攻略. 解析. 分離. 制作. が出来る鑑定って何ですか?

mabu

文字の大きさ
77 / 84

13

しおりを挟む


    アイザック視点




私はアイザック・カイザー。

この国の王族

第二王子であり

学院を卒業して公爵家の当主でもある。

普通第二王子と言えば王太子の替えの存在であり王位継承者2位の存在であるのだが、

私と兄は歳が少し離れていて
兄には既に跡継ぎになる男児が2人と女児1人の子供がいる為

現在の継承者順位は4位になる。

更には陛下である父親にも歳の離れた弟がおり

兄の王太子とは10も離れていない。

そして現在
陛下である父上や王太子の兄の補佐をする優秀な存在でもある。

学院に入学した時から自分は継承者を辞退する事は皆に伝えていたので
卒業と同時に公爵の当主の座に就く事になった。

継承を辞退しても王族である事はかわりなく

公務としての仕事もごく偶にではあるが熟し日頃は商会を立ち上げて経営者として責務を果たしている。

公爵家といっても王家の一部の領地を任されているだけなので

領地経営の方はほぼ無いに等しいからだ。

学院入学した頃までは貴族令嬢達からのアピールが煩わしかったが

王位継承を辞退すると発表したら掌を返す様に離れていった。

あの時は余りにも令嬢や纏わりつく人間が多くて心身共に疲れていた。

自分自身では無く王族の地位や見た目だけで近づく人間を選別する為にも
公爵当主になる事は伏せて
卒業後は国外へ遊学すると発表していたので

勝手に王族から切り捨てられたと解釈してかなり静かになって安心したのを覚えている。

その覚えている記憶と共に忘れられないのが1人の令嬢だ。

彼女を初めて見た時は余りにも令嬢らしからぬ美しさに思わず手にもっていたランチの袋を落としてしまった位だ。

私が立ち止まり袋を落とした事で
彼女がコチラを振り向いたが

時の止まった私は言葉を交わす事無く彼女を見送る事しか出来なかった。

その後も彼女とは言葉を交わす機会を得る事が無いまま

彼女は卒業を前倒し

私の前から姿を消した。

卒業する年には
正式に公爵家の当主になる事が発表されて

離れていた煩わしい人種が群がったり

煩わしい視線をコチラに向けてくる人間や好奇心の目を向けてくる者が多い中

彼女は卒業するまで変わらずに自分にも周りにも無関心だった。

彼女がいなくなり
彼女を探そうと密かに調べた時にその理由が分かった時は自分自身に腹が立ったし

今も自分自身を情けなく思っている。


そんな時に奇跡が起こった!



しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

婚約破棄され森に捨てられました。探さないで下さい。

拓海のり
ファンタジー
属性魔法が使えず、役に立たない『自然魔法』だとバカにされていたステラは、婚約者の王太子から婚約破棄された。そして身に覚えのない罪で断罪され、修道院に行く途中で襲われる。他サイトにも投稿しています。

【完結】婚約破棄はいいですよ?ただ…貴方達に言いたいことがある方々がおられるみたいなので、それをしっかり聞いて下さいね?

水江 蓮
ファンタジー
「ここまでの悪事を働いたアリア・ウィンター公爵令嬢との婚約を破棄し、国外追放とする!!」 ここは裁判所。 今日は沢山の傍聴人が来てくださってます。 さて、罪状について私は全く関係しておりませんが折角なのでしっかり話し合いしましょう? 私はここに裁かれる為に来た訳ではないのです。 本当に裁かれるべき人達? 試してお待ちください…。

