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天使の登校
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「ルノ、ルノや」
待たれよ。そう聞こえて振り返ると巨大な鷲と
同じ数の足をした悪魔が話しかけてきた。赤と青の混じった目のキリッと顔が整った悪魔だった。二重瞼の上には赤くシャドウのようなものが塗ってあり、更に強調されている。
「これを持っていけ」
そう言われて渡されたのは、鎖だった。何故こんなものをと思ったものの理由は簡単だった。
「今日は俺に任せろ」
天使は行く時は羽で飛んで行けばいいものの帰る時には、重荷がないとこちらの地中には戻って来れなくなっている。当たり前だと思うが、天使は天国で生きていくように身体が作られているから自然とそうなってくるに違いない。
「さあ」
そう言って私の腰に鎖をまきつける。するとその鎖は消えて見えなくなった。こちらの地中に戻る時にのみ見えるようにしている為である。
「ありがとう」
「どういたしまして、生活には慣れた?」
伏し目ガチにそう言う悪魔。名前は聞いてはいけないのだ。何しろ大抵の悪魔には名前という名前が無いらしく概念がないのだ。そう考えるとこの私の名前が珍しくてたまらないのも分かる。
待たれよ。そう聞こえて振り返ると巨大な鷲と
同じ数の足をした悪魔が話しかけてきた。赤と青の混じった目のキリッと顔が整った悪魔だった。二重瞼の上には赤くシャドウのようなものが塗ってあり、更に強調されている。
「これを持っていけ」
そう言われて渡されたのは、鎖だった。何故こんなものをと思ったものの理由は簡単だった。
「今日は俺に任せろ」
天使は行く時は羽で飛んで行けばいいものの帰る時には、重荷がないとこちらの地中には戻って来れなくなっている。当たり前だと思うが、天使は天国で生きていくように身体が作られているから自然とそうなってくるに違いない。
「さあ」
そう言って私の腰に鎖をまきつける。するとその鎖は消えて見えなくなった。こちらの地中に戻る時にのみ見えるようにしている為である。
「ありがとう」
「どういたしまして、生活には慣れた?」
伏し目ガチにそう言う悪魔。名前は聞いてはいけないのだ。何しろ大抵の悪魔には名前という名前が無いらしく概念がないのだ。そう考えるとこの私の名前が珍しくてたまらないのも分かる。
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