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しおりを挟む「おめでとう!」
「おめでとう!」
「お幸せに!」
「羨ましいぞ!俺も結婚したい!マリー嬢!オクトが嫌になったら待ってるぞ!」
今日はオクト様と私の結婚式です。
先月無事に卒業した私達は
今日、晴れて夫婦となりました!
式には、沢山の方達をお呼びして…
とはならずに
身内だけでの小さな挙式です。
お披露目も親しい親戚やお友達だけでのお披露目にしておりますのは
私の希望ですの。
オクト様が次男だから許される事なのですが
元実家の事もありますし
養女となった私には式にもお披露目にもお呼び出来る様な方はおりませんでしょ?
そういう事に目敏い貴族に
ネタを提供するのも嫌ですし
そんな貴族に対して優しい公爵家の家族は絶対に動いてくれますの。
ソレ分かっているから
皆の貴重な時間を取られるのが嫌で
始めから呼ばない選択をしたのです。
家族も私の気持ちを分かってくれて
少数の挙式とお披露目になりました。
なので
「羨ましいぞ~!」
等という本音炸裂の後の冷やかしや雄叫びも間近に聞こえるのてす。
流石にオクト様は
「あのバカ…」
と言いながら親友様の顔を手で掴んでおりましたが…
お披露目は流石に公爵家の関係だけでもそれなりの規模になりまして
挨拶は各々いずれに…
と本当にお披露目だけで済みましたわ。
今は全て終わって2人のログハウスで寝る準備が終わった所です。
明日からの食材や調理済の料理も全て整った状態で
お風呂上がりに用意したワインに手を伸ばしておりますわ。
私、色恋事やソチラの方面は全く分かりませんので
凄く緊張しております。
お義母様は
「女性は殿方に任せておけば良いのよ?」
とおっしゃいますし、
お姉様も
「多分オクトなら大丈夫よ!」
なんておっしゃいましたが本当に私は何もしないで良いのでしょうか?
「緊張してる?」
オクト様が隣に座ってワインを取ろうとする私の手を取りました。
「は、はい…男性と触れ合う事自体がオクトが始めてでしたし、
物語では詳しく語っていなかったので何となくしか分からなくて…」
顔を真っ赤にした私を優しく抱きしめ耳元で
囁くオクト様
「ふふ、可愛い俺のマリー。
この日が来るのが待ち遠しかったよ」
そう言い軽めの口付け。
何度も口付け息が苦しくなりだした時に息を吸いこもうとしたら
舌が侵入してきましたわ…
その後の事は物語では語れない事だと身を持って分かりましたの。
後々に検証としてオクト様のステータスを見させて頂きましたら
攻略情報が更新されておりましたの!
みましたら
オクト様の攻略第一として
偏頭痛持ちの持病を理解して声をかけるとありましたの。
攻略は全てNOにしておりましたのに
攻略条件を全てクリアしておりましたのには皆で驚きましたわ。
「君が声をかえたり好意をいだいたら誰でも攻略出来たかもしれないね?
声をかけてもらえたならば偏頭痛に耐えてた甲斐があるってもんだ」
と、
笑っていましたわ。
で、
「他の男性の体調を気にかけて声をかけるのは絶対しないでね?
気になったら俺達の誰かに言う事!
絶対だよ?」
というお約束をさせられましたので
なるべく家族以外の人の鑑定はしない様にして過ごしました。
その後の私達家族の物語は
私達家族だけの物語ですわ……
End
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