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四十四話 時すでにお寿司!
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ドカンちゃんが家で小説を書き始めた時、
電話は突然かかってきた。
「今まで、本当にありがとうね、ドカンちゃん、とても楽しかったわ、さよなら」
そう言って電話は切れた。
クックさんだった。
「大変だ!」
ドカンちゃんは急いで家を飛び出す。
「もう、ほっときなよ」
チカンちゃんは呆れ顔で自転車によじ登り、前カゴに乗った。
「そういうわけにはいかないよ!だって友達だもん!」
ドカンちゃんは颯爽と自転車を漕いで西に向かった。
クックさんの家の前までくると、チャイムを鳴らす。
応答がない。
悪い予感がしたドカンちゃんは家の中に走り込む。
ドアのカギは開いていた。
「クックさん!クックさん!」
ドカンちゃんは家の中を探しまわる。
台所の中に入った時、今まさに、クックさんが首を吊ろうとしているところだった。
「だめだ!」
ドカンちゃんはクックさんに飛びつく。
「あぐっ、痛い!痛い!痛い!死ぬ!死んじゃう!」
縄が首から外れ、クックさんのアゴに縄が食い込んで、
クックさんは足をじたばたさせた。
「ふう、間に合った」
ドカンちゃんは冷や汗をぬぐった。
「間に合ったんじゃないよ、ドカンちゃんが来るまで
首を吊るのを待ってたんだよ、甘えてんだよ」
呆れ顔でチカンちゃんが言った。
「そんなことないよ、ねえクックさん」
心配そうにドカンちゃんがクックさんの顔をのぞき込むと
クックさんの目からみるみるうちに涙があふれ出してきた。
「ああああー、もうだめだー!財産全部とられちゃうよ~」
「どうしたんです」
「あのね、ネズミがね、水の配管の中に石を運び込んだからね、
それの撤去費用に九百万かかるんですって。それが払えないと、
担保に取られた、全財産、全部とられちゃうの」
「担保って言ったって、家の中の家具とか着物とか
宝石とか、高級腕時計とか、とりあえずお金に換えられるものは
ないんですか?」
「えー、高級家具なのよ~、売るなんてもったいないじゃない」
クックさんの言葉にドカンちゃんは唖然とした。
「だから言ったろ、ほっとけよ、このままにしてたら、全部取られちゃうのにさ」
「そんな事いっちゃいけないよチカンちゃん、ボクだけじゃ何をしていいか
わからないから、木戸さんを呼びましょう」
そう言ってドカンちゃんは木戸さんを電話で呼んだ。
木戸さんはすぐに駆けつけてくれた。
「どうしたんだい、ドカンちゃん!」
「実はカクカクシカジカで」
「それは大変でしたね。そんなネズミが配管に石を詰め込むっていうのは
典型的なメンテナンス詐欺の手口です実際にそんな事はありません。
知り合いのメンテナンス業者を使って調べさせましょう。
そして、裁判で戦いましょう!」
「うん、分かった、私戦うわ」
クックさんは目に涙を浮かべてうなづいた。
「ふう、何事かと思ったよ、ドカンちゃん、車で来たから家まで送ろうか?」
「いいえ、ボクは自転車で来ましたから、自転車で帰ります」
「そうかい」
ドカンちゃんと木戸さんは家の外に出る。
「あ!?」
チカンちゃんが素っ頓狂な声をあげる。
「どうしたの?チカンちゃん」
木戸さんが驚いてチカンちゃんを見る。
チカンちゃんが自動車を指さす。
「何これ?」
「何って車だけど」
「車の車種」
「あ、フェローリだけど」
「ロリコンか!」
「いあいや」
「そうじゃなくて、これ売ったら200万円くらいすぐ手に入るじゃん!」
チカンちゃんがピョンピョン跳ねた。
「いや、今となっては200万手にはいっても、
悪徳銀行に固定金利にされちゃったし、資産は全部悪徳銀行に担保に入れられちゃったから
どこからも、借り換えできないよ。
色々銀行に問い合わせたけど、固定金利だと違約金が高すぎるからって
どこも貸してくれなかった。
しかも、知り合いの税理士さんに頼んで交渉してもらったんだけど、
『途中でこんな騒ぎを起こす奴は信用できない、あんなクソ家潰してやる』
って銀行の担当が言ってたそうだよ、だから、フェローリを売っても
意味がないんだ。意味が無いのに売ってもしかたないだろ」
「そんなの心構えだよ!お金がないと言って泣いてる時にフェローリなんて乗ってたら
説得力ないよ!売っちゃえよ!」
またチカンちゃんがピョンピョン跳ねた。
「……だが、ちょっと待ってほしい」
木戸さんはドカンちゃんに掌を向けた。
「あのね、チカンちゃん。このフェローリはオーダーメイドでね、イタリアから
態々取り寄せたの。輸送費から輸入手続きまで、費用全部合わせて七千万かかったんだよ」
「自慢か!」
「そうじゃないよ、それが、売ろうと思って査定したら、一千万でしか売れないんだよ!
それなら乗ってたほうがいいじゃん!」
「一千万で売れば助かるじゃん!甘いんだよ、日本人はみんな、舐めきってるんだよ、
死をリアルに感じてないんだよ!だから、そんな舐めきった態度がとれるんだよ!
二百万で命が助かるんだよ!あの悔し涙は何だったんだよ!どうせ、親の金で買った
あぶく銭だから、そんな気楽な事ができるんだろ!」
「ちがうよ!」
木戸さんはちょっと大きな声を出した。
チカンちゃんは驚いてビクッとする。
「あ、ごめんチカンちゃん、でも、この車は私が自分で一生懸命働いて買った車なんだ。
自分の汗と努力の結晶なんだ。だから、手放したくないんだ
どうやって、金を稼いだか、今から説明するよ。
元手はアルバイトで稼いだ三万円だった。
その三番で元町高架下の廃品、払い下げの店でアメリカ海兵隊の軍服を買ったんだ。
当時、アメリカ海兵隊の服が大量に韓国軍に払い下げられて、そこでつかいふるされたものが
三宮の高架下の店に大量に流れてきていた。
私は、そこで米軍グッズを安く仕入れて、金具で韓国語で名前とかが彫り込んであるのを
ヤスリでキレイに削って塗装して、英語が書いてある分はそのまま残して
ネットオークションで売った。
それで、かなり大もうけして、高架下にあった、古いレコード、写真集、オモチャ、
なんでも売ったよ。
高架下の古物がなくなるくらい売りまくった。
でも、しばらくすると、マネする奴が出てきて、安売り合戦がはじまった。
当時、ネットオークションが有望だと思った私はネットオークションサイトの
株を買った。
それで、元金がどんどん増えた。
でも、そんな事、いつまでも続くとは思ってなかったので、持ち株全部売った。
そこでITバブル崩壊が起こった。
それから、小泉政権になって、自民党が大勝すると株価はどんどんあがった。
そこで私は大ばくちをした。
全財産を、当時株式公開になったばかりのテレビ燈鏡ブロードバンドとサマンサバターという
会社に信用取引で全財産ぶん買ったんだ。
これが大当たり。
大金を得た。
だけど、アメリカのサブプライムローンが危ないと思って全部売った。
そしてリーマンショック。
ここで株価が暴落して8千円くらいになったので、チャンスだと思って自動車関連株を
徹底的に買った。
それで株価が上がっていったが、自滅党が政権を失ったので、経済が無茶苦茶になると
思って、全株売った。
そして、株価は墜落した。
東日本大震災で東峡電力の原発が水素爆発を起こし、
関係ない関才電力の株間で投げ売りされたから、
全力で買って、そのあと上がってきたところを売った。
その後、民死党が選挙で大敗して自滅党が政権を取った時、
円が78円くらいだったので、これはどう考えてもドルを買うべきだと思って、
全財産でドルを買って90円くらいになった時にビビって全部売った。
本当は、もっとあがったんだけどね
欲をかくと死ぬから、その程度でよかった。
いつも、そんな感じだから。
そして、今回の株価高騰。
どう考えても、株価が天井だと思って居た時に、
日ごろ、思想動画しかやってない人が株を買えと言い出した。
昔から靴磨きが株を買えと言ったら即座に売れという言い伝えがある通り、
株と無関係な人まで株を買えと言い出したら売りのサインなので、
Twitterで周囲の人達に「暴落する可能性があるから、今すぐ
株を売れ!今からは絶対に買うな!」
と言いふらして全株売ったんだ」
「ちょっと待ってください、それなら、今すごいお金を持ってるはずじゃないですか」
「うん、一億で手持ちの土地の自宅の横に別宅建てて、残りの全財産、アメリカ国債を買った」
「じゃあ、それを売れば、お金は戻りますよね」
「いいや、十年間売ることはできないんだ」
「どうしてそんなもの買ったんですか!」
「だって元本保証で年利2,5%だよ!そんなもん、猿でも買うよ!」
「もっとリスク分散しなきゃ!」
「反省してます!」
大声で木戸さんが言った。
「時すでにお寿司!」
チカンちゃんが叫んだ。
「分かった、車売るよ!いますぐ中古販売店に電話してくるう!」
「あ、無理に売らなくても。一千万で売れても、借金返済には届きませんから」
「いや、売るよ!売って、クックさんの裁判費用にするんだ!」
