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廿参
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紋術を教えてもらえる事になったのは良かったけど。
紋術を学び始めて早四日、締め切った部屋の中。
この部屋は外と面していない。
襖を締め切ると、昼であろうと本当に暗い。
実は今日、藤の使者が来ている。
だからここで一日中過ごさなきゃいけない。
ちなみに現在巣守親子とお萬は藤の使者を応対している真っ最中である。
こんな暗さなのでお裁縫や読書は出来ない。
出来るのは紋術の練習くらい。
自分の手の中にある木瓜紋の刺繍された布に目を落とした。
ちっとも光ってない。
僅かに期待してたんだけど、ご先祖に木瓜紋の人いなかったっぽい。
それに比べてお萬は……
ごろん、と横になって布を眺めながら初日の事を思い出す。
「斯う様に、童なる時より紋を光らすこと始め候ふ。易く光らす者、非なる者、様々にはべる。直なる者は光らす事易く候ふなり」
そう言って実演する彼女の手の中の紋は、青白く綺麗に光っていた。
私は数日間、何度頑張ってみてもやっぱりダメだった。
そもそも木瓜の一族でもないんだし。
たぶん、桐紋か藤紋だったら光ったんだと思う。
桐紋はあの夜、光ってたし。
やっぱり自分で光らせる事が出来ないと習得は難しいよね……。
布を持った手をぱたり、と落とす。
藤の使者、どうなったんだろう。
何でもいいから早く帰ってくれないかな……。
ふうっ、と溜息を吐いた時。
それまで閉じられていた襖が開けられた。
***
眩しさに手を目に翳す。
お萬が侍女の人を後ろに従え、喜色を浮かべて座っているのが見えた。
「いかにいかに姫御前、斯様に臥し給ひて。それよりしたりしたりに候ふぞ! 大殿と殿が謀り事にて藤の者を言ひ破り候ふなり! 安堵し給へ!」
私は一先ず起き上る。
興奮してるのかお萬は早口過ぎて分からない。
けれどいい結果を出せた事だけは理解できた。
「お萬、お萬、早い。分かりませぬ」
窘めると、「あなこれは無礼を」とはにかむ。
いつものゆっくりした話し方に戻してくれた。
「物の始めは心を惑はし候ふ。姫御前を見申したる寿藤惟成の参りたれば。御名も存じたりけり。なれども、かの者の姫御前が顔の生覚え申したる事顕れたりきに候ふ」
お萬は得意げに延々と語りだした。
……。
私が理解出来た限りでは。
まず、寿藤惟成は使者の通告通りに和睦の条件として藤の姫を返せと迫ったらしい。
どうやって知ったのか、『朽木綾子』という名前も出した。
ご丁寧に朽木家は藤の分家としゃあしゃあと言って。
対する巣守親子がどうしたかと言うと。
私と背格好の似た何人かの女性を寿藤惟成の前にずらりと並べたそうだ。
そして、『この中に綾子姫が居るが、それは誰か』とやる。
本当に藤の姫なら顔見知りなんだろうし分かる筈だろうと。
勿論私自身、寿藤惟成に会ったのはあの山道で一度きりだし、オカメでもなかった。
しかも10日以上前の事である。
私でさえ寿藤惟成の面は碌に覚えていない。
似たような麻呂を目の前に並べられて、この中から探せと言われても分からないだろうな……。
「更に姫御前の此の間作り給ひし『竜田揚げ』を様々なる珍しき料理と共に饗したりき。然て、『この中に姫の作り給ひし料理の一つ候ふ。まこと藤が姫なれば御前方の知り給うべき事。その料理は何れに候ふや』とぞ殿の問ひ給ひけり。論無う奴ばらは選ぶ事えせずに候ひけり。その時の無念がる顔の、ほ、ほ、ほ」
言い終わるなり、お萬はコロコロと笑った。
竜田揚げをそんな風に使ったんだ、と感心する。
確かに顔も分からず料理も当てられなければ、『藤の姫を誘拐した』という言い分は通らない。
完全に藤の言いがかりだとする事が出来る。
となると、和睦はどうなったんだろう?
