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忙殺
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準備している日々は面倒になることも多々あって、運動会なんて……そう思う時もあったのに、やっぱり当日はワクワクしてしまったのは体育科の性なのか。
あの雰囲気、競技が始まる時の緊張感、熱気。
指令台に乗って競技を見守る間も、応援団と共に声を出す時も、グラウンドでスターターを務める時も……俺は満面の笑みだったと思う。
学年では俺自身が白の担当だったこともあって、応援団も白で声を出していたが勝敗が決まる度に児童たちと一緒になって一喜一憂した。
だから、全ての学年の競技が終わり、最後の紅白リレーを残すのみで七対七は異様な盛り上がりを見せていた。
紅白それぞれ学年代表の三人ずつが走って勝敗が決まる紅白リレー。
俺自身は指令台の下で白に念を送ってから一度深呼吸をした。
「先生、大丈夫ですか?」
救護セットと共に本部で待機している深谷先生に声を掛けられて頷く。
指令台に上れば俺はどっちの応援もできない。
冷静に競技を見守って、最後結果を示さなければいけないから。
「いってきます!」
グッと拳を握って笑ってから俺は指令台に上った。
「これが最後の競技になります。選手の皆さん、準備はいいですか?」
マイクを通して問うと、大きな声が返ってくる。
「それでは入場します!」
音響を担当する先生と目配せして音楽が鳴ったのを確認してから入場門に目をやった。
「駆け足、進め!」
入場してくる児童たちの真剣な顔がキラキラと輝いていて誇らしい。
いい勝負が始まる予感に俺もドキドキしていた。
あの雰囲気、競技が始まる時の緊張感、熱気。
指令台に乗って競技を見守る間も、応援団と共に声を出す時も、グラウンドでスターターを務める時も……俺は満面の笑みだったと思う。
学年では俺自身が白の担当だったこともあって、応援団も白で声を出していたが勝敗が決まる度に児童たちと一緒になって一喜一憂した。
だから、全ての学年の競技が終わり、最後の紅白リレーを残すのみで七対七は異様な盛り上がりを見せていた。
紅白それぞれ学年代表の三人ずつが走って勝敗が決まる紅白リレー。
俺自身は指令台の下で白に念を送ってから一度深呼吸をした。
「先生、大丈夫ですか?」
救護セットと共に本部で待機している深谷先生に声を掛けられて頷く。
指令台に上れば俺はどっちの応援もできない。
冷静に競技を見守って、最後結果を示さなければいけないから。
「いってきます!」
グッと拳を握って笑ってから俺は指令台に上った。
「これが最後の競技になります。選手の皆さん、準備はいいですか?」
マイクを通して問うと、大きな声が返ってくる。
「それでは入場します!」
音響を担当する先生と目配せして音楽が鳴ったのを確認してから入場門に目をやった。
「駆け足、進め!」
入場してくる児童たちの真剣な顔がキラキラと輝いていて誇らしい。
いい勝負が始まる予感に俺もドキドキしていた。
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