「うわっ!木戸さん太っ腹!」
ドカンちゃんは目を丸くした。
「ドカンちゃんの友達だからね!」
木戸さんはウインクしてグッドサインをした。
注意 ※
ここからは物語ではなく現実の話です
ここから
父親が知り合いに依頼して銀行に交渉してもらった件ですが、
銀行側の担当者が
「契約の途中でこんな事をしてくる奴は信用できない」
「生意気だから、あんな家は潰してやる」
と言ったという内容は、
あくまでも私の父が依頼した人が聞いた、という話を
私の父の口から私に聞かされたものであって、
三人も伝聞が入っているので、
実際に言ったかどうかはわかりません。
あくまでも伝聞です。
ただ、銀行の担当者が
「会社法人にして借金をしたら、相続税からは控除されない。
このバカどもは、国から莫大な相続税を請求されて、
資産は全部担保に入っているから
換金できず、一家心中するんだよ。
だから全資産を担保に入れたのさ。
全財産貰える日が来るのが楽しみだよ、
じいさんとばあさん、早く死なねえかな」
と言ったという部分に関しては、
「会社法人にしたら相続税控除の対象にならない」
という情報は、一般人が知り得ない情報ですので、
何らかの発言はあったという事は間違いないと推測します。
私の家の話は別としても
この
「会社法人にしたら相続税控除の対象にはならない」
とう情報は極めて重要な情報であり、
あとで調べてみると、
悪徳賃貸アパート建設業者と銀行がよく使う手だそうです。
もし、賃貸アパート建設のさい、
相続目的であるのに業者が会社法人設立を勧めてきたら
警戒してください。
相続の時になって、相続税控除にならないことがわかり、
莫大な相続税を請求され、担保を全部、銀行と悪徳業者に
奪われてしまう危険性があります。
あと、
借り換えの検討ですが
固定金利にされてしまいますと、
莫大な違約金が発生するため、
どこの銀行も応じてくれません。
これも、悪徳銀行の手口なので
絶対に固定金利にしてはいけません。
「これから金利が爆発的に跳ね上がる」
という事を言ってくる銀行の営業マンもいますが
現在の日本の金利は史上最低レベルです。
そのような知識も持った上で賃貸アパート経営を検討しましょう。
銀行側から告訴されるのを予防するために、あくまでも伝聞である事を明記しておきます。
金融商品に関して
私がFXに手を出した時の状況を説明します。
当時、円は一ドルに対して七十円台でした。
この七十円という額は、マトモな金融政策がとられていれば
絶対に起こりえない数字であり、
選挙で政権が交代した時点で、かならず円安方向に是正される
事は分かっていました。
だからこそ、私は全財産をFXに投資したのです。
日本の歴史上、このような異常事態は二度と起こりえないことであり、
私自身、今後二度とFXに投資することはありません。
これを読んでいる方もFXは極めて危険な金融商品ですので
絶対に手を出してはいけません。
政治経済を熟知していても、一瞬で莫大な損失を被る事があり、
知識のない一般人がやっていいものではありません。
また株式に関しても
あくまで長期保有による配当を目的として行うものであり、
短期売買で利益を得ようとしてはなりません。
ある程度収益が出たら、そのあとはマンション経営など
の資産運用にシフトするのが正解です。
そもそも、株式投資は企業の財務処方を読んで、
その企業の体力以上に過剰に売り込まれている株を
買って長期保有するべきものであり、
財務諸表がよめない素人がやってはいけません。
株式投資学校を選ぶさいは、最初に財務諸表の読み方を
おしえてくれるところを選ぶべきであり
素人に最初から信用取引や空売りを勧めて
短期取引を推奨する株式投資学校は詐欺ですので
そのような学校に行っている場合は
すぐに辞めましょう。
現実の話 ここで終わり
電話は突然かかってきた。
「今まで、本当にありがとうね、ドカンちゃん、とても楽しかったわ、さよなら」
そう言って電話は切れた。
クックさんだった。
「大変だ!」
ドカンちゃんは急いで家を飛び出す。
「もう、ほっときなよ」
チカンちゃんは呆れ顔で自転車によじ登り、前カゴに乗った。
