足掻手外伝・翠涙談(すいるいだん)〜かはそに朝政治劇たぶんシリアスビターエンド〜

テジリ

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妹探してよし行くぞ

秘蔵子・阿諛

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 正妻・双珠(そうじゅ)に招かれた門客は、計里氏とは浅からぬ縁があった。

「取舵いっぱーい⛵️❤まさに航海日和❤🤗」

「キャッキャッ🍼🤪🎶」

「マア😉✨️この子ったら、将来大物間違いなし!!」

 門客は、トライ仲間である航海技術者(宝児父)が、
 船頭を務める交易船に揺られーー、
 夷狄国家の計里氏領へと、上陸した。
 色々不満大爆発💣️💥して、
 現在は両親😤😉どちらとも音信不通だが……
 他でもない計里氏こそが、門客の原点だ。

 門客がいちばん長く育った渡来人集落も、計里氏領に所在する。

 計里氏は気風が良く、気前もいい。
 他の有象無象の依頼など、後回しにする価値は、間違いなくあった。

 ☯

 それに門客は最近、歳下の友を得た。
 その阿諛は、まだまだ、あかんたれ。
 管鮑の交わりもかくや、と言った所だろうか?

「たまには、先行投資も悪くない😎💖」

 阿諛は、都で門客に言った。

「力をつけて機会を伺ってる奴等や、
 宗女周りの無視出来ない氏族を。
 いくつか落とそう😆。
 才を請われてあちこち渡り歩く門客😎なら、
 其れが、どこのどいつか分かるでしょ?」

ーーそうして俺と、本物の政(まつりごと)をしよう。

 阿諛は、ド田舎弱小領・小寿林氏の、分家若頭🐦‍⬛の、元妾😆💣️。
 そのさらに山奥出の若輩者にしては、なかなか面白い。
 その名の通り、言う事だけは。

 だがそれも、見合う器があること前提だ。
 でなければ、それこそ単なる、
 阿り諛い(おもねりへつらい)の、お追従に過ぎない。

 門客は思わず、不敵な笑みを溢す。

「せいぜい楽しませてくれないと。
 都で世話になった看病代に、こうして旧知の、 
 計里氏の館まで連れて来てやったのだから」

 ☯

 さっそく宴。領主・計里氏は、
 ご馳走に、ニッコニコ😋♪

「門客、よくぞ参られた。また良い知恵を貸してくれ」

 門客は、余裕かくしゃく。

「ええ、ええ。無論です。その節は、大層心を痛めておりました……
 せめて領主の極近しい方々だけでも、
 直接の災難には見舞われず、ようございました。
 これはもう、領主の日頃の行いの賜物でありましょうや」

 これはーー先だって海沿いの計里氏領が被った、
 地震と濤に触れての事。
 領主・計里氏は、鷹揚にうなずく。

「おう。分かっておるではないか!!
 小寿林氏領の干魃は、しつり🐦️、とかいうーー
 脆弱な半端者を、領主に据えたせいだろうと。

 まあ~、所詮他人事だったのだが。
 つい最近。海沿いの我が領地でも、地鳴りと大波まで被ってしまってな。
 各漁村の回復にも手こずっておる。あれでは何年かかるのやら。
 これ程までに天変地異が起こるのは……、 
 
 ここだけの話、都の宗女・天媛が、
 主君として、相応しくないからではないか」

 計里氏は扇で口元を覆い、にたあ😋🪭
 門客は、大袈裟に反応。

「これはこれは……
 私如きには及びもつかない慧眼にございます😎✨️。お見逸れいたしました。
 
 は、そういえば💡。

 背後に控えている私の秘蔵子ですが、
 都の往来で、宗女😈💕を名乗る痴れ者に出くわしたらしく。

 今の今まで、笑って気にも留めておりませなんだが。
 ーーよもや、まことやも知れませぬ」

 コレは、門客のお膳立て。
 やはり助平根性の計里氏😋は、話に食い付いた。
 門客の傍らに座る、秘蔵子の阿諛に目を向ける。

「ほほ~う、おぬし、宗女を見たのか。
 顔は😈? 肉付きは🍖?
 ああそもそも…お忍び姿🥷とは、
 一体どんな身なりだ?」
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