お萬に聞く。
「成り候ひけり。今更和睦消したれば藤が名は穢さるるゆえ」
良かった、一応無事に結ばれたようだ。
【後書き】
「斯う様に、童なる時より紋を光らすこと始め候ふ。易く光らす者、非なる者、様々にはべる。直なる者は光らす事易く候ふなり」
→「このように、子供の頃から紋を光らせることをはじまります。すぐに光らせる者、なかなか上手くいかない者、さまざまにおります。素直な者は光らせやすいそうです」
「いかにいかに姫御前、斯様に臥し給ひて。それよりしたりしたりに候ふぞ! 大殿と殿が謀り事にて藤の者を言ひ破り候ふなり! 安堵し給へ!」
→「まあまあ姫様、このように寝転がられて。それよりもやったやりましたぞ! 大殿と殿の策略にて藤の者をやりこめたのです! ご安心くださいませ!」
「あなこれは無礼を」
→「まあこれは失礼を」
「物の始めは心を惑はし候ふ。姫御前を見申したる寿藤惟成の参りたれば。御名も存じたりけり。なれども、かの者の姫御前が顔の生覚え申したる事顕れたりきに候ふ」
→「最初は心配しておりました。姫様を見申し上げた寿藤惟成が来ましたので。(姫様の)御名前も知っておりました。しかし、彼の者が姫様の顔をはっきりとは覚えておらぬことが露顕したので御座います」
「更に姫御前の此の間作り給ひし『竜田揚げ』を様々なる珍しき料理と共に饗したりき。然て、『この中に姫の作り給ひし料理の一つ候ふ。まこと藤が姫なれば御前方の知り給うべき事。その料理は何れに候ふや』とぞ殿の問ひ給ひけり。論無う奴ばらは選ぶ事えせずに候ひけり。その時の無念がる顔の、ほ、ほ、ほ」
→「更に姫様が先日お作りになった『竜田揚げ』を様々な珍味と共に藤に振る舞いました。そして、『この中に姫の作られし料理が一つある。本当に藤の姫ならば貴方方は当然ご存じのはずの事。その料理はどれか』と殿がお尋ねになりました。勿論奴らは選べませなんだ。その時の悔しそうな顔は、ほ、ほ、ほ」
「成り候ひけり。今更和睦消したれば藤が名は穢さるるゆえ」
→「結ばれましたよ。今になって和睦を撤回すれば藤の名に傷が付きますから」
紋術を学び始めて早四日、締め切った部屋の中。
この部屋は外と面していない。
襖を締め切ると、昼であろうと本当に暗い。
実は今日、藤の使者が来ている。
だからここで一日中過ごさなきゃいけない。
ちなみに現在巣守親子とお萬は藤の使者を応対している真っ最中である。
こんな暗さなのでお裁縫や読書は出来ない。
出来るのは紋術の練習くらい。
自分の手の中にある木瓜紋の刺繍された布に目を落とした。
ちっとも光ってない。
僅かに期待してたんだけど、ご先祖に木瓜紋の人いなかったっぽい。
それに比べてお萬は……
ごろん、と横になって布を眺めながら初日の事を思い出す。
「斯う様に、童なる時より紋を光らすこと始め候ふ。易く光らす者、非なる者、様々にはべる。直なる者は光らす事易く候ふなり」
そう言って実演する彼女の手の中の紋は、青白く綺麗に光っていた。
私は数日間、何度頑張ってみてもやっぱりダメだった。
そもそも木瓜の一族でもないんだし。
たぶん、桐紋か藤紋だったら光ったんだと思う。
桐紋はあの夜、光ってたし。
やっぱり自分で光らせる事が出来ないと習得は難しいよね……。
布を持った手をぱたり、と落とす。
藤の使者、どうなったんだろう。
何でもいいから早く帰ってくれないかな……。
ふうっ、と溜息を吐いた時。
それまで閉じられていた襖が開けられた。
***
眩しさに手を目に翳す。
お萬が侍女の人を後ろに従え、喜色を浮かべて座っているのが見えた。
「いかにいかに姫御前、斯様に臥し給ひて。それよりしたりしたりに候ふぞ! 大殿と殿が謀り事にて藤の者を言ひ破り候ふなり! 安堵し給へ!」
私は一先ず起き上る。
興奮してるのかお萬は早口過ぎて分からない。
けれどいい結果を出せた事だけは理解できた。