「そういうわけにはいかないよ!だって友達だもん!」
ドカンちゃんは颯爽と自転車を漕いで西に向かった。
クックさんの家の前までくると、チャイムを鳴らす。
応答がない。
悪い予感がしたドカンちゃんは家の中に走り込む。
ドアのカギは開いていた。
「クックさん!クックさん!」
ドカンちゃんは家の中を探しまわる。
台所の中に入った時、今まさに、クックさんが首を吊ろうとしているところだった。
「だめだ!」
ドカンちゃんはクックさんに飛びつく。
「あぐっ、痛い!痛い!痛い!死ぬ!死んじゃう!」
縄が首から外れ、クックさんのアゴに縄が食い込んで、
クックさんは足をじたばたさせた。
「ふう、間に合った」
ドカンちゃんは冷や汗をぬぐった。
「間に合ったんじゃないよ、ドカンちゃんが来るまで
首を吊るのを待ってたんだよ、甘えてんだよ」
呆れ顔でチカンちゃんが言った。
「そんなことないよ、ねえクックさん」
心配そうにドカンちゃんがクックさんの顔をのぞき込むと
クックさんの目からみるみるうちに涙があふれ出してきた。
「ああああー、もうだめだー!財産全部とられちゃうよ~」
「どうしたんです」
「あのね、ネズミがね、水の配管の中に石を運び込んだからね、
それの撤去費用に九百万かかるんですって。それが払えないと、
担保に取られた、全財産、全部とられちゃうの」
「担保って言ったって、家の中の家具とか着物とか
宝石とか、高級腕時計とか、とりあえずお金に換えられるものは
ないんですか?」
「えー、高級家具なのよ~、売るなんてもったいないじゃない」
クックさんの言葉にドカンちゃんは唖然とした。
「だから言ったろ、ほっとけよ、このままにしてたら、全部取られちゃうのにさ」
「そんな事いっちゃいけないよチカンちゃん、ボクだけじゃ何をしていいか
わからないから、木戸さんを呼びましょう」
そう言ってドカンちゃんは木戸さんを電話で呼んだ。
木戸さんはすぐに駆けつけてくれた。
「どうしたんだい、ドカンちゃん!」
「実はカクカクシカジカで」
「それは大変でしたね。そんなネズミが配管に石を詰め込むっていうのは
典型的なメンテナンス詐欺の手口です実際にそんな事はありません。
知り合いのメンテナンス業者を使って調べさせましょう。
そして、裁判で戦いましょう!」
「うん、分かった、私戦うわ」
クックさんは目に涙を浮かべてうなづいた。
「ふう、何事かと思ったよ、ドカンちゃん、車で来たから家まで送ろうか?」
「いいえ、ボクは自転車で来ましたから、自転車で帰ります」
「そうかい」
ドカンちゃんと木戸さんは家の外に出る。
「あ!?」
チカンちゃんが素っ頓狂な声をあげる。
「どうしたの?チカンちゃん」
木戸さんが驚いてチカンちゃんを見る。
チカンちゃんが自動車を指さす。
「何これ?」
「何って車だけど」
「車の車種」
「あ、フェローリだけど」
「ロリコンか!」
「いあいや」
「そうじゃなくて、これ売ったら200万円くらいすぐ手に入るじゃん!」
チカンちゃんがピョンピョン跳ねた。
「いや、今となっては200万手にはいっても、
悪徳銀行に固定金利にされちゃったし、資産は全部悪徳銀行に担保に入れられちゃったから
どこからも、借り換えできないよ。
色々銀行に問い合わせたけど、固定金利だと違約金が高すぎるからって
どこも貸してくれなかった。
しかも、知り合いの税理士さんに頼んで交渉してもらったんだけど、
『途中でこんな騒ぎを起こす奴は信用できない、あんなクソ家潰してやる』
って銀行の担当が言ってたそうだよ、だから、フェローリを売っても
意味がないんだ。意味が無いのに売ってもしかたないだろ」
「そんなの心構えだよ!お金がないと言って泣いてる時にフェローリなんて乗ってたら
説得力ないよ!売っちゃえよ!」
またチカンちゃんがピョンピョン跳ねた。
「……だが、ちょっと待ってほしい」
木戸さんはドカンちゃんに掌を向けた。
「あのね、チカンちゃん。このフェローリはオーダーメイドでね、イタリアから
態々取り寄せたの。輸送費から輸入手続きまで、費用全部合わせて七千万かかったんだよ」
「自慢か!」
「そうじゃないよ、それが、売ろうと思って査定したら、一千万でしか売れないんだよ!
