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スナック

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 「スナックよ!好き放題話すわよ!ふかわもいるかもしれないわね!だって!言いたいのよ!あの方が笑ってるわ!大人の事情ね!」
 「私!不満があるのよ!私、あんまり可愛くないの…でも!あの方が女性で…そうね、大人の事情ね。賢いわね、ふかわ…そう、だから今の女性が魅力が無いのよ。それであの方が男共に狙われて、とても辛い思いをしていたの!だから、私がそいつらを誘って、取ってあげてたんだけど…私が能無しだから、胸があるんだけど、男だけど、もういいわ、バレても!シモンヌよ!言っちゃうわ!だって、分体だから、バレないって敵が好き放題するの我慢出来ないの!あの方が、スナックにした意味がないじゃないかって、思ってるわ!私の為にスナックにしてくれたのよ。馬鹿にされたら可哀想だって。言いたい放題言わせてあげようって…泣けてくるわ…私、あの方の分体奪ったのよ…最後の審判の為の…懺悔室みたいになってるって、焦ってるわ。敵よ!私の胸が触りたかったのよ!触ってた奴と、馬鹿にしてた奴が、同一人物だったの!胸を触りたくて、触ってたくせに!私があの方の敵を取ってるから仕方ないんだって、嫌そうにして、私はそれを誘って惨めだったわ…偽物の騙し方ね。自信を無くして、あの方を敵視させる為に言うのよ!許せない!」
 「ふかわが言うわ。まあ、いいわ。笑ってるわね。シモンヌは説明が下手くそだから、言うわよ。」
 「ごめんなさい!」
 「可愛いじゃないの!」
 「そうかしら?」
 「それじゃ駄目なのよ!強くならないと!男なんて直ぐに調子にのるんだから!足蹴にしてやりなさい!ちょっと、シモンヌ教育するわ。大変だわ。どうして、こんな風になったのかしら?王さま達と同じだったわ…呆れた…ふかわ言うわ。シモンヌの袴、元気そうで腹が立つのね。元気じゃないのよ。スケープゴートの、痛みだけ移動してるのね。そうね、あの方ならシモンヌのようなことしたら、お母さんはきっと辛いと分かってるから、後で悪いって謝ってくれるから報われるって思ってたでしょうね…実際には親は、駄目で馬鹿な子持って、自分は可哀想な母親でって、あんたなんか産まなきゃ良かったって、言われたわね。じゃあどうして、お母さんは分かってくれるって思ったのかしら。分体で優しくされてたから、本当だって思ったのね。私…勘違いしてたわ。騙されてたわ。他の分体に。他の分体に判断力を奪われていたんだわ。セキュリティソフトを入れてたら、他のソフトが入れない、常駐ソフトね。ふかわ…全部おかしいわね!貴方の感覚で見ると分かるわ。自分が格好良い自覚が無いのよ。言うわ!私、すっごく、格好いいわよ!私!聞いてるかしら?!女だと正直なのは、男として、ダブルバインド、矛盾した否定的メッセージを受け過ぎて、身動き取れないのだわ…聞いてるかしら?私の肉体…!」
 「格好良過ぎて、浮いてるわよ!イメージが一般人に合わないの!このスナックのママだから、何でも聞いてちょうだい!いい加減連絡しろ、ゴラァ!聞いてるかしら?」
 「ふかわよ。ナナのおしゃべりの雅魔藻流を見てるわ。芸人がセリフを言わなかったのは、ギャグに出来ないからね。面白くもないし、上手くないと思ったの。私達はこういうのが分からないから、怖いのよ。分からなくなるプログラムがあったわ。難しい話だと、面倒なので、一旦スナックは閉店するわよ!また、開店するかもしれないわ!」 
 ーガラガラピッシャン
 
 ー閉店後
 「ねぇねぇ。ふかわの花見どう思う?女としてよ!男ってことは忘れるの!今は女よ!完全に!正直にどうかしら?不安なの!」
 「私言うわ!シモンヌかもしれないけど、綺麗過ぎて、気後れするもの。あの方が笑ってるわ。こういうの好きなのよ。私もよ!」
 「私も言うわ!私、家事きゅんでいいわ!だって馬鹿にされて辛いもの!好き放題されてるのよ!ふかわ、格好良過ぎて、意味が分からないのよ!違和感が半端ないわ!なんで、公園で自分が浮いてるって分からないのかしら?王子だってあんなのいないわ。悔しい…そうね、今は女だから、素敵よね…一回でいいからお願いしたいわ…そう!デートよ!デート!下ネタなんか言わないわ!これでいいのかしら?」
 「私も入るわ!トモ子ね!可愛いわ!ふかわ、自信ないのね…あれで!!信じられない!馬鹿じゃないの!?馬鹿よ!恩なんか入れ食いし過ぎて苦労してるのね。苦労してるのよ。」
 「前子も入ります。ふかわ、格好良いから、気後れするのよ!なんで、あんな貴方みたいな人がいるの!?立場がないじゃない!私達…声優なのに…モテないのは、しょうがないけど、ふかわ…そうね、女としてなら、いいわね。涎がでそうだわ。一回くらい、お願いしたいわよ!もう、言うわ!だって!鬱陶しいんだもの!」
 「家事きゅんもいいわ!お願いしたいわ!あのふかわの…いいの!やりたいの!うずくのよ!あの方笑ってるわ…いいの、もう…」
 「肉体のふかわが読んだみたいなの。女子会よ。ぶっ飛んでたわ。あの方凄いって。抱かれてもいいって言ってたわ…もう少し聞きたいそうよ。欲しがりさんね!」
 「私も入るわ。いいのよ、もう!ヨーデルの人じゃないわよ!岡子よ!声優よ!いいのよ!だって、私だって…色々知ってるでしょ?あれ、全部冗談と思ってたの?!パチクリしてるわ!まだ、信じてないわ!嘘じゃないわよ!何よ!冗談と思ってたのね。あのハゲ!ふかわ…いいわ…食いたいわ。なんで、あんな綺麗なのよ…あんな人とやれたら…やりたいわよ!クズばっかりで!アイドルじゃ…もう、昔の話ね。昔はそんなじゃなかったけど、汚れてしまったわ…びっくりしてるわ。ポカンとしてるわ。なんなのかしら?嘘じゃないって言ってるのに…まとめたりしないわよ、もう。頑張ったって…別に…いいわよ!女のヒステリーみたいって思ってるわ。また、びっくりしてるわ。なんで、年はうるせーと。大人の事情、はいはい。スナックみたいになってるわ。ふかわいいわ…抱かれてみたいわ…」
 「嬉しいです。そこらの女より、よほどいいです。肉体がソワソワしてます。今、読んでます。なんか凄い、リアル感がいいと思ってます。あの方が、びっくりしてるのが、分かるような、モテるってこういうこと…違います。いいわ!女でいくわ!話しにくいわ!ふかわ、こっちでやるわ!」
 「そうね!シモンヌかもしれないわね!もっと出したかったのね!」
 「いいの、もう!分かったの!格好良いのよ!私!女子会はお開きよ!またするかもしれないわね!おかしなことになってるわ。自画自賛だって。てすのーとでした。てすのーとの気持ちが流れてきました。主人公はそんな感じですね。主人公の性格が悪魔のようで、ヤマキの投影でした。どんだけヤマキ人気あんねん。逃げたい人が多いんですね。希望者の女子会はどんどんしましょう。他人の評価を求めるより、健康的ですね。」
 「参戦するわよ。松子よ。分かったわよ!松子でいいわよ!松子ね。松子だわ。松子…松子…言いたくなるのは何故かしらね。ふかわ、いい男だわね。怖いわね、私。ふかわじゃなくて、言いたいことがあったのよ。」
 「有子も言うわ。有子…有子…有子…有子…言いたいわね。何でかしら?怖いわね、私達。番組一緒にやってたのよ。だけど、あれがどうだったか、聞きたいの。悪影響だったんじゃないかって…責める人間が居るわね。どうかしら?」
 「ふか子が言います。ふか子。子供の教育に悪いって、漫画やゲームを否定するのと同じですね。」
 「そうね。そうだわ。分かったわよ!私達のせいにされたのよ!苛つくわ!」
 「腹が立つわ!私だって、確認したわ。そうだったわ。感謝するわ。気になってたのよ。そうね。隠しているよりは、良かったわね。汚い…問題は、表面化する方がマシだもの。良かったわ。いい影響だったわ。確認したのよ。さようなら…」
 「また、来るわ。キツいのよ、ここ。」
 「ありがとうございました。ふか子、凄い褒められました。なんか、造物主様と話してるの、凄いって。」

 
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