34 / 311
仮のパートナー
7
しおりを挟む
結局、俺からプレイについては話せないまま過ぎる日々。
でも、俺は優しいそのプレイで満足だったし、調子も悪くはなかった。
まぁ、口にして過激になるのが怖かった……というのもあるが。
性的なものとイコールではないとはいえ、言葉にしたらどうなってしまうのかはわからなくて不安ではあった。
「昨日の調理実習、楽しかったみたいですね」
いつものように冷たい紅茶を用意してくれて座る深谷先生と笑って話す。
「吹きこぼしたとか包丁怖過ぎて見ていられない班もありましたけどね」
「それは救急セットを持って待機しないとですね」
パッとそっちに目をやるのを見て、俺は笑って紅茶を口にした。
「大丈夫ですよ!一番怪しい班は先生にお任せするので」
「え、それってちゃんとカレーできあがります?」
「失敗したらうちの班から分けますよ」
「えー」
何気ないそんなやり取りが楽しい。
五年生は夏休みに入って少ししたら野外活動が控えていて、俺は担任として、深谷先生は養護教諭として付き添いが決まっていた。
「そういえば、僕たち、教員の部屋割りも決まったと聞きましたが」
言われて俺はピタリと動きを止める。
チラッと深谷先生を見ると傾げられるその首。
「若手の男同士ということで……」
「はぁ」
「……俺たち同室です」
先生の反応を見る勇気はなくて俺はギュッと短パンを握って俯いた。
でも、俺は優しいそのプレイで満足だったし、調子も悪くはなかった。
まぁ、口にして過激になるのが怖かった……というのもあるが。
性的なものとイコールではないとはいえ、言葉にしたらどうなってしまうのかはわからなくて不安ではあった。
「昨日の調理実習、楽しかったみたいですね」
いつものように冷たい紅茶を用意してくれて座る深谷先生と笑って話す。
「吹きこぼしたとか包丁怖過ぎて見ていられない班もありましたけどね」
「それは救急セットを持って待機しないとですね」
パッとそっちに目をやるのを見て、俺は笑って紅茶を口にした。
「大丈夫ですよ!一番怪しい班は先生にお任せするので」
「え、それってちゃんとカレーできあがります?」
「失敗したらうちの班から分けますよ」
「えー」
何気ないそんなやり取りが楽しい。
五年生は夏休みに入って少ししたら野外活動が控えていて、俺は担任として、深谷先生は養護教諭として付き添いが決まっていた。
「そういえば、僕たち、教員の部屋割りも決まったと聞きましたが」
言われて俺はピタリと動きを止める。
チラッと深谷先生を見ると傾げられるその首。
「若手の男同士ということで……」
「はぁ」
「……俺たち同室です」
先生の反応を見る勇気はなくて俺はギュッと短パンを握って俯いた。
48
あなたにおすすめの小説
守り守られ
ほたる
BL
主治医 望月診療所の双子医師
患者 瀬咲朔
腸疾患・排泄障害・下肢不自由
看護師
ベテラン山添さん
準主人公 成海真幌 腸疾患・排泄障害・てんかん
木島 尚久 真幌の恋人同棲中
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ふたなり治験棟 企画12月31公開
ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。
男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる