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彼女の価値
「アスター卿はね、本来であれば陛下のお側付きに任ぜられるはずだったのよ。王女殿下を見事な淑女へと仕立て上げた功績を称えられてね」
「陛下のお側付きに……? 一介の下位貴族が?」
「それは当然のことでしょう。王家が担うべき王女殿下のご教育を、一介の下位貴族が引き受けてくださったのですもの。相応に報いねば体面に関わるわ。でもね、それは叶わなかったの。アスター卿の兄君が急逝して、急遽彼が領地を継ぐことになったのよ。地方領主と陛下のお側付きは両立できないとして、お誘いは辞退なさったらしいわ」
伯爵はその話を聞き、かすかな嫉妬を覚えた。国王のお側付きに抜擢される――それは貴族にとってこの上ない栄誉である。領地を持たぬ宮廷貴族となるが社交界における影響力は大きく、その給金も一介の貴族家当主に匹敵すると言われていた。
何より、国の頂点から信頼を寄せられること自体がこの上ない誉れだ。望んでも得られない立場をあっさりと手放したアスター卿に憎しみすら覚えた。
自分だったら跡継ぎの座を蹴ってでも国王の側付きという栄誉をとる、と考えていたところに伯母の鋭い視線が突き刺さった。
「……当然知っているものだと思っていたわ。高位貴族の間では有名よ?」
「はは……すみません。その頃は少々忙しくしていたもので……社交界の情報を仕入れる暇もありませんでした」
それは半分は真実で、半分は嘘だった。
伯爵は元来、興味のないものには関心を向けない性質だ。一介の下位貴族は彼の関心を引くに値しなかった、ただそれだけ。その”それだけ”のせいで、現在窮地に陥っているのはなんとも皮肉なものだ。伯爵は自嘲を込めて乾いた笑みを浮かべた。
「そう……。まあいいわ。お分かりだろうけど、エセル嬢は王家にとって恩のある御方の忘れ形見。しかも、お父君に似て誠実で慎み深く、しかも優秀だと聞くわ。宮廷において何より重んじられるのは華やかさではないの。口を慎み、場を読み、必要なときにだけ確かに動ける――そういう者こそ真に信頼されるのよ。アスター卿がそうだったようにね」
気位の高い伯母が一介の貴族をそこまで褒めるとは意外だった。だが伯母はそんな伯爵の反応など歯牙にもかけず、当然のように話を続ける。
「宮廷では有能であり信頼に足る人物こそが価値を持つわ。しかも、恩義を感じている方の娘。重用される確率はかなり高い。……今の宮廷にいる若い侍女たちは、少々浮ついたところがあるのよね。もう少し落ち着きと深みが欲しい、と王妃様はこぼしていらっしゃったわ。主を立て、自らを押し出さず、それでいて必要なときには一歩踏み出せる強さ――それがエセル嬢に備わっていると思うのよ」
「はあ……そう、ですね……」
一歩踏み出すどころではないその行動力のせいでこうして困っているのだが……と、伯爵は口に出さぬまでも苦く思った。
「王妃様のお側にはまだ落ち着いた年配の侍女が多いけど……王太子妃様のお側には浮ついた若い侍女が多くてね。苦労なさっていると聞いたわ。侍女としての責務よりも王太子様の目に留まることばかり考えて……困ったものよね。周囲がそんな自分の夫を狙う敵ばかりの中ではお心も休まらないことでしょう。近頃の若い高位貴族出身の侍女はそういう子が多いそうよ」
「それは、なんとも嘆かわしいことですね」
今の王宮の若い侍女はそんな忠義心のない者ばかりなのか。それでは王太子妃もさぞかし気が休まらないことだろう。伯爵は王太子妃に少しだけ同情した。
「本来であれば、侍女は主人に安心を与える存在でなければならないの。華やかさはそれほど必要ではない。エセル嬢は宮廷でこそ光る素質を備えているわ。……もし、彼女が王族に重用されたなら、紹介したわたくしも、養父であるあなたも、さぞ称賛を受けていたでしょうに。惜しいことだわ……」
