異世界に転生~縁が導く~

フォウリュウ

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第二章

中学年の生活2

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<中学年の生活2>

 俺は先生から言われた通りに全部の術の授業を受けて回るが、やはり、あっちこっち行きで結局は中途半端になってしまった感は否めなかったが、主で覚えるは厳選することにすると、やはり、気になるのか沙羅が昼食時に聞いてくる。亮も気になったようなので合わせてくる。
「ねえ、利久君は結局何の術を主に習うことにしたの?」「そうそう」
俺はコロッケを口に入れたとこだったので、全部食べ終わらせてから答える。
「ああ、術ね、一応、三つに絞ったよ。風と光と無にするようにしたよ。風と光はエレナ母さんに、無はゆうな母さんに教えてもらえるからね。でも、他の術も少しは覚えるつもりだよ。」
「そうなんだ、やったー、じゃあ、風と光は一緒に習えるね。」と沙羅が答えると、亮は「無の術の時は一緒だ良かった」と言っている。逆に俺から二人に聞いてみる。
「術は一応そういう事にしたけど、武器関係のはどうするのか決めたのか?」
すると沙羅からは、弓だけに絞る予定だと返ってくる、亮は僕は元々短剣だけだったからと答えが返ってくる。そして、どのみちゆうなおばさんとニーナ母さんに習うからと返ってくる。俺も二人と似た考えだが、俺は槍と剣の両方習うつもりだと答える、特に、刀は剣に比べると普及していないというのもあるからだと二人に説明すると、納得をしてくれる。そんな会話をしながら昼食を食べ終わり、それからも話をして午後の授業を受けて一日が終わる。そうした日が何日か続いていく。

 今日もいつものように登校し授業を受けるために準備して、西見先生を待つ。十分もすると先生が入ってくるが、今日は一人ではなくもう一人先生が一緒に教室に入ってくると、開口一番、
「おはよう、今日も頑張っていきましょう。」と元気よく先生が挨拶をしてくる。
「「「「おはようございます」」」」と俺達も元気よく返事をする。そして、欠席者がいないのを確認すると、
「さて、今日は術の授業の一環として、外で授業を行います。そこで、前に言ったように先生は術は水と土です。ので、他の術も見せたいので、今日は特別に火と風と闇を使える先生の協力をお願いしています。では、先生自己紹介をお願いします。」そう言うと、一緒に入って来た先生が自己紹介を始める。
「みなさん、おはようー、今日は特別に教えに来ました、火籐律子かとうりつこです。ビシビシとは言わないけど、妥協はしませんからね。しっかりと、覚えてね。」
そう言うと、皆なに向け投げキッスをする。その様子に西見先生もまたかと言った感じだったが、気を取り直して、外に出るようにと俺達を促したので、言われた通りに運動場に出て整列をする。
「整列しましたね。それでは、皆さん両腕を広げてください。そして、前後左右にも広げて、一定の広さを保ってください。」俺達は両腕を前後左右に広げて一人一人の間隔を広げる。
「ちゃんとできましたね。それでは、今から術の授業に入ります。が、よく聞くように、今広がるのが術の特性に関係するかというと、ありません。」それを聞いてほかの生徒達からは「え~」とかの声が聞こえてくる。
「はい、静かに。たしかにエーと思うのは当然でしょう、それで、今から皆さんがしてもらうのは、うたを唱って貰います。と言うのも、術を発動する時に声を出しながら唱えていくことになりますが、声が小さいと自分のイメージしたものが形になりにくいからです。聞いたことがあるように術の発動はイメージが大事だと習ったと思います。それをより強くするために、普段より声を出す練習をしているといいので、行います。それに、一人でうたうより皆ながいた方が心強いでしょう。あとは、各自がそれぞれ勉強していくことになります。ちなみに、先生は歌を教えれませんので、火籐先生がみっちりと教えてくれます。それでは、火籐先生お願いしますね。」
「はーい、それじゃあ、先生が見本を見せますから、よーく覚えてね。」そう言うと、歌い始める。
「風は澄んだよ~私は元気、出そうよ今日も、いつもの力を出し合って、のばせ天まで両の腕、今日も楽しい冒険よ」何か元気が出そうな内容だった。
歌い終わると、俺達の方を見て、
「どう、今のが唱ってもらう内容なんだけど、私は元気の私を俺や僕に変えてもいいし、最後の冒険よも冒険だに変えてもいいです。ちなみに、この歌も勇者の方が歌ってたって話よ。」
「それじゃあ、歌ってみましょうか、何度か歌ってたら覚えるのは簡単だからね。せーの」
「「「「風は澄んだよ~・・・・」」」」と俺達は先生に言われたように歌を唱って、練習をする。なお、術の練習の前には各教室でも唱ってから始まるとのことでらしい。
暫く歌の練習を終わると、術の時に声を出すには理由があることを再度確認が先生たちが見本を見せてくれる、今回は六人でパーティーを組んだ時を想定しての術の使い方で、西見先生が土の術で土人形を一ヶ所に集めた形の場面を作っていた、どうやら、唱っている間に準備したようだった。
「さて、あそこに先生が敵を一カ所に集めた形を想定した状態にしています。わかりますね?」俺達はそちらを見て頷くと話を進める。
「戦いがいつもあの状態にできるのなら、言う事ありませんが、敵も動いてますし、我々も敵を倒すのに動きながら一番敵を倒せる状況を作り上げていきますが、もし、味方がいるのに術を発動した場合、運が悪ければ死んでしまうというリスクが発生します。ですので、術を発動しますよと言う意味も込めて、詠唱をします。それと、相手も同じことをしてくる可能性がありますので、そこは忘れないようにして下さい。」
「「「「はい」」」」元気よく返事を返し、大丈夫だと思ったのか、西見先生が火籐先生に術を撃ってもらうように促す、火籐先生はどこからか杖を出し、術を唱える。
「火よ、我がもとに集いて眼前の敵を粉砕し燃やせ!火球ファイアボール
と唱えると、直径二〇センチの火の球が飛んでいき、爆発し土人形がバラバラになり、炎が周りに飛び散っている。かなりの威力だったようで、西見先生が火籐先生をキッとした顔でみる。
「あら~、いっけなーい、ちょっと強すぎちゃったみたい、えへへっ」と言って笑ってごまかしている。
その回答に、西見先生は諦めたのか、俺達の方に向き直り
「さて、火籐先生が言った言葉が具現化して火の玉となり飛んで行きました。なぜ、あのようになったのかと言うと、言葉の中に粉砕し燃やせといった言葉をイメージして放ったから爆発したという訳です。燃やすだけならば粉砕し燃やせではなくただ燃やせだけの言葉でいいんですけどね。」と言った後、思い出したのか、西見先生も術を発動させる。
「水よ、我が命に従いて眼前の炎を覆い消しされ、水幕ウォーターベール
すると、水の膜が出来上がり燃えている火にかぶさり消えていく。
「と、まあ、水は火に強いのでこのような感じで消してみました。これも、術の授業で習っていきます。とりあえず、術についての授業はこれで終わります。お昼になりますから、きちんと手洗いうがいしてからお昼休みを取って下さい。なお、今日も自分で組んだスケジュールにそって活動して下さい。解散」先生の解散の言葉が出たので、俺達は教室に戻り、お昼休みをとり、ゆっくりするのだった。
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