが夢見る王子様との結婚。
母は何故それを蹴ってまで父を選んだのか。
その疑問に対する母の答えは至ってシンプルなものだった。
「求婚してくださった殿方の中で旦那様が一番、わたくしを大切にしてくださると確信したからよ。事実、結婚して十年以上経った今でもとても大切に愛してくださるわ」
自分を一番大切に愛してくれる人。
それが母の伴侶を選ぶ絶対の条件だった。
子供の頃はそれが分からなかったが、一度屑男と結婚して失敗している今なら分かる。
母の殿方を見る眼は確かなものであったのだ。
母は自分の価値も、殿方の価値も正しく理解している。だから人生の選択を間違えない。
だが私はどちらも全く理解していなかったため、人生の選択を誤り不幸になった。
もう、今度の人生では決して間違えない。
名家であるローレン伯爵家の令嬢にして、社交界の華と謳われた母譲りの美貌。
そんな私は王家に求められるほどに価値のある存在だ。
それをしっかり理解し、自分を大切にしてくれる人を選ぼう。
*
舞踏会は王家主催なだけあって、貴族家主催よりも豪華絢爛だ。
会場に足を踏み入れると、私はすぐさま沢山の令息に囲まれた。
「レディ・ローレン、今宵の貴女はいつにも増してお美しい」
「白百合のように美しい貴女。どうか今宵、貴女の手をとる栄誉を私に授けてはくれないだろうか?」
口々に賞賛の言葉を浴びせる麗しい貴公子達。
彼等の熱に浮かされたような瞳を見ると歓喜が湧いてくる。
それらの言葉に微笑みで返すと、彼等は感嘆の息を漏らし、口々にダンスを誘う。
「レディ、どうか私と踊ってくれないだろうか?」
「いいや、レディ、是非私と! 貴女のファーストダンスを務める栄誉を私に!」
口々にダンスに誘う彼等の中には、縁談相手である王子達や国王の年の離れた弟君もいる。
この場合、誰の手をとるべきだろうかと悩む私に乱暴な声がかかった。
「シャルロット!!」
それは前の人生で散々聞いた声。
前は好きだったけど、今は大嫌いで二度と聞きたくなかった声。
その声が私の名を呼び、二度と触れられたくなかったその手で私の腕を乱暴に掴む。
「や、痛いっ……!」
痣が出来てしまうんじゃないかというほど強く掴まれ、強引に身体を引っ張られる。
見上げた先には二度と会いたくなかった前の人生の夫、デイビットが立っていた。
「シャルロット! ようやく会えた! さあ、僕と踊ろう!」
前の人生では夫婦だったが、今世ではただの他人だ。
赤の他人でしかないのに、軽々しく名を呼び腕に触れる元夫に言いようのない不快感がこみ上げる。
何かを言い返そうとした私よりも早く、国王陛下の弟君がデイビットの手を払ってくれた。
「何だお前は!? ご婦人の腕を掴むなど紳士のすることではないぞ、無礼な!」
王弟殿下は怒りの形相でデイビットを叱責し、彼から私を奪うように抱き寄せた。
「ああ……レディの白い肌に痣が……。すぐに手当てをしよう。こちらへ……」
強く掴まれたせいでやはり痣が出来てしまったのだろう。
王弟殿下は私を手当の為に王族専用の控室へと連れていってくれた。
「これはしばらく痕が残るな。……なんて痛々しい」
王宮の侍医に診てもらったところ、デイビットに強く掴まれた痕はしばらく残ってしまうらしい。
殿下はそんな私の傷跡を見てひどく憐れんでくださった。
「レディ・ローレン、あの男は君といったい何の関係があるんだ?」
「いえ、あの殿方とは初対面です。なのにいきなり名前を呼ばれ、腕まで掴まれて……」
これは嘘ではない。
今世ではデイビットと顔すら合わせていないのだ。
何より「前世で夫でした」なんて言ったら気が狂っているのかと疑われるだろう。
「ふむ、あの男は確かブルーギル伯爵だったか。面識がないご令嬢の名前を勝手に呼んで肌に触れるなどとんでもないやつだ! さぞかし怖かっただろうレディ・ローレン?」
「まあ、殿下……。心配してくださってありがとうございます」
あの時この方が助けてくれて本当によかった。
元夫といえどもすでに嫌悪感しかない男にいきなり腕をつかまれるのは恐怖でしかなかったから。
それにしても……もしかしてデイビットにも前の人生の記憶が?
そうでなければあんな態度を初対面の令嬢にとるはずがない。
夫婦だった頃の記憶があると思って間違いはなさそうだ。
「こんなに震えて……可哀想に、怖かっただろう?」
元夫のことを考えていたら殿下がそっと私の手に触れてきた。
「殿下……。はい、見知らぬ男にいきなりあんなことをされ……とても怖かったです」
怖いというよりも、不可解というほうが正しい。
だけどそんなこと言うわけにもいかないし、見知らぬ男に腕を掴まれたら普通は怖いはず。
「こんな痣を残されては人前に立てません……。残念ですが今宵はここでお暇いたします。治療をしていただいてありがとうございました殿下。このお礼は後日また改めてさせてくださいませ」
せっかく綺麗に着飾ったのに、全部台無しだ。
悔しくて仕方ないが、こんな怪我で人前に立つなんて恥ずかしくてできやしない。
「嬉しいな、また会ってくれるのか?」
心の底から嬉しそうな顔で微笑む殿下に思わずドキリとした。
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