それまで理解していなかった伯爵もその言葉でようやく腑に落ちた。
エセルという少女が王族に信頼されるに足る人物だということ。ただの下位貴族の令嬢だと思っていた少女にそれだけの価値があるということを。
「わたくしはあなたが当然そこまで理解していたと思っていたわ。最初からエセル嬢を宮廷に送り込むつもりで再婚したのだと……。養女が王族に重用されれば、養父であるあなたもさぞ名誉なことでしょうに。息子の嫁にするよりも家門のためになるわ」
「……返す言葉もございません」
「そのつもりがなかったのなら、どうして下位貴族の未亡人と再婚したの? 言葉は悪いけど、エセル嬢という存在以外に彼女に何の価値があって?」
「いえ……その、立場が低く年もそれなりの方が、アリオスの嫡男の座を脅かさないですむかと……」
「……そんな理由なら、再婚しなくとも一緒よ。社交もろくにこなせないようでは家の為にならないじゃない。こなせないどころか王太后様に喧嘩を売るような嫁では害しかないわ。……女を見る目がないわね、グウェン」
「……はい。お恥ずかしながらおっしゃる通りで……執事にも叱られました」
「叱られるならまだいい方ね。わたくしなど、呆れて叱る気も失せたもの」
「伯母上……。情けない話、私はこれからどうしたらよいでしょうか……」
「……どうもできないでしょう。よりにもよって厄介者扱いの第二王女が息子の妻になるなんてね」
「第二王女はやはり王家では厄介者扱いなのですか……」
「宮廷において政略結婚に使えない王女が厄介者扱いされるなど当たり前のことよ。まあでも、一応は王族の姫を娶ることで家がお取り潰しになることは避けられるでしょう。そこだけはよかったわね」
「それは……はい」
「あとはこれ以上妻がやらかさないよう気をつけなさい。それと、アリオスがエセル嬢に執着しないよう、きちんと見張っておきなさい。話を聞く限りだと、随分とエセル嬢を気に入っていたようだから……」
伯母の言葉に対して「大袈裟」とばかりの顔をする伯爵。そんな彼に伯母は呆れた眼差しを向けた。
「陛下のお側付きに……? 一介の下位貴族が?」
「それは当然のことでしょう。王家が担うべき王女殿下のご教育を、一介の下位貴族が引き受けてくださったのですもの。相応に報いねば体面に関わるわ。でもね、それは叶わなかったの。アスター卿の兄君が急逝して、急遽彼が領地を継ぐことになったのよ。地方領主と陛下のお側付きは両立できないとして、お誘いは辞退なさったらしいわ」
伯爵はその話を聞き、かすかな嫉妬を覚えた。国王のお側付きに抜擢される――それは貴族にとってこの上ない栄誉である。領地を持たぬ宮廷貴族となるが社交界における影響力は大きく、その給金も一介の貴族家当主に匹敵すると言われていた。
何より、国の頂点から信頼を寄せられること自体がこの上ない誉れだ。望んでも得られない立場をあっさりと手放したアスター卿に憎しみすら覚えた。
自分だったら跡継ぎの座を蹴ってでも国王の側付きという栄誉をとる、と考えていたところに伯母の鋭い視線が突き刺さった。
「……当然知っているものだと思っていたわ。高位貴族の間では有名よ?」
「はは……すみません。その頃は少々忙しくしていたもので……社交界の情報を仕入れる暇もありませんでした」
それは半分は真実で、半分は嘘だった。
伯爵は元来、興味のないものには関心を向けない性質だ。一介の下位貴族は彼の関心を引くに値しなかった、ただそれだけ。その”それだけ”のせいで、現在窮地に陥っているのはなんとも皮肉なものだ。伯爵は自嘲を込めて乾いた笑みを浮かべた。
「そう……。まあいいわ。お分かりだろうけど、エセル嬢は王家にとって恩のある御方の忘れ形見。しかも、お父君に似て誠実で慎み深く、しかも優秀だと聞くわ。宮廷において何より重んじられるのは華やかさではないの。口を慎み、場を読み、必要なときにだけ確かに動ける――そういう者こそ真に信頼されるのよ。アスター卿がそうだったようにね」
