三國志 on 世説新語

ヘツポツ斎

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晋編2 竹林七賢

嵆康2  奥深きイケメン

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王戎云:「與嵇康居二十年,未嘗見其喜慍之色。」(德行16)


王戎おうじゅうは嵆康について言っている。

「かれとは二十年くらいの
 付き合いがあったが、
 その間に、その喜怒哀楽を
 見たことはなかったな」

その奥深い人となりについて、
心底感服していたようである。


有人語王戎曰:「嵇延祖卓卓如野鶴之在雞群。」答曰:「君未見其父耳!」(容止11)


なので、ある人が息子の嵆紹けいしょうについて

「あのひとが群衆の中にいると、
 まるで鶏の群れの中に
 鶴が降り立ったかのようだ」

とコメントしているのを聞き、
こう返している。

「そうか、あなたは彼の父を
 見たことがないのだな」


 ○


王戎
竹林七賢の中では、実はダントツでエピソード数が多い。というのも最年少にして一番栄達した人だからだ。ウザ絡みしてくる阮籍げんせきをサラッといなしたりはするが、どうにも嵆康についてはただただ尊んでいたのではないか、というようにも感じられる。
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