それなら乗ってたほうがいいじゃん!」
「一千万で売れば助かるじゃん!甘いんだよ、日本人はみんな、舐めきってるんだよ、
死をリアルに感じてないんだよ!だから、そんな舐めきった態度がとれるんだよ!
二百万で命が助かるんだよ!あの悔し涙は何だったんだよ!どうせ、親の金で買った
あぶく銭だから、そんな気楽な事ができるんだろ!」
「ちがうよ!」
木戸さんはちょっと大きな声を出した。
チカンちゃんは驚いてビクッとする。
「あ、ごめんチカンちゃん、でも、この車は私が自分で一生懸命働いて買った車なんだ。
自分の汗と努力の結晶なんだ。だから、手放したくないんだ
どうやって、金を稼いだか、今から説明するよ。
元手はアルバイトで稼いだ三万円だった。
その三番で元町高架下の廃品、払い下げの店でアメリカ海兵隊の軍服を買ったんだ。
当時、アメリカ海兵隊の服が大量に韓国軍に払い下げられて、そこでつかいふるされたものが
三宮の高架下の店に大量に流れてきていた。
私は、そこで米軍グッズを安く仕入れて、金具で韓国語で名前とかが彫り込んであるのを
ヤスリでキレイに削って塗装して、英語が書いてある分はそのまま残して
ネットオークションで売った。
それで、かなり大もうけして、高架下にあった、古いレコード、写真集、オモチャ、
なんでも売ったよ。
高架下の古物がなくなるくらい売りまくった。
でも、しばらくすると、マネする奴が出てきて、安売り合戦がはじまった。
当時、ネットオークションが有望だと思った私はネットオークションサイトの
株を買った。
それで、元金がどんどん増えた。
でも、そんな事、いつまでも続くとは思ってなかったので、持ち株全部売った。
そこでITバブル崩壊が起こった。
それから、小泉政権になって、自民党が大勝すると株価はどんどんあがった。
そこで私は大ばくちをした。
全財産を、当時株式公開になったばかりのテレビ燈鏡ブロードバンドとサマンサバターという
会社に信用取引で全財産ぶん買ったんだ。
これが大当たり。
大金を得た。
だけど、アメリカのサブプライムローンが危ないと思って全部売った。
そしてリーマンショック。
ここで株価が暴落して8千円くらいになったので、チャンスだと思って自動車関連株を
徹底的に買った。
それで株価が上がっていったが、自滅党が政権を失ったので、経済が無茶苦茶になると
思って、全株売った。
そして、株価は墜落した。
東日本大震災で東峡電力の原発が水素爆発を起こし、
関係ない関才電力の株間で投げ売りされたから、
全力で買って、そのあと上がってきたところを売った。
その後、民死党が選挙で大敗して自滅党が政権を取った時、
円が78円くらいだったので、これはどう考えてもドルを買うべきだと思って、
全財産でドルを買って90円くらいになった時にビビって全部売った。
本当は、もっとあがったんだけどね
欲をかくと死ぬから、その程度でよかった。
いつも、そんな感じだから。
そして、今回の株価高騰。
どう考えても、株価が天井だと思って居た時に、
日ごろ、思想動画しかやってない人が株を買えと言い出した。
昔から靴磨きが株を買えと言ったら即座に売れという言い伝えがある通り、
株と無関係な人まで株を買えと言い出したら売りのサインなので、
Twitterで周囲の人達に「暴落する可能性があるから、今すぐ
株を売れ!今からは絶対に買うな!」
と言いふらして全株売ったんだ」
「ちょっと待ってください、それなら、今すごいお金を持ってるはずじゃないですか」
「うん、一億で手持ちの土地の自宅の横に別宅建てて、残りの全財産、アメリカ国債を買った」
「じゃあ、それを売れば、お金は戻りますよね」
「いいや、十年間売ることはできないんだ」
「どうしてそんなもの買ったんですか!」
「だって元本保証で年利2,5%だよ!そんなもん、猿でも買うよ!」
「もっとリスク分散しなきゃ!」
「反省してます!」
大声で木戸さんが言った。
「時すでにお寿司!」
チカンちゃんが叫んだ。
「分かった、車売るよ!いますぐ中古販売店に電話してくるう!」