気位の高い伯母が一介の貴族をそこまで褒めるとは意外だった。だが伯母はそんな伯爵の反応など歯牙にもかけず、当然のように話を続ける。
「宮廷では有能であり信頼に足る人物こそが価値を持つわ。しかも、恩義を感じている方の娘。重用される確率はかなり高い。……今の宮廷にいる若い侍女たちは、少々浮ついたところがあるのよね。もう少し落ち着きと深みが欲しい、と王妃様はこぼしていらっしゃったわ。主を立て、自らを押し出さず、それでいて必要なときには一歩踏み出せる強さ――それがエセル嬢に備わっていると思うのよ」
「はあ……そう、ですね……」
一歩踏み出すどころではないその行動力のせいでこうして困っているのだが……と、伯爵は口に出さぬまでも苦く思った。
「王妃様のお側にはまだ落ち着いた年配の侍女が多いけど……王太子妃様のお側には浮ついた若い侍女が多くてね。苦労なさっていると聞いたわ。侍女としての責務よりも王太子様の目に留まることばかり考えて……困ったものよね。周囲がそんな自分の夫を狙う敵ばかりの中ではお心も休まらないことでしょう。近頃の若い高位貴族出身の侍女はそういう子が多いそうよ」
「それは、なんとも嘆かわしいことですね」
今の王宮の若い侍女はそんな忠義心のない者ばかりなのか。それでは王太子妃もさぞかし気が休まらないことだろう。伯爵は王太子妃に少しだけ同情した。
「本来であれば、侍女は主人に安心を与える存在でなければならないの。華やかさはそれほど必要ではない。エセル嬢は宮廷でこそ光る素質を備えているわ。……もし、彼女が王族に重用されたなら、紹介したわたくしも、養父であるあなたも、さぞ称賛を受けていたでしょうに。惜しいことだわ……」
それまで理解していなかった伯爵もその言葉でようやく腑に落ちた。
エセルという少女が王族に信頼されるに足る人物だということ。ただの下位貴族の令嬢だと思っていた少女にそれだけの価値があるということを。
「わたくしはあなたが当然そこまで理解していたと思っていたわ。最初からエセル嬢を宮廷に送り込むつもりで再婚したのだと……。養女が王族に重用されれば、養父であるあなたもさぞ名誉なことでしょうに。息子の嫁にするよりも家門のためになるわ」
「……返す言葉もございません」
「そのつもりがなかったのなら、どうして下位貴族の未亡人と再婚したの? 言葉は悪いけど、エセル嬢という存在以外に彼女に何の価値があって?」
「いえ……その、立場が低く年もそれなりの方が、アリオスの嫡男の座を脅かさないですむかと……」
「……そんな理由なら、再婚しなくとも一緒よ。社交もろくにこなせないようでは家の為にならないじゃない。こなせないどころか王太后様に喧嘩を売るような嫁では害しかないわ。……女を見る目がないわね、グウェン」
「……はい。お恥ずかしながらおっしゃる通りで……執事にも叱られました」
「叱られるならまだいい方ね。わたくしなど、呆れて叱る気も失せたもの」
「伯母上……。情けない話、私はこれからどうしたらよいでしょうか……」
「……どうもできないでしょう。よりにもよって厄介者扱いの第二王女が息子の妻になるなんてね」
「第二王女はやはり王家では厄介者扱いなのですか……」
「宮廷において政略結婚に使えない王女が厄介者扱いされるなど当たり前のことよ。まあでも、一応は王族の姫を娶ることで家がお取り潰しになることは避けられるでしょう。そこだけはよかったわね」
「それは……はい」
「あとはこれ以上妻がやらかさないよう気をつけなさい。それと、アリオスがエセル嬢に執着しないよう、きちんと見張っておきなさい。話を聞く限りだと、随分とエセル嬢を気に入っていたようだから……」
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