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リティナに付いている侍女、マリッサがお茶を用意してくれて俺たちはテーブルを挟んで向かい合う。
軽くお茶を楽しむこの部屋はリューラとは使わない部屋だった。
「ティールームは初めてでしたか?」
部屋を見ていることに気付いたらしいリティナに微笑まれる。
「あぁ……」
調度品も洒落ていて俺は場違いな気がした。
それにリューラの使う部屋は爽やかな香りがするがこの部屋は少し甘ったるい気がして落ち着かない。
「サライド様はレモンケーキですよね?」
それでも好物を食べて一息吐こうと思ったが、一緒に出てきたのはカラフルなケーキや焼き菓子だった。
バラを模ったようなものもあって驚く。
「……これは?」
レモンケーキは置いておいてそのバラを手に取ってみると、それは色とりどりのクリームに色付けした薄いクッキーを重ねた菓子だった。
口にした濃いピンクのバラは思っていたよりベリー系の酸味が広がって悪くない。
「たまには違うお菓子も良いものですよね?」
リティナも同じピンク色のバラを手に取って可憐に笑った。
「ディオー村では色々食べてるけどな」
「はい!パンとジャム、ジュース以外も素晴らしいと伺っております!」
こうやって紅茶と共に菓子の話をするだけならまだ気楽にいられる。
でも、どうしたってサフィナの話題に触れなければならなかった。
軽くお茶を楽しむこの部屋はリューラとは使わない部屋だった。
「ティールームは初めてでしたか?」
部屋を見ていることに気付いたらしいリティナに微笑まれる。
「あぁ……」
調度品も洒落ていて俺は場違いな気がした。
それにリューラの使う部屋は爽やかな香りがするがこの部屋は少し甘ったるい気がして落ち着かない。
「サライド様はレモンケーキですよね?」
それでも好物を食べて一息吐こうと思ったが、一緒に出てきたのはカラフルなケーキや焼き菓子だった。
バラを模ったようなものもあって驚く。
「……これは?」
レモンケーキは置いておいてそのバラを手に取ってみると、それは色とりどりのクリームに色付けした薄いクッキーを重ねた菓子だった。
口にした濃いピンクのバラは思っていたよりベリー系の酸味が広がって悪くない。
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