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新学期
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「どうしました?」
保健室に招き入れてくれた先生は笑顔でパソコンの手を止める。
俺が何も言えずただ入ったまま立ち尽くしていると、先生は立ち上がってこっちまで来た。
そのまま保健室の鍵を閉めると小窓のカーテンも閉める。
「……久しぶりにここでも少しプレイしましょうか?」
言われて首を横に振ると、先生は笑って俺の手を握った。
「僕がしたいんですが……ダメですか?」
本当に先生はうまいと思う。
そんな風に言われたらダメなんて言えない。
チラッと先生を見ると、先生は微笑みながら俺の手を引いた。
「“Sit”」
簡単なコマンドだけでブワッと包まれる安心感で力が抜ける。
先生が引いてくれたイスに座って先生を見上げると、先生は優しく俺の頭を撫でてくれた。
「“Good”」
そのコマンドも撫でてくれる手も心地よい。
「そんな眉を寄せて……何かありました?」
穏やかに聞いてくれるのになかなか開けない口。
それでも先生はそっと抱き寄せてただ待ってくれた。
「…………先生も……彼女とか……薦められる?」
やっとポソっと溢すと、先生はゆっくり体を離してすぐ隣のイスに座る。
「誰かに言われました?」
「……中本先生に」
こくりと頷くと先生は俺の手を握った。
「航生さんの前の席ですもんね。中本先生、恋愛の話とか好きですし」
すぐに状況が理解できたらしく先生は苦笑いしてこっちを見る。
「僕はダイナミクス担当でDomであることも、パートナーが居るとも口にしてますからね?」
保健室に招き入れてくれた先生は笑顔でパソコンの手を止める。
俺が何も言えずただ入ったまま立ち尽くしていると、先生は立ち上がってこっちまで来た。
そのまま保健室の鍵を閉めると小窓のカーテンも閉める。
「……久しぶりにここでも少しプレイしましょうか?」
言われて首を横に振ると、先生は笑って俺の手を握った。
「僕がしたいんですが……ダメですか?」
本当に先生はうまいと思う。
そんな風に言われたらダメなんて言えない。
チラッと先生を見ると、先生は微笑みながら俺の手を引いた。
「“Sit”」
簡単なコマンドだけでブワッと包まれる安心感で力が抜ける。
先生が引いてくれたイスに座って先生を見上げると、先生は優しく俺の頭を撫でてくれた。
「“Good”」
そのコマンドも撫でてくれる手も心地よい。
「そんな眉を寄せて……何かありました?」
穏やかに聞いてくれるのになかなか開けない口。
それでも先生はそっと抱き寄せてただ待ってくれた。
「…………先生も……彼女とか……薦められる?」
やっとポソっと溢すと、先生はゆっくり体を離してすぐ隣のイスに座る。
「誰かに言われました?」
「……中本先生に」
こくりと頷くと先生は俺の手を握った。
「航生さんの前の席ですもんね。中本先生、恋愛の話とか好きですし」
すぐに状況が理解できたらしく先生は苦笑いしてこっちを見る。
「僕はダイナミクス担当でDomであることも、パートナーが居るとも口にしてますからね?」
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