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天使の登校
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「おはようございます」
私達は雲の上のエスカレーターに乗り、一人一人上に上がっていく。
ルノの友達には、面白い子が沢山いる。旅行好きで世界各地を旅する天使。たまに間違えて、雲の上から落っこちてしまい、地上に飛び立ってしまったこともあるとか。年に一度私達は人間界に降りることになっている。
勿論、それは人間には内緒だ。
「貴方いつも違うルートから来るけれど、何処からいらしてるの?」
「そうよ、知りたいわ。教えて下さい」
教えて、教えてと次々と同級生が私の傍に集まる。
「私は羽を怪我してるからマザーのところにおいてもらっていて特殊なポートから来てるの」
「そうなのね、どこもそんな風には見えないけれど」
「心の病気かしらね」
「えっ」
後ろを振り向くと、同級生の中でも一際頭が良くいつもお上品に振る舞っているアナスタシアがいた。
「」
私達は雲の上のエスカレーターに乗り、一人一人上に上がっていく。
ルノの友達には、面白い子が沢山いる。旅行好きで世界各地を旅する天使。たまに間違えて、雲の上から落っこちてしまい、地上に飛び立ってしまったこともあるとか。年に一度私達は人間界に降りることになっている。
勿論、それは人間には内緒だ。
「貴方いつも違うルートから来るけれど、何処からいらしてるの?」
「そうよ、知りたいわ。教えて下さい」
教えて、教えてと次々と同級生が私の傍に集まる。
「私は羽を怪我してるからマザーのところにおいてもらっていて特殊なポートから来てるの」
「そうなのね、どこもそんな風には見えないけれど」
「心の病気かしらね」
「えっ」
後ろを振り向くと、同級生の中でも一際頭が良くいつもお上品に振る舞っているアナスタシアがいた。
「」
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