「お萬、お萬、早い。分かりませぬ」
窘めると、「あなこれは無礼を」とはにかむ。
いつものゆっくりした話し方に戻してくれた。
「物の始めは心を惑はし候ふ。姫御前を見申したる寿藤惟成の参りたれば。御名も存じたりけり。なれども、かの者の姫御前が顔の生覚え申したる事顕れたりきに候ふ」
お萬は得意げに延々と語りだした。
……。
私が理解出来た限りでは。
まず、寿藤惟成は使者の通告通りに和睦の条件として藤の姫を返せと迫ったらしい。
どうやって知ったのか、『朽木綾子』という名前も出した。
ご丁寧に朽木家は藤の分家としゃあしゃあと言って。
対する巣守親子がどうしたかと言うと。
私と背格好の似た何人かの女性を寿藤惟成の前にずらりと並べたそうだ。
そして、『この中に綾子姫が居るが、それは誰か』とやる。
本当に藤の姫なら顔見知りなんだろうし分かる筈だろうと。
勿論私自身、寿藤惟成に会ったのはあの山道で一度きりだし、オカメでもなかった。
しかも10日以上前の事である。
私でさえ寿藤惟成の面は碌に覚えていない。
似たような麻呂を目の前に並べられて、この中から探せと言われても分からないだろうな……。
「更に姫御前の此の間作り給ひし『竜田揚げ』を様々なる珍しき料理と共に饗したりき。然て、『この中に姫の作り給ひし料理の一つ候ふ。まこと藤が姫なれば御前方の知り給うべき事。その料理は何れに候ふや』とぞ殿の問ひ給ひけり。論無う奴ばらは選ぶ事えせずに候ひけり。その時の無念がる顔の、ほ、ほ、ほ」
言い終わるなり、お萬はコロコロと笑った。
竜田揚げをそんな風に使ったんだ、と感心する。
確かに顔も分からず料理も当てられなければ、『藤の姫を誘拐した』という言い分は通らない。
完全に藤の言いがかりだとする事が出来る。
となると、和睦はどうなったんだろう?
お萬に聞く。
「成り候ひけり。今更和睦消したれば藤が名は穢さるるゆえ」
良かった、一応無事に結ばれたようだ。
【後書き】
「斯う様に、童なる時より紋を光らすこと始め候ふ。易く光らす者、非なる者、様々にはべる。直なる者は光らす事易く候ふなり」
→「このように、子供の頃から紋を光らせることをはじまります。すぐに光らせる者、なかなか上手くいかない者、さまざまにおります。素直な者は光らせやすいそうです」
「いかにいかに姫御前、斯様に臥し給ひて。それよりしたりしたりに候ふぞ! 大殿と殿が謀り事にて藤の者を言ひ破り候ふなり! 安堵し給へ!」
→「まあまあ姫様、このように寝転がられて。それよりもやったやりましたぞ! 大殿と殿の策略にて藤の者をやりこめたのです! ご安心くださいませ!」
「あなこれは無礼を」
→「まあこれは失礼を」
「物の始めは心を惑はし候ふ。姫御前を見申したる寿藤惟成の参りたれば。御名も存じたりけり。なれども、かの者の姫御前が顔の生覚え申したる事顕れたりきに候ふ」
→「最初は心配しておりました。姫様を見申し上げた寿藤惟成が来ましたので。(姫様の)御名前も知っておりました。しかし、彼の者が姫様の顔をはっきりとは覚えておらぬことが露顕したので御座います」
「更に姫御前の此の間作り給ひし『竜田揚げ』を様々なる珍しき料理と共に饗したりき。然て、『この中に姫の作り給ひし料理の一つ候ふ。まこと藤が姫なれば御前方の知り給うべき事。その料理は何れに候ふや』とぞ殿の問ひ給ひけり。論無う奴ばらは選ぶ事えせずに候ひけり。その時の無念がる顔の、ほ、ほ、ほ」
→「更に姫様が先日お作りになった『竜田揚げ』を様々な珍味と共に藤に振る舞いました。そして、『この中に姫の作られし料理が一つある。本当に藤の姫ならば貴方方は当然ご存じのはずの事。その料理はどれか』と殿がお尋ねになりました。勿論奴らは選べませなんだ。その時の悔しそうな顔は、ほ、ほ、ほ」
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