「あ、無理に売らなくても。一千万で売れても、借金返済には届きませんから」
「いや、売るよ!売って、クックさんの裁判費用にするんだ!」
「うわっ!木戸さん太っ腹!」
ドカンちゃんは目を丸くした。
「ドカンちゃんの友達だからね!」
木戸さんはウインクしてグッドサインをした。
注意 ※
ここからは物語ではなく現実の話です
ここから
父親が知り合いに依頼して銀行に交渉してもらった件ですが、
銀行側の担当者が
「契約の途中でこんな事をしてくる奴は信用できない」
「生意気だから、あんな家は潰してやる」
と言ったという内容は、
あくまでも私の父が依頼した人が聞いた、という話を
私の父の口から私に聞かされたものであって、
三人も伝聞が入っているので、
実際に言ったかどうかはわかりません。
あくまでも伝聞です。
ただ、銀行の担当者が
「会社法人にして借金をしたら、相続税からは控除されない。
このバカどもは、国から莫大な相続税を請求されて、
資産は全部担保に入っているから
換金できず、一家心中するんだよ。
だから全資産を担保に入れたのさ。
全財産貰える日が来るのが楽しみだよ、
じいさんとばあさん、早く死なねえかな」
と言ったという部分に関しては、
「会社法人にしたら相続税控除の対象にならない」
という情報は、一般人が知り得ない情報ですので、
何らかの発言はあったという事は間違いないと推測します。
私の家の話は別としても
この
「会社法人にしたら相続税控除の対象にはならない」
とう情報は極めて重要な情報であり、
あとで調べてみると、
悪徳賃貸アパート建設業者と銀行がよく使う手だそうです。
もし、賃貸アパート建設のさい、
相続目的であるのに業者が会社法人設立を勧めてきたら
警戒してください。
相続の時になって、相続税控除にならないことがわかり、
莫大な相続税を請求され、担保を全部、銀行と悪徳業者に
奪われてしまう危険性があります。
あと、
借り換えの検討ですが
固定金利にされてしまいますと、
莫大な違約金が発生するため、
どこの銀行も応じてくれません。
これも、悪徳銀行の手口なので
絶対に固定金利にしてはいけません。
「これから金利が爆発的に跳ね上がる」
という事を言ってくる銀行の営業マンもいますが
現在の日本の金利は史上最低レベルです。
そのような知識も持った上で賃貸アパート経営を検討しましょう。
銀行側から告訴されるのを予防するために、あくまでも伝聞である事を明記しておきます。
金融商品に関して
私がFXに手を出した時の状況を説明します。
当時、円は一ドルに対して七十円台でした。
この七十円という額は、マトモな金融政策がとられていれば
絶対に起こりえない数字であり、
選挙で政権が交代した時点で、かならず円安方向に是正される
事は分かっていました。
だからこそ、私は全財産をFXに投資したのです。
日本の歴史上、このような異常事態は二度と起こりえないことであり、
私自身、今後二度とFXに投資することはありません。
これを読んでいる方もFXは極めて危険な金融商品ですので
絶対に手を出してはいけません。
政治経済を熟知していても、一瞬で莫大な損失を被る事があり、
知識のない一般人がやっていいものではありません。
また株式に関しても
あくまで長期保有による配当を目的として行うものであり、
短期売買で利益を得ようとしてはなりません。
ある程度収益が出たら、そのあとはマンション経営など
の資産運用にシフトするのが正解です。
そもそも、株式投資は企業の財務処方を読んで、
その企業の体力以上に過剰に売り込まれている株を
買って長期保有するべきものであり、
財務諸表がよめない素人がやってはいけません。
株式投資学校を選ぶさいは、最初に財務諸表の読み方を
おしえてくれるところを選ぶべきであり
素人に最初から信用取引や空売りを勧めて
短期取引を推奨する株式投資学校は詐欺ですので
そのような学校に行っている場合は
すぐに辞めましょう。
現実の話 ここで終わり
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