【完結】断罪された悪役令嬢は、本気で生きることにした

きゅちゃん
ファンタジー
帝国随一の名門、ロゼンクロイツ家の令嬢ベルティア・フォン・ロゼンクロイツは、突如として公の場で婚約者であるクレイン王太子から一方的に婚約破棄を宣告される。その理由は、彼女が平民出身の少女エリーゼをいじめていたという濡れ衣。真実はエリーゼこそが王太子の心を奪うために画策した罠だったにも関わらず、ベルティアは悪役令嬢として断罪され、社交界からの追放と学院退学の処分を受ける。 全てを失ったベルティアだが、彼女は諦めない。これまで家の期待に応えるため「完璧な令嬢」として生きてきた彼女だが、今度は自分自身のために生きると決意する。軍事貴族の嫡男ヴァルター・フォン・クリムゾンをはじめとする協力者たちと共に、彼女は自らの名誉回復と真実の解明に挑む。 その過程で、ベルティアは王太子の裏の顔や、エリーゼの正体、そして帝国に忍び寄る陰謀に気づいていく。かつては社交界のスキルだけを磨いてきた彼女だが、今度は魔法や剣術など実戦的な力も身につけながら、自らの道を切り開いていく。 失われた名誉、隠された真実、そして予期せぬ恋。断罪された「悪役令嬢」が、自分の物語を自らの手で紡いでいく、爽快復讐ファンタジー。

無能令嬢、『雑役係』として辺境送りされたけど、世界樹の加護を受けて規格外に成長する

タマ マコト
ファンタジー
名門エルフォルト家の長女クレアは、生まれつきの“虚弱体質”と誤解され、家族から無能扱いされ続けてきた。 社交界デビュー目前、突然「役立たず」と決めつけられ、王都で雑役係として働く名目で辺境へ追放される。 孤独と諦めを抱えたまま向かった辺境の村フィルナで、クレアは自分の体調がなぜか安定し、壊れた道具や荒れた土地が彼女の手に触れるだけで少しずつ息を吹き返す“奇妙な変化”に気づく。 そしてある夜、瘴気に満ちた森の奥から呼び寄せられるように、一人で足を踏み入れた彼女は、朽ちた“世界樹の分枝”と出会い、自分が世界樹の血を引く“末裔”であることを知る——。 追放されたはずの少女が、世界を動かす存在へ覚醒する始まりの物語。

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します

怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。 本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。 彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。 世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。 喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。

妹が聖女の再来と呼ばれているようです

田尾風香
ファンタジー
ダンジョンのある辺境の地で回復術士として働いていたけど、父に呼び戻されてモンテリーノ学校に入学した。そこには、私の婚約者であるファルター殿下と、腹違いの妹であるピーアがいたんだけど。 「マレン・メクレンブルク! 貴様とは婚約破棄する!」  どうやらファルター殿下は、"低能"と呼ばれている私じゃなく、"聖女の再来"とまで呼ばれるくらいに成績の良い妹と婚約したいらしい。 それは別に構わない。国王陛下の裁定で無事に婚約破棄が成った直後、私に婚約を申し込んできたのは、辺境の地で一緒だったハインリヒ様だった。 戸惑う日々を送る私を余所に、事件が起こる。――学校に、ダンジョンが出現したのだった。 更新は不定期です。

二度目の人生は離脱を目指します

橋本彩里(Ayari)
恋愛
エレナは一度死に戻り、二度目の人生を生きることになった。 一度目は親友のマリアンヌにあらゆるものを奪われ、はめられた人生。 今回は関わらずにいこうと、マリアンヌとの初めての顔合わせで倒れたのを機に病弱と偽り王都から身を遠ざけることにする。 人生二度目だから自身が快適に過ごすために、マリアンヌと距離を取りながらあちこちに顔を出していたら、なぜかマリアンヌの取り巻き男性、死に戻り前は髪色で呼んでいた五人、特に黒いのがしつこっ、……男たちが懐いてきて。 一度目の人生は何が起っていたのか。 今度こそ平穏にいきたいエレナだがいつの間にか渦中に巻き込まれ――。

平民に転落した元令嬢、拾ってくれた騎士がまさかの王族でした

タマ マコト
ファンタジー
没落した公爵令嬢アメリアは、婚約者の裏切りによって家も名も失い、雨の夜に倒れたところを一人の騎士カイルに救われる。 身分を隠し「ミリア」と名乗る彼女は、静かな村で小さな幸せを見つけ、少しずつ心を取り戻していく。 だが、優しくも謎めいたカイルには、王族にしか持ちえない気品と秘密があり―― それが、二人の運命を大きく動かす始まりとなるのであった